みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
42.《ネタバレ》 恋愛要素が強い抒情性がある西部劇でテーマ曲が有名ですね。 ドクとクレメンタイン役の俳優は、この映画以外ではあまり知られていないのかな。 タイトルの決闘シーンが意外とあっさりしており、クラントン一味が弱すぎるのが難点でしょうか? 「シェーン」を思わせるラストシーンは心に残るが、今見たら少し物足りない内容でした。 【とれびやん】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2024-01-12 12:38:38) 41.《ネタバレ》 なぜ荒野の決闘って邦題にしたのか?いとしのクレメンタインの方が内容に合ってるのに。 銀の首飾りの伏線、危なっかしい床屋の椅子、街の平和を脅かす酔っ払いインディアン、保安官になって名前を聞かれてからの「アープ…ワイアット・アープ」007=ボンドの名乗り並みに痺れる。 盗まれた一万頭の牛探しは、彼らの財産でもあり弟の仇だ。容疑者はクラントン一家だと目星は付いてて、証拠らしきものも掴んでいる。酒場では歌にされて馬鹿にされるのに、牛は追わない探さない。緊張感が解ける。 ドク登場→劇団の公演中止の理由→クレメンタイン登場…牛泥棒との決闘は隅っこに追いやられる。 『私です…理髪師が…』の天丼と、二人を見送る誇らしげな理髪師。BTTF3にオマージュされたと思われるダンス。クレメンタインを誘うまでのマゴマゴした感じが微笑ましくて良い。 首飾りからドクの疑い→チワワの手術はドクが自分を取り戻す見せ場だ。無事成功して安堵の乾杯。良い流れなのにアッサリ助からないチワワ。 有名なOK牧場の決闘。西部劇や開拓史は勉強不足で、何故OK牧場の決闘が有名なのか、映画を見てもwikiを見ても解らなかった。そんなに、何度も映画化したくなるような、ドラマチックな決闘でも無いような?? アープ家は兄弟を、クラントンは息子たちを、ドクはチワワを、クレメンタインはドクを…復讐が終わり、みんなが大切な人を失って、町を去るアープ達。…あれ?牛は?? 「雪よ〜岩よ〜」みんなが知ってる雪山賛歌、なぜ和訳の際に山の歌にしたのかな?…って思って後から調べたら、この歌、この映画に出てくるクレメンタインの歌じゃ無いんだな。 映画の原題は『My Darling Clementine』=『いとしのクレメンタイン』 歌のタイトルは『Oh, My Darling Clementine』=『あぁ、いとしのクレメンタイン』とでもなるだろうか。 この僅かな違い『Oh,』に表される悲劇の部分を、この映画ではチワワが被ったような、そんな印象を受けた。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-13 11:10:20) 40.馴染みのあるワイアット・アープとドグ・ホリデイのエピソードだったが、他の映画で観たときのほうがおもしろかった。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-05-03 18:14:34) 39.静かな西部劇だ。邦題は「いとしのクレメンタイン」とした方が主人公の心情を表しており、作品の内容に相応しい。主題曲はアープの心境にピッタリ。 フォード西部劇にしては珍しく先住民敵視でないと思ったら、酒場で泥酔した先住民をアープが取り押さえるシーンが。そこまではいいのだが、ダメ押しで足蹴にしたな。白鳳並みだ。 モニュメント・バレーはアメリカ開拓史を語るには絶好の舞台で、いい画ではあるが、ラストシーンを含め絵ハガキのような画面作りは「征服者のアングル」と思えてならない。広大な土地を白人が先住民から奪ったんだなと皮肉な感想を持ってしまう。ストーリ-としては、バージルが殺されてから復讐に向かう展開があっさりして物足りない。 アープ役H・フォンダは細かな仕草(ロッキング・チェアでの寛ぎ、スイカズラの香、ダンス等)がなかなか良く、純情で片思いを秘めた静かな男を好演。対するD・ホリデイ役V・マチュアは偉丈夫で、結核に苦しむ医師の姿は似合わない。また、ひげ面とはいえ目が優しい善人顔W・ブレナンの悪役も合わない。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-15 23:00:07) 38.《ネタバレ》 ○上映時間の割に長く感じた。無駄な要素も多く、何となく話が終わってしまった印象。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-11 20:56:28) 37.とにかく描写が継ぎ接ぎ的で、一貫性がなくて、登場人物に主体性がなくて・・・どこまでいっても緊張感が少しも出てきませんでした。100分弱とは思えないほど長く感じました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-04-20 02:33:38) 36.《ネタバレ》 ワイアット・アープとドク・ホリデイ。クレメンタインとチワワ。 復讐劇をストーリーの軸としながらも、男と男。女と女。男と女。その生きザマ、友情、ロマンス・・・。 西部の人間模様をそれぞれの感情を豊かに描き出した傑作だと思います。 本作を知らない人でも耳にしたことがあるであろう、 ”Oh,My Darling, Oh,My Darling,Oh,My Darling,Clementine♪” このメロディが流れるオープニングの古きよき雰囲気からたまりません。 弟が殺された後自らこの町の保安官になるワイアット・アープ。その後のホテルでのオールドマンとの再会。 互いの立場を自覚しながらもその感情を抑えた静かなる感情のぶつかり合い。 以降は時折銃声が轟きハッとさせられますが、特に休日の町の描写に代表されるように、復讐劇を一旦忘れそうになるような 西部の人間模様に何ともいえない味わい、この時代への郷愁のようなものを感じる作品に流れる雰囲気がたまらない。 男達だけでなく、東部から来た女クレメンタインと西部の地に生きる女チワワの人物描写も素晴らしい。 特にクレメンタインの可憐さ。 原題よりも邦題の方が圧倒的に西部劇らしいのですが、印象的な主題歌もあり、 やはり本作はリバイバル版でつけられた「いとしのクレメンタイン」が似合っているなと思うのです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-09 14:27:51) 35.ずっと山の歌だと思っていた曲が、西部開拓時代のバラードで、この映画の主題歌かつタイトルになっていたとは知りませんでした。西部劇定番のOK牧場決闘シーンの作品もいくつか見てきましたが、銃撃戦はそれなりにあるものの今作が一番のどかでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-05 23:26:38) 34.《ネタバレ》 西部開拓時代の保安官の恋愛と決闘を詩情豊かに描いた名作であるが、物足らない面もある。 末弟を殺され牛一万頭を略取された兄弟の復讐譚。長男ワイアットは町の保安官に収まり事件を調査…しないという不思議さ。牛一万頭が盗まれたのである。たとえ豪雨が降っても一万頭の蹄跡は消えない。馬に較べて牛の移動は遅く、追跡は容易だ。その上、牛には焼印があるので飼うのも売り捌くのも難しい。最後まで牛は発見されず、牛略取事件に関しては未解決で終る。牛に執着がなかったにせよ、弟殺しの犯人に近づくには牛を追うしかないのだが。 医者でならず者という変わり種ドクを登場させ、観客に犯人だと誤誘導させる。酒に溺れ、すぐに拳銃を抜く無法者の一面もあるが、シェイクスピアを暗唱し、駅馬車の用心棒をし、情婦チワワから慕われ、元恋人クレメンタインが追いかけて来る。このクレメンタインが主人公が横恋慕し、ドクが撃たれたチワワを手術をするという見せ場もあるのだから存在感は主人公以上である。ドクはクレメンタインを愛しているが、結核にかかり、彼女の為に離れたというのが真相だ。 犯人はチワワが末弟の首飾りを持っていたことから発覚する。ドクから貰ったと証言するが、クラントン一家のビリーから貰ったと証言し直す。そのチワワをクライトン一家のビリーが撃って馬脚を現す。この時チワワはビリーを部屋に引き入れており、このことでドクに対する愛情が一途ではないことになってしまっているのは残念である。OK牧場での対決はあっけない。 敵役のクライトンの親父が年を取り過ぎている上に、息子達は親父の言う事に従うだけの能無でしかない。しかもたった四人。怖さが無いのだ。息子達が倒れると、親父は手もなく銃を捨てて降伏。ワイアットが逮捕せずに逃がすのには驚いた。「お前は殺さない。百年も生きろ。地を這いずり廻れ」文化の違いを感じた。 全体として中間が弛緩している。事件が突発してワイアットが保安官になるまでの緊張感がその後持続しないのだ。シェイクスピア役者の挿話など不要。ドクに焦点を当てすぎているのだ。その分、アープ兄弟とクライトン一家の人物像を描くのに時間を割けば、より引き締まった作品になっただろう。それにしても、馬の疾走場面の美しさときたらまさに芸術だ。空も美しい、クレメンタインも美しい。古き良き西部劇である。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-01-30 21:38:02) 33.《ネタバレ》 今作は邦題のような荒々しさはあまり無い。 原題の「My Darling Clementine」の通り、詩情に溢れた愛と淡々とした復讐の物語。 伝説の保安官「ワイアット・アープ」兄弟とドク・ホリデイの復讐劇。 静かに草木を揺らす荒野、そして「殺られたら殺り返される」殺伐とした西部の世界。 降り注ぐ雨の描写が、この映画の静けさを物語る。 ワイアットが酒場で無法者を引っ捕まえる場面、 酒場で銃を抜いて場を制する場面、 ダダッ子ドクを連れ戻す疾走感、 クライトン一家の襲撃、 ラストの決闘とこれだけ見せ場があるにも関わらず徹底した静けさ。 「駅馬車」のようなドラマ面の人物像の掘り下げもあまりない気がする(前半のバージルとモーガンは空気)。 ただドク・ホリデイが馬車馬を走らせる頃から物語は「静」から「動」へと移り変わっていく。それまで退屈だったストーリーも、段々締まりを見せてくる。 平和な街にくすぶっていた「火薬」が「銃火」によって炸裂する瞬間。 仲間の仇を討つために、そして保安官として仕事を果たすためにアープたちは決闘の場へと向かう。 が、死が待っている決闘の場に堂々とした出で立ちで歩み寄る男たち! それぞれが失った者のために、正義のため、何より愛する者を守るため、男たちは引き金を引く。 長き静寂の後に訪れる死の瞬間まで・・・。 愛する人を奪われていく主人公たちと、アープたちの手によって平和を取り戻し歓喜する住民たちの対比が生々しい。 今回のマチュアは文字通り捨て身のギャグを披露してくれた。 敵の背後を取っておきながら咳で位置がバレて撃たれるって・・・しかし柵に手をかけ相手を睨みつけての一撃はカッコイイので結果オーライ。 「赤い河」や「リオ・ブラボー」で好々爺だったウォルター・ブレナンも、昔は悪漢老クライトンとして立ちはだかる。 それが輪廻転生してジョン何とかさん(ジョン・ウェイン)の強い味方に生まれ変わったと考えると・・・胸熱。 そして決闘のラストでハンマーを打ち降ろして三連射するワード・バンドのカッコ良さは異常。 20世紀フォックス発売の特別編DVDに収録された「非公開試写版」も必見。 個人的にはこっちの方が好きだったりするのだ。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-05 10:13:17) 32.《ネタバレ》 2周目鑑賞。やっぱ素晴らしいですね!邦題が「荒野の決闘」だけにガンマン要素がメインな気がしてしまいますが、実際は全く違う。原題「愛しのクレメンタイン」が示す通り、弟が殺される→証拠探し→決闘という流れの中で描かれる人間ドラマこそがこの作品の見どころなのです!特にアープ・ドク・チワワ・クレメンタインの関係とそれぞれの気持ちの表現が秀逸。「女のプライド」とやらに従ってあっさり引き下がろうとするクレメンタインと命を張ってでもドクへの愛を貫くチワワの対比、クレメンタインに惹かれてはいるが無理にドクから引き剥がそうとしないアープなど・・・ 個人的に一番好きなキャラはドク。ビクター・マチュアが良い味だしてるな~。重い病を患い、半ばヤケ気味に大量の酒を飲み、事あるごとに銃を抜こうとし、死にたいとさえ思うが死ねない。その理由こそドクが助け舟で詠んだ詩の通り、「死後の不安ゆえ」なんでしょうね。ドクも臆病だったと。そしてチワワの死により死後の不安はなくなった(チワワがいるから)と。アープがドクの私事に干渉したようにドクもアープの私事に干渉し、OK牧場の決闘のシーンにつながると。う~ん見事。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-14 23:32:32) 31.《ネタバレ》 保安官ワイアット・アープとアル中の病弱賭博師ドク・ホリデイがクラントン一家とOK牧場で決闘する、事実を基にした伝説の西部劇の一つ。モノクロながらも一枚の絵葉書のように美しいシーンが散りばめられていることで有名です。余計なエピソードが多くテンポが良くないですが、見事に仇敵を打ち負かす爽快感があります。酒場のじゃじゃ馬娘、チワワという名前からしてイイキャラですね。 【獅子-平常心】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-06-04 21:02:30) 30.弟が殺されるまでは良いと思いましたがそこからの展開が酷く冗長で無駄なシーンのオンパレードでした。犯人を捜している様子もないですし恋愛要素を入れる必要性を感じません。無駄な要素を省きストレートな復讐物にすればよかったんじゃないかと思います。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-19 23:20:19) 29. ストーリーは比較的シンプルだったが、登場人物達を丁寧に映しているなと感じた。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-25 00:30:35) 28.《ネタバレ》 この人は名前こそ、ワイアット・アープだが性格も何も別人で、そう思えば違和感なく見れる。それでもやはり、弟を殺された元保安官が、近くの街に長逗留することにした割には、自ら犯人を探しているような描写も無く、緊張感が無いこと夥しい。偶然見つかった証拠、チワワの銃撃犯として追跡され射殺される真犯人、その一味からの決戦要求によって起こる決闘、何か受け身な感じ。クレメンタインへの朧気な恋心を描くのに、強烈な復讐心や、悪の巣窟のような街の描写は邪魔だったのか?かっこいいラストシーンも、また戻ってくるって言っちゃったら、艶消し。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-03-15 01:11:27) 27.西部の無法者たちがその名を聞いただけで震え上がったという、 ワイアット・アープとドク・ホリディ。クラントン一家とのOK牧場の決闘は、 西部劇を観ない人でも話ぐらいは聞いたことがあるはず。 本作ではガンファイトはもちろんのこと、女性二人が絡んできてロマンス色がやや強く、 ちょっと変わった西部劇に仕上がっている。ストーリーは可もなく不可もなくといったところ。 西部劇独特の街並の風景や、のんびりとしたシーンは雰囲気が出ていていいのだが、 古いモノクロ映像のせいかやたら陰影が濃く、まるで劇画のようでちょっと観づらい。 意識的にそのような演出にしているのかもしれないが、内容やのどかなテーマ曲を考えると、 もう少し明るい映像のほうが良かったのではないかと思う。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-09-05 15:35:30) ★26.やたらと銃をぶっ放し殺し合う映画は、私は大変嫌いだ。この映画もある程度西部開拓時代の情緒を描いているとはいえ、西部決闘劇で終わったのは非常に残念である。またこの映画では、ワイアット・アープもドク・ホリデイも正義の味方として描かれているが、実在の人物とはかけ離れすぎである。 またたとえ実在から離れた理想の人物を作ったとしても、血なまぐさい解決方法はどうだろうか。 「愛しのクレメンタイン」の主題歌とリンダ・ダーネルの美しさだけが印象に残っただけの映画だったと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-29 09:55:43) 25.アープがクレメンタインを連れて教会建設地へ連れて行くとこ。日向と日陰のコントラストが美しいし、そのあとの踊りを誘いかけるとこや踊ってるとこも、もちろんすごくいい。アープにとって一番楽しかった思い出になるであろう、という、今から回想しているような、懐かしさやらかけがえのなさやらが満ちている。もともと映画って、そういうものだし。決闘そのものより、そこまでの人の動きの緊張のほうが見せ場なの。アープがバーテンに「おまえ、恋をしたことあるか?」って尋ねると、「ありませんよ、ワシはバーテンだもん」ってとこも好き。西部劇のバーテンは、実存より本質が先行しているのだった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-28 09:18:56) 24.味わいのあるヒューマンドラマ。男女4人の登場人物の人間性がうまく描かれている。悪役のウォルター・ブレナンの印象がやや薄い。必要以上に撃ちまくらない控え目な演出に好感がもてる半面、盛り上がりに欠け物足りなさを感じる。ワイアット・アープとクレメンタインのダンスと片足を柱にあててバランスをとる椅子の座り方が印象的。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-05 15:46:33) 23.静寂の中に争いあり、争いの後に静寂あり。 男の世界を控えめな演出で描いた西部劇。 男女の出会いと別れがまさにありがち。 終盤の争いも、予定調和が過ぎてかったるい。 ジョン・フォード苦手を決定づけた逸品。 終始退屈。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-05-16 18:53:47)
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