みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.内容がないのにひたすら長い。自分には合わなかったです。。。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-18 07:00:09) 9.ロードムービーであり、特に大きな出来事が起こるわけではなく、淡々と物語が進んでいくのである意味退屈だが、人生を考える切欠にはなる。 観ていて、宮本輝の『ここで地終わり海始まる』を映画化するとこんな感じになるのかなぁ? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-02-21 00:03:59) 8.これといった大きなことは起こらないけど 綺麗な風景とロードムービーはとても相性が良く とても心地のいい映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-29 23:32:24) 7.《ネタバレ》 息子の遺灰を撒きながら巡礼の旅を引き継ぐ老人、メタボ対策で痩せようとしている大食漢、禁煙しようとしてるヘビースモーカー女、スランプでネタを探しに来ている作家。たまたま出会った4人が800キロに及ぶ聖地巡礼の旅に同行するロードムービー。 巡礼の目的もそれぞれ。ヘビースモーカーの女は禁煙目的とは言っているが、DV夫との離婚という過去を背負っており、そのトラウマ解消が本心か。大食漢の男も単なるダイエットの他に何かわけがありそうにも思える。自分探し、再生の道のり。 断絶していた父と息子は、父が息子の巡礼を経験することでその気持ちを理解しようとした。遺灰を撒き終えて幻影の息子と見つめ合う父の顔からは、二人の距離が縮まった喜びが感じられた。 じんわりとくる良作だと思うが、聖地巡礼というのがそもそもいまいちピンとこない。今では信仰心がなくてもこの映画のように自己実現やスポーツ的に挑戦する人も多いようだけど。やってみればわかるのかな。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-10-23 22:49:55) ★6.人はなぜ旅をするのか。宗教的な深い理由がなければ巡礼の旅は自己発見か自己再生かそれとも・・・、もちろん人それぞれ違うはず。トムやジャックは何となくわかるような気がするが、他の二人はダイエットとか禁煙というような表面的なものとは違うだろう。その証拠にダイエットといいながら食べ物飲み物には目がないし、喫煙どころか常にスパスパとやっている。風景や景色がいいのは映画としては良いけれど、歩く側は本当はもっと大変なはず。年配で急遽歩き始めた主人公が4人の中で一番元気なのはちょっとまた不思議。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-02-26 20:22:35) 5.まるで、自分の心もひとつ成長したような、見終わった後の充実感や清々しさは、言葉ではうまく表せません。内容もカメラワークも素晴らしいし、映像や風景が圧倒的に美しいです。先日、NHKのドキュメンタリー番組で、この巡礼を特集していました。それを観て、この映画の寺院内のシーンは、荘厳な雰囲気を表現するために過剰な演出は避け、できるだけ聖堂のムードを忠実に再現しようとしているのがよくわかりました。また最後の、遺灰を海に撒くシーンも秀逸。普通の映画なら、撒き散らした瞬間に遺灰が舞い上がり、海に向かって飛んで行く・・・というようなシーンになるのでしょうが、安易な映画的演出を使わず、灰は足元付近に散乱・・・というのが、逆にリアル感を高めていると思いました。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-04-12 01:24:36) 4.《ネタバレ》 マーティンシーンって、チャリーシーンのお父さんだよね?、まあどうでもいいのだが、800キロ、、、。微妙な距離だなあ。近くなく、其れなりに遠い。日本のお遍路さんなんかも、そのくらい歩くのかな、、、。でも、景色がすごく綺麗で、、、。もう、ただ、目を見張るばかりでした。 一日30キロ位歩いて、一ヶ月位の旅なのか、、、なんて思いましたが、作品中では、2-3ヶ月、という風に話していました。息子が40歳で死んだ設定だから、父は65…70歳位の設定何だろうな、とか思いました。最後に到達した海、日本海か、それとも、自分の地元の、千葉県白浜町の波か、似ているような気もします。自分がそれだけ、田舎に住んでいるということなのだろうか? 刑事さんからもらった石の使い方、後でわかりました。映画見ていて、シーンの姿を見ていると、 一つ思えたのは、60でも70でも、、前に進むのをやめてはいけない、先日、ヒマラヤに、大部隊連れて、登った爺さんもそうだろうけど、、、。死ぬまで、前に進むこと、、それだけは、この映画から、とても伝わりました、自分なんて、55歳で、もうめんどくさい、いつしんでもいい、とか言っているのが、情けないけど、、、人生どうなんだろう。医者なら、物凄い金持ちだろうしね。 視力表覚えられるなら、上から、2-3列覚えたい口ですね、冒頭の女性見てて笑っちゃいました。でも、シーンが笑わずに、真面目に演技している時も、味があるんだな、とそれだけは思いましたね、この映画、最高に楽しめました。以前、オーストラリアを2000キロだっけ歩いた女性の映画のレビューも書いたことあるけど、、、考えると、向こうの方は、もっと過酷だよね、クレジットカードも持ってないんだから、、、とか思いました、笑。 【yasuto】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2013-08-30 20:47:45) 3.《ネタバレ》 もう一つの「サン・ジャックへの道」といってもよいのでは。 「監督」エミリオ・エステべスが父親マーティン・シーンに贈った、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅。 父親が自分たちを養うために、二流映画にも出演していたのを知っているエステべスからのプレゼントは、シーンにとって何よりもうれしいものであったはず。 飄々としてコミカルな「サン・ジャック」よりシリアスな作風、それもそのはずシーン演じる眼科医トムは急死した息子ダニエル(エステべス)の遺灰を背負い、息子のかわりに聖地を目指す。 800キロの行程を共にする3人の仲間の存在が、時に彼を元気づけ時に苛立たせもするが、息子を失った彼は経験したことのない旅の実感と新たな家族を得たようなもの。 遺灰が要所要所に撒かれバックパックから減るごとに、トムの重い心を軽くしていくかのよう。 サンティアゴを越え、スペイン最西端の波高い海に最後の灰を撒く彼はふっきれた表情。 遠かった息子を身近に感じ、その心と共に歩んだトムはもう一人ではないのだろう。 トムとダニエルの父子の情と同時に、シーンとエステべスのそれも感じとれる静かな佳品。 【レイン】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 07:00:04)(良:1票) 2.《ネタバレ》 スペイン・サンティアゴ巡礼、その長い旅路は波乱万丈。その道中で出会った3人と道連れになり当初はギクシャクしつつも、苦楽を共にする中で心が洗われ気持ちを開いていきます。旅も人生も一人では遂げられないと知る、それは亡き息子からの贈り物に相違ないでしょう。道中流れるBGMも清々しいです。小品ながら隠れた良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-23 01:50:06)(良:1票) 1.《ネタバレ》 監督はエミリオ・エステヴェス。監督しての前作「ボビー」もいい映画でしたが、本作も素晴らしい映画でした。 本作では自らも出演し主演に父を起用。フランス映画「サンジャックへの道」と同じく、主人公が今は亡き家族の遺志に導かれるように巡礼の旅に出る、ひたすら徒歩で行くロードムービー。 そりが合わず疎遠になっていた息子の死をきっかけに、父が息子の遺灰と遺品のバックパックを背中に、息子が果たせなかった巡礼の旅に出る。その父を演じるマーティン・シーンの寡黙だが味わいのある演技が胸を打ちます。 ダイエットが目的のオランダ人の男、禁煙が目標のカナダ人の女、売れない作家のアイルランド人の男。何となく共に旅をすることになる彼らとマーティン演じるアメリカ人トムとのギクシャクした、それでいてコメディタッチでのんびりと可笑しな旅の風景が実にいい。 大きな山場も無く、旅の仲間と溶け込もうとしないトムと彼らが次第に心を通わす過程もあっさりとしているけど、旅の風景をとらえる台詞の無いシーンで挿入される曲の歌詞が彼らの心の声を表しているかのようです。 淡々と抑揚も少なく2時間を超える作品ですが、全く飽きがこない。それどころかいつまでも彼らの旅を見ていたい、いや、彼らと共に旅をしているような気分にさせられる心地良さがある。旅の目的地である聖地サンティアゴの寺院の厳かな雰囲気も素晴らしかった。そんな雰囲気を見事に創り上げた、自らが脚本も手がけた監督エミリオの力量を感じる作品です。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-21 18:32:57)(良:1票)
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