みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.ストーリーは盛り上がらず、原作は未読だが総じてミスキャスト。各団員にプロ意識とかプライドみたないなものが感じられなかった。市民交響楽団という設定なら、まだよかったのかも。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-04-04 00:07:36) 8.《ネタバレ》 大衆向けのクラシックを題材にしたコメディ映画でした。 父親にコンプレックスがある主人公と、プロとして技量のない楽団員が腕は一流だが言葉が汚い指揮者がコンサートをするまでの物語です。とにかく父へのコンプレックスと指揮者と楽団員の確執が描かれ、結局何が伝えないのかわかりませんでした。「世界で一番美しいのは音楽です」とか的外れな解釈が多い印象です。 個人的には、血の通っていないちんこが一番印象に残りました。 【杉下右京】さん [インターネット(邦画)] 4点(2019-05-27 05:00:47) 7.《ネタバレ》 じゃこの映画観て何が残ったのか。 演奏シーンはみんなで頑張りました。 松坂君やmiwaが出ました。 なんだか西田としゆきが巨匠でした。 昔父さんとからみました。 みんなが西田をマエストロと認めたのが変容?ふざけんな。 この映画はひきつけられるものの一つ一つが小さすぎる。気が付くと食器洗ってた。 【JF】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-11-24 22:47:02) 6.《ネタバレ》 アマチュアのフルートの女の子の出来過ぎた設定とか、ベタベタな演出とかいくつもあるのに、いろんなシーンでポロポロ泣けてしまいました。こういう体験ははじめてで「都合よすぎる設定でもベタでも冷めずに感動するって出来るんだ!」という不思議な発見が出来ました。TEDでコンサートの指揮についての講演があったのを思い出しました。いくつかの名指揮の映像を紹介してくれて、講演のラストに究極の指揮の映像が流されたのですが、それはもうほとんど指揮者は指揮棒を振っていないのです。楽団と指揮者の心持ちが一体化したような中で起きた奇跡のような表情と、その音楽に身を委ねる動き…。この映画を手がけた人達はもちろんそういうのを知っているはずで、この映画でも西田敏行の指揮はそういう感じに近い状況に出来上がってました。紆余曲折あってたどり着いたホールでの演奏で適当に締めくくられるのかと思っていたら演奏が始まって緊張させる展開。まんまとのせられました。で、2日目の展開で「さすがにそれはないわ!」と…あのホールをリハ含めて一日借りるのにどれだけのお金が必要か、昔そういうところに近い仕事経験あるので「その大金たった一人のためにどこから工面するの?!」という現実が覆いかぶさり「うわぁ、やっちゃったよぉ! これで一気に冷めて引いちゃう展開?」と危ぶみました。が、とりあえずまだ終わろうとしない物語を最後まで見守ろうとつきあううちに、会場費の現実をとりあえず気持ちの外に追い出せるくらい、この映画が伝えようとしているところがズーンと入ってきて、シラケることなく泣けてしまいました。この力技すご過ぎ。「きっとあの指揮者は会場費に何か解決策を持ってるんだ」とこちらで脳内補完してしまいました。もちろん、そういう風にしなくてもいいだけの話の持って行きようがあればあって欲しいですが「お前ら、人ひとりのためにどれだけ本気で全力で音楽(自分で選んだ仕事)やれるんだ?」「命かけてんのか?」みたいなところを訴えかけられてガツーンと来ました。演奏家の知り合い2人いますが、私生活をよく知るわけでもなく、立派な服着て演奏する楽団のひとりひとりの実生活についてもふと考えさせられました。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-10-09 19:16:06) 5.これは「音楽」が主人公であって、「登場人物たち」はただの添え物ですね。音楽についての解釈は非常に興味深く、素直に感動できる。しかしそこまで。他に何もない。表面だけ取り繕って中身はスカスカ。格好良い台詞さえ決まればそれで全てOK、みたいな正直中二病ですか?監督さん!て思えてしまうほど演出は幼稚で陳腐。相当努力したであろう出演者たちが気の毒で仕方ない。病室でバイオリンを弾き始めた辺りからいや~な予感がし、その予感はエンドロールを迎えて的中となりました。 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-07-31 22:43:41) 4.《ネタバレ》 何に感動したかって、シンケンレッドでデビューした松坂君がバイオリンを奏でて堂々主役を演じるまでに成長したことです。(偉そう)でも俳優さんは、みなさん楽器を勉強されたみたいで、もちろんコンサートシーンはプロのオケが演奏したのですが、それでも素晴らしいと思いました。ただ、演出なのか?心の呟きを台詞にしてしまったところが説明的すぎてイマイチでした。コンサート二日目のアレも、あんなことお願いしてできることなのか??だって二日目もチケット完売だったんですよね??たった一人のための演奏よりも、ひっそりと劇場の隅で聴かせてあげる方が映画としては美しかったんじゃないかな。いや、宮下順子さんがお年を召していてビックリですわ。幼少の記憶がよみがえって、いきなり「天籟」とやらが聴こえちゃったのもやりすぎな感じです。主人公が天才なのかも知れませんが、早すぎるでしょ(笑)あと演技初挑戦のmiwaがうるさすぎ。やかましい。でも、交響曲5番のシーンは本当のコンサートを聴いているような緊張感と心地よさがありました。 追記;下の方も書いていらっしゃいますがヤクザのシーンは不要です。あと、大事なバイオリンを持ったまま、女の子が危なっかしく漕ぐチャリに二人乗りするのもどうかと。プロなら転んだときのリスクを考えるんじゃないかな?ちょっとお粗末。 【MILA】さん [映画館(邦画)] 4点(2015-02-06 00:55:17) 3.《ネタバレ》 脚本にはアラが目立ちます。特にクライマックスの2日目の公演については脚本上、上手に処理しきれていない部分だらけ。ポスターに2回公演と明記されながら2日目のチケットが販売されなかった事の不自然さは、携帯からネットでの口コミが見られる世界として描いてしまった以上、一発で判ると思うのですが。 その2日目の公演にしても天道のエゴばかりが先走った上での到達点のように思え、結局彼は自分のためだけの音に執着し続けただけのキャラのように感じました。 ですが、音楽に真摯に向き合う姿勢はきっちりと伝わってきました。人が奏でる「音の見せ方」がとても上手いと思います。その音がどういう背景から紡ぎ出されてゆくのか、楽器が人と音との間に存在していかに芸術に昇華されてゆくのか。 音をただサウンドトラックに記録されスピーカーから再生されるものとしてだけでなく(音響設備がそれなりに良いハコで見たので、そのプロの音のみでも十分に圧倒されるのですが)、ビジュアルとしてスクリーンに描く事について、この映画は真面目に取り組んでいました。 「音楽って素晴らしいものなんだよ」という単純な話、でもそれが人の心から生み出されてくるものであるという当たり前でありながらそこに思い至る事がなかなか無い事を改めて認識させてくれる映画でした。そして、その音を生み出す「人の心」に説得力が感じられたのは、やっぱり役者さん達の好演によるものだったと思います。もちろんその音は彼らが実際に演奏した音ではありませんが、心地良く騙してくれました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-02-04 22:55:09)(良:1票) 2.《ネタバレ》 まずクラシックという一般的には敷居が高いであろう題材を描くにあたっての大変な努力の跡は伝わってきました。実際に劇中で鳴っている音はちゃんとしたオケの音ですし、主演を務めた松坂桃李さんも1年間ヴァイオリンを練習しただけあって一応ちゃんと音は出ています(ヴァイオリンはフレットレス楽器なので初心者には大変難しい)。但し、この音楽についても、劇中で流れるベートーヴェンの『運命』は所謂私たち一般人が思い浮かべる『運命』であり、本来破天荒な指揮者という設定の天道が振った音にしては「あれだけ奏者に文句言っててコレでいいの?」と思いました。実際に指揮をした佐渡裕さんは恐らくですが無難な感じで振ったのではないでしょうか。 また脚本がスカスカでいたる所に綻びが生じてしまっています。しかも数々の綻びを一切処理せずに終わるので、観終わった後の感想としては只々不細工な印象を受けました。例を挙げますと、最低の指揮者として登場する天道(演奏者を平気で罵倒する&オーボエのリードを踏みつける)が成長するシーンがありません。よって本来なら演奏者との関係は最後まで悪いままの筈ですが、いつの間にか解散から再び集結するシーンで解決してしまっている。そもそも主人公に設定されている問題が何かがハッキリしていない。コンマスとしての苦労を描きたいのか、父親の様な音が出せないから悩んでいるのか、一流のオケで演奏出来ないから不満なのか、おそらくはそれら全てか。それが天道の過去が描かれるシーンで何となく“イメージ”だけで解決した様に見えてしまう。これは観客を誤魔化しているだけだと私は思います。 あと今時、自転車二人乗りで急いで病院に行くって描写は前時代的過ぎますね。ストーリー上仕方が無いとはいえ、病院でヴァイオリンを弾く主人公も如何かと思います。変なコメディ演出(ヤクザ撃退)とシリアスな演出(震災風景)をごちゃまぜにするのも作品のノイズになっていると思いました。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 4点(2015-02-02 22:26:40)(良:1票) ★1.こういった音楽ものは役者が演じるため、音は一流の吹き替えでも手の動きと音楽がかみ合わず違和感を覚えたりするものだが、この映画ではそれがほとんどない。これはプロの指揮者佐渡裕を初めとする専門家がきっちり指導をしたからだそうだ。それだけでも見応え十分で、西田敏行演じるマエストロには威厳と風格を感じるし、オーケストラにとって指揮者とは何なのかを知ることができる。ただストーリー的には感動できるかというと疑問。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-02-02 15:37:05)
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