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金田一耕助の冒険

1979年【日】 上映時間:113分
サスペンスコメディ犯罪ものミステリー小説の映画化パロディ
[キンダイチコウスケノボウケン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-10-01)【Olias】さん
公開開始日(1979-07-14)


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監督大林宣彦
キャスト古谷一行(男優)金田一耕助
田中邦衛(男優)等々力警部
吉田日出子(女優)明智文江
松田美由紀(女優)マリア(クレジット「熊谷美由紀」)
仲谷昇(男優)古垣和哉
山本麟一(男優)森友吉
坂上二郎(男優)石田五右衛門
樹木希林(女優)たね
江木俊夫(男優)パンチ
草野大悟(男優)高木
伊豆肇(男優)今泉
佐藤蛾次郎(男優)蛸島裕太郎
赤座美代子(女優)藤井たか子
梅津栄(男優)記者
車だん吉(男優)警官
小島三児(男優)床屋の主人
大泉滉(男優)老人
広瀬正一(男優)サラ金大王の配下
武智豊子(女優)音楽教室の秘書
原田潤(男優)歌手
千うらら(女優)団地の主婦
薩谷和夫(男優)下駄屋の主人
宮崎尚志(男優)世田
高林陽一(男優)釣り人
志穂美悦子(女優)アパートの隣人
姫田真佐久(男優)スタジオスタッフ
中岡京平(男優)スタジオスタッフ
木村大作(男優)スタジオスタッフ
斉藤とも子(女優)金田一を慕う少女
檀ふみ(女優)列車の乗客
岸田森(男優)街のドラキュラ
峰岸徹(男優)瞳の中の訪問者
夏木勲(男優)隅田光一
大林千茱萸(女優)下駄屋の娘
高木彬光(男優)床屋の客
笹沢左保(男優)テレビ局のゲスト
大林宣彦(男優)老人ホームの元映画監督
角川春樹(男優)団地の亭主
横溝正史(男優)横溝先生
三橋達也(男優)等々力警部
岡田茉莉子(女優)八杉恭子
東千代之介(男優)明智小十郎
三船敏郎(男優)十一代目金田一耕助
出演片岡千恵蔵金田一耕助(劇中映画「三つ首峠」より)(ノンクレジット)
中尾彬(写真)(ノンクレジット)
原作横溝正史「金田一耕助の冒険」より「瞳の中の女」(角川文庫刊)
脚本斎藤耕一
つかこうへい(ダイアローグライター)
作詞山川啓介「金田一耕助の冒険 サーカス篇」/「金田一耕助の冒険 青春篇」
ジョー山中「人間の証明」(英詩)(ノンクレジット)
角川春樹「人間の証明」(英訳)(ノンクレジット)
西條八十「人間の証明」(原詩)(西条八十「帽子」より)/「青い山脈」(ノンクレジット)
作曲大野雄二「人間の証明」(ノンクレジット)
服部良一「青い山脈」(ノンクレジット)
主題歌高桑忠男「金田一耕助の冒険 サーカス篇」/「金田一耕助の冒険 青春篇」(制作担当)
挿入曲ジョー山中「人間の証明」(ノンクレジット)
奈良光枝「青い山脈」(ノンクレジット)
撮影木村大作
岸本正広(撮影助手)
製作角川春樹
角川書店(製作協力)
角川春樹事務所
配給東映
美術薩谷和夫
和田誠(タイトルデザイン)
編集井上親弥
録音東宝録音センター
照明小島真二
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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16.カネと会社の勢いにモノを言わせ、有名どころをかき集めてとことん内輪でふざけまくって作りましたという感じ。制作の現場は盛り上がったかもしれませんが、見ているこっちはドン引きするばかり。大林監督の作品をすべて見ているわけではありませんが、若かりしころとはいえ、この作品はかなり汚点の部類に入るではないかという気がします。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2024-11-17 23:04:27)

15.古谷金田一の映画版とは貴重な・・・と思って見始めたのですが、パロディにも何にもなっていない。ネタにすらなっていない自己満足カットがちょいちょい挟まれているだけです。そもそもパロディとは、元ネタを理解した上で昇華しないと成立しないので、敬意も何もない上澄みパクリだけやっていても、意味がないのですよ。むしろこの作品は、制作者が「これも入れたら面白いんじゃね?」みたいにワイワイやっている光景だけが見えて、ただ寒々しく、痛々しいだけ。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2024-10-27 02:30:47)

14.子供の頃、テレビでやってたのを目にした記憶があって、ところどころのシーンも何となく記憶があったのだけれど(生首の場面とか、悪魔の手毬唄のパロディとか)、全般的には殆ど憶えてない・・・というより、多分、意味がワカランかったんだろうな。
今見ても充分に、ワカラン。意味が、というより、意図が。トホホ。
いくらなんでもフザケ過ぎで、ちゃんと横溝センセイに許可取って映画作ってるんだろうか、と心配してたら、ご本人が登場して、一安心。と思ったら、やっぱりご立腹なのでした、というオチがつく。
ついでに高木彬光まで登場し、意外に演技が上手いもんでさらにビックリ。その他、カメオ出演の数々。これが、芸能界最強説を噂された、角川春樹のチカラ、というヤツでしょうか。
自由気まま、自由奔放、まさにデタラメ。この自由さは、まあ、大したもんです。が、ここまでくると、ついて行けん。でも、金田一さんが陸橋から転落しても平然と起き上がって下駄ローラースケートを続けるシーン(だけ)は、ナンセンスさ溢れる名シーンだと思います。サイレント映画のドタバタの味わい。 鱗歌さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-02-28 23:01:33)

13.く…くだらない…。

キャストや監督はすっごいんだけど… JFさん [DVD(邦画)] 3点(2015-06-18 08:41:17)

12.まったくだめというわけではない。ところどころ吹き出してしまった。でも、2時間は長すぎてしんどいのも間違いない。こんなん劇場で観るか? Skycrawlerさん [地上波(邦画)] 5点(2013-12-30 01:30:21)

11.《ネタバレ》 こんな映画も楽しめるようになってこそホントの映画好きっていえるのかな?
フツーの映画ではないことは確かです。 ろにまささん [ビデオ(邦画)] 3点(2012-07-11 16:22:07)


10.古谷一行の金田一耕助シリーズの映画版と思って映画館に入ったが、とんでもないパロディだった。大手メーカーのCMも出てきてこんなのありかと思った。
大林監督ということで、少し違う金田一だろうとは思っていたが、まさかここまでとは・・・。好みの問題かもしれないが、ふざけすぎで私は好きではない。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 3点(2011-09-28 14:26:14)

9.《ネタバレ》 自分は映画版石坂金田一に劣らず、TBS「横溝正史シリーズ」での古谷金田一には強い思い入れがあります。(特に第二シリーズ「不死蝶」や「女王蜂」、布団の中で震えながらテレビを見てました。主題歌だった「あざみの如く棘あれば」も良かった)これ、ガキの頃テレビで放映してたのを観た際の印象は非常に薄いものでした。本シリーズのおどろおどろしい展開を期待したのに、軽すぎる仕上がりで面白くもおかしくもなく見事なる肩透かし。当時は、もちろん大林監督の名前すら知らない状況での鑑賞。今こうして大人になって、大林監督作品を一通りほとんど観た上での再見ですが・・・。正直、この作品については、それほど印象は変わりませんねえ・・・(汗)若き日の松田美由紀も、あまり大林映画のヒロインにはふさわしくないような・・・。彼女は多少齢を重ねた時期のほうが(「北の国から」放映時あたり)キレイでしたよね。おもちゃ箱をひっくり返したような面白さはあるけれど、パロディ映画としてもイマイチだと思います。敬愛する大林監督の若き日の実験作とはいえ、贔屓の引き倒しにはしたくないのでこの点数で。それにしても、資生堂やらコーヒーのコマーシャルの小ネタパロディとか、今の10代20代の人が理解出来るんかなあ・・・。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 5点(2011-07-30 15:39:14)

8.《ネタバレ》 映画的に判断すると、こんなのは映画じゃないよ。単なるおふざけだ!とお怒りになる人もいるだろうし、それでも敢えて言いたい。やたらお堅いだけでクソ真面目で面白くも何ともない映画よりもどんなに出来は悪くても、滅茶苦茶でも、遊び心に満ちている映画の方が私は好きだし、そういう意味で言うとこの映画には大林宣彦監督が映画が本当に大好きで、大好きでたまらないんだなあ!という映画への愛情が感じられて、だから私はこの映画が例え、駄作であれ、嫌いにはなれない。金田一耕助というこの人間味のある人物、犯人に対しても優しいのである。そこがこの金田一耕助という人物の魅力である。それがあの最後の方のシーンでの金田一耕助の叫び「世界中、捜したって私一人ですよ。犯人の気持ちを思いやる探偵なんてね。」こんなことを言える金田一耕助が私は好きである。ここに金田一耕助という人の愛情、優しさ、それを見せる大林宣彦監督の優しさ、この映画は確かに滅茶苦茶と言えば滅茶苦茶である。ローラースケートで走る金田一耕助やら他の大勢の若者やら、訳の解らないほどのスーパーマンの登場だの、推理物としての滅茶苦茶さ、何から何までぶっ飛んでいる。キャストにしてもまさかまさかの三船敏郎と三橋達也のツーショット、東千代之介もこんなんでありなのか?岡田茉莉子にしてもえっ?だの、田中邦衛のアホらしさ、金田一耕助のデートを邪魔しようとして、馬鹿みたいに回転させられたりと、とにかく全てがもう滅茶苦茶である。その滅茶苦茶さも全て許してしまいたくなる映画への愛でいっぱいである。はっきり言って駄作である。しかし、しつこいようだが、この映画は大林監督らしい遊び心と愛がつまっている。だからどうしても嫌いにはなれない。それにしても川島雄三映画が大好きな私には三橋達也がこんな面白い使われ方を見せてくれているとは、大林宣彦監督に感謝です。それと、田中邦衛と松田(熊谷)美由紀が共演してるのを観るとこの映画の後にテレビドラマ「北の国から」でも共演しているのを思い出してしまい「北の国から」をまた最初から観たくなってしまった。 青観さん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-27 21:36:35)(良:1票)

7.《ネタバレ》 大林宣彦監督が初めて手がけた角川映画で、当時空前のブームを巻き起こしていた金田一耕助シリーズをはじめ、公開当時の時事ネタをこれでもかと言わんばかりに盛り込んだパロディー映画。当時をリアルタイムで知らなきゃつらい映画かと思ったが、ついていけない部分は確かにあるものの、古谷一行演じる金田一と田中邦衛演じる等々力警部のコミカルなやりとりや大林監督らしい遊び心あふれる映像は見ていて楽しいし、絶対見ていて呆れるだろうと思っていたパロディー部分も石膏の首を持った東千代之介が「柳生一族の陰謀」の錦之介のマネをしていたり、(やや芝居が真面目すぎる気もするが、同じ東映のスター俳優であった東千代之介がやっているというところが妙に笑える。)紙吹雪が舞う中で行われる「八甲田山」のしょーもないパロディー(元ネタと同じ木村大作が本作も撮影してる。)、麦藁帽子が飛んでいくシーンでかかる「人間の証明」の主題歌など自分がこの当時の映画をけっこう見てるからか面白く見ることが出来た。出演者もかなり豪華で、劇中劇のサイレント映画で金田一を演じる三船や、同じ劇中劇で等々力警部を演じる三橋達也(市川崑監督の金田一もので加藤武が演じる警部の真似をする姿が笑える。)、それに岡田茉莉子などよくこんな映画に出たなと思うような名優から、原作者である横溝正史やほかの作家、大林監督自ら演じる老人ホームの入所者や角川春樹はもちろんのこと、普段はスタッフとして映画に携わっている人まで出ているのはすごい。どう収集をつけるのかと思っていたらラストはちゃんと余韻を残す終わり方だったのは良かった。脚本を斎藤耕一監督が書いているのにはビックリするし、僕自身が古谷一行の金田一を見たのが本作が初めてなのもいいのかなと思ってしまうのだが、こういう映画は嫌いではない。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-09 14:03:05)(良:1票)

6.脚本・音楽・時事ネタ・パロディが見事なまでに劣化しており、寒いを通り越して痛い。痛いというか、その理不尽なまでの面白くなさが、怖い。

本来なら「マイナス10点」位の評価に付したいのだが、このサイトの便宜上「0点」にせざるを得ない。非常に歯痒い。 aksweetさん [DVD(邦画)] 0点(2009-12-11 06:00:38)

5.借りたテープが古すぎて映像が途切れる途切れるw
内容も残念ながらほとんどついて行けませんでした。
でも明るい金田一さんと田中さんのコンビが良かったのでこの点。
ひろほりともさん [ビデオ(邦画)] 4点(2008-02-19 10:05:44)

4.これ、出演者が何かもうスゴイことになってますな。大物スターは勿論、草野大悟や梅津栄・小島三児等、個人的脇役スター達、また俳優以外の友情出演まで『超超オールスター』映画!この豪華さだけで10点にしたいくらい。パロディはこの映画の製作年前後を知っている人以外にはキツイだろうなぁ。でもこの映画、観るべきものは全編にわたる古谷金田一と田中邦衛演じる等々力警部の絡み(田中邦衛絶品!)・ラスト金田一の独白からある余韻を残す結末である。いずれにしても映画としては、小説版金田一、古谷版金田一に馴染みのある人にでないと薦めることはできないなぁ。あと余談ですがDVDの大林監督インタビューが面白いです!オープニング・エンドクレジットを何回も観てしまいました。“冷たいぞ!和田誠!” いわぞーさん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-16 18:37:56)

3.この手のノリには付いていけない。好みでない。 ご自由さんさん [地上波(字幕)] 5点(2006-09-05 20:51:09)

2.公開当時ハマりましてサントラ買いました。オープニング「金田一耕助の冒険」と挿入歌は今でも歌えます。先日発売のDVDも買いました。時事ネタの風化は激しいものがあります。当時のCMネタなど彼岸の世界(極寒)です。しかしそれでもなお本作は面白い。田中邦衛さんの等々力警部が良い味出してます。ほとんどラスト近く「…さあ撃ちなさい…格好良いですよ…」何と言うことはないシーンでしたが金田一のモノローグが心に残る佳作でした。 ぶくぶくさん 7点(2003-05-05 15:40:31)

1.いい意味では元気のある大林監督らしい意欲作品、悪い意味では収拾が付かないてんこ盛り作品。当時のCMや角川作品のパロディをバンバン入れちゃう無節操振りで、あの007のパロディ「カジノロワイヤル」を想像していただければいいです。キャストは贅沢で、岸田森は「血を吸う~」シリーズそのまんまのドラキュラ役で登場したかと思うと、世界の三船にはハゲあがった金田一役で登場。しかも横溝正史本人も登場させ「こんな作品には出たくなかった…」と言わせ笑えます。ただこの作品のホントのテーマは横溝正史が描く金田一耕助自身の人物描写で、犠牲者を結局救えない無力感や名前だけが先走って本人自身を見てくれていない悲しさを表現したかったのではと思えます。ラストではすごいオチと共にそれが切なく表現されてます。 さかQさん 6点(2003-01-15 08:10:52)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 4.38点
016.25% line
116.25% line
216.25% line
3318.75% line
416.25% line
5425.00% line
616.25% line
7425.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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