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大いなる遺産(1998)

Great Expectations
1998年【米】 上映時間:110分
ドラマラブストーリー小説の映画化
[オオイナルイサン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-02-20)【イニシャルK】さん
公開開始日(1998-06-19)


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監督アルフォンソ・キュアロン
キャストイーサン・ホーク(男優)フィネガン・ベル
グウィネス・パルトロウ(女優)エステラ
ハンク・アザリア(男優)ウォルター・プレイン
クリス・クーパー(男優)ジョー
アン・バンクロフト(女優)ディンズムア夫人
ロバート・デ・ニーロ(男優)アーサー・ラスティグ
ジョシュ・モステル(男優)ジェリー・ラグノ
キム・ディケンズ(女優)マギー
ガブリエル・マン〔男優〕(男優)オーウェン
ジェレミー・ジェームズ・キスナー(男優)10歳時のフィネガン・ベル
ラクエル・ボーディン(女優)10歳時のエステラ
マーク・マコーレイ(男優)船上の警官
落合弘治フィネガン・ベル(日本語吹き替え版【ソフト】)
平田広明フィネガン・ベル(日本語吹き替え版【機内上映】)
山崎美貴エステラ(日本語吹き替え版【機内上映】)
来宮良子ディンズムア夫人(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦アーサー・ラスティグ(日本語吹き替え版)
諸角憲一ジョー(日本語吹き替え版)
津田英三ウォルター・プレイン(日本語吹き替え版)
廣田行生ジェリー・ラグノ(日本語吹き替え版)
原作チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」
脚本ミッチ・グレイザー
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
作曲コンスエロ・ベラスケス「ベサメ・ムーチョ」
撮影エマニュエル・ルベツキ
ロドリゴ・ガルシア〔監督〕(カメラ・オペレーター)
製作アート・リンソン
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
美術トニー・バロウ(プロダクション・デザイン)
録音マイケル・ミンクラー
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
両親を亡くした少年フィンはフロリダの海辺で絵を描くことだけを楽しみに姉に育てられていたが、ある日脱走中の囚人らしい男の逃亡を助ける。その後、沼沢地の謎に満ちた邸宅で過去の恋を捨てきれない老嬢とその養女の美少女エステラに出会ったフィンは励まされて絵画の腕を磨くが、エステラとの子供同士の関係が恋愛に変化し始めた頃、エステラは突然フランスに留学して姿を消す。フィンはエステラや屋敷、画家になる夢などを忘れて漁師になるが、成人したフィンに匿名の人物がニューヨークでの画家デビューを勧めて資金を提供する。

かわまり】さん(2010-01-25)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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97.リメイク前の作品はみていませんが、こちらの現代の設定でも十分よいと思いました。
また、美少女と美少年すぎて卑怯である。
期待してしまうし、大人になってからをどうしても見たいからだ。

絵画もとても味があって印象的でした。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-13 21:22:53)

96.これもあらすじを投稿してから十年もの間レビュー投稿を忘れていた作品。作品中でイーサン・ホークが演じる一流画家の才能を秘めた漁師の青年フィンの絵画にかける想いに焦点が当てられるわけでもなく、少女から女へ変化していくミステリアスなエステラに対するフィンの恋心に焦点が当てられるわけでもなく、ストーリー的には「中途半端やなあ」という感想しかない本作品に超アマ8点をつける理由はひとえにフィンが描いたことになっている洒脱な絵に魅せられたからです。でもフィン人生はそれでいいのではないかと思います。本当はこうなって、ああなっていればストーリー的に面白いのに、とかもっと幸せになれたとかいういけんを戦わせてみるのもいいかもしれません。映像美は抜群です。 かわまりさん [DVD(字幕)] 8点(2020-06-01 07:13:42)(良:1票)

95.《ネタバレ》 たぶん20年くらい前に録画したんですが、なぜか一度も観ることはなかったんです。
今回、洋画専門チャンネルで見つけて若いころのイーサン・ホークが見たくて鑑賞しました。

期待以上の面白さでした、特に前半がいいですね。何がいいって、子役の二人が最高にいいんですよ、なのでダンスしながらエステラがグウィネス・パルトロウに変わったシーンの落胆、あの当時ピークだったグウィネス、とにかくヒロイン役であっちにもこっちにも出てた時代だったから仕方ないとこはあるんだけどね。
イーサン・ホークと子役は面影を感じるんですよ、特に目。
だけどさぁエステラの方は子役の方が完全に美形でミステリアス、なんか入り込めなくなってしまいました。

フィンが画家として成功する方はおとぎ話みたいだと思いながら観ていました。エステラに翻弄されまくるフィンをイーサン・ホークは見事に演じてたと思います。ポチャッとして野暮ったい若いころ、でもラストはすっきりシャープになって垢ぬけてる、どっちから撮影したのかわからないけど見た目の変化も見事ですね。
ただ、原作は当然全く違うのはわかりますが「大いなる遺産」なんていうタイトルにしては深みとか奥深さは感じなかったです。
映像とカメラワークは一級品ですね、印象的なシーンがいくつかあります、セントラルパークかな?橋の下で向き合ってエステラがプロポーズされたとフィンに告げるシーン、2人の顔がシルエットみたいになってるとこ。あの橋のとこってよく映画に使われるのかな?なんかいろんな映画で何度も見たことあるような気がするんですよね。
脇を固めるのがデ・ニーロ、アン・バンクロフト、クリス・クーパーとなにげに豪華。
んー、この中ではジョーだなぁ。クリス・クーパー昔から大好きです。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-06 16:48:15)(良:1票)

94.《ネタバレ》 チャールズ・ディケンズの古典的な小説を現代のニューヨークに置き換えて描いた大河ドラマ。画家志望の青年の半生を、個性豊かな人々との様々な繋がりを通して描いていきます。昔の小説を現代に現代に置き換えているのでやはり多少の違和感があるのですが、本作のポイントはその違和感をこれも味だと受け入れられるかどうか。うーん、僕はそこまで嵌まらなかったですかね。面白かったですけど、そこまでって感じでした。とはいえロバート・デ・ニーロの謎めいた脱獄囚役とか、主人公の少年時代の噴水場でのエロティックなキスシーンだとかはとても印象に残りました。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-03-29 22:25:19)

93.《ネタバレ》 すげー面白かった。ちょっとフォレストガンプみたいだなと思いながら観てました。水飲み場でキスするシーンは印象的ですね。

グウィネスパルトロウの乳が見えそうで見えないのは怒りで震える。他の作品で散々セックスシーン出てくるのに、有名な女優さんを起用したことで却って表現されるべきものがされなくなっている。パリに行くくだりは必要なかったというか、表現が唐突だった(パリでエステラに会うのかと期待した)。ラストシーンを深く描かないのは良い。イーサンホークは格好過ぎて人生って不公平だなと思った。しかしガタカといい彼はピュアな役が似合いますね。 なすさん [インターネット(字幕)] 8点(2019-03-15 15:21:46)(良:1票)

92.《ネタバレ》 フィンが自らの出自にコンプレックスを持っていることがもっと演出されていたら、ジョーが個展に来た時のやり切れなさがもっと胸に迫ったと思うし、成功してエステラに似合う男になりたいという野心も共感できたかも。
フィンもエステラも存在がふわふわしていて、人間味が今ひとつ感じられなかったのは残念。
ただ、デニーロの存在感はやはり抜群で、有無を言わさぬ迫力。
グィネスは、どの映画も透明な印象で、おばちゃんになった時大丈夫かな、と勝手な心配。 roadster316さん [DVD(字幕)] 6点(2019-01-20 01:56:39)

91.《ネタバレ》 まさに外国小説を読んでいる感覚で終始引き込まれた。グイネス・パルトロウが綺麗。イーサン・ホークが若いなあ。素晴らしいです! kaaazさん [インターネット(字幕)] 9点(2016-02-28 02:11:47)

90.《ネタバレ》  前半が良かった。良すぎたといってもいい。
 だから踊りながら大人になった二人を見たときのがっかり感が半端なかったです。
 念を押しますが、グウィネスとイーサンが悪いとかミスキャストとか言うわけではなく、10歳のフィンとエステラが完成されすぎていたのです。
 どうしても前半と比較してしまうと、後半の二人は有名な役者さんということもあり、子供時代にあった神秘性が影を潜めてしまったのが残念です。
 後半はストーリーにも問題があります。作成者側の自己満足で終わるような自己陶酔型のストーリー展開や演出は好きではありません。
 子供時代から高校生、漁師、NY、パリ、帰郷と壮大なスケールで描くラブロマンス。この壮大なスケールで描くドラマタイプの作品では、個人的に説得力のある動機付けがないと物語にうまく入り込めません。『ジョーとの絆を断ち切らなければ成功できない。』『エステラがウォルターの求婚を受け入れた。』『アーサー・ラスティグが全財産を投資して援助していた。』物語の核心部分の、各主要人物の行動の必然性が全然伝わってこないんです。
 はっきり言って、冒頭からラストまで、ひたすら雰囲気押し一本で説得力に欠けます。
 NYの自室でエステラを描く時の音楽と映像の一体感。手をはうてんとう虫。水飲み場のシーン。はっと目をひくシーンも多い作品なだけに、それが本作の作風なのかもしれませんが、ストーリーに魅力がないのが残念です。 たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2014-07-21 06:07:42)


89.デヴィッド・リーン監督のモノクロの「大いなる遺産」も良かったけど、米国に舞台を替えたこの映画も大変好きだ。好きなのは主役のイーサン・ホークやグウィネス・パルトローではなく、ロバート・デ・ニーロ。この大物俳優を単なる脱獄囚で処刑されてしまっては話にならない。やはり後半きちんと出てきて彼らしいアクションになるのも良い。この映画を最初見たとき、すべてが彼の差し金とわかってジーンと来た。(何か浦島太郎の亀みたいだったけど) ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-13 22:56:56)

88.美しい映画だった。
自分的には、なんども見たくなるというほどではなかった。 りえりえさん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-23 23:46:03)

87.《ネタバレ》 あまり期待せずに観たところ、意外に面白かった。なるほどね。こうなってたわけだと最後まで飽きずに見ることが出来ました。
その後、よく調べてみたらイギリスの文豪チャールズ・ディケンズの長編小説を映画化したものだとわかり、それもその作家の半自叙伝的な小説と知り、原作を読んでみたいと思いました。これまでに7度も映画化やテレビドラマ化されていたようですが、全然知りませんでした。
イーサンはこういう心の奥底にコンプレックスを抱えている役を演じるのがうまい。「ガタカ」のヴィンセントなんかもそう。
この作品でも孤児で家庭の温かさや経済的にも恵まれないフィン。でも絵の才能だけは神様から与えられた。その神様から与えられた才能も世間に見せる場がないと天才とは認められないわけで。そのためには世間様に見せる手段つまりお金が必要。いつの時代もこういう天才芸術家とパトロンの関係があり、現実でも有名になった画家とかデザイナーなんかも似たりよったりの境遇なんだろうな思いました。
フィンの描く絵はぱっと見たところ「ヘタウマ」みたいな画風だったけどすごく印象的で、映画全体の色使いもあいまって綺麗でした。監督はメキシコ人のアルフォンソ・キュアロンで「バンズ・ラビリンス」、「パリ・ジュテーム」や「トゥモロー・ワールド」も手がけた人。確かにに独特の色使いだった印象があります。
最初はエステラの叔母ディンズムア夫人が、自分の過去の復讐のために(復讐のターゲットは男なら誰でもよかったのかな)エステラを使ってフィンの人生を操るのかと思っていたら、本当のパトロンの存在にかなり衝撃でした。ディンズムア夫人と囚人(ロバートデニーロ)の関係がはっきりしなくて、グルなのか全く無関係なのかその辺が未だにはっきりしません。大いなる遺産とは結局エステラとの愛だったということなんでしょうか。最後のシーンはうまく作品をまとめており、良い落としどころだったように思います。
スティーヴン・ジェラードの妻さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-09 10:34:29)

86.こんな甘い話があるのか!でもええよ。 ジダンさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-04 12:16:28)

85.正直よくわからなかった。何を言いたいのか、何を意味するのか、理解しがたい。
屋敷は雰囲気はあったけど、、、。 bluestarさん [DVD(字幕)] 3点(2007-09-29 22:57:32)

84.《ネタバレ》 ラスティングはどうしてフィンの支援をしたのか?脱獄を助けたからだけであろうか?
実はフィンは息子で脱獄して会いにいったのでは?そして自分の財産をフィンに残そうとしたのでは?チョット考え過ぎかもしれないけど題名から遺産が何を指すのかを想像してしまいました。 nishikenさん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-25 07:03:17)

83.《ネタバレ》 オリジナルの方の作品は観たことがありませんし、予備知識なしに観ました。フィンとラスティング(デ・ニーロ)を結ぶ一直線の糸と、フィン、ディンズムア夫人、エステラの関係でストーリーが構成されているけど、両者の間に全く絡みがないのが少しもの足りません。誰がフィンを援助しているのかという謎解きの答えも、ディンズムア夫人かラスティングなんだけど、デ・ニーロが最初に出たっきりですからねえ。すぐに予想はつきますよね。フィンの気持ちは良く描かれているけど、エステラの方の気持ちは不可解。「僕たちは、お互いを分かり合っていた。最初に出会ったときから」という最後のナレーションにもあまり説得力がなかったです。ディンズムア夫人を演じてる女優さんは、すっごくいい演技しますね。個展が終わって「エステラが結婚したと告げたとき、フィンがディンズムア夫人の手を自分の胸において・・」この前後のシーンはこの作品で最高のシーンだと思います。すごい女優さんだなって思ってたら、後でアン・バンクロフトだとわかって納得。あまりのシワシワメイクのためにわからなかった。今は亡きアン・バンクロフトに+1点です。 ひよりんさん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-17 21:05:29)

82.Jeremy James Kissner(10歳のころのフィン)に惹かれて見入ってしまいました。なんともジェットコースタードラマで物語の展開が早い。展開は早いのだが長ーい感じがする。当時はこんな感じのドラマがアメリカで流行ってたんですかね。 蝉丸さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-03 01:40:24)

81.チャールズ・ディケンズの原作は未読ですが、何年にも亘る大河ドラマから「重み」みたいなものをすっかり抜き取ってしまったのは、果たして良かったのか悪かったのか…。その代わりアルフォンソ・キュアロンは、この物語を全く現実感の無いお伽話として演出している。従って、映像や雰囲気主体に映画を鑑賞される方には、満足のいく仕上がりだったと思います。存在そのものが嫌味なグウィネス・パルトロウも、この嫌味なヒロインは適役だとは思いましたが、この役で、貧相とは言え一切ヌードを見せないのは納得できません。ということで、個人的には少し微妙な印象でしたが、ヌードの代わりに、スカートの中で下着の危険ゾーンに伸びる手や、ロリータ少女のフレンチ・キスを接写するキュアロンらしさに免じて、5点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-02 00:05:55)

80.《ネタバレ》 人を傷つけ心の痛みを知る。人に親切にして優しさをもらう。家族を捨てその温かさに気づく。そんなことを思いました。フィンは自由奔放かつ複雑(?)な家庭環境に育ったわりに夫人とエステラにまんまと踊らされ人の力で成功をおさめたりするところが頼りなかったです。ジョーがものすごく偉大に見えました。 yumioさん 8点(2005-01-31 23:13:47)(良:1票)

79.おとぎ話を聞くような感じ。むかしむかしあるところにお金持ちのおばあさん(湯婆々?)とその姪と、貧しい庭師の少年がいました…云々。そうするとデニーロの存在は少々強烈過ぎるかも。グウィネスの賛否はありますが、まぁ言うほど不細工でもないと思うけど。そりゃあ少女時のエステラの方が断然美しく妖しく魅力的ですが。彼女は女優やってないんですかねぇ…。あと義兄のジョーが良かった。彼とか脱獄囚ラスティング達の大きな期待、てのが原題なんでしょうけど、遺産って?才能とかそういうことなん?まさかイーサンだから?違いますね。リメイクだもんね。すいません。かなり散文になってしまった。とにかく雰囲気は好きな作品です。 ちゃかさん 7点(2005-01-27 13:04:26)

78.観てて眠くなった。豪華キャストにつられ、期待しての鑑賞だっただけに大いなる誤算。イーサンとデ・ニーロの再会シーンがものすごく安っぽく感じた。 Minatoさん 3点(2004-12-13 22:31:26)

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【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.18点
000.00% line
122.06% line
211.03% line
355.15% line
41212.37% line
51515.46% line
61515.46% line
72222.68% line
81515.46% line
977.22% line
1033.09% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.80点 Review5人
2 ストーリー評価 6.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.16点 Review6人
4 音楽評価 5.80点 Review5人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

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