みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★59.《ネタバレ》 原作の大ファンです。 何度も読みなおしました。 アニメも見ました。 この手のジャンル、この手の実写化作品のなかでは、過去一良くできているんじゃないでしょうか。 そもそも連載漫画の実写化なんて、尺の関係上うまくいくわけがないんです。 ところがところがこの作品、なんともきれいに2時間の枠内にまとめあげて・・・。 しかも無理も無駄もないストーリー展開。 省いていいところは思い切って省き、大事なエピソードは全部詰め込んでいます。 そもそも母親の死のエピソードと島田のエピソードをどちらも入れてくれたことに拍手を送りたいです。 ミギーがどんどん知識を吸収して賢くなっていく様子や、ミギーと泉とのほのぼのとしたやりとりもしっかり描いています。 原作ファンとしてはずしてほしくないエピソードをこれだけいれて、なおかつストーリーが破綻もしていなければ駆け足にもなっていない。じっくり丁寧に、でもテンポよく見せてくれて、最初から最後まで至福の時間でした。 田宮良子に深津絵里をキャスティングしたのもうまいですよね~。 マンガ原作映画でここまで完成度が高いものを見られる日が来ようとは。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2024-10-15 04:39:31) 58.約10年前に劇場で見て以来久しぶりに見返したんですが、前に見た時とほとんど評価が変わらなくてちょっとびっくり。まあ10年前の自分でも容易に理解できる程度の内容で、良いところもダメなところもある映画という感じです。一番ダメなのは佐藤直紀の音楽ですね。別にスケールが大きな話というわけでもないのに仰々しく却って安っぽく見えてしまいます。この映画にはオーケストラより無機質な電子音楽のようなジャンルが合っていると思います。撮影監督がいつも山崎貴監督と組んでいる柴崎幸三から阿藤正一に変わっているのはいいですね。中島哲也監督と組んでいることが多かったこの撮影監督の方がどこか冷たくスタイリッシュな世界観にマッチしています。一番感心したのはグロテスクな描写のバランスがいいところです。寄生獣の元ネタの遊星からの物体Xなんかを見ていても、あからさまに不快感を感じさせるために汚らしく内臓や血を飛び散らせる感じが好きではないのですが、この映画では人体の切断面は臓器と骨の層構造を美しく見せるアプローチが取られています。レイティングの問題もあるんでしょうがグロテスクでありながらもどこか美しさも感じられる、それはいわば生物の営みそのものでありこの作品のテーマを表現する視覚イメージとして適切だと思います。冒頭のニュースからIAEAに触れたり、さりげなく原発事故のイメージを挿入していますがそちらはあくまで触れているだけで作品全体のテーマにまで昇華できていると思いませんのでせいぜい努力賞と言ったところでしょうか。 【Сакурай Тосио】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-21 23:12:29)(良:1票) 57.《ネタバレ》 AmazonPrimeで見ました。 ターミネーター2を撮影する為に寄生獣の版権を買ったという話を思い出しましたが、 表現力でいうと圧倒的な予算の違いもありますが、 T2の方がおぞましかったですねぇ(20年前とは) 本作ではミギー含めて作り物感が強いので そのあたりがやっぱりマイナスポイントになってしまいます。 とはいえ、脚本の取捨選択を含め 上手く実写化したなぁって思いました。 とはいえ、母との決着は原作の方が好きですねぇ。 個人的には配役的にもあまり違和感はなかったです。 別ドラマで棒な演技に驚愕した東出昌大ですが 本作では無機質感が出ていて逆にあっていたという。 結果、危惧していた部分はそうでもなく むしろ楽しめていたので よって完結編もみたい感じです。 なお、アニメ版も見ていますが、 ミギーの声は平野綾の方が異質な感じがして好きでした。 感覚的には6.5な感じがしますが、この間みたキングダムの方が好きなので 6点にします。 【シネマレビュー管理人】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-06-14 11:11:56)(良:1票) 56.最初にきっぱりと言っておくと、岩明均が描き出した漫画「寄生獣」は、僕にとって人生のバイブルだ。 初めてこの漫画を読んだとき、当時10代だった僕は、最終話における寄生生物ミギーの「心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい!!」という台詞に心から救われた。以来、この漫画は常に僕の人生の傍らに存在している。 というくらいのファンもとい“信奉者”なので、国内で映画化と言われても疑心しか無かったし、とてもじゃないが劇場に足を運ぶ気にもならなかった。 そうして劇場公開から4年余り経過し、某動画配信サービスのラインナップの中から“当たり屋”的なスタンスでようやく鑑賞に至った。 結果的には、言いたいことは無論尽きないが、ハードルを下げきって観た分、想像以上に無難に実写化しているとは思えた。 原作の信奉者として、改変箇所には一々違和感と拒否感を禁じ得なかったけれど、実写化する以上は一定の尺の中に収めることは避けられないことであり、あらゆる制約の中で、ストーリーテリングとキャラクター設定を整理しつつ、纏めている部分は致し方ないと思う。そして、「あ、なるほど」と少なからず感心する改変ポイントもあった。 そもそもモノローグが多い原作漫画なので、実写化にあたっては意外と話運びそのものが難しかったのではないかと思うが、キャラクターを整理・統合しつつ、破綻しない程度に改変できていたのではないか。 キャスティングを含め、俳優陣も概ね良かったと思う。 特に、主人公“泉新一”役の染谷将太、キーパーソン“田宮良子”役の深津絵里については、ビジュアル的にも表現的にも原作キャラと合致しているというわけではなかったけれど、それぞれが独自の演技プランで的確な役作りをしていたと思える。 一部酷評も目にしたが、“島田秀雄”を演じた東出昌大も、この俳優特有の“棒演技”感が絶妙にマッチしており、原作の“島田秀雄”というよりは、寄生生物キャラ全体に共通する作り物のようなおぞましい無機質感を体現できていた。 と、溜飲を下げる一方で、根本的な演出面では稚拙さが際立っていたと思う。 ストーリーテリング自体は整理できていたけれど、その分、一つ一つの描写がとても薄っぺらい。 俳優陣はそれぞれ頑張っていたが、感情を揺さぶられるほどの情感を引き出すには至っておらず、これはすべて監督の演出力の無さに起因すると思わざるを得ない。 「混じった瞳」「火傷の手」など、キーポイントとなるカットをしっかりと押さえるだけでも、印象は随分変わったはずだ。せっかく原作という“絵コンテ”が存在するのに、そういう画作りの不味さが際立ってしまっているのは残念だ。 あとは「みんなの生命を守らなければ」ではなく、「みんなの生命を守らねば」だ!だとか、細かすぎる難クセは枚挙にいとまがないが、「後編」も不安半分、期待半分で観てみようと思う。 浅野忠信の「後藤」には期待している。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-09 23:50:40)(良:1票) 55.恐怖・感動・哲学的要素のある漫画が原作ですが、漫画に引けを取らない映画になっています。いたたまれない展開は、映像で観るとさらにそれが増します。展開が早いので、先に漫画を読んでおくと一層楽しめます。深津絵里がクールで最高です。 【VNTS】さん [インターネット(邦画)] 8点(2018-09-08 20:27:14) 54.《ネタバレ》 超絶な原作ファン(たくさんいると思うが)だが、意外と良くできててホッとした(漫画原作には痛い目にあわされてるので)。 ミギーの声とふかっちゃんのキャスティングかマイナスポイントかな〜。小雪でよかったんじゃね?w 【◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-08-30 17:48:19) 53.原作未読だと完結編観ないとダメですね。 【東京ロッキー】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-08-07 17:02:36) 52.《ネタバレ》 原作が有名なのは知っていたが読んだことはない。この映画を見る限り普通に面白い話にはなっている。 映像面でいえば、以前に「海賊とよばれた男」(2016)というのを見た時は(三丁目は見ていない)、かつて実在していたものを現に存在しているように見せられたので驚いたが、この映画ではマンガを立体化して実写映像と違和感なくすり合わせした感じなので、それ自体で感動というほどでもない。 また出演者に関して、個人的には深津絵里、橋本愛といった女優を好きだと思ったことがないので主要キャストに関しては不満足である。主人公の同級生役で出ていた山谷花純という人は前から知っていたので注目していたが、最後に二つになってしまったのは残念だ(原作では死なないはずではなかったのか)。ほかどうでもいいことだが、東出昌大という役者は身長が高すぎだ。 以下余談として、原作は1988年からの発表とのことだが、この映画でも冒頭からしていかにも20世紀の青臭い環境論が鼻につく。それほど人類による環境負荷を嫌うのなら、半分とか1/100とか言わず絶滅させてしまえばいいだろうがと思うわけで、何をどうしようという観念もなく声高にアピール(自己主張)して終わりの昭和臭さを感じる。何なら先進国が温室効果ガスを削減する代わりに途上国には人口を削減してもらうかといった皮肉も言いたくなる。 また犬に関することでは、生きた犬も死んだ犬も同じく尊重すべきと思うのは構わないが、そういうことをいえばヘビもカラスもカマドウマもコウガイビルも全部同じように扱わなくていいのかと言いたい。愛護動物を前面に出した方が一般にはわかりやすいとしても、地球環境問題を尖った形で取り上げる割に、生物多様性という面では大して考えていない状態のように見えた。 まあ続編があることがわかっているのでここで突っ込んでも仕方ない。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-07-28 17:28:14) 51.《ネタバレ》 コミック既読です、随分と時間が経ってしまった為、フレッシュな気分で観れました。なんというか、生きているものはすべて何かに寄生しているのかな、映画をきっかけにもう一度コミックを読みたくなりました。ビジュアル的なところに目がいく作品ですけど、哲学的ですよね、寄生獣たちにも個性があるのが面白いですね。生きているものは存在意義とか関係なく増殖し続ける(人を含めて)はずなんですが、寄生獣たちはどうやって個体を増やすんですかね?そういう意味では、寄生獣は人以上に深い悩みを抱えた考える生き物なのかも? 【ないとれいん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-07-03 15:40:45) 50.《ネタバレ》 先にアニメを観ていたので、筋書きを知った上での鑑賞でしたが、それでもそこそこ面白かったです。右手のCGが違和感なかったので、割と入りやすかったのかも知れません。続編にもそれなりに期待したいと思います。 ミギーの声は、阿部サダヲも頑張っていたと思いますが、やはり本職の平野綾が一枚上といった感じでしょうか。 それと、父親をカットしたのはちょっとどうなんでしょう。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-03-05 11:47:56) 49.著名漫画の映画化としては悪くないと思いました。よく知るタイトルですが、原作に対する誠意は感じました。私の言葉では「可もあるけど、不可もある」。映画の感想は以上です。 以下、余談になります。冒頭のナレーションに違和感を覚えたことが鑑賞後に最も残っていることです。地球人口が半分になっても地球環境的には現状とさして変わらないと思います。人口が1/100になったら垂れ流す毒はゼロになるような気がしますね。でも同時に、その人口では現在の産業文明を維持できないと思うので農耕社会へ逆戻りじゃないかな…。しかし、地球人口が1/100になるのは、温暖化の後に来る次の氷河期のタームでしょう。 悲しいかな、環境議論に対する世間の興味には流行り廃りがあって、本作の原作が書かれた当時は地球規模の環境保全意識が最も盛んだった時期でした。有名企業がこぞって「地球に優しい」を合言葉に企業CMを作っていました。そんな時勢なので、原作には頷く部分が多かった。でも、現在の環境に対する意識は当時ほどではありません。なので、今更の映画化に違和感を覚えたのでした。 現在、私の危機意識を刺激するのは、地球環境より少子高齢化だったりします。地球環境は改善しませんよ。自動車を全廃するとか、クーラーを無くして扇風機とうちわの時代に戻るとか、それくらいのことをやらない限り現状の気候変化には歯止めが利かないと思います。で、それは出来ないので環境は悪化し続けるでしょう。国際会議の温暖化対策目標なんて、気休めと云う意見です。 残された可能性は、環境を変えることが出来るくらいに科学技術が進むこと。地上のクルマが全て最新型のプリウスになれば希望はあります。少子高齢化はその可能性を損なう事態です。特定の野生動物の絶滅を危惧する前に、政府はニッポン人を絶滅危惧種に指定して政策を策定して欲しいと思うこの頃です。 すみません、映画レビューになっていませんけど、本作の冒頭ナレーションに覚えた違和感を書かせてもらいました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-01-30 02:02:48) 48.《ネタバレ》 原作未読、アニメ未見の状態で全く期待せずに見たのだけど、それなりに面白かった。山崎貴監督は一般的にはブレイク作となった三丁目の夕日シリーズの影響からか一般的には感動作の監督として語られることが多いけど、本作は原点に立ち返ったようなSFパニック映画で、泣きの要素があるにはあるが、そんなにあざとくなかったのは良かった。(ただ後編は分からない。)元々ハリウッドで映画化が予定されていた作品だけに、それを日本でと聞くと原作を知らなくても不安になってしまうが、多少のB級くささはあるものの、CGにそこまで違和感はなくさすがに特撮スタッフ出身の山崎監督といったところで、この監督はやはり感動を謳う映画よりはこういうバリバリのスペクタクル映画のほうが合っているのではと思う。パラサイトに寄生された人物を演じる俳優陣の感情を殺した無機質で冷徹な演技は印象的で、中でも田宮を演じる深津絵里はとくに上手かった。島田を演じる東出昌大もいつもはその棒読み演技が気になってしまうのだが、役柄のせいかとくにそれを感じなかった。ただそれらに比べるとミギーのキャラはかなり浮いて見え、原作やアニメではもっと無機質な感じなのではとつい想像してしまった。とはいえ、きらいというわけではない。警官姿のAを演じるのは池内万作で、伊丹十三監督の息子である彼がかつて伊丹作品にスタッフとして関わっていた山崎監督の映画に出演しているのは縁を感じる。前後編二部作の映画で、結末は後編に持ち越されるのだが、前編だけでもそれなりに満足してしまって、見終わった後すぐに後編が見たくなるような感じではないのが少々残念。でも、後編も見る。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-12-09 21:37:09) 47.《ネタバレ》 原作は言わずと知れた名作です。その映画化に携わる人たちはとても勇気がいることでしょう。褒められることなんてまずないのだから。上手くまとめたなというのが個人的な印象。完結編はどうなるのかな。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-10-15 23:17:16) 46.“バランス感覚優先で一般向け商業映画に仕上げました”な映画。ホームランではなく、きっちりシングルヒット狙いが功を奏していると感じます。これはこれで正しい映画化のかたち。ただ、原作ファンからしてみれば特大のホームランを狙って欲しかったなあと。それだけの価値がある原作だと思うのです。もちろん結果三振でも構いません。そういう意味では、個人的に決して好きな監督ではありませんが、園子温監督にメガホンを取って欲しかったなあと。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-08-20 21:57:54) 45.《ネタバレ》 原作漫画を所持しているファンである。上手く映画化すれば傑作になる!と昔から期待していた作品ではあるが、原作の出来が良ければ良いほど逆に傑作は生まれにくいとも思えてきた昨今。だからあまり期待せずに観たというのが本当のところ。 意外とそれなりに観られる。原作からカットしたところや改変したところはあるがあまり違和感なく物語になっていると思えた。原作の設定が秀逸だからとも言えなくもないが上手いこと処理している方ではないだろうか。 ただ褒められるのもそこくらいで後の要素は平凡な出来とも言える。パラサイトたちの演技が感情を殺したような演技が多くなるから、対比としてのアクションシーンはもう少しメリハリがあってもいい。ラストのAとの対決はそれが多少はできているし頑張っているが香港映画のようなアクロバティックな動きはいらなかったように思う。最小限の動きで攻撃をかわし標的に接近していく方が説得力があるしこの作品には合っている。 あとは原作ファンから見て気になった細かいところ。 ・母子家庭にしたことは物語上ではそこまで支障はないのだがやはり母を失った後の生活が気になってしまう。蓄えがあるからと言ってもそこまで裕福には見えないしパラサイトの脅威よりもある意味心配になってしまう。 ・ミギーの声はもうちょっと無機質寄りでもいい。まあ声は慣れるのだがCGの動きが少し芝居がかりすぎだと思う。寄生生物はそういう無駄な動きや演出はしないだろう。 いろいろ苦言も書いたが物語を追うだけなら普通に楽しめる作品だと思う。 【⑨】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-16 02:41:37)(良:2票) 44.原作を知っている人からすると「えっ~」と言いたくなる気持ちも分かる。ただ、2時間(完結編も併せて4時間)でまとめるには仕方のないことかもね。 ただし、ミギーが非常に人間ぽっいこと喋っているのには違和感がある。もっと冷徹で合理的なイメージなので。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-02-01 20:11:04) 43.《ネタバレ》 なんだ、続きがあるのか。続きが見たいと思わせないところが、残念。演技が悪いのか、脚本が悪いのか、演出が悪いのか主人公の青年が半チンピラみたいな態度なところが嫌です。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2015-09-13 15:23:05) 42.高校生の頃、原作をリアルに読んでいました。とにかくハマって、友人達の中でも、特別なマンガだったと記憶しています。あれから10数年…いや、20年?(涙)。実写として見る事になるとは… 個人的に驚いたのは、原作の「コマ」がところどころ思い出される映画で、「次は、こういう展開だったなぁ」「こんなセリフだったなぁ」と思って見ていると、違う。という、当時の記憶との葛藤でした。意外と憶えているものですね。思春期に読んだ印象が強過ぎるのか、原作で感じた主人公の苦悩や、成長を、今作ではあっさりしていて、上手く感じられてませんでした。2時間という、時間的な制約があるのは仕方ありませんし、時代も変わったし、こういうシナリオの方が良いのかもしれませんが… 色々と不満もありますが、あの長いマンガを、コンパクトに上手く纏めてたところは、ある意味凄いなぁと感じました。 個人的には、お母さんとの対決の箇所は、もう少しドラマ感を入れてほしかったかなぁ。原作のように顔が変形するとき目を反らすとか。 この物語は、とても「人間味」が大事な気がするので。 【sirou92】さん [インターネット(字幕)] 5点(2015-08-08 01:31:08) 41.《ネタバレ》 スピード感のあるアクションシーン、先の読めそうで読めない展開。万人向けのエンタメにしてはグロテスクすぎるところもありますが、漫画の実写化作品の中でも傑作の部類に入るのでは、と思いました。予告編でも使われていた「嘘だって言ってよ!」の絶叫シーンはかなり好みです。 【bolody】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-02 20:45:21) 40.《ネタバレ》 原作は知っています。最近アニメ化されたものも一応鑑賞ずみ。テレビで特別編が放送されていましたが、内容がよくわからない部分が多く、後日DVDで再視聴したところかなりの編集カットがされており、本来の作品とは全く違ったものになってしまっています。テレビだけの鑑賞の方はDVD等で再視聴されてみてから評価したほうが良いかも。内容については映画化にあたり寄生獣という設定を生かしているだけでかなり原作とは変更されていますね。映画化で尺を短くしないといけないのでこれも仕方ないかと思いますが、原作を知っている方たちには、かなり違和感があるかも。私も原作でパラサイトが一度乗り移った者と違う性別へ乗り移った場合に制御が難しく拒否反応がおきるという設定があったので、Aが母親に移るのはどうかと思って見ていました。後藤が食っていたあの薄切り肉はどう見ても牛肉にしか見えないし、その中からピアスが出てきて実は人肉という落ちはちょっと無理がある。もうちょっと厚切りにしないと・・・。結構突っ込みどころ満載ですが、ホラー映画嫌いな私が鑑賞できる作品がまた一つできました。次回作もあまり期待せずDVDで鑑賞いたします。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-05-23 19:54:33)
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