みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 とにかく素晴らしい。笑えて、泣けて、心が浄化されるような映画でした。 【藤堂直己】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-05-07 09:08:17) 7.《ネタバレ》 志半ばでお仲間が亡くなっていくのは辛い場面でしたが、乗り越えて人生を謳歌する姿に私も感動しました。私も楽しく生きなきゃ、と。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-04-08 16:47:31) ★6.《ネタバレ》 これはちょっと言葉を失うほど凄かった。平均年齢70を軽く超えるじいちゃん、ばあちゃんたちが歌に命の最後の灯を燃やす。肺にチューブを突っ込みながら、歩くのも支えてもらいながら、彼らはステージに立つ。チケット完売だというのは、はっきり言って歌そのものを聴きたいわけじゃない。自らにとって大切なものを命の輝きに変え、放つ姿を見たいのだ、観客はみんな。老人というのは未来より過去の方が多くなった人だと思っていた。間違っていた。彼らは未来を語る。次のステージのことを、生き生きと。“元気をもらう”なんてレベルではなく、人間の底力に圧倒された。自然と、居住まいを正して画面に向き合っていた。観るのが苦しくて、何度か中断したのだけど。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-21 02:12:14) 5.SHOUD I STAY OR SHOUD I GO♪ ロックの名曲が彼らに歌われてちょっと違った顔を見せる。 途中は見ててツライんですよね…皆さん高齢で持病を抱えた方も多くて、そんなに無理しなくても、と思ってしまう。 それでも最初と最後のステージでわかるの。 若い人が片手間にやるのとちがい彼らにはもうこれしかないんだけれど、たった一つでも自分を表現できるものがあれば人は命を燃やすことができるって。 ライトを浴びると彼らのシミもシワも消えて見え、ステージはその人の普段の生活がどうであれ、その人を最高に輝かせることのできる場所。 人生の最後にがんばったことは彼らの魂に刻まれている気がします。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-05 07:00:02) 4.あるコーラス隊の姿を追ったドキュメンタリー。ものすごい歌のうまい合唱団をイメージして 鑑賞に望んだものの、ここまでご高齢だとは思わず、歌に関して期待するのはちょっと酷だった。 がんばってるおじいちゃん、おばあちゃんたちの姿にはとても勇気づけられるのだが、 これならテレビのドキュメント番組でも十分かな。彼らが歌うMTVのような音楽クリップが 何曲か挿入されており、そこだけはテレビでは観られない演出だった。個人的には、 こういった活動はあくまで趣味の範囲内で楽しんでほしい。映画になるよなんて言うと、 彼らに余計な負担や無理をかけさせることになるし。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-07-19 02:29:10) 3.映画としては途中で少し中だるみ感があり、ちょっと長い。年老いていけば死が近づくのは避けられない事実で、死が近づくほど心身ともに自分の思うようにいかないことが増えてくる。その日々をどう捉え過ごしていくか。自分のこと、家族、友人のこと、改めて考えてみるいい機会をもらえる映画。 【noji】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-10-25 22:45:05) 2.《ネタバレ》 これはすごいです。 誰もが一度見ていただきたい、何かとてつもないすごいものがあるのです。 決してNHKのご長寿番組と似たようなものを想像してはいけません。 誤解を恐れずに言いますと、一見、「ドリフのコント」にぴったりの素材が満載なわけです。 シリアスな病気の話題が日常会話の間にフツーに語られ、メンバーは次々に倒れ入院、相次ぐ病死、しかもポスターのド真ん中に写っているジョーがコンサートの前に亡くなるというついつい笑ってしまう状況。「ショーの間に私が倒れたら、幕袖に引っ張って隠してそのまま続けて。1人減っただけよ。」という女性、酸素ボンベ持参で登場するフレッド。 もうもう、コントネタがあふれるその世界。これがドリフでなくてなんなのでしょう…。 が、ここには笑えるネタと、「老い」「死」という人間の真実が混在しているのです。それが非常にシュールであって、なんともいえない味をかもしだす。ゆえにこの作品からは誰も逃げられない。彼らは、「死」ととても近いところで生きている。死んでしまってショーに出られなかったメンバーも、生きて出演して歌ったメンバーも、実はそんなに距離が遠くない。彼らにとって「死者」は遠くにいる存在じゃない。かなりの確率で、それは自分だったかもしれないのだから。とてもシュールです。ドキュメンタリーであるという「強み」が最も効果的に発揮される作品です。 観客が彼らを喜ぶのは「超高齢なのに」ノリのいい曲を迫力で歌うからです。「超高齢なのに」が欠ければ、たいした話題にもならず、おそらくプロを諦めてこの道を選んだであろうプロデューサーのボブはそのことがよくわかっています。 そして「超高齢」に「エンタテインメント精神」や「プロ魂」が加わったとき、彼らはすべての人を説得してしまう。刑務所の囚人も、ノルウェー国王も。 なぜなら彼らは儚いからです。儚いものは貴重で美しいのです。儚いものには誰も逆らえない魅力があるのです。 あなたも私と同じように、ぜひフレッドの「FIX YOU」で泣いてください。それは人間としてとても正しいことですから。 すばらしいです。技巧にも優れユーモアもあり心もこもっているという稀なドキュメンタリーです。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-04-30 21:15:43)(良:1票) 1.《ネタバレ》 物珍しい「見せ物」ではなく、しっかりとしたエンターテイメントとして成立しているところが素晴らしいですね。人生の終着点が近づいている状況の中で、それに抗うかのように歌い続ける彼らの姿はまさにロックですね。「やはり、ロックの洗礼を受けたからには、死ぬまでロックしていかねばならんな」と自分に言い聞かせたい心境になりました。 【TM】さん [地上波(字幕)] 7点(2010-03-30 01:28:59)(良:1票)
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