みんなのシネマレビュー

ワイルド・バレット

Running Scared
2006年【独・米】 上映時間:122分
アクション犯罪ものヤクザ・マフィア
[ワイルドバレット]
新規登録(2010-01-23)【蝉丸】さん
タイトル情報更新(2023-10-11)【Olias】さん
公開開始日(2008-10-11)


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監督ウェイン・クラマー〔監督〕
キャストポール・ウォーカー(男優)ジョーイ・ガゼル
キャメロン・ブライト(男優)オレグ・ユゴルスキー
ヴェラ・ファーミガ(女優)テレサ・ガゼル
カレル・ローデン(男優)アンゾ・ユゴルスキー
ジョニー・メスナー(男優)トニー・”トゥーム・ペレロ
イワナ・ミルセヴィッチ(女優)ミラ・ユゴルスキー
ブルース・アルトマン(男優)デズ
エリザベス・ミッチェル〔女優・1970年生〕(女優)エデル
トーマス・ロサレス・Jr(男優)ジュリオ
ジョン・ノーブル(男優)イヴァン・ユゴルスキー
マイケル・カドリッツ(男優)
脚本ウェイン・クラマー〔監督〕
音楽マーク・アイシャム
編曲ケン・クーグラー
製作ブレット・ラトナー
ケヴァン・ヴァン・トンプソン(ライン・プロデューサー&共同製作)
製作総指揮アンドレアス・グロッシュ
配給アートポート
編集アーサー・コバーン
その他トビー・エメリッヒ(サンクス)
ケヴァン・ヴァン・トンプソン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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【クチコミ・感想】

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13.《ネタバレ》 2分で考えついたような安易な邦題が「どうせB級」という不当な先入観をもたらしている感があります。B級はB級ですけども、かなり一生懸命に練られた脚本で面白いですよコレ。
一丁の銃が次々と人の手に渡っていくにつれ広がる騒ぎと予想不可な展開。場面の一つ一つが手抜き無しに緊迫するし、次に繋がる伏線にもなるしで目が離せなくなります。少年が出会う娼婦の情の厚いこととか、チャズ・パルミンテリ扮する悪徳刑事の狡猾な存在感とかDVロシア親父がJ・ウェインに心酔のオタクぶりをまさかの場で発露するとか、脇キャラに至るまで強烈な個性を放ちます。
秀逸エピソードがベラ・ファーミガvsサイコパス夫婦の一幕。本筋とはほぼ無関係なこのくだり、無関係にもかかわらずしっかり作り込んでいてセットも役者も完璧に不気味。なぜここにこれだけ情熱を注ぐのか。良いなあ。ベラ姉さんの気っ風も麗しい。
ラスト直前の数分には複数回のひっくり返しがあります。わたしはどれも読めなかった。最後まで驚かせてやろうという気概を感じる気持ちの良い映画でした。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-17 23:21:49)

12.間違いなくA級とは言えないが、B級と呼ぶには惜しい感じ。いろいろ盛り込んでいて飽きません。終盤はもう子供と奥さん以外は全員敵というわけのわからない展開で、彼の人生は一体何だったのかと同情していたら、何重もの妙なオチ。最後まで「そんなアホな」と思いつつ堪能させてもらいました。
途中、まったく別作品のような児童虐待夫婦のシーンも秀逸。ここだけ唐突に主役になったヴェラ・ファーミガが、抜群にカッコよかったです。
「ワイルド・スピード」以外のポール・ウォーカーを初めて見ましたが、同作よりずっとワイルドで厚みがあってちょっと陰影があって、存在感が際立っていたように思います。今ごろはもっと幅広い役で活躍していたはず。惜しい人を亡くしたものです。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-19 03:09:18)

11.演出もストーリーもいろいろ取っ散らかしてる感じで集中はできないが、最後まで飽きさせないスピード感は良かった。 misoさん [地上波(吹替)] 6点(2020-11-12 22:24:31)

10.《ネタバレ》 父親に虐待されてる隣のロシア人の息子が、主人公宅からピストルを持ち出して、父を撃ってしまう。そのピストルってのは、警官殺しに使用されたという、かなりヤバい奴。という訳で、ピストルを持って家を飛び出した少年と、その行方を追う主人公。さらには肝心のピストルも少年の手を離れてしまい、三者三様に動き始める。
ってんだからコレ、かなりオモシロい作品、のはずなんですけどね。書いてるだけでもワクワクしてきます。邦題の「ポール・ウォーカー主演だから『ワイルド何とか』でいいだろ」という安直さが、さらにワクワクさせます。さらには、悪徳刑事の暗躍、アヤシゲな夫婦の登場、主人公の妻の活躍と、盛り上げる要素には事欠きません。
という訳で、オモシロい作品になるはずのせっかくの「いいネタ」をこれだけ揃えたのに、だったらもうちょっとウマい見せ方あるんじゃないの、と、ちょっと勿体ない。
画面を何となく暗くして何となく揺らしてやれば、何となくダークな雰囲気になるだろう、といった感じの、もうひとつ見栄えのしない映像が続き、サスペンスフルなはずのシチュエーションでもあまりドキドキさせるものが感じられません。コワいシーンのはずなのにコワくない。物語も、さまざまな登場人物を配置してやや複雑化しているのを、うまく捌ききれず、何だか繋がりが悪い印象。終盤には「意外な真相」を3連発くらいカマしてくれるけれど、もともとゴチャゴチャしているので、せっかくの意外性も「え? あっそう」止まり。
と、いろいろ文句を言いたくなるのも、基本的には本作に魅力を感じるからで、「オモシロい作品を作ってやろう」という意気込みは、これは確かなもの。無表情だった少年が最後に感情を露わにするのも、定番の演出ではあるけれど、しっかりツボを押さえてます。 鱗歌さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-05-02 10:40:15)

9.独自のアングルで見せる映画で、ハマる人はハマる。
ちょっと集中できなかったのでもう一度観たいところだが、多分それはないな。 simpleさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-02-15 18:44:48)

8.《ネタバレ》  久しぶりな骨太バイオレンスアクション。かなり血生臭い。でも子供が中心っていう思い切ったプロット。登場人物多め。多いけど個性が強いので混乱することはなし。大人は3人くらい除いてあとは悪人と狂人と病人しかいないっていう狂った世界。冒頭の撃ち合いから凄まじく、この作品はただ事ではないぞと一気にのめりこみます。
 主人公はポールウォーカー演じるジョーイ。犯罪に使われた銃を始末するのがこの人の係り。地味そうな仕事に見えるけど結構重要なポジションらしい。戦闘力高め。で、この人が預けられた1丁の拳銃を子供が持ち出した挙句発砲しちゃったのでさあ大変。1丁の拳銃と子供を捕まえるため東奔西走するストーリー。これがなかなか上手くて、銃が次々といろんな悪党の手に渡っちゃう。いつも紙一重で手に入らないんですよね。
 とにかくテンポが速く、エピソードの数が異常に多い。でもその一つ一つに手抜きは一切なし。おとなりさん。病院。トイレ。厨房。自動車整備工場。警察署。ファミレス。アイスホッケー。あらゆる場所でハラハラドキドキの連続。ある意味ジェットコースタームービー。しかしなんといっても強烈なのが、小児性愛好家で殺人鬼っていう最高クラスのサイコパス夫婦。しかも本編とまったく関係ありません。あまりの異質ぶりに、別の映画が無理矢理参入してきたかのような違和感。ここだけサイコサスペンス。
 いやいや、メインストーリーも負けちゃいません。トニーがサツにタレこんだサルを撃ち殺してからは怒涛の展開。その迫力。その緊張感。どれをとっても1級品。その先には凄惨な殺し合いが待ち受けます。そしてついにジョーイの秘密が明らかに。ここでめでたくハッピーエンドかと思いきや悲劇は終わりません。
 いやー、ポールウォーカーはやっぱりかっこいいですね。なんか感情移入しやすくて、応援したくなります。惜しい人を亡くしたものです。アクションとしてもドラマとしても見応えのある名作。他のサイトではレビュー数結構あるのですが、ここではあまりレビューされていないのが意外です。 たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2019-03-19 14:21:53)

7.《ネタバレ》 後半はどっちらけな内容だけど、話の展開は飽きさせませんね。
イケメン主人公だからハッピーエンドかと思ったら、一瞬あれ?っなってハッピーエンド。
でも一年したらタイトルごと忘れちゃいそうな作品。 たかしろさん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-17 16:04:53)

6.展開が目まぐるしく変わりますが色々と詰め込みすぎだと思います。脚本に関してもなんでもありって感じでよく練りこまれていない印象。映像は所々面白い部分がありますが良い所はそこだけって感じです。
キリンさん [インターネット(字幕)] 6点(2013-01-19 23:12:14)

5.《ネタバレ》 B級臭が満載&ツッコミどころは多かったですが、一丁の拳銃が色々なストーリーを作っていき飽きさせない面白い構成でした。すごいミスリードの持って行き方、ロシア子供の演技、最後の笑顔が印象的でした。 とむさん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-26 23:53:59)(良:1票)

4.《ネタバレ》 拳銃一つ巡って目まぐるしい展開、しかも盛り沢山な内容で面白く観れました。

ただハッピーエンドが決して悪い訳じゃないけど、後味良すぎだなぁ~と。

ずっと暗い表情だったロシアの子が、主人公に『ホッケーのチケット何とかする』と言われた後の笑顔が印象的でした。 ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 6点(2012-10-28 05:35:30)(良:1票)


3.《ネタバレ》 平均点高めなんだろうなぁ、と作品検索してみたら・・・、ええーっ!?た、たったの2人ですかぁ。みんな知らないのかなぁ?当時全米BOトップ10入りしてた頃から知っててようやく見たんですケド、これメチャクチャ面白いですよ!内容云々はお先にレビューされている【ザ・チャンバラ】さんがおっしゃられている通りだと思います。僕なりに言わせてもらえれば、「マクドとロッテリアとKFC、吉野家となか卯と松屋とすき家」を一つにぶち込んだ様な美味しいとこ取りとでも言いましょうか。まずね、初っ端からヴェラ・ファーミガさんの見え過ぎローライズ!に画面釘付け間違いなし!!最近は良く見るこの女優さんですが、こんなとこに出てたなんて意外な驚きと嬉しさでした。ポール・ウォーカーはまぁ良くも悪くも『ワイスピ』ですね。銃の構えなんかまんまだし。他にもね、わんさと個性強すぎな脇キャラが出てくるんですが、子供をさらうビョーキ夫婦なんて筋に全く関係無いのにこれだけでも一本映画撮れちゃいそうな美味しさ。このシークエンスでのヴェラ・ファーミガさんがスゴくイイのよー。「銃声がした。」と撃つ前に携帯で通報した決意の銃弾にはしびれまくりです。あと、お隣のロシア人奥さんの旦那から逃げない理由の話なんかも意外にホロッ、とさせられたりして。チャズ・パルミンテリの悪徳刑事も美味しいキャラなんだけど、もっと悪徳ぶりを強調して絡ませて欲しかったなぁ。絶対気付かない「あのオチ」も中々だと思いますが、それよりも中身がすっごく濃いです。これは掘り出し物ではなく傑作B級であり、間違いなくオススメ出来ます。DVD買おおっと。 mikiさん [DVD(字幕)] 9点(2012-09-16 21:01:34)(良:2票)

2.各々思惑を胸に秘めた悪人達が多数入り乱れるサスペンスアクションはよく見かけるジャンルですが、本作の面白さはその中でも群を抜いています。タランティーノやガイ・リッチー作品にも比肩するほどよく出来た脚本に加え、トニー・スコット風のかっこいい画面作り、ノンストップのスピード感、ハマりまくりの俳優陣(ポール・ウォーカーかっこよすぎ!ヴェラ・ファーミガ美人過ぎ!)、もはや文句のつけようのない仕上がりです。ヤクザ同士の権力闘争に加え、DVや児童ポルノなどネタにしていいのか微妙な題材にまで臆することなく手を付けたおかげで、本作は独自性を打ち出すことに成功しています。話が桁外れに陰惨なのです。陰惨ではあるが、救いがないわけではない。バイオレントな落とし前はきっちり付けるため、後味は妙に爽やか。その辺のバランスの取り方も最高です。この監督、「トゥルー・ロマンス」や「ナチュラル・ボーン・キラーズ」といったタランティーノ自身が監督していないタランティーノ作品の大ファンと見ました。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 9点(2011-05-29 19:55:08)(良:2票)

1.いや~、閲覧注意です。有害指定してもいいかもしれん。
GTAどころの騒ぎじゃないぞ。イカレクソ野郎しか出てこない。
監督がこれを通じて何を言いたかったのか理解できん。
後味最悪。体調悪い時は観ない方が良い。
それと映画から何か得たい人も。
幸志さん [インターネット(字幕)] 2点(2011-03-16 03:59:44)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.46点
000.00% line
100.00% line
217.69% line
300.00% line
400.00% line
5215.38% line
6430.77% line
7215.38% line
8215.38% line
9215.38% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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