みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 前後の仮面ライダーシリーズの主役ライダーの共演を描くMOVIE大戦シリーズの第1作。ストレートに2つの戦隊の共演を描くスーパー戦隊シリーズのVSシリーズと比べて、まずそれぞれの中編劇場版をオムニバスで順番に流した後、最後のパートで満を持して2大ライダーの共演を描くという構成というのが凝っている。YouTubeで配信している「仮面ライダーW」をけっこう楽しく見ていて、12話まで見たところで同じく配信された本作を見たのだが、最初のパートである「仮面ライダーディケイド」のエピソードは、ディケイドに関して昔にテレビで放送していた「オールライダー対大ショッカー」しか見ていないこともあってやっぱり退屈。写真館の主人(石橋蓮司)が何の脈略もなく死神博士に変身するのは「オールライダー対大ショッカー」同様に意味が分からないが、次のWのパートでガイアメモリを使っていたことが暗示されていて後付け感が満載だが、Wの企画はディケイドの企画の前からあったとのことでムリヤリ納得。個人的には死神博士や地獄大使と違って再登場機会のなかったゾル大佐が登場してるのが嬉しい。続くWのエピソードはやはりテレビシリーズを見ている最中のためか、テレビシリーズと変わらぬいつもと同じ雰囲気で、やはり安心して楽しく見た。テレビシリーズで描かれていない翔太郎(桐山漣)とフィリップ(菅田将暉)の出会いや、二人がWに変身するようになった経緯も描いていて、第2話や第3話あたりでやっていても良さそうなエピソードをあえて劇場版で描くというのはなかなか大胆。翔太郎と彼の師匠である鳴海壮吉(吉川晃司)の関係も深みを持って描かれ、やっぱり翔太郎の被っている帽子のエピソードが良いなあ。ディケイドとWの共演パートの最後で壮吉が翔太郎にかける言葉もちょっと感動してしまった。その共演パートはWのエピソードからそのままつながっている感じで見ていて唐突感があるし、雰囲気も突然変わるので違和感がすごく、ハチャメチャという印象だが、子供向けのお祭り映画としてはこれでいいのだろう。でも、それだったら壮吉が翔太郎に言葉をかけるさっき書いたシーンはちゃんとWのエピソードの中でやってほしかったなあ。 【イニシャルK】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-09-15 23:04:37) ★4.《ネタバレ》 TV版・劇場版を全部見ている皆さんには申し訳ないが、これだけを単独で見たのでわけがわからない。わからないこと自体は問題にせず、通りすがりの部外者がたまたま見た印象として書いておく。 まず映像面では結構な迫力のある特撮になっていて見ごたえがある。またTVも同じだったのかも知れないが、妙に構図にこだわったりして異空間っぽい雰囲気を出しているのが面白い。加えてヒロインがかなりいい感じで、常に敬語なのに好感を覚えるが、微妙に距離を置いたような印象も受けるのがかえって愛しさを誘う。 しかし電波人間は、女優はかわいいのに変身後の姿があまりに昭和的なのが悲しい。また1970年代に年少だった者にとっての蜂女というものは、ショッカーの怪人なのに異性を感じてしまうという微妙な背徳感を催す存在だったのだが、この映画ではあまりにあっけらかんとしたお姉さんキャラになっているのに違和感を覚える。まあこの人は昭和の旧作というより、「炎神戦隊ゴーオンジャー<TV>」(2008)との関連で捉えるべきものだろうが。 そのほか、そもそも何でこんなところにショッカーがコミカル軍団として登場するのか意図不明だが、個人的には別にこだわりはないので、現代のファンの皆さんが納得していればそれで結構である。点数はとりあえず平均程度ということで。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-07-24 20:24:50) 3.《ネタバレ》 前作(映画)の幾つかの酷さは、改善されている。死神博士のじいさんは、なぜかは不明だが、自分の意志や生まれつきではなく、ガイアメモリによってイカデビルになっていた事になったし、士はショッカー首領ではなくなった。ただし、思わせぶりなライダー大戦は、都合よく無くなって唯の単体戦となり、ディケイドは自ら選んだように、死を遂げる。その上、、結局は「ライダー達を倒す」事とは関係ないストーリー(TV版の時代)の頃の、門矢士への仲間の思いにより、彼とディケイドは復活する。これはつまり、ライダー大戦、ひいては平成スタッフが大好きだった、ライダー同士の決闘が、無意味であり、受け入れられなかった、「敗北」を意味している。 歴代の仮面ライダー達との共闘が、お祭りとして面白かった、TV版ディケイドの勝利である。そして、劇場版で自らの面白さを真っ向否定した、この異端の仮面ライダーに終止符を打った、夏みかんこと、仮面ライダーキバーラの活躍に、3点献上。 【Tolbie】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-08-04 21:43:39)(良:1票) 2.《ネタバレ》 「イカでビール? イカビビール… イカデビルー!」までは許そうじゃないか。ワタシもオトナだ。だが! 死神博士は蜂女ごときに鼻の下を伸ばすような、下劣な御方ではない! ましてや、呪文で怪人をつくるような御方でもない! あれじゃ、死神呪術師だ! あくまでも、死神『博士』であることを忘れるな! 【伊達邦彦】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-02-27 02:09:24) 1.《ネタバレ》 いろいろあってようやく本当に完結編です。ある程度謎は解明されますが、まだまだ不明点が残ってます。夏の映画とパラレルなので、士の正体、記憶、妹の存在が不明。鳴滝や栄次郎が結局何者なのか?そもそも鳴滝は何がしたかったのか?(真ライダーたちと同じならともかく、Sショッカーにいるのでそうではない)何故か頻繁に全員が時空移動可能。すべてのライダーを倒した、といっておきながら真キバ、ディエンドが残っている。何故タックルは生きてる?などなど……。シナリオ面ではいろいろ不満がありますが、冒頭のスカイライダーをファイナルアタックライドで追っかけるところなど、アクションは燃えるものがあります。しかしそれも最終決戦はTV最終回並みにアッサリしていたのが残念。最強フォームやファイナルフォームライドした各ライダーも1カットずつしか出てこないし、その後の戦闘に参加していないし……。まあ「いつものディケイド」と思えばフツーなのかもしれません。 あと余談ですがWとディケイドが知り合い、でなければ夏の映画に繋がることが出来てある程度スッキリしたのになぁ、とか思ったり思わなかったり。 それと、この映画?はすごい終わり方をします。知らない人はちょっとびっくりします。私が観た時も、客席から「ええ~!?」って悲鳴(w)があがってました。 【まるにゃ~ん】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-12-12 20:18:00)
【点数情報】
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