みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★2.《ネタバレ》 冒頭、前回出演の下垣真香という人が実年齢なりの大人っぽい姿で出たので一瞬期待したが、いきなり前回の感動物語をぶち壊しにする展開になっていたのは怒った。監督・脚本が代わったので、まずは前回スタッフの仕事をチャラにしてみせたのかも知れないが、その割に今回分のドラマがまともにできているわけでもない。 まず率直な疑問として、女子高生が性的暴行をされないで済んでいるのはなぜかと思うわけだが、実はされていたのを観客への配慮から映像化せず、曖昧にほのめかすだけにしたのかと後で思った(小学生が見る映画だったのか)。本当にそうなら黙認していた母親も相当の鬼畜ということになるわけだが、その段階から始めて最後の和解に至ったのであれば、今回なりに達成感のある人間ドラマができたとはいえそうである。 しかし実際には、よくわからない状態から始まって大した展開もなく、死ぬべき者は都合よく死んで愚かな者は愚かなままで終わったように見える。また大顔キャラがDV加害者を狙うのはいいとして、被害者(の支援者)まで襲うのは行動原理が不明瞭でストーリーに寄与していたようでもない。加えて特に今回は都合のいい展開が多すぎで(路傍にスマホ他)目に余るものがあったが、そういうことを含めて一般的な低予算ホラー並みとはいえる。 ちなみにレギュラー化しているフリー記者が今回は主役に昇格した感じで、物語の構造に変化が出ていたかも知れない。 映像面では、平野部の水田で野焼き(燻炭づくり?)をしていたのが目についた。また解説文では今回いよいよ東京進出というようなことが書いてあったが、事件の後は素直に田舎へ帰ったようで(秩父市か飯能市か)、ラストの映像からすると暗い森に棲んで変な声で啼く鳥のようなもの、というイメージかと思った。ほか終盤の娘と母親の再会場面は、一瞬のミスリードを狙ったのかも知れないが、あるいは回り道だったがやっとわかり合えた、ということの映像的表現かとも思った。そんなことまで読み取ろうとする真面目な観客は多くない。 ちなみに今回はアンクレットankletという言葉を習った。右足につけるのは特定の相手がいないという意味だそうだ。 追記: 娘がいわば“生贄”だったとすれば、そこから次回の老人につながっていくとも取れるが、それで最終的にまとまった話ができていたようでもない。どうも話がつながりそうでいて断片化した印象がある。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 4点(2020-01-25 10:29:30) 1.《ネタバレ》 今度は半分街中が舞台。それもよく分からんが(デス「フォレスト」じゃないの?)、一番の謎は、ホラー描写をケチって非常に不愉快なメインストーリーの方に尺を割いている点で、正直全く話に興味が持てない。例の顔は今作も思いっ切り出てきまくるのだが、目が普通の人間なのが凄みを損なっているように思うことに気づいた(多少カネ出せば何とかなりそうなモンなのに)。 【Yuki2Invy】さん [DVD(邦画)] 3点(2020-01-03 22:54:08)
【点数情報】
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