みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.《ネタバレ》 これはもう一度見たら評価変わるかも。Drシュルツが、ハープ止めろと怒ったところ、ディカプリオの握手を頑なに拒んで最後我慢できずにぶっ放したところ、これが奴隷制に対する怒り、嫌悪を募らせた果てになせる技、と、私は上映中にピンと来ることが出来なかったので(この辺もう少し分かり易くてもよかったんじゃないかな)、もしかしたら同じように何故と感じている人もいるかもしれません。言われてみれば、ああそうかーなんですが、何も前情報いれずに(南北戦争とかそういう歴史事情以外で)見に行った感想としてここがちょっとひっかかかった。賞金稼ぎのシュルツがそういう正義みたいな感情に目覚めたっていうはっきりとしたくだりは無かったことありません?多分二度目見たら、ヴァルツの表情仕草とかにその辺語られているんだろうなと思いました。 あと、小ネタとしては、ディカプリオの部下が、「レオ」って呼んでくれ、って言ったのはやっぱディカプリオとかけてるのかな。パンフでタランティーノがルイ14世のイメージって言ってるのは、仮面の男が念頭にあるのかな、とか気になりました。三銃士関連の話を語るのは、ヴァルツもリシュリューやった関係とかかな(ちなみにタランティーノが選ぶ2011年度ベストの11位にダヴィンチの飛行船が入ってた(笑)。一番笑ったのは、タランティーノ本人のご出演と、派手に散って行ったところでしょうか。泣きそうになったのは、シュルツの髪撫でてジャンゴが出撃するところ。ディカプリオとヴァルツがいなくなると画面が寂しくなったよ、この華やかさは飛び散る血と弾薬、爆発でも覆せなかったです。 【みことtea】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-04 18:59:44)(良:1票) 10.《ネタバレ》 うーむ、純粋に賞金稼ぎしている前半は面白いと思ったんだけど、後半の奥さん救出劇になると微妙な感じになってしまった。 …ヴァルツ扮するドイツ人賞金稼ぎはちょっといい人過ぎ。もっとクールでしたたかなほうがいい。奥さん救出も、ベタだけど、ヴァルツのボランティアではなく賞金稼ぎの仕事繋がりのほうが自然じゃない? …ディカプリオも極悪人っぽく描いていたにしちゃ、騙されちゃいそうになりながら「お金を払ってくれればいいよ」的な締め方しようとしてるし、意外といい人じゃんって思いそうになった。(まあ、あのあと皆殺しするつもりだったのかもしれないけど) …主役の魅力は青い服着て馬にまたがっていたあたりが最高潮って感じ。悪徳な黒人奴隷商人の必死の演技はなんだかワケわからず結局あまり必要性を感じないものだった。 …ヒロインは愛しい人に再会した時は嬉しさで気絶するほど可憐でありがら、エンドの大殺戮を背に満面の笑みでラブシーンを披露する気丈な女に成長… いやいや、こういう些細な違和感が問題ではないのだ。 惜しくらむべきは、こういうのを吹き飛ばすようなぶっとんだ爽快感が、この映画にないこと。 「いろいろ考えている」「手が込んでいる」ていうのはわかるけどそれがなんだかカラ回りしているような感じ… 映画が進むにつれて「もっと単純にドカーンと楽しませてよ!」っていうストレスを感じちゃった。だってそういうジャンルじゃないの?マカロニ・ウエスタンってさ! 【ぞふぃ】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-04 13:03:04)(良:1票) 9.《ネタバレ》 だんだんと面白くなくなる映画監督の作品を見続けるのはしんどくなる。「イングロ」でもだいぶつらかったが、今度はこれか。次こそは復活してほしい。オマージュとかよくわからないけど、この冗長なストーリーで脚本賞ってのはあんまりだ。ドイツに対する謝罪映画が撮りたかったのだろうか。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-03 15:51:35) 8.《ネタバレ》 なんか、こういう映画って本当にいいよね。楽しい楽しい映画。 ヴァルツのキャラは、タランティーノらしいね。 確信をストレートに言わずに外堀を少しずつ埋めていくタイプ。優雅に。このいやらしい感じは前作に続きヴァルツがぴったりだな。 ディカプリオは最初の表情が最高すぎて、それ以外の演技がかすんでしまった笑 サミュエルは、何かしゃべるたびに劇場は爆笑。サミュって凄いよな。笑いのセンスというか、しゃべり方のセンスというか。特に怒ってるときが白眉。あ、わかった!声が面白いんだ! KKK団のシーンて、ダウンタウン以降の日本のコントっぽいよね。ああ、頭巾作るひともいるんだよな~っていう。 プロット的には、演技がバレる理由は他になかったのかな。ドイツ語もうちょい生かせなかったかなあ。 タランティーノが終盤で出てきた理由は、一番おいしいあの死に方の為だけ。 ずるいなあ。 【kosuke】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-03 13:01:05) ★7.《ネタバレ》 いわゆるマカロニ(スパゲッティ)・ウエスタンへのオマージュが明らかな、痛快娯楽西部劇。ただ、タランティーノらしくホラーと見まがうかの銃撃戦や奴隷同士の戦い等での残酷描写は、ちょっときついと感じます。タランティーノの特徴といえばそうなんですが、必要かな?Dr.シュルツや悪役キャンディら、魅力的なキャラクターがクライマックス前にあっけなく死んでしまうのがちょっと残念でした。サミュエル・L・ジャクソンが最後の悪役として残りますが、彼では少し物足りない。映画としては、敵役にジャンゴのライバルとなるべき凄腕のガンマンが配置されているべきでは?それにしても、サミュエルはよくこんな極悪人役を受けたもんですね。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-03 10:01:55) 6.《ネタバレ》 約10ヶ月ぶり2度目観賞。ダイナマイトでドカン、本人も出演のクエンティン・タランティーノ監督による西部劇風バイオレンス、マカロニ・ウエスタン。米アカデミー助演男優賞受賞となったクリストフ・ヴァルツ好演の相棒と共に黒人差別に立ち向かう南部一の早撃ちジャンゴ。白人黒人の凸凹コンビ。レオ様熱演の黒幕登場までが長く、さらに延々と続く中盤の会話劇にはウンザリ。終盤のアクション・バイオレンスシーンは大迫力。快活なテーマ曲。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-02 23:30:59) 5.ジャンゴの衣装が何パターンかあったけど全てがかっこよくて良かったです。 内容は完璧だったし。 【パプキン】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-03-02 22:19:01) 4.《ネタバレ》 マカロニ・ウェスタン(英語ではスパゲッティ・ウェスタンらしいが)へのタランティーノの愛が爆発している映画。正直相当の映画ファンでないと細かいところまでオマージュを読み取れないんだろうけど、そのへんはこれまでのタランティーノ映画でも同じです(そこまでのレベルになりたいものです…)。ただいかにも70,80年代映画の撮り方(ズームアップや早撃ち!)は「おおぉー」と唸らされます。「荒野の用心棒」に典型的なように、寂れた町(そしてそこには保安官が)にストレンジャーがやってくる、という構図がそのままそっくり再現されています。そして黒人が馬に乗っている点がタランティーノのオリジナルです。町に入るシーンはイーストウッド「ペイルライダー」そっくりです。個人的にはビールを注ぐシーンが最高でした。そしてなんといってもフランコ・ネロ! 邦題は「続・荒野の用心棒」ですが、原題は「ジャンゴ」という映画でフランコ・ネロはジャンゴを演じていました。その彼が、ヴァルツたちがディカプリオと初めて出会う屋敷で、ディカプリオと奴隷を戦わせている白人を演じています。そしてJ・フォックスのジャンゴと共に酒を飲み、新ジャンゴが旧ジャンゴに「ジャンゴ。Dは発音しない」と言うシーンは痺れます。これこそ最大の西部劇への賛辞でしょう。他の点では、イングロリアスバスターズに見られた緊張感と殺戮というパターンが繰り返されていますが、どちらをとってもやや及ばないと自分は思っています。マカロニ・ウェスタンへの愛を感じる映画です。まだ本作を未見の方は是非「荒野の用心棒」「続・荒野の用心棒」を観てからごらんください。余裕があれば「マンディンゴ」も是非。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-02 10:19:26)(良:1票) 3.《ネタバレ》 会話で引っ張って引っ張ってドカン!ってタランティーノ節は今回も健在。ピリピリと張りつめてゆく緊張の糸に痺れ、ぐいぐいと引き込まれます。 でもね、ずーっとそれでしょ。何度も何度も。2時間45分、途中でもうもたれてくるのね。 肉汁したたるコッテリギトギトな肉食系映画、この辺でそろそろ幕?って感じのところから更にコッテリと。見終わった頃にはぐったり。映画の発散するスタミナにこちらが付いてゆききれてない感じ。 ワリと悪役がハマってて、それゆえに逆にちょっと食い足りない感じのするディカプリオ(3パートに分かれたうちの1パートにしか出てきませんしね)、意外に受動的でジミめなジェイミー・フォックスに比べると、それ以外の人々のアクの強さの方が印象に残った気がします。 サミュエルのイヤな奴っぷりは最低で最高ね。 大作映画には無いB級のノリが大スクリーンにかかる違和感こそがタランティーノの醍醐味で、これもまたその違和感を大いに味わえる映画。 でも、この映画の元ネタの1つ『マンディンゴ』はショッキングな内容をウリにしたB級ノリの映画でしたが日本一のキャパを誇った有楽座にかかったんですよね。懐かしきカオスな70年代。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 7点(2013-03-01 20:30:44)(良:1票) 2.《ネタバレ》 タランティーノ讃歌や罵倒、挙げ足とりは他のかたにまかせて、枝葉末節のみ愛でます。神は細部に宿るから。ドイツ語、フランス語の織り交ぜかたが良い。イングロに続きクリストフ・ヴァルツ大活躍ですね。彼が喋るとブルームヒルダがちゃんとブリュンヒルデに聞こえちゃうから最高。最初の馬車を挽く馬や最後に裸馬でジャンゴを載せる馬、たぶん乗馬用のハノーバー種だと思うんだけどきちんと馴致・調教されてて素晴らしい。シュルツ、キャンディどっちも死ぬんならもっと派手にしたほうがよかったんじゃないかな。そのかわりにタラちゃん本人は力一杯派手な爆死だったね。総じて銃弾はいっぱい身体にあたって肉がちぎれたりしてたんだけど、あんまりバラバラにはならなかったのはちょっと肩すかし。そうそう、相変わらず使用曲は最高です。ジム・クロウチはベストな選曲。秀逸だったのはリッチー・ヘイヴンス“Freedom”、たぶんWoodstockバージョンだと思うけどあのタイミングはベスト。意外に観客席が静かだったんだよね、かなり笑えるとこ多かったんだけど… 間違いなく上映中にもう1回観ます。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-01 15:13:24) 1.《ネタバレ》 ジャンゴの嫁がどんどん強くなるのよ(笑) 爺さんの足とか小ネタも満載で楽しめます。 【mimi】さん [試写会(字幕)] 7点(2013-01-28 11:50:42)
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