みんなのシネマレビュー

台北暮色

(ジョニーは行方不明)
MISSING JOHNNY
(強尼・凱克)
2017年【台湾】 上映時間:107分
ドラマ青春もの
[タイペイボショク]
新規登録(2022-10-23)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2022-10-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-11-24)


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製作総指揮ホウ・シャオシェン
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【クチコミ・感想】

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3.台湾の大都市、台北市。鉄道や高速道路が行き交い、一見無機質に見える台北の街並みの遠景と、
人々が密集して暮らす生活感あふれる路地。その両方を捉える映像それぞれにいい味がある。
そして登場人物それぞれに家族や今の人間関係と、今の自分に大きな影響を与えている過去がある。
終盤に「距離が近すぎると人は衝突する。」という台詞が登場しますが、
登場人物それぞれの人間関係と、そこにある目には見えない距離感や孤独感、隙間風のようなものを実に巧く描き出しています。
その一方で亜熱帯の暑気を帯びた空気やそこで生きる人々の熱を感じさせる台湾映画らしい質感がいい。

大都会の遠景と、その中で生きる人々のごく近くに見える姿。
迷惑でしかない「ジョニーに代わってよ」と頻繁にかかってくる間違い電話をある意味受け入れているかのような主人公の女性。
遠景を見せられるとひっきりなしに車や鉄道が行き交い、そこに人同士の関りが見えてこない大都会。
しかし近くに寄って行けば、一見もう終わり?というラストにはエンストした車を脇に寄せようと人々が助け合う声が聞こえる。
「距離が近すぎると人は衝突する」とは言うものの、やはり人は何らか関わり合わなければ生きてはいけない。
作品は3人の主要登場人物の今後にこれといった解決策は見出しませんが、そんなことを感じさせるラストが印象的です。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-08-19 12:06:32)


2.《ネタバレ》 冒頭の列車内、携帯をかけていたフォンが、ワンカットでリーに切り替わる。まず、その鮮やかさに唸らされる。そのリーは、車内にシューを見つけて、声をかける。この二人は他人と思いきや、実は知り合いであることに驚かされる。その微妙な距離感を維持したまま、二人は同じアパートへと歩いてゆく。やがて、導かれるようにフォンが合流し、三人のドラマが交差していく・・。 本作は、この三人の、近すぎず、そして離れすぎない関係性が、なぜか不思議な安心感を与えてくれる。 逃げたインコの、捕まりそうで捕まらない、その距離感のもどかしさ。 シューの元に「ジョニーはそこにいますか?」という、他人からの電話が何度も鳴り、片や、彼女には、ほとんど電話をしてこない、実の娘の存在がある。 シューとフォンは、恋人のようでもあるが、その一線は越えない。 このいくつかのエピソードや、「距離が近すぎると、愛し方も忘れる」という忘れ難い台詞に要約されるように、この映画は、人と人との、「距離感」を描いた物語である。心、住まい、人間関係、、ありとあらゆる距離感によって、人は無意識のうちに生かされもするし、時には行き詰まったりもする。 本作は、フォンが動かなくなった車を諦めて、乗り捨てる場面から始まる。しかし、例え故障していても人が力を合わせて押せば、少しずつ前進してゆけることを示唆して終わる。これは、リーの行き詰まった人生を後押しすることを予見させるものである。 やがて、カメラは俯瞰的な視野に変わり、街灯にライトアップされていく「台北」という大都会の夕暮れが美しい。 台北で暮らす若者の現代を的確に描いている、といった評価の本作であるが、私の感覚ではどこか懐かしい空気を感じさせるものだった。その風景が、どことなく東京に似ているからかもしれない。 一見しただけでは、嵐の前の静けさのごとく平穏、しかし長い年月を経て私の中で大きく存在感を増していくならば、この黃熙 (ホアン・シー) という監督は、楊徳昌、侯孝賢といった台湾の巨匠たちに、いずれ肩を並べる予感がするのである。 タケノコさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-05-08 23:53:19)(良:1票)

1.《ネタバレ》 とにかく感じたのは、台北という街がとてつもない大都会だということだ。
そしてそこに暮らす人々には、それぞれの人生があって、皆それなりに大変な過去を背負って生きている。
その人生は互いに交錯し合い、小さなドラマを生んでいく。

それを都会的なセンスで描いたのが本作。
映像も綺麗だし、音楽のセンスも良い。
だが何かが足りない。
それは娯楽性なのか。
でもそんなものは必要ないのかもしれない。 にじばぶさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-05-06 00:05:37)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
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