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マッドマックス 怒りのデス・ロード

Mad Max: Fury Road
2015年【豪・米】 上映時間:120分
アクションSFシリーズものバイオレンス3D映画
[マッドマックスイカリノデスロード]
新規登録(2015-04-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-10-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(2015-06-20)


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監督ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
演出木村絵理子(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
キャストトム・ハーディ〔男優〕(男優)マックス・ロカタンスキー
シャーリーズ・セロン(女優)フュリオサ大隊長
ニコラス・ホルト(男優)ニュークス
ヒュー・キース=バーン(男優)イモータン・ジョー
ジョシュ・ヘルマン(男優)スリット
ネイサン・ジョーンズ[男優・1969年生](男優)リクタス・エレクタス
ゾーイ・クラヴィッツ(女優)トースト
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(女優)スプレンディッド
ライリー・キーオ(女優)ケイパブル
アビー・リー(女優)ザ・ダグ
コートニー・イートン(女優)フラジール
ジョン・ハワード〔1952年生〕(男優)人食い男爵
リチャード・ノートン〔1950生〕(男優)最高司令官
AKIRAマックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
本田貴子フュリオサ大隊長(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】))
中村悠一ニュークス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
竹内力イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
千葉繁武器将軍(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】)
後藤哲夫人食い男爵(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
斎藤志郎コーパス・コロッサス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/人食い男爵(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】
沢田敏子ミス・ギディ[ばあや](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
たかはし智秋スプレンディッド(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
潘めぐみフラジール(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
巴菁子メリッサ[種を持つ老婆](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
磯辺万沙子アントワネット(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
落合弘治エース(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/コーバス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
田村睦心トースト(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
勝杏里エース(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
宮内敦士マックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
安原義人イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
伊瀬茉莉也ケイパブル(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
榎木淳弥ニュークス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
脚本ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
音楽ジャンキーXL
作曲ジュゼッペ・ヴェルディ「レクイエム 怒りの日」
主題歌MAN WITH A MISSION日本版エンディングソング「Out of Control」
撮影ジョン・シール
製作ダグ・ミッチェル
ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
製作総指揮イアイン・スミス[製作]
グレアム・バーク
ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
美術前田真宏(キャラクターデザイン)
コリン・ギブソン(プロダクション・デザイン)
リサ・トンプソン(セット装飾)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集マーガレット・シクセル 
録音マーク・A・マンジーニ
クリス・ジェンキンス
グレッグ・ルドロフ
日本語翻訳アンゼたかし(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
あらすじ
放射能汚染後の荒廃した世界。放浪中の元警官・マックス・ロカタンスキー(トム・ハーディ)は水を支配する独裁者・イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の組織に捕まり、戦闘員の一人・ニュークス(ニコラス・ホルト)の「輸血袋」とされてしまう。一方、ジョーの部下・フュリオサ(シャーリーズ・セロン)は、水と他の資源を交換すべく、ウォータンクと呼ばれる改造車を運転して砦を出発する。

DAIMETAL】さん(2015-06-23)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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32.《ネタバレ》 「だだっ広い砂漠をハイテンションで走ってブッ殺し合う」という光景が99%続くというだけでも最高に頭がおかしい(褒め言葉)のに、残り1%に凝縮されたドラマの輝きも眩しいったらありゃしない。

砂漠に一台の車、その横で黄昏る毛むくじゃらの男。男は何かに気付いたのか荷物を放り込んで乗り込み、砂漠を走り出す。口にサソリをほおばりながら! 
それを追う雲霞の如きヒャッハーども、ひっくり返った車から這い出る男の脳裏に浮かぶ光景、女が車に追われる記憶がフラッシュバックし、男は狩りの得物として連行されていく。
髪を刈られ、ゴテゴテしたマスクを付けられ、肉体に文字を刻まれ、焼き鏝で“奴隷”にされかけ、ふざけんなと言わんばかりに野郎どもをブッ飛ばし、観客もこのワケの解らない状況からマックスが脱出してくれる事を祈りながら見届けるしかないのである。断崖に刻まれた巨大な髑髏の印を・・・。

ヒャッハーどもが巣食う砦を支配する狂気120%の王国。
頭をスキンヘッドにして濃いアイシャドウ(メイクは頭の上まで染まる者も)をほどこし、異様に白い肌をした兵士たち。それを指揮する者は髪もフサフサで格好も自由自在。彼らは強烈な個性によって同一化した集団を統率する。
その上に立つイモータン・ジョーはもっと異様だ。全身真っ白で長髪、腐敗していく肉体を隠すようにガラスの鎧と勲章、マスクで着飾る。彼等は肉体的障害を克服するために自らを狂気で駆り立てる。
砦の中ももの凄い。人間の母乳を集める搾乳機械、地下農園、戦車やバギーといった重武装のイカつい車両が走り回り、人々を狂気に駆り立てる太鼓やロックといった激しい音楽が響き、叫び続ける。

最下層で生きる人々は泥だらけになり、髑髏のマークを象った司令塔から一時的に放出される滝のような水でどうにか生きているようだ。一度の放出量は多いが、人々にとっては奪い合わなければならない一滴一滴。
マックスから抜かれる血も、マックスにとっては生きるか死ぬかの量だが、それを求める人々にはあまりに少ない量なのだろう。
首の後ろやトラックにまでびっしり刻まれた髑髏のマーク。たとえくたばって骨だけになっても彼等はこのマークから逃れられない。冗談じゃねえっ、何がなんでも生きてやらあ、逃げらんねえならソイツをブッ殺して自由をブン奪ってやらあっ!

大砂漠で幾度も繰り返される凄まじいカーチェイス、クラッシュ、大爆発!
ジョン・フォードの「駅馬車」を思い出す爆走とアクロバティックさ、バスター・キートンの「セブン・チャンス」や「探偵学入門」を思い出すような素晴らしきクレイジー振り。
自然の渓谷は巨大な要塞や迷路となり、人々は音楽を大音量で奏で、顔にメイクを施して己を奮い立たせる。恐怖をブッ殺すために!
ブービートラップ、一瞬の判断、夥しい車両が連なるスペクタクル、ハリネズミのような車や馬のように飛び跳ねるバイク、車両はぐしゃぐしゃに砕け散り、人間は投げ出され叩きつけられ落ちまくり、チェーンソーを振り回し、槍をブッ刺し、火炎放射器や火炎瓶や銃弾をブッ放しまくり、殴り蹴り合い、棒高跳びみたいな「何か」で飛び乗って大暴れ、散々殺りたい放題殺って、超巨大な砂嵐に大激突してくたばりまくる。
馬鹿デカい「エンブレム」と化したマックスは観客と一緒にひたすら地獄を見守りチャンスを待ち続ける。いや、ニュークスに選ばれた時点でマックスの運命は決まっていたのだろう。

砂嵐がマックスたちに与えるチャンスと出会いと殴り合い。謎の花嫁軍団、スポーツ刈りのイカしたトラックの姉ちゃん、ニュークスのように何処か憎めないヒャッハー軍団との楽しい楽しい鬼ごっこ、マックスたちを助けるバイクの似合う黒髪姉ちゃんと婆ちゃんズ。

遠くに見える都市の光景が、マックスたちに追っ手が迫る緊張を持続させる。
彼女たちを縛っていた奴隷の紋章を足蹴にし、鎖を何度も切断し、マスクを投げ捨て、車の中に隠してあった武器を片っ端から集めて撃って刺してブッ放す。奴隷から“人間”になるために。
一人の女性を、一人の赤ん坊の命を巡って繰り広げられる利害の一致と団結、殺し合い。体を張って自ら盾となる命懸けの戦い。
女たちは仲間や子供のために男どもをぶん殴り、子供をあやす母親のように励ます。男たちもそれに応えて命を賭ける。

星空が闇夜を青く染める不気味さ、雨でぬかるんだ大地が何度もトラックを止めるスリル、「007 ロシアより愛をこめて」を思い出す肩越しの狙撃、霧の向こうの爆発が物語る決着。砂漠の海原に消えていく叫び、星空と流れ星が戦士たちの心を潤す。

最後の最後までこの映画は全力で駆け続け、再び戻ってくる。そして男はまたあてのない荒野へと去っていく・・・。
すかあふえいすさん [映画館(字幕)] 9点(2015-07-06 21:01:36)(良:1票)

31.これ、面白い。アクション、アクション、バイオレンス、またアクション。台詞なんかほとんどなし。ストーリーは大まかなのがあるだけ。アクションだけで、すべてを説明してくれます。こんな映画の作り方もあるんだな、と感心してしまいました。しかも面白い。私は3Dで見ました。台詞が少ないおかげで、字幕も少なく、3Dにしては見やすかったです。 shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-04 00:00:20)

30.《ネタバレ》 要するに行って帰ってくるだけの2時間超・・・なのに大興奮!
「これぞ映画!」というフレーズが何度も心の中に浮かびました。。
・・・が、冷静になってから思いますに、これは言わば一種の体感アトラクションではなかったか?
序盤から40分ほどノンストップで響き渡る爆音!そして暴力、そして束の間の静寂、そしてまた鳴り響く轟音と暴力・・・
これはジェットコースターの流れと同じではなかろうか?
しかしながら、これは富士急ハイランド級のジェットコースター。
インパクトある映像に免疫ができている人でも十分堪能できるのではないでしょうか。
逆に体調悪いときにはお薦めできません。
細かいことは吹っ飛びました。さあ、映画館へ行こう!(番宣みたいですいません) 午の若丸さん [映画館(字幕)] 9点(2015-07-03 23:42:20)

29.《ネタバレ》 傑作。文句なし。狂気の世界とアクションが、超緻密な構成を重ねた上で描かれます。演出も奇をてらったわけでもなく、結構正攻法なのに、最終的にできたものは誰も見たことがなかった映像世界。超シンプルなストーリーのなかで続くカーアクションのシークエンスは、もうアイデアの宝庫。砂漠という何もない場所なのに、その風景のすばらしい多様性(特に砂嵐と夜の星空は印象的)、そしてウォーボーイズとか、ハリネズミ車とか、ギター男とか、槍のヤツとか、ポールで攻撃してくるヤツとか、ホントに全く飽きることなく最後まで突っ走る。出てくる登場人物のキャラクターは、度重なるアクションのなかに見事に描きこまれてる。フュリオサのリーダーシップ、ニュークスの悲喜劇、セクシー姉ちゃんたちの変貌にも驚嘆するし、おばちゃん戦士たちの爽快感に癒される。対する敵側もゲスで憎めない。主人公が「輸血袋」な扱いなのは「・・・」ですが、狂言回し的な役目と考えればこれもアリか(ただ、輸血袋なりの見せ場がちゃんとあるのはさすが!)。前三部作も見ていて、正直そこまでハマらなかったのですが、今作はその予想を上回る出来だったと思います。このエネルギーにあふれた作品を、御年70歳のジョージ・ミラー監督が撮ったというのも凄いです。あえていえば、日本版エンディングテーマというやつ・・・。曲自体は悪くなかったけど、普通の2D字幕版であっても、やっぱりオリジナル版と同じものを見せてほしかった。 ころりさんさん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-03 16:28:37)

28.《ネタバレ》 他レビュアー諸氏ご記載の通り、期待に違わぬ力作。
「V8を讃えよ!!」 いや〜冒頭から笑わせて貰いました。

敢えて特筆させて頂くならば、とにかくシャーリーズ・セロン。
彼女が滅茶苦茶カッコ美しい。
終始、彼女しか観ていなかった様な。

マックスの活躍は次作に持ち越しだ!! たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-02 19:25:48)

27.期待通りのものを見せてくれました。アクションに次ぐアクション。音と映像の迫力がもの凄く、歯を食いしばって見入ってしまいました。陣太鼓部隊を筆頭に魅力的なキャラやマシンが一杯出てきて文句無しです。CGでない本物のカースタントの醍醐味を存分に味わえたし、グリグリぐるぐる動くカメラワークでなかったので安心して見られました。 贅沢な話ですが、期待以上のものがあったら尚よかったですね。久々にもう一度劇場で見たいと思いました。 リンさん [映画館(字幕)] 9点(2015-07-01 23:46:02)

26.最高にテンション上がった。

あまり考えなくて良いだろうと思い、体感するために農道を走り成田IMAXへ・・・
これが大正解!!

久々にスゴいものを見せてもらった
これだけの映像ならストーリーなんて、目的さえあれば、あれこれ言わない
面白くなるならなんでもブチ込む、それがこの映画なのだ

AKIRAだったり北斗だったりするものを実写で観れるのだから
洋画のパワーは流石だ、3Dも上手く使われてる

日本にはアニメでいい素材がいっぱいある
ハリウッドはこれを買い付けアレンジして実写化するのが役割だと思うけどな~ カーヴさん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-01 17:29:32)

25.《ネタバレ》  個人的には「ツイッターのTLに溢れてる“映画史に残る大傑作”って程の映画じゃあねえよなあ」とは思いましたが、でも面白かったです。

 映画のルール的にはどうなんだろ?って思う部分もありました。イマジナリーラインをガン無視していて、それはそれでスタイルとしてアリなんですけど、その無視し過ぎっぷりが爆走のベクトルを曖昧にしちゃってるんですね。みんなして迷走状態なの。どっち目指してるのか、逃げてるのか立ち向かってるのか、映像的に決まった方向性が無いので、もう乾いた大地をひたすらグルグルしてるだけです、って感じになって。
 だからノンストップ猪突猛進映画を期待していたら、意外と足が鈍ってるところがあるぞ、みたいな。そこで今ひとつノリきれなかったかなぁ。

 映画自体は西部劇の超最新作、あるいはヒャッハーの世界のチルチルとミチルみたいな、古典的な要素が礎にあって、それが独自性の強い世界観で語られるのが良かったと思います。暴力的ですが、抑制が効いていて激しい生理的嫌悪感を与えるような映像はありません。むしろそこには特有の美しさがあって。

 ヒャッハーの祖がデジタルの時代の毒々しい色彩を用いてヒャッハーの美学、ヒャッハーの美を徹底的に描出してみせる、その映像と音響の陶酔感は他では得難いもの。大スクリーンに大音響という環境にこそ相応しい、イベントムービーでした。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-30 21:06:02)

24.《ネタバレ》 最高に狂ってて良かったです!!特にギター野郎の格好良さといったら…!ギターから炎を出すんですよ?資源枯渇してるのに?そもそも戦力にならんでしょ?いえそこがいいんです!盛り上がればいいんです!要は勢いです!!この映画のMIPは間違いなく彼です!!
ちなみに3D(吹替)で鑑賞。カーアクション、銃撃戦がより凄みが増して迫力満点でした!随所に3Dを意識したカットがあり、終盤のクラッシュシーンは車の破片やらギターがここぞとばかりに飛び出してきてびっくり!吹き替えも思った程悪くはなく(正直AKIRAは最初違和感があったがすぐ慣れました(笑))、竹内力なんてイモータン・ジョーに成りきってました! nyarameroさん [映画館(吹替)] 9点(2015-06-29 18:40:40)

23.みんな高評価だなあ。 そんなにイイ作品ですかね? 私の評価としては、金を払ってまで観る作品とは思えません。 まずグロい、そして舞台の背景等がわかりにくい。 そして、ストーリーが安直過ぎる。 評価できるところは、カーアクションだけ。 そして、私が最も不満に思ったところが、『マッドマックス』のタイトルを付けているところ。 あのオリジナル作品の低予算で作った殺伐さが最高の見所だったんですけど、この作品にはそういう要素が全く無いように思えました。 この作品が『マッドマックス』と言うタイトルが付いているだけで、作品の点数にマイナス点が加わりました。 ミスプロさん [映画館(字幕)] 5点(2015-06-29 18:15:10)(良:2票)

22.《ネタバレ》 いや~、マッドでした。レビューでの高評価に惹かれて映画館に足を運びましたが期待は裏切られませんでした。まさに怒涛のマッドなアクション映画でした。それでいて出演者の好演も目立っていました。シャーリーズ・セロンは丸坊主でもやっぱりあの目ヂカラ、きれいですねぇ。マックスも最初は柱に拘束されて輸血袋でどうなるかと思いましたが、シャーリーズ・セロンが瀕死で見ているだけで痛くなるようなシーンでも落ち着いて自らの血を輸血して生命を救うところなんて、男からみてもカッコイイです。そして最後のエンディング、マックスは一人群衆の中に紛れて去っていく、後味の良いマッドなエンディングでした。しばらくは「マッド」が一人流行語になりそうです。 珈琲時間さん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-27 23:45:05)(良:1票)

21.《ネタバレ》 あぁ2015年にこんな素晴らしい映画にまた会えるなんて・・・。
頭のネジが5本くらい抜けた野郎共の狂気に満ちた爆走殺戮チェイスの始まりだ!車から車へ飛び乗り、武器という武器が飛び交う!瞬きの出来ないシーンの連続で僕の体もニヤニヤしながら前のめりに!ギラつく太陽の下で疾走するセンス爆発の狂ったマシンたちに自然に涙が出ます!あぁ楽しい!最高だ…。
それはそうと本作が楽しめるのは、そんなにグロいシーンがないのが良かったのかもしれない。それで「コイツはもうお陀仏だぜ!」ってわかるように出来てるから見ていて一瞬の戸惑いも無く痛快に楽しめるのかもしれない。だけど砂漠だからなのか車から落ちたくらいじゃ、この映画の連中はビクともしないから結構生死がわからないシーンも多いwまぁ細かい事は本作には言いっこなしでw
とにかくド直球に極上の痛快男の子大好きアクションをこれでもかと拝める名作ですね!!!ヒャッハー!!! えすえふさん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-27 01:05:53)

20.本家「マッドマックス」公開以降、80~90年代にパチもんがモコモコ作られて完全に廃れてしまったポスト・アポカリプス・ムービーというジャンル。それがまさか21世紀に本家本元の続編が見られることになろうとは本当に分からんモノですなぁ。それ系の映画が昔大好きだったのでB級全開の世界観を物凄く贅沢な映像で見せてくれて懐かしいやら嬉しいやら。突っ込みどころも満載だったけど、「マッド・マックス」が帰って来たんだし全部それだけでおっけーでしょう。 J.J.フォーラムさん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-27 00:30:53)

19.「マッドマックスは何日から上映開始よ?」と、父親からメールが入った。
既に上映開始の第一週目だったので、「もう始まっているよ」と返した。

公開間際になって世間の好評がビンビンと伝わってきていたので、映画館に足を運ぶべきだと思ってはいたが、実父から届いたそのメールが劇場鑑賞の“決め手”となったことは間違いなかった。


映画館に映画を観に行くということが日常となったのは、小中学生の頃に父親に連れられて行ったことがきっかけである。ただ時は経ち、父親はめっきり映画館に足を運ぶことは少なくなった。
そんな父親からのそのメールからは、彼らの世代の映画ファンにとって「マッドマックス」がいかに特別なものなのかということを強く感じることができた。

実は、僕は「マッドマックス」を観たことがなかった。
この“最新作”の直接的な元となった「マッドマックス2」は1981年公開。僕自身が生まれた年である。
曲がりなりに“映画ファン”を自負するものとして、「マッドマックス」を観たことがないということは情けない限りだと思う。

今夏(2015年)のエンターテイメント大作事情は、例年以上にリメイク&リブートを含めたシリーズ最新作の色調が濃いラインナップとなっている。
「ターミネーター」「ジュラシックパーク」「ミッション:インポッシブル」etcとそうそうたる顔ぶれの中で、“マッドマックスの最新作”という触れ込みに対しては、正直なところ食指の動きが鈍かった。
その要因としては、ずばり「世代ではない」ということが最たる理由だったと思う。
自分自身が生誕した年前後に公開された映画というものは、新しくもなければ、古過ぎもせず、映画ファンとして遡って干渉するにはとても中途半端なものである。


随分と前置きが長くなってしまったが、この映画に対して言いたいことはただ一つ。

“激アツ”

あまりにチープなことは認めるが、その一言に尽きる。
熱い!熱苦しい!いやもう凄いよ!と言わざるをえない映画の熱量に圧倒される。


終末戦争後の世紀末。荒廃し枯渇した世界に残されたものは、果てしない飢えと、狂気。
留まっても地獄、進んでも地獄、ならばどうする?
常識や倫理観など存在すらしない世界の中で繰り広げられる“生”と“死”の止めどない攻防を、ただただ目の当たりにしたという“感触”。

手放しで絶賛したい。が、“オリジナル世代”であれば、もっともっと楽しめたのではないか?という疑問符が残った。
それは、単に過去作を観たことがあるかないかということではなくて、「マッドマックス」という映画体験が、人生の中に刷り込まれているかどうか。
その“体験”の有無によって、今作の価値は大いに変わるような気がしてならない。
そのことが、映画ファンとして、なんか悔しい。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2015-06-26 23:37:14)(良:1票)

18.《ネタバレ》 彼がどうしてあんなに偏屈になってしまったのか、オリジナルでは1.2としっかり時間を掛けているので申し分ないが、さすがに1本の映画でそれを説明するには無理があった、要するにマックスが魅力的に描かれていない。シャーリーズ・セロン演じるフュリオサのインパクトに負けてる。
が、しかし旧作ファンが思わずニヤリとする小ネタ満載で凄く楽しめた、片目のフュリオサの表情なんか2のマックスのそれそのものに感じたけど。アイデアも秀逸、あの盛り上げ隊なんか最高でしょ。カーアクションも大満足。地方暴走族のヘッドだったトーカッターもえらく出世したもんだ。不満があるとすればインターセプターの退場が早すぎた、敵の手に渡ってクラッシュするぐらいなら、ラストでマックスが奪還、野良犬を拾って颯爽と砂漠に乗り出す。これだったら10点だったかな。 ハチロクさん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-26 15:54:09)

17.最初から最後まで余計な説明なしの、カーアクションだらけ!!最高だぜ!!! センブリーヌさん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-25 18:17:26)

16.《ネタバレ》 全く正統的な「Mad Max 2」の続編である。続編というより、セルフリメイクと言ってもよいかも。独特の世界観はエスカレートしていて思わず笑ってしまうほど。ただし、例の世紀末救世主伝説漫画を既に知っている日本人は、他の国の人ほどには衝撃を受けないかもしれない。
個人的には「2」を名作足らしめたのは、カーアクションに巨大なトレーラーを登場させたことと考えているが、本作でも最初から最後まで巨大トレーラーを中心としたアクションで押しまくる。しかし、実はトレーラーを使う場合には、重厚さとの引き換えにスピード感が圧倒的に失われてしまう。今見直すと、「2」では編集が冴えに冴えていて、実際には大して速くない車のスピードを、そうとは全く感じさせない出来に仕上げているのが分かる。残念ながら、今作はトレーラー登場シーンがほぼ全編にわたってしまうため、ちょっと単調になり、どうしてもスピード感不足をカバーしきれていなかった気がする。
マックスから凄腕ドライバーのアイデンティティーが剥ぎ取られてしまったことと、オイシイ役どころをすべてフュリオサとニュークスに持っていかれてしまって、マックスの存在感が小さくなってしまったのは、残念なところです。 Northwoodさん [映画館(字幕)] 6点(2015-06-25 00:42:59)(良:1票)

15.《ネタバレ》 なぜ『2』かといえば、それが最も『駅馬車』的、即ち最も西部劇的だからだろうか。
近未来ものでありながら、狼煙としての発煙弾、砂嵐や土埃、
塩湖や奇岩や峡谷のスペクタクル、投擲と銃砲による襲撃などなど、
原初的でアナログな西部劇の風情が新鮮な魅力となっている。

(ついでにブルーの『アメリカの夜』(day for night)の魅力も加えておこう。)

原初的というなら、一台のビークルの構造をとことん使いこなし車上を動き回るアクションや、
メカニックを自壊させていくアナーキーぶりは『キートンの大列車追跡』や『マルクスの二挺拳銃』に遡ってもいい。
竿の反動を使った良きアナクロアクションなどは特に楽しい。

序盤の残念なコマ落としアクションではこの先どうなるかと不安になったが。 ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-06-24 23:58:09)

14.《ネタバレ》 荒野を改造車の群れが走るというワクワク感から楽しみにしていましたが、期待通りの面白さで大満足です。ストーリーは単純ですが、美術やキャラ設定、ギミックへの気合が半端なく最後までグイグイ引っ張られます。説明が少なく、「俺を見ろ!」や「What a day! What a lovely day!」等のインパクトがある台詞が多いのも素晴らしいです。マックスは助っ人なのであまり目立たないですが、スプレンディッドがピンチを免れた時のサムアップサインや、フュリオサに名前を言う時に目が泳いでいる様子など細かい演技が印象に残ります。タイトルはこの狂った世界で冷静でいられるマックスこそがマッドなのだ、という逆説的な意味があると思います。おばちゃん戦士たちが出て来た時は何だか宮崎駿っぽくて良かったです。フラジール(コートニー・イートン)が好みでした。吹き替え版は演出によりマックス(AKIRA)はより無法者に、フュリオサ(本田貴子)はより勇ましくなっていてまた違った味わいがありました。上映中にあと何回か観たいです。 DAIMETALさん [映画館(字幕)] 10点(2015-06-23 02:33:25)(良:1票)

13.《ネタバレ》 荒廃した世界の荒野を武装した大型タンク車で逃げる主人公たち。それを、男子の心を躍らせる頭の悪そうなデザインの武装マシンに乗り込んだ山海塾のような異形の集団がどこまでも追いかけてくる。全編ほぼカーチェイスのみのシンプルな構成ながら、魅力的なキャラクターとギミックにあふれた車とアクションで一気に駆け抜けた感がありますね。味方を鼓舞するような演奏車、背面では「ドンドコ♪ドンドコ♪」と太鼓を鳴らし、前面では爆音ギター(しかもダブルネック)をかき鳴らす奴なんかは一発で心奪われましたわ。旧作に影響を受けた数々の作品のネタを逆に採用し、さらに上回った演出で見せまくっていてハイテンションで圧倒的だった。敵側のキャラはフリークス風味の連中も多数いて、いかにも独裁者ですといったイモータン・ジョーや幹部連中も狂信者感があって良かった。連れ出した子生み女は美形揃いでむさ苦しい連中の後に出た時はパッと画面に花が咲いたかのような華やかさだったのに、砦に残ってた母乳牧場の女はマツコ・デラックスみたいで笑ったな。マックスは一歩引いていてフェリオサが主人公ですね。全然期待しませんでしたが、これは面白かった。欲を言えばインターセプターの見せ場とモヒカン野郎が欲しかったな。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-22 23:56:41)

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【点数情報】

Review人数 152人
平均点数 7.75点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
310.66% line
410.66% line
595.92% line
62013.16% line
72919.08% line
84328.29% line
93120.39% line
101811.84% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.64点 Review14人
2 ストーリー評価 7.13点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.62点 Review16人
4 音楽評価 8.00点 Review14人
5 感泣評価 6.70点 Review10人

【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 
撮影賞ジョン・シール候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞マーク・A・マンジーニ受賞 
音響賞クリス・ジェンキンス受賞 
音響賞グレッグ・ルドロフ受賞 
美術賞コリン・ギブソン受賞(プロダクション・デザイン)
美術賞リサ・トンプソン受賞(セット装飾)
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン受賞 
編集賞マーガレット・シクセル 受賞 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 

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