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老人Z

1991年【日】 上映時間:80分
SFコメディアニメ
[ロウジンゼット]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-04-20)【イニシャルK】さん


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監督北久保弘之
横山智佐三橋晴子
松村彦次郎高沢喜十郎
小川真司〔声優・男優〕寺田卓
近石真介長谷川良彦
槐柳二老人
青野武老人
辻谷耕史前田満
佐藤智恵大江信子
松本梨香佐藤和枝
大宮悌二皆川部長
大木民夫立花教授
斎藤昌高沢ハル
緒方賢一機動隊長
島田敏職員A
長島雄一記者A
森川智之記者B
高木渉記者C
山崎たくみ記者D
喜多川拓郎職員B
滝沢久美子キャスター
浅野典子看護婦
原作大友克洋
脚本大友克洋
音楽板倉文
作詞小川美潮「走れ自転車」
作曲板倉文「走れ自転車」
編曲板倉文「走れ自転車」
主題歌小川美潮「走れ自転車」
撮影岡崎英夫(撮影監督)
製作角川歴彦
東京テアトル
テレビ朝日
角川書店
配給東京テアトル
作画沖浦啓之(レイアウト・原画)
今敏(レイアウト・原画)
黄瀬和哉(レイアウト・原画)
森田宏幸(レイアウト・原画)
中澤一登(レイアウト・原画)
森本晃司(レイアウト・原画)
須藤昌朋(レイアウト・原画)
北久保弘之(コンテ)
大友克洋(メカニックデザイン/レイアウト・原画)
江口寿史(キャラクター原案)
井上俊之(原画)
本田雄(原画)
三原三千夫(原画)
鶴巻和哉(レイアウト・原画)
美術今敏(美術設定)
神山健治(美監補)
武重洋二(背景)
大友克洋(題字)
録音東京テレビセンター(サウンド現像)
その他東京現像所(現像)
あらすじ
 高沢喜十郎は寝たきりの老人。ボランティアに来てくれる晴子を頼りにしていて、「晴子さ~ん」が口癖。その高沢が、厚労省の最新介護ロボット「Z-001号機」のモニターとして選ばれる。人々は「Z-001号機」のお披露目に立会い、その性能を間近に見て感嘆の声をもらすが、ただ一人晴子は疑問の声をぶつける。そしてその夜、介護ロボットに少しずつ異変が起きはじめる。

たきたて】さん(2012-05-21)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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44.ごちゃごちゃ感が中々おもしろかった。メカとおじいさんのバトルがおもしろい。
晴子のデザインが非常にかわいくよかった。 へまちさん [DVD(邦画)] 7点(2022-05-07 12:40:19)

43.《ネタバレ》 オチはアレだったけど、江口寿史の絵と大友節とメカが融合した奇跡の作品。パッケージ絵は大友好きなら必見である。90年代、とりわけ、80年代終盤から90年代に変わる、あの時代の雰囲気を感じたければ、この作品はうってつけ。一度、昔、テレビで見た気がするのだけど、地上波でももっと放映したらいいのに。 よこやまゆうきさん [ビデオ(邦画)] 8点(2017-05-26 03:05:51)

42.《ネタバレ》 シンゴジラのゴジラに飲ませる毒薬を大量生産するシーンに使われていた音楽が
どこかで聞いた懐かしいイメージで暫く悩んでいましたが、思い出しました。
このアニメの、クライマックスで、トンネルを抜けて人工知能が巨大化していくシーンの
曲が、楽器構成やアレンジに差はありますが、とてもよく似た高揚感のある曲です。
確認の為に、借りてきて再視聴してました。
思えば当時はこの板倉氏の音楽がとても新鮮で、この映画はお気に入りでした。
もう25年も前なんですねえ。

老人介護を人工知能にお任せしようという名目で、実際は軍事用に開発中に起きた暴走事件。
責められるべきは、ボケ爺さんと看護師の女学生の、余計な行動なのか、開発側の悪意なのか
微妙なバランスが面白いシナリオになっています。
ただ、軍が誇る人工知能が、一線を退いて久しい年寄りハッカーチームに乗っ取られるのは
無理があるかなあ・・。
まだウインドウズ98も無かったブラウン管モニターの時代に、AIの程度も知れていて・・
だからこそ、2050年頃を時代設定として、近未来SFとして実写リメイクしたら
面白いものができるのでは? このアニメも良いですよ。8点は確実。
ただ、最後のシーンは、やり過ぎ感が大き過ぎて、ドン引きしましたのでマイナス2点。
ですが、音楽が良いので2点プラスで、ヤッパリ8点でしょう。 グルコサミンSさん [DVD(邦画)] 8点(2017-03-24 21:15:05)


41.《ネタバレ》 大友克洋&江口寿史のコラボアニメ 大友臭強し さすがにコンピューターの表現とかに時代を感じる じじいを助けるのがやっぱり病人のじじいという所はなんかいい コンセプトは良いがディテールにヒロインがじじいを助ける理由が薄い 最初から厚生省が悪いと決めつけすぎだが、厚生省の役人が途中から味方になるのは以外で面白い 海に行ってじじいとコンピューターが一緒に旅立てば泣ける展開になるのに、助かったじじいをまたコンピューターが迎えに行くラストは笑わせたいんだろうがそれまで力を尽くしたヒロイン達の悲鳴で終わるのはかなり不快だ ふざけすぎ アニメに限らず日本のSF作品は何故ギャグの要素を入れなきゃいけないのだろうか 毎回不思議に思う 乗り切れないでしらける私が悪いのだろうか? にょろぞうさん [DVD(邦画)] 6点(2013-12-20 23:12:49)

40.《ネタバレ》 老人介護問題をテーマにしたSFアニメということで見る前はその二つが自分の中でうまくつながらなかったが、実際に見てみると現代にもじゅうぶん通じるような内容でけっこう面白かった。こういう話はあり得ないようではあるが、昨今の科学の進歩を見ると全自動介護ベッドというのは実現の可能性がなくはなく、シュミレーションとしてはかなりのリアリティーが感じられる。Z001の発表会のシーンで超小型の原子炉を内蔵しているが、万が一放射能が少しでも漏れ出しても大丈夫なように設計してある云々と説明され、取材していた記者たちもそれで納得してしまうが、さすがに震災とそれに伴う原発事故のあったあとである今になって見るとドキッとしてしまう。Z001の暴走の原因が、被験者の老人の想いから再現された亡妻の人格で、その結果、Z001が二人の思い出の地である鎌倉を目指すという展開はやや湿っぽく感じるものの、不覚にも少しウルッとさせられた。でもラストシーンの大仏はよけいだった気がする。老人問題という深刻なテーマを扱いながらも、笑えるシーンも多く、重くならずに気軽に見ていられるのは良かった。しかし、それでいて、20年以上前の作品ながら現代を予見したかのような先見の明のあるものになっていて、少子高齢化社会でもある今だからこそ見る価値のある作品だと思う。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2012-11-27 11:16:01)

39.《ネタバレ》  個人的にはスマッシュヒットの傑作。
 ストーリー、キャラクター、テンポ、メッセージ性、エンターテイメント性、どれをとっても非常に完成度の高い作品だと思われます。
 当時アニメはかなり見ていたのですが、これは存在すら知りませんでした。見ることができて良かった・・・。
 コメディタッチではありますが、ところどころミステリーやサスペンスの雰囲気も含んでいて、なかなかどうして、ハラハラ、ドキドキしちゃいます。
 クライマックスはもろ「アキラ」のイメージとまるかぶりですが、同じ監督さんなんですね。なるほどー。
 「増殖」「吸収」「暴走」「混沌」って好きなんですよねー。まあこの映画は完全に「男の子向き」の映画ですね。
 ラストの大仏だけはいらなかった!ラストの大仏だけはいらなかった! たきたてさん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-21 03:55:50)

38.《ネタバレ》 インパクトのあるタイトルにずっと気になっていた作品。絵柄がもろ80年代っぽいので最初はとっつきにくかったが、江口寿史の描く美少女は結構好き(アンミラとナース服ってのが凄い)。介護のオートマチック化に伴いスーパーコンピューターを搭載した看護ベッド「Z-001」が老人を乗せたままトランスフォームし暴走、老人の介護をしていた女子大生と厚生省の役人、ベッドの軍用化を狙う開発者、天才ハッカーの老人たちが「Z-001」を追う。やってることはハチャメチャだが、超高齢化社会と科学の進歩による代償という内容は、今こそ見直されるべきではないのか?「Z-001」の動力源が原子力で小型の原子炉が内蔵されているという設定、「危険はないのか?」という記者の質問に「微量でも放射能漏れが起これば即座に探知する」等と、もっともらしい答えで安全性を保障する厚生省。そしてそれに何の疑問も抱かない人々。未来を予見しているようでゾッとする。 フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-18 09:18:04)(良:1票)

37.《ネタバレ》 91年に作られたというのが信じられない。

“老人”をテーマにしているのは、簡単に同情を買えてしまうのでずるいかもしれないが、それでもやはり泣かされた。

全体的に笑いありの娯楽作品として作っているのだが、根本には老人介護問題や、科学技術の発達の是非などのテーマ性があると感じた。

一見、軽そうな映画に見えるかもしれないが、奥深い映画。

「厚労省をなめるなよ!」が印象に残った。 Sugarbetterさん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-27 17:37:18)

36.久しぶりに観なおすとかなり時代を感じますが単純にハチャメチャぶりは楽しめました。 アフロさん [DVD(邦画)] 6点(2009-12-15 04:04:10)

35.寝たきりになってはいても確かに自分の意思はあり、ただアウトプットする事ができない、そんな状態を想像すると恐ろしくなる時があります。映画に出てくるおじいちゃんは少し口が利けるだけまだずっと良い状態ですが、それでもその主張を受け止めてくれる人が皆無である点では似たような状況です。この状況を打開し、意思を過剰なまでに実行、実現してくれる存在がこの映画では描かれています。おじいちゃんはこれを最初拒絶しますが・・・その先は一体どうなるのか、ぜひ見て頂きたい。所々ユーモアで押し通すきらいもあるものの、見て損はないと思います。 njldさん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-14 00:17:04)(良:2票)

34.面白かったと思う。終わりも割ときれいにまとまっててよかった。

80年代の雰囲気がビシバシ伝わってきた。ほとんど覚えていないが、80年代とはこういうことが何かこうありふれたもののような不自然さが自然だったように思う。髪型、服の形、製品のデザイン待ちのゴチャゴチャさなど、とにかく80年代。91年作とあるが、この映画を作った人たちの時間が80年代で止まっていたのか80年代へのオマージュだったのかは全然わからない。
でもまぁあの髪型でアンナミラーズですからね、意図してないような気がしないでもない。

話題性ばかりでみてみると止め絵としては絵が綺麗で、実はあんまり面白くも何ともないアニメっぽくないアニメが結構多いように感じられる中、話題性が高く止め絵としては絵が綺麗で、実はあんまりアニメっぽくないアニメの本作は楽しくみることができた。

なんだか80年代っていう異世界を堪能できたっていうことでいうと、結構貴重な80分だったかもしれない。80年代は全然思い入れがない時代ではあるけど、こうしてみてみると意外と面白い時代だったんだと思う。 黒猫クックさん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-26 23:22:19)

33.《ネタバレ》 周辺の機械を取り込んでZが変化していく様は楽しい。
携帯電話がなかったりパソコンが古かったり、
今見ると時代を感じさせてくれます。
晴子の行動力の根源は少しわかりづらいかな…。
寺田さんは良い人だと思う。
江口寿史のキャラクターも良い感じだし、
尺も短いので気軽に楽しめる作品です。
映かったーさん [DVD(邦画)] 6点(2008-12-16 08:10:57)

32.病院のじいさん達が実は天才ハッカーで、病室でハッキングするシーンが好き。劇場版パトレイバーで町屋の二階で、ビルの反響によってレイバーが暴走していることを突き止めるシーンとかに似た、静的な場面でテンポ良い会話で、緊張感を生んでいるアニメってなかなか見ない。何も考えずボヤっと見てて、楽しい良いアニメだと思います。 六爺さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-04-28 09:16:42)

31.《ネタバレ》 世間では高齢化問題が深刻化するなか、あえてその現実的問題なんてシラね、そんなの全部度外視して笑い飛ばそうよ、なんていう(勝手な想像ですが)コミカルな演出が好き。現状に悩むだけじゃ何も始まらないし、それよりもおじいちゃんがホームレス用に開発された兵器みたいなマシンに乗って暴走したら、長続きする高齢化問題なんかより、今を生きる人達には危険で重い影を落としそうよね、なんちゃって。でも面白そうだからやっちゃおうよ。みたいな。意図はわかりませんが、節々にそういった確信犯的演出が込められていたりして実にブラックユーモアな映画です。 ノマドさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-12-29 16:59:55)

30.勢いだけで突っ切るお話。 カラバ侯爵さん [ビデオ(邦画)] 2点(2007-09-04 11:44:07)

29.《ネタバレ》 老人介護器具が実は兵器だった…ってなんか無理矢理だけど、こんな器具あったら金持ち老人は買うかも?てか、手伝った入院中のお爺さん達IQが…凄すぎて笑えました(^_^;) うさぎ大福さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-30 21:37:06)

28.江口と大友という2人の天才漫画家のコラボレートとして当時かなりの期待していたが、残念な結果に終わってしまった作品。必ずしも1+1がプラスαにならずにマイナスもなりうる事を知った。 亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 2点(2006-12-21 22:45:09)

27.ハチャメチャなコメディなんですけどね^^  江口寿史の描くおねぃちゃんは、なんともせくすぃです。 そんだけ。 でも、まあ、なかなか笑えました(笑) とっすぃさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-17 03:03:33)

26.なんともクダラナイ話でして、何がヒドイって、主人公のオネエチャン、老人に対しての思いやりは人一倍だが、どうにも上滑りした言動の数々。で、さまざまな事件・経験を通して成長して行く、っというのが、まあ普通、「物語」と呼ばれるもんだと思うんですが、この映画、主人公にまったく成長が見られナーイ。さんざんドタバタした挙句、主人公にはカケラ程の進歩も見られず、ただ厚生省の役人がちょっと反省してオワリ、というこの恐るべき軽薄さ。あのドタバタした大騒ぎの展開は何のためだったんだよ~。と怒りたくもなるのですが、いや待て待て。ケーハクさもここまで来ると、製作者サイドだって百も承知の確信犯のハズ。高齢化社会問題を取り上げたように見せながら実は対して深入りもせず、人工知能などの一般的なSFテーマと強引に結び付け、徹底したドタバタによって爆笑と失笑の間を狙ってくる、このしたたかさ。さすがにハイテンションさにはついていけない部分もあり、ちょっと強引だなあ、とも思うのですが、こういうのも一応アリですかね。絵の動きが映画の進行とともにだんだん緻密になっていくのも、ちょっと目を引きます。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-22 22:21:50)

25.バブル期の香りが作品全体から漂う。扇を振ってる女が出てるわけでもないし、バブルに便乗した金まみれ男が出てるわけでもない。なんか知らないがとにかくそう感じる。独り暮らしをする寝たきり老人の家で、アンナミラーズの制服を着た女の子が洗濯物を干すシーンに代表される無節操なサービス精神に、あるいはそのことが含まれているかもしれない。そんな時代を謳歌する江口寿史のキャラクターがどことなく哀しく映る。とかいいつつ、はっきり言ってバカバカしい映画だ。楽しけりゃいいじゃん、な終末的なノリが凄くいい。そして大友克洋にかかれば、老人だって「ネオ」にしてしまうということがよくわかる映画でもあった。工場のおびただしいパイプやコンクリート、大友の作品ではこういう無機質のものが主役になる。「あのね、未来ってみんなツルツルに書くでしょ。ぼくはああいうのは嫌いなんです。もっとザラついて錆びていて、油もギトギトしている。だから世界はそこにしかないというか、どこにもないっていうか」。「AKIRA」の背景はこの言葉が全てを物語っている。そして「老人Z」はマンガ「童夢」のチョーさんの皺から始まっている(笑)老人とメカ。プリンに醤油をかけたらウニの味がするようなもんだ。もう、この映画はメカデザインを担当して介護用ベッドにブラックジョークを詰め込みまくった大友の道楽に違いない。 Qfwfqさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-29 11:02:00)

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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.02点
000.00% line
100.00% line
224.55% line
324.55% line
424.55% line
5613.64% line
61329.55% line
71329.55% line
8613.64% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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