みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.一見バカげた設定・ストーリーのようにも思えるが、過疎化に悩む地方都市の問題や、封建主義と民主主義の対比、過去と現在の主従関係の違い等々、意味深で風刺も効いてる。カネをかければもっと面白い作品になったであろう。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-04-15 11:31:56) ★4.B級映画っていう感じが満載で、くだらない割にはそこそこ楽しめる。 最後まで見続ければ(あくまでも)それなりに面白いと思うけど、そこまで行き着かない人も多いと思う。 ナツキ(海老瀬はな)は結構可愛いし悪くない。 【simple】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-04-12 23:34:45) 3.《ネタバレ》 大学の開学記念で映画を作るというのは独創的な試みと思われる。この後には、専修大学の創立130年記念映画「学校をつくろう」(2011)があるようだが、それは大学の創立者の物語であって、この映画のような変なお話を作ったわけではないので、そういった意味でもユニークである。 ストーリーに関しては、永続するものなどないと見切った上で、それぞれが今なすべきことをするというような前提だろうと思われる。劇中では永遠のライバル同士が対立しながらも補い合って、結果的に歴史を未来につなぐ方向に動き出していたのが少し感動的だった。開学記念事業の基本コンセプト「ものづくり、人づくり、地域づくり」を本当にそのまま映画化したように見えるのが優等生的で微笑ましい。 ただし考証面では過去も現代も変なところが多いので、最低限の常識はふまえて制作した方がいいかと思われる。特に変に思ったのは、戦国時代の小領主ならそんな場所でなく、背後の山の上に居城を置けば防備に優れ見晴らしも利き、分不相応な五層の大天守など築造する必要もないだろうということだが、それはまあいいことにするか。竣工後の姿を見ると金閣寺をイメージしたもののように感じられ、朝日を受けて輝いていたのは美しい。 なお登場人物に関しては、主演俳優の存在感はさすがという感じで、いわば二役なのが同じ人とは思われなかったが、一方の女子大生も元気がよくて色気があって可愛いので、ずっとこの人を見ていたい気分だった。また藤田朋子は自分としては久しぶりに見た気がするが、この人が女子大生と一緒になって女の子っぽく見えているのも微妙に感動的だった。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-28 23:50:54) 2.《ネタバレ》 なかなかよかったです。各人物の設定がよく考えられており、それに基づいた脚本がうまい。いや、物語から人物設定をしたのか? どちらにしろ、単に「現代によみがえった戦国武将が城を建てようとする」だけの話になっていません。人間関係を軸に据えたドラマに仕上がっています。戦国武将の片岡愛之助、対立する町長の江守徹、どちらも好演ですが、1番いいと思ったのは両者の間をを取り持つ教授役の津村鷹志。文字通り要のポジションにあって、役と役者がみごとにぴたりとはまった好例だと思います。とても味があります。この方、「ウルトラマンタロウ」に出ていましたね、なつかしいです。その他のキャストも、それぞれよかったと思います。藤田朋子は、あまり大学の先生というイメージではありませんが(笑) 見る前は悪ふざけのコメディかと思いましたが、いい意味で期待を裏切られました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-10-26 21:53:04) 1.一歩間違えると単なるバカ映画に成り下がるような内容だけど、片岡愛之助の圧倒的な存在感によってバカの奈落に落ちる寸前で踏み止まってるのが素晴らしい。 こんな馬鹿馬鹿しい設定なのに何故かみんな納得して付き合ってしまうのも、あの『築城せよ!』という掛け声による説得力が成せる業だろう。 なんだかよくわからないけど築城しなくちゃいけないような気がしてしまう。 実際に築城されたダンボール城の存在感も圧倒的で、たぶん普通の城を作るよりもこっちの方が大変だったでしょうね。 最後にはちょっと感動的な物語だったように思えてしまうから不思議だ。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-14 05:45:40)
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