みんなのシネマレビュー

GODZILLA ゴジラ(2014)

Godzilla
2014年【米・日】 上映時間:123分
SFシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画3D映画
[ゴジラ]
新規登録(2014-06-08)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【Сакурай Тосио】さん
公開開始日(2014-07-25)


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監督ギャレス・エドワーズ〔監督〕
キャストアーロン・テイラー=ジョンソン(男優)フォード・ブロディ大尉
渡辺謙(男優)芹沢猪四郎博士
ブライアン・クランストン(男優)ジョー・ブロディ
エリザベス・オルセン(女優)エル・ブロディ
サリー・ホーキンス(女優)ヴィヴィアン・グレアム博士
ジュリエット・ビノシュ(女優)サンドラ・ブロディ
デヴィッド・ストラザーン(男優)ウィリアム・ステンズ提督
ブライアン・マーキンソン(男優)ウィーラン
テリー・チェン(男優)隊員
宝田明(男優)日本人入国審査官(クレジットのみ。登場シーンはカット)
小松史法フォード・ブロディ大尉(日本語吹き替え版)
渡辺謙芹沢猪四郎博士(日本語吹き替え版)
原康義ジョー・ブロディ(日本語吹き替え版)
波瑠エル・ブロディ(日本語吹き替え版)
高橋理恵子ヴィヴィアン・グレアム博士(日本語吹き替え版)
山像かおりサンドラ・ブロディ(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦ウィリアム・ステンズ提督(日本語吹き替え版)
佐野史郎検査官(日本語吹き替え版)
乃村健次ハンプトン(日本語吹き替え版)
金尾哲夫ウィーラン(日本語吹き替え版)
塩田朋子ローラ(日本語吹き替え版)
石住昭彦ボイド(日本語吹き替え版)
楠見尚己ウォルシュ(日本語吹き替え版)
根本泰彦ウォルツ(日本語吹き替え版)
阪口周平降下指揮官(日本語吹き替え版)
御沓優子アキオの母(日本語吹き替え版)
多田野曜平バスの運転手(日本語吹き替え版)
原作東宝(東宝株式会社が創造しかつ保有するGODZILLAキャラクターに基づく)
脚本マックス・ボレンスタイン
音楽アレクサンドル・デスプラ
作曲ジョルジ・リゲティ「レクイエム」より
撮影シーマス・マッガーヴェイ
製作トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
ボブ・ダクセイ
東宝
ワーナー・ブラザース
製作総指揮坂野義光
制作東北新社(日本語版制作)
配給東宝
特殊メイクリチャード・レドルフセン
トビー・リンダラ
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
美術オーウェン・パターソン(プロダクション・デザイン)
エリザベス・ウィルコックス〔美術〕(セット装飾)
振付アンディ・サーキスゴジラ(モーションアクター)
衣装シャレン・デイヴィス
編集ボブ・ダクセイ
録音グレッグ・ランデイカー
字幕翻訳川又勝利
日本語翻訳川又勝利
スタントエド・アンダース
その他アレクサンドル・デスプラ(指揮)
あらすじ
日本の原子力発電所で働くジョーは、異様な振動に危険を感じて原発の運転を停止する。だが、発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラが亡くなる。それから15年後、米軍爆発物処理班の息子フォードは、日本で暮らす父ジョーを訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。メルトダウンとされていた事故の原因は、何と、そこで飼育されていた不気味な怪獣の行動が原因だった。やがて怪獣が暴れだす。

パセリセージ】さん(2014-08-24)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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47.残念ながら、ちょっと期待はずれだったなぁ。 人間ドラマは最低限でいいよ。オリジナルゴジラの頃とは時代が違うし、何より期待して観に行ったのは「今の」怪獣映画なんだから。 前半でゴジラを見せず、焦らすのはいい。「ジョーズ」もそうだったもんね。けど、「ジョーズ」が前半はホラーサスペンス、後半で大冒険活劇を見せてくれたように、この映画も後半は「怪獣(ゴジラ)」をきちんと見せてくれないと! チャップリ君さん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-14 09:06:17)

46.《ネタバレ》 2D字幕版で鑑賞。正統派のモンスター映画で、かなり楽しめました。ただ、タイトルがゴジラなのにムートー中心でゴジラの出番が少ないことが、やや不満。そのせいかどうか、「これ、別にゴジラでなくてもいいんじゃない?」とも思えます。ムートーとは逆に、生態がほとんど説明されていないので、実質「正体不明の存在」ですが、デウス・エクス・マキナとしては、それでもいいかと思います。あっさり核爆弾を使うのがいかにもアメリカ的で、正直いい気持ちはしませんが、これは特にゴジラ映画だからというわけではなく、どんな映画でも一日本人としてそういう思いを抱くことでしょう。

以下余談。当サイトでの低評価のレビューを読んで、ゴジラ映画が日本でダメになった理由がなんとなくわかりました。ゴジラというものに固定観念を持ちすぎなんですね。どうも近年、60年前の第1作をことさらに持ち上げる、ある種神格化するような気配が感じられますが、個人的には賛同しかねます。たしかにあの映画は傑作だと思いますが、それがゴジラのすべてではない。日本のシリーズ自体、『キングコング対ゴジラ』以降の娯楽路線や、東宝チャンピオンまつりでのヒーロー化など、時代と状況に合わせてゴジラ像が変化してきました。それが当然でしょう。だから、いつまでも第1作にこだわっているというのは、いいことなのか。ミレニアムシリーズはことごとく第1作を前提とした物語になっているようですが、それは大きな問題ではないのかと思います。
やはり2010年代には、その時代にふさわしいゴジラ映画が作られるべきでしょう。本作は、その一つの例をきちんと示してたという点で、高く評価したいと思います。

原発の崩壊や津波の場面など、製作側としては日本での公開にいろいろ思うところがあるのかもしれませんが、こういう映画を作ってくれてありがとう。東宝チャンピオンまつりで育った世代の日本人から、お礼を申し上げます。

*東宝チャンピオンまつり世代というのは、1969年から1975年までの間に、昭和ゴジラ映画の大半を劇場で見たわけで(リバイバルは短縮版ですが)、今振り返るととすごい経験をしたものだと思います。 アングロファイルさん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-13 20:13:01)(良:2票)

45.《ネタバレ》 べつに反核である必要はないんだけど、まがいなりにもゴジラを描くわけだから、核兵器を使用することに対するメッセージ性を、もっと明確に描くべきだろう。方向性は二つある。
「やったー!核兵器使ったからモンスターをやっつけられたぞ!核兵器は必要だー!」または
「だめだー、核兵器なんかがあるからモンスターが現れて、世界は破滅するんだー、、、」
繰り返すが、前者でぜんぜん構わない。むしろ前者の映画を観てみたい。『G』は、このどっちでもなかった。核兵器に対する思想がない。オープニングは、かつての水爆実験が、実はゴジラをやっつけるための攻撃だったんだよーというはなしが語られる。ナイスなアイデアだが、監督らは、核兵器を攻撃目的で使ってよいとお考えのようだ。
「核兵器は絶対使ってはいけない」というジレンマが無いからつまらない。かろうじて渡辺謙が唯一の被爆国の代表者として、核兵器使用を反対するけど、なよなよしてるんだよな。そもそもあの深刻な作戦会議の場で誰か一人「あのー、相手って核兵器をエサにしてるんですよね、そんな奴に核兵器を使っても、おいしく召し上がって終わりなんじゃないっすか?」と気づかなかったのか?
使ったら使ったで、それによって被る終局がぜーんぜん描かれない。それは『インデペンデンスデイ』でもそうだった。ただ、『イ』については、核兵器使用を大統領が結構躊躇していて、ジレンマが描けていて、あげく核兵器が相手にぜーんぜん通用しないことで、核兵器否定を描いている。『G』はそれが無い。いまいち。

そんなんだから、このゴジラは、渡辺謙がこだわった日本語発音の「ごじら」ではなく、やっぱりアメリカの価値観によって構築された「ゴッジーラ」である。

ただ、良かった点もある。映画館の音響によるゴジラの咆哮はそうとう痺れる。特に悪いモンスターをやっつけた直後の咆哮は最高。僕も一緒に映画館で「ぎゃあああああご!」って(小声で)叫んだ。 no_the_warさん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-12 23:43:38)(良:1票)

44.《ネタバレ》 IMAX 3Dで鑑賞。物語の丁寧さが目立った。ムートー同士がキスするところはグっときた。あとはヒッチコック「鳥」へのオマージュでニヤリ。 伊福部昭の音楽が一切ないのが残念。 reitengoさん [映画館(字幕)] 7点(2014-08-10 18:32:44)

43.《ネタバレ》 単純に面白かった。ストーリーは微妙だけどゴジラの迫力だけで十分楽しめる映画でした。まぁそもそも日本のゴジラをあんまり観てないから何とも言えないけどアメリカ版のゴジラは人間の味方なんだなぁと知った。そして主人公のフォードの見せ場もそんなにな無いことにも驚きです。渡辺謙もゴジラ好きのおじさんにしか見えん。ただ敵のモンスターがアップになるとすごい気持ち悪かったな。 ぷるとっぷさん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-10 01:06:53)

42.《ネタバレ》 結局シリアスに作りたいのか、ただのヒーロー映画にしたいのかわからない。
ゴジラって人間の完全なる味方じゃないでしょ。なんか出てきて、人間襲って、そこにたまたま敵がいたから戦って、それで傷ついたから帰るってな話ジャン。なんで敵と戦ってるからって米軍はゴジラほっとくの・・・?ハワイであんなに襲ってたのに。ゴジラは愛憎するべきであって、ヒーローじゃないと思うんですけどね。
あとみなさんいってるけど、メガトン級(?)の核を爆発させたらもうサンフランシスコ住めないですよね。はだしのげんでもスピンオフでやるきですか?
大体、ゴジラが戦うぞー!、ピンチだぞー!っとなるたびに、テレビの画面に映ったり、子供の寝てる姿見せられたり、わけわからない。そりゃあゴジラはただの怪獣映画じゃないのかもしれないけど、エンターテイメントあってのメッセージ性じゃないの?それにメッセージも核爆発させちゃうぐらいだからあんまり無いし。結局ブライアンクランストンいなくなってからはたるんだ映画でしたね。ゴジラが暴れた後の映像はすごいけど、暴れてる映像がつまらないってのはよくないとおもう。ああ今思い出したけど、ゴジラ光線全然効いてる感がないよ。あれじゃあX線あびせてるみたいじゃん。火花飛ばせよ火花!なんかふわーーっとかけてるみたいで、むしろきもちよさそうだよ!あとさ、今回のゴジラって今までで一番大きいサイズらしいんだけど、下から見上げる映像ほとんどないから大きさ伝わんなかったんですけど。むしろ今までのゴジラのが大きく見えるわ!最後になるけど、CGが荒くみえてもいいから、もうちょっと明るい場所で戦ってくださいお願いします。 ronronvideoさん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-09 12:12:38)(良:2票)

41.何から何まで良くない映画です。演技、演出、カメラワーク、ストーリー、どれも今一つです。それにCGまでだめでした。不要な登場人物が多く、ゴジラ出現により、誰が何を成し遂げるのか、まるで描かれていません。渡辺謙の役なんか、ただの解説役にしかなってませんし。 shoukanさん [映画館(字幕)] 3点(2014-08-08 23:28:07)(良:3票)

40.《ネタバレ》 ん~期待したよりは楽しめなかった。前作のハリウッドゴジラは酷評されてるけど個人的には結構好きです。今作は前作での失敗を踏まえてゴジラファンにも喜ばれるように作ってるとは思いますが…。敵モンスターのデザインは微妙でした。やっぱりゴジラってBGMも重要だと思うんです。耳に残るような音楽はなかった。その点前作のゴジラは斬新なデザインだしあっさり米軍のミサイルにやられちゃったり、ハリウッドのやりたい放題感が個人的には好きなのだけど…。 南雲しのぶさん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-08 21:37:49)

39.《ネタバレ》 むかーし子供の頃に見たゴジラを、アメリカが本気で作ったらこうなるんだろうな、というような作品。良くも悪くもゴジラ。予想を裏切るようなストーリの意外性はありませんでしたし、冷静に考えるとなぜそんなことを?という不可解な点もいくつか。この辺はSF怪獣ものだからですかね。ツッこむほうが野暮かもしれません。あと日本の描写がおかしかったな、という印象もあります。前半のテンポ良く、緊張感を保ってストーリーが展開していった点は良かったなと思います。 Keytusさん [映画館(吹替)] 6点(2014-08-07 01:17:58)

38.《ネタバレ》  平成ガメラが世に出た後に、本来東宝が作るべきだったゴジラ。こういうリアリティのあるゴジラが見たかったのだ。
 第一作同様に、ジワジワと厄災が広がっていく興奮。まるでネッシーの写真のような、背ビレだけ現した写真も巧い。過去の核実験を対ゴジラ攻撃としちゃうのも大胆で面白い。
 主人公だけは都合良すぎだが、人間側の右往左往も、15年も巨大生物を研究しているというのもいい。ちなみにこの人の役名は、初代をたおした芹沢博士に因んでいるそうだが、この設定なら、名前は山根であるべきだろう。

 しかし、これは初代ゴジラの精神を鑑みると決定的にダメな部分のようにも思えるが、アメリカ人って核爆弾が爆発しても直撃しなけりゃ大丈夫って、本気で思ってるフシがある。アレだけ居住区の近くで「広島の何倍もの威力の」核爆弾が爆発したら、その周辺数十Kmは住めなくなるのに、映画的には「良かった」というスタンスに驚く。

 そのような感覚だから、どうしてもゴジラを核兵器の産んだモンスターとして描けないというのが、アメリカ人のゴジラなら、本作のようにゴジラ=核の象徴という縛りを解いてしまうのもアリなのかもしれない。芹沢が言うように「人間は自然をコントロールしようとしているが、それはちがう』(うろ覚えだが)というのなら、今作のゴジラは核ではなく自然の脅威のメタファなのだろう。
 だから、ゴジラは引き上げるときにはあっさりと引くのかもしれない。核の厄災は、そう簡単に終わるものではないものだ。
 その代わりに今回は、コントロールしようとして失敗したトリが、日本の制御し損なった原発を思わせて、若干切ない。

 アメリカがそうだというのなら、日本もどうよ?という部分がある。ゴジラとトリを戦わせようと芹沢が提言するところである。※『モスラ対ゴジラ』のレビューで私が邪推したが、日本人がこれを言うのは、とても情けなく哀しい思いである。あくまで日本人は自分で戦わないというのか?戦えないのだろうか?

※うひゃぁ、何年もの間タイトル間違えてた。モスラが先だったのか・・・。 Tolbieさん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-05 20:34:11)(良:1票)

37.良くも悪くも「まぁまぁ」な映画でした。こういう映画を作るときは人間ドラマとスペクタクルシーンの両立が重要だと思うのですが、これが「おざなり」でギャレス監督はあまり人間を撮るのが得意ではない監督なのかな?と感じました。一方のスペクタクルシーンも、1つ1つ取り出せば印象的な画が幾つもあったのですが、観客にこれをどっぷり楽しませるというより、盛り上げて盛り上げて今だ!という瞬間に別のシーンに移る「出し惜しみ」があったため不満に思いました。ここまで書くと悪い映画みたいですが、予算の制限内で面白い映画を作るぞ!という制作者の意気込みを感じましたし、何より小学生時代見て育ったゴジラを復活させてありがとうと素直に思います。次作の制作が決定したようで、今度も是非映画館で見たいですね がんばれ阪神タイガースさん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-05 03:39:34)


36.《ネタバレ》 
オープニングからハワイぐらいまでは、緊張感のもとぐいぐい引っ張ってくれた。
展開のテンポもいいし、身近な人が災害に巻き込まれていく恐怖・悲しみも伝わってきた。
これは!
第一作までとは言わないが、脱・残念ゴジラするのではとわくわく引きこまれていった。


だ・け・ど、
ハワイの空港で虫の足元に向かって走る鉄道あたりからは見せたいシーンへの予定調和の連続
車両から落ちそうになってたよね~その後は?
空港ではぐれた男の子は、とても運よくご両親と再会できたね
あれ~ガメラがギャオスを追いかけてる
蓋が開けられないって、お前らプロじゃないの?
結果、ミサイルわっしょい。「60秒で開ける(キリッ」って言ってたじゃん。
思い出したかのように振り返って卵を燃やす主人公
(優先順位違うでしょ2匹で大変なんだから)
主人公はとてもタイミングよくヘリが迎えに来てくれるね~2回もw
息子とどこで再会できたのかなぁw
あんなに大きなスタジアムで奥さんと偶然出会えてよかったねw

映画館の椅子からズルっと落ちそうになる展開の連続

残念です

頼むから、第一作をちゃんと見て~
まぁまぁさん [映画館(吹替)] 6点(2014-08-04 15:50:49)(良:1票)

35.《ネタバレ》 これは「ダーククリスタルに捧ぐ」と副題を付けてもいいんジャマイカ?ゴジラの下眼瞼に皺を寄せる特殊メイクは日本で1983年に公開されたダーククリスタルのスケクシーだし、敵方のギャオス改もダーククリスタルにおいてキラが呼び寄せる脚長の乗り物動物そのものじゃん。もちろん日本映画のガメラ忘れてはいません、もう一度改めましてギャオスの頭を使ってますねえ。あ、ゴジラについては表情によっては「おいらジーラ」ってばかりに猿の惑星って見方もアリですかね。さて、ストーリーはよく練られていてテンポよく無駄少なく、ラスベガスやシスコや日本と場面が散らばるにも関わらず各場面のつなぎが工夫され、とても見やすい映画だった。細かいところでは、あの高度9000メートルからのアプローチは、もう少しその難易度を表現してほしかった。また、ここは多くの人が感じるところだろうが、ゴジラの着ぐるみがあまりにも「ふなっしー」で、手関節、肘関節、肩関節、膝関節、諸々その長さバランスが人間チック。ただしこれはあえてそこを狙ったという可能性も大いにあると思うけど。 小鮒さん [映画館(字幕)] 9点(2014-08-03 23:13:31)(良:1票)

34.《ネタバレ》 結局、この映画は何だったんだ~!みたいな。家族愛を描くでもない、ゴジラさまと昆虫カップルとの激闘を描くでもない、人類を優しく見守るゴジラさまのお姿でもない、人類の愚かさを諭しているわけでもない…
なんか、主題が全然わかりませ~ん。ケンさまは、眠ってばかりいたインセプションと同じくセリフは少ないし… メタボになったゴジラさまのお姿が、少し痛々しかったです。;^_^A windanceさん [映画館(字幕)] 4点(2014-08-03 02:18:05)(笑:1票)

33.《ネタバレ》 敵役のMUTOは昆虫のような造形で誰が見ても好きにはなれないヴィジュアルなわけだが、出産(産卵)した母MUTOは我が子たちを焼き払われ、悲痛な表情で泣き叫んだ。エイリアンもゴジラもモスラも、この「母性」というものによって突き動かされている局面がある。どんな破壊者でも生物として、本能としての母性があると。それはいい。ただそこに便乗してか、主人公の父母、妻子、迷子の母子までもが親子愛や母性愛をアピールしていて、単なる純粋な怪獣映画では予算が付かないから、教育的にも体裁の良い家族愛を入れたよというハリウッドの事情のような物を感じざるをえないような、取って付けたような安いヒューマンパートではあった。が、特撮場面はとても良かった。恐竜のようでもどことなく哺乳類っぽい体温を感じさせてくれるゴジラ。昆虫のようでも母性愛を感じさせるMUTO。決着の付き方もあっぱれでした。けん・わたなべがゴジラの事を「ガジーラ」と言ってなかったのも本当に安心した。 ちゃかさん [映画館(字幕)] 7点(2014-08-02 16:49:47)

32.人間ドラマ部分は、冒頭の家族のシーンをはじめとして顔面アップのくどい、
相変わらずの平坦な主流ハリウッド式画面が続く上に、怪獣映画の宿命的な理屈付け
に費やされるのだが、ひとたび特撮シーンになると画面は俄然、密度と奥行きを増す。

退避区域に打ち捨てられた車両のドアミラーに、対岸の風景
つまりカメラの背後の画を映り込ませたショット。
または、バスの窓に映るゴジラの背鰭と、それをバスの中から見上げる子供たちと
を重層化させたショット。etc.
反射物を利用して一つの画面空間に奥行きを生む工夫だ。

対峙する怪獣2体を、間に挟まれた人間が交互に振り返りながら仰ぎ見るショット。
津波に埋もれる街路から、次々と停電していくビルの窓を追いながら上昇し、
屋上から発射された照明弾を追っていくと、
左手に巨大生物の皮膚が黒光りしながら浮かび上がってくるショット。

これらはカットを割らずにカメラを持続的に移動させて空間を広げることで、
立体感と巨大感を生む工夫だ。
その持続的なカメラは、ゴジラの見得切りのタメと外連でもある。

ビル群や粉塵の演出は勿論のこと、海鳥をその周囲に飛ばせること、
チャイナタウンの瓦屋根や
赤い提灯を画面手前に配置しての構図取りなど3Dを意識した芸も細やかだ。

東宝特撮映画には必須の、火薬大爆破シーンも取り入れて抜かりない。

ドラマにかかわるわけでもない、退避地区の野犬や線虫。津波に追われる犬。
東海岸のコヨーテや海鳥など。役割がなくとも何気なく画面に現れる動物たちも
映画を単調にさせないアクセントとして気が利いている。 ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2014-08-02 14:09:43)

31.《ネタバレ》 他のゴジラ作品をちゃんと観たことがないので、先入観ナシで観ました。
面白かったですが個人的な趣味としては家族愛とかいらないので、もっとガンガン暴れて破壊の限りを尽くしてほしかったです。
なんとな~く中途半端感がぬぐえない。
芹沢博士が予想外に役に立ってない~。
最後はゴジラがなんだかイイ奴に思えてきた。 ラファエロさん [映画館(字幕)] 7点(2014-08-01 23:31:40)

30.《ネタバレ》 MUTO夫妻の出番ばかり。完全に彼らが主役。
一方ゴジラは「地球の守護神」扱い?
これじゃガメラVSギャオスのリメイクだよ。

ゴジラ3の情け無用の渋谷シーンを観てゴジラには反省してほしいし、
ムトウ夫妻はそのためにも子宝に恵まれて欲しいわぁ。 wetbさん [試写会(字幕)] 6点(2014-08-01 15:34:05)

29.《ネタバレ》 いやー面白かったですね、、、特にゴジラそのものにリスペクトもこだわりもないです、今回の映画でのスケール感、音声、、、所々迫ってくるシーン、、、思わずよけたり、ゴジラの鳴き声も迫力あった、今回のゴジラスケールは55m位だったのか、、。やはり、シーン一つ一つにお金がかかっている雰囲気伝わりますね。冒頭の核の街は、福島をイメージしたのか、とても怖かったですね、今は動いてないのだろうけど、日本には50数箇所の原子力発電がありわけで、それだけ、ウランやプルトニウムも手に入りやすい、、、。必要とあれば、福島に汲みに行けば生のプルトニウムですか、そう思うと近場にゴジラがいてもおかしくないなんて思うと親近感が湧きますね。こおいう映画はスケール感が命では、と思います、主演の男性、絶対死なないし、その奥さん、街を逃げ回っても顔に煤一つつかないのには驚きましたが、楽しめました。 yasutoさん [映画館(吹替)] 10点(2014-08-01 08:14:31)

28.《ネタバレ》 第1作目を意識したゴジラというから、当然、そのようなゴジラ中心のお話かと思っていたら、日本の誇るもう一つの怪獣シリーズを意識したようなストーリーになっていて、別のGのリメイクではないかと思ったが、これはこれで面白かった。
敵の怪獣も、もうひとつのシリーズのあの怪獣とあの怪獣をくっつけたような習性だ。
しかし、ゴジラの姿形は日本人の自分が見てもゴジラと思えるように配慮されていて、かっこよかった。ゴジラも敵怪獣もCGなのに、なんとなく着ぐるみにも見えるユルい雰囲気が親しみが持てる。
この辺りは監督のオリジナルへの敬意が感じられて嬉しかった。
ドキュメンタリー的なチラ見せ演出は、こういう映画には欠かせないと思うが、ちょっと狙いすぎというか外しすぎというか、要所要所の見せ場は外さずにきちんと見せてもらいたかった。
「核」に関しては理屈をこねくり回しているわりに、核爆発というものをハリウッド映画では大きな爆弾ぐらいの認識しか無いのが相変わらずであるし、フィクションであれ、日本の大都市のそばに原発があるというのは日本人としてはかなり複雑な気分である。
この映画に限らないのだが、今のハリウッド映画って全く音楽が印象に残らない。明快に耳に残るメロディを作れる才能の作曲家が枯渇しているのではないかと思う。
これはかなり以前から日本映画も含めて問題だと思っている。
「ゴジラ」であるだけに誰が見てもいろいろ考えてしまうであろうが、今回はイグアナではないので、このゴジラが暴れる様を見れただけでも良かったと思います。
これだけ日本のキャラクターを研究して、そのテイストを活かしてくれたのだからそこは素直に監督に拍手です。次回作も期待してます。
どっぐすさん [映画館(字幕)] 7点(2014-07-30 19:36:13)

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【点数情報】

Review人数 127人
平均点数 5.60点
010.79% line
121.57% line
243.15% line
3107.87% line
41612.60% line
52519.69% line
62418.90% line
72822.05% line
81310.24% line
921.57% line
1021.57% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.09点 Review11人
2 ストーリー評価 4.89点 Review19人
3 鑑賞後の後味 5.38点 Review18人
4 音楽評価 5.21点 Review14人
5 感泣評価 4.54点 Review11人

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