みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
436.《ネタバレ》 白黒だけど色彩豊かと感じられるような映像でした。 オードリー・ヘップバーンがキュートで美しい、これに尽きます。 短髪にしてから、スクーターに乗ったり、船上パーティでボディガード相手に立ち回りしたりして お転婆振りを発揮するところが特に可愛かったです。 それより、テレビがまだ普及してないんだ、と時代を感じました 情報がラジオと新聞のみだから、街の人々は王女の顔を知らないっていうのが、この話を可能にしてるんですね。 【nanapino】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-10 16:16:37)(良:1票) 435.《ネタバレ》 映画史に残る珠玉のラストシーン。 中学生の頃から何十回と観ているが、都度新しい感動をくれる。 記者会見場で記者一同を慈愛に満ちた表情で見渡し、その中にグレゴリー・ペックを見つけた時のオードリー・ヘップバーンの表情! これは100点でしょう。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-07-05 13:04:41)(良:1票) ★434.随分ファンタスティックなストーリーだけど感傷的に感じてしまうのはオードリー・ヘプバーンの可憐さからか。ちょっとカマトトっぽいけど新人だったので目をつぶる。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-07-04 23:15:31) 433.有名な映画だし、何度か観ている。 今回感じたのは、前半はちょっとまどろっこしいが、後半からかなり良くなっていく。 そして、最後のシーンでブラッドリーが去っていくところは秀逸な出来。こういった後味の映画は最近の作品では味あえない雰囲気だと感じた。 全般的には、軽い映画という印象が残るが、それでも「映画」の歴史に遺した影響はあると大きいのだろう。 やはり、オードリ・ヘップバーンは可愛い。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-06-11 11:49:41) 432.《ネタバレ》 これまで、この映画を 「プリンセスの逃避行物語」 「王女と記者の身分違いロマンス」あるいは 「アン王女の成長ストーリー」 だと思っていた。でも、昨日あらためて見て、気づいた。 この映画はそんな軽いものではなく、全世界の人々が抱いている人生観そのものに訴えかけるものなのだ。。 アン王女は、それまでの窮屈な生活に耐え切れず、夢を叶えるべくローマ市外へ飛び出した。 ジェラード食べ歩き、カフェで飲食し、タバコを吸い、美容院でお好みのヘアスタイルにして 無免許運転でベスパをすっ飛ばし、船上パーティーでダンス…。 彼女がやってみたかったことは、ことごとく叶えることができて、彼女はそれで満足したはずだった。 彼女がやりたかったことが、それだけなのであれば、心おきなく王女生活に戻れるはずだった。 だが、思いがけずジョーを愛してしまう。 それは、彼女がこっそり街へ抜け出してしたかった夢のリストにはなかったこと。 そう、彼女がやってみたかったことは、食べ歩きや船上パーティ...のような娯楽だと思っていたのに、 実は自分が恋した相手とずっと幸せに暮らすことだったのだと、ジョーと川辺でキスをして彼の部屋に戻ってから気づくのですね。 私は今までそこまで深く考えずに見ていて、ジョーとの恋はジェラードや船上パーティーと同じカテゴリーの”彼女が体験した非日常”の1つとしてカウントしていたのだが、それはとんでもないミスだった。 ジェラードや船上パーティーなどの自由行動は、これからの未来、王女として戻って彼女の人生の中になくてもそれはそれであきらめはつけられるレベル。 でもジョーとの恋は、あきらめつかない・・・。 ”自由気ままに楽しいことをする”じゃなく”たった一人の愛する人と共に過ごす”ことこそが、彼女にとって本物の夢だった。 そしてようやくつかみかけたその本物の夢は、彼女が手離さなきゃいけないもの。これ以上に苦しいことがあるだろうか? 彼の部屋に戻っての会話。アン王女「何か食事作りましょうか?」ジョー「台所ないんだ。食材もない。いつも外食さ」 アン王女「それでいいの?」・・・その後にジョーが言うセリフに、全てが集約されていて、心がしめつけられた。 「Well, life isn't always what one likes・・・is it? 」 (人生っていうのはいつも、望みどおりにならないもの・・・そうだろう?) その言葉を受けてアン王女も「そうね・・・」と答える。 「人生が望みどおりにならないだろう?」 というセリフは、独り身のジョーの心情だけでなく、アン王女のその時の「愛するひとと結婚してご飯を作ってあげたいのにできない」という心情でもあり、 そして、この映画を見ている人達が常に、日々心に抱いている心情でもあるだろう。 何十回も見てきたこの映画。実はこのセリフがナンバーワンの名ゼリフではないだろうか? あなたもきっとこの映画を見たら、人生思い通りにいかない自分の姿をアン&ジョーに重ねて、共感することマチガイナシ。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2016-05-05 20:37:18)(良:2票) 431.《ネタバレ》 ギターを振りおろしたときの表情が一番好き。初見は30年前。そのときよりもアン王女が初々しく見えるのは、デジタル・ニューマスターのおかげだけではないのでしょう。観るたびに新しくなるんじゃないでしょうか。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-02-08 12:53:34)(良:1票) 430.ミュージシャンの岡村孝子がヘップバーンのファンということで、釣られて昔観た(昭和62年頃)けどあんまり良くなかったね まあ大昔の無知で迎合な大衆が観る程度のモノですね・・・大体ヘップバーンみたいなぶりっこ女優は好きではないから・・・ 【マロウ】さん [映画館(字幕)] 2点(2015-11-29 20:46:10) 429.《ネタバレ》 この映画を見たのは、中学生の頃、TV放映時でした。親の代理として不本意に“いい子”を演じなければならず閉塞感で一杯だったお姫様が、念願の自由を満喫することで、最後には王族としての自分を自覚し、成長していく…王女を特ダネのネタとしか考えていなかった新聞記者も、いつしか彼女への愛おしさからヒューマニズムに目覚め、最高のプレゼントを残してくれます。恋愛という意味では切ない結末でしたが、人間にとって大切なものは何かを、思春期だった私に再確認させてくれた映画でした。私は感激して、翌日、クラスメートや部活動仲間に話をしたのですが…共感してくれる人は皆無でした。一様に「昔の映画=劣ったもの」というレッテルを張り付け、観てもいないのに「そんな古い映画のどこがいいの?」とまで言われました。白黒映画であることも、このレッテルを助長していました。「何でも新しいものほど優れている」という電化製品の類と同じような価値観を、映画にも当てはめることに対して私は疑問を感じ「きっとこの作品は、これからも時代を越え、愛されるはずだ」と陰ながら思ったものでした。 あれから30年以上が経ちました。他のレビュアーさん達のご意見を拝見すると、(もちろん、万人受けする作品はこの世に無いとしても)、私の陰ながらの思いは間違っていなかったとわかり、安堵しています。以前ほど地上波で放送されなくなったのは残念ですが、ビデオ(DVD・ブルーレイディスク)の普及により、若い世代の人達にも気軽に、この作品が観てもらえるようになったことを幸せに思います。採点は、文句なく、10点を献上します。 【せんべい】さん [地上波(吹替)] 10点(2015-08-23 21:41:35)(良:1票) 428.《ネタバレ》 某国の姫が公務に嫌気がさして逃げ出す。 イケメン新聞記者がスクープを狙って姫に近づきローマを遊びまわる話。 さすがに今見ると王道シナリオ。 でもそれほどgdgdにならないよういくつかギミックが仕掛けられています。 これまでいくつかの漫画アニメ作品で「ローマの休日」ネタがあったので いつか見ようと思っていました。 それなりに楽しめましたね。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-25 00:26:59) 427.《ネタバレ》 すごい。すごいすごい。なんだこのシナリオ。これは、ロマンス映画だとか、ラブストーリーだとか、そういう「ジャンル」に収まるような器の作品ではないです。あまりにストーリーが計算しつくされていて、変な笑いが出てしまいました。まず冒頭、公務で公人たちに事務的な挨拶を交わす間、ドレスの中では足で足をボリボリかくプリンセス。この瞬間からアン王女のキャラクターがバッチリ見えてきてすっかり魅せられました。画で語る、とはまさにこのこと。でもって公務漬けの日々と礼儀・作法・行儀を要求される束縛にウンザリの王女。そんな彼女が憧れるは「俗世」。羽を伸ばせる唯一の世界と信じて疑わない場所。えいやっと抜け出し、出合ったのは新聞記者ブラドリー。金癖の悪いブラドリーは当初、王女を金のなる木としかみておらず、スクープ激写による金儲けを画策。アン王女の素顔を引き出すため一日ローマ巡りを。しかし一日が終わりを迎える頃には二人は恋に落ちる。そして終盤、身分の違いにより分かれなければならなかった二人。しかし、公人としての覚悟を決め一肌脱げたアン王女と、金より愛を選んだブラドリー。そこにはもう、公務を投げ出す自分勝手な王女の姿もなければ、金にだらしのない記者の姿もない。何もかもが計算されたヒューマン・ストーリー。それがローマの休日。って自分でジャンル分けしちゃってますな。ダルトン・トランボに興味がわきました。近いうち、彼の手がけた作品を漁ることになりそう。 【Jar_harmony】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-21 22:31:59)(良:1票) 426.劇場にてリバイバルを鑑賞。これが劇場・TV放送・DVD含め初見。TVでこの映画が取り上げられるときはオードリー・ヘップバーンのアイドル性(美貌・ファッション等)のみが取り上げられるため、現代でいうところのアイドル映画のようなものだと思い見るのを避けてきた作品でした。しかし町山智浩氏の講演をきっかけに鑑賞したくなりました。いい映画ですね。モノクロ映画なわけですが、出演者がどんな色の服を着ていたのかカラーでも見たくなる作品ですね。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-05-10 17:29:21) 425.良くある古典映画だと思っていたけど 思っていたよりずっと面白かった。 時代を感じさせない映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-15 10:56:23) 424.ストーリーが面白く、ヘップバーンがなんとも可愛らしい映画です。 【cogito】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-04 19:38:32) 423.《ネタバレ》 ラブロマンス・サスペンス・冒険物語。この3つを存分に味わえますね。次期イギリス女王という身分が故に自由性を奪われ、民衆のように楽しく生活することを夢見るワガママな女の子の冒険物語として十分に楽しめます。今ならディズニーにありそうなお話ですね。さらにグレゴリー・ペックとのラブロマンス。こいつが悪い男でウブな女の子を金儲けに利用しようとデートするわけですが、これぞ吊り橋理論の典型と言わんばかりの大ピンチを逃れて完全に恋に落ちる。なんてきれいなお話なんでしょうか。クライマックスの切なさったらありません。ヘップバーンは世界中に顔がしれている有名人ですから、どこで身分がバレてしまってもおかしくない。街を歩くシーンを見ているだけでもハラハラします。いいですね。一般人が支配する「街」を全く知らない女の子が歩いているからこそのハラハラ感ですよ。生まれたてのポニーを見ているような心境になります。公務中とデート中のギャップが…とか言っていると長くなるのでここまでにします。名作ですよ。 【カニばさみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-05-23 01:39:43) 422.《ネタバレ》 結ばれない恋を描いた良作。女優の魅力を味わう映画。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-15 23:58:06) 421.《ネタバレ》 フランク・キャプラの「或る夜の出来事」を思わせるラブ・ロマンス。 キャプラ自身も監督する予定だったが断念・その無念をウィリアム・ワイラーとダルトン・トランボが果たしてくれたと思うだけでも胸圧。 ワイラー初期の作品に比べると密度はそれほど無いが、それでも最後まで飽きさせてくれない。 ローマ市内の名所を映していくオープニング、ニュース映像の中・パーティー会場の凛々しい“王女”、本当は遊びたい年頃のお転婆な“アン”。スカートの中は退屈そうに脚がウズウズ。窮屈な靴を早く脱ぎたくてしょうがない、街の音楽を聞きに今すぐにでも走りだしたい。 爺さんのナイスエスコート、脱走するための仮病・・・いや病というなら恋の病にかかるというべきか。 服を着替えて脱走経路の確認、階段を一気に走り去り、車の荷台に飛び込む。手袋をまだはめているのが王女らしくて可愛い。そのアンに子供を寝かすように対応するペックが面白い。 博打に負けた帰りにとっておきの“特ダネ”との出会い。夢の中でも王女の仕事。起こすためにデカい音を立てても、枕や布団を引き抜いても起きない。 事情を知って野望に燃えるペックとアーヴィング。そんな二人が彼女と過ごす内に心境に変化が生じていく面白さ。 やっぱペックはちょっと悪党を気取っているというか、何だかんだ言って本当は優しい人間て感じのキャラが好きだ。 ローマ市内の観光。髪を切ったり、アイスを食べたり、煙草を吸ってみたり、ベスパで二人乗りしたりと今まで出来なかった事を存分に満喫する。ローマ市民に迷惑をかけながら。 王女を連れ戻すべくやってきた黒服の男たちも、まるでカラスの行列のように散々な目に遭う(演出のせいで暗黒街出身の殺し屋にしか見えません。本当にありがとうございます)。 身分という壁の大きさ、やがて訪れる別れ・・・。 記者会見、視線で交える挨拶、観光記念に素敵な贈物、別れの笑み。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-04 22:13:33)(良:1票) 420.《ネタバレ》 恋愛映画の仮面を被った冒険映画ですね。前半の大まかなプロット進行は、①皇族の主人公が世間という名の異世界にポ~ンと飛び込んでいく②夜中に街中で眠りこけるという危機が発生③おせっかい焼きの新聞記者という頼もしい仲間の登場で危機を脱出④仲間から「お金」と「一般常識」という二つの武器を授かったことにより以降わりと楽チン快適ルンルンな冒険が進んでいく。…大体こんな感じです。この中で一番楽しい時間はやはり王女にとっての人生初の街中探検でしょう。この王女というのがまた「みんな、あたしに危害を加えないでね、大切に扱ってね」光線をバシバシ出してくるので(本人にはその自覚が全く無いというのがミソ)道中を見守る我々は楽しくって仕方ないです。なんていうか、この映画を観ていると、「ローマの休日という名の動物園の中で、オードリー・ヘップバーンという名の珍獣を見守る」という感覚に陥っちゃいますw「あ、自分ひとりでジェラートを買えた。あ~良かったねえ…。あ、おじさんが花をプレゼントしてくれた。あ~良かったねえ…」こんな感じの楽しみです。また、我々凡人というのは「世間イコール我々」という意識をなんとなく持っているものなので、王女が世間の楽しさを理解していく度に「ああ、なんだかヘップバーンが我々に近づいて来てくれている…」みたいな心地よい錯覚にも陥ります。この辺りはヘップバーンというキャラクターの特性が存分に生かされている本当に一番楽しい時間です。だがしか~し、蜜月の時間は長続きはしません。やがてペック扮する新聞記者との別れのときがやってきます。「なんと申しましてもローマです」の一言に成長の証を見せる王女。そんな王女との思い出をそっと胸の内に仕舞い込み、記者は静かに去っていく…。いや~素晴らしい。ウケる要素をふんだんに盛り込んだ上にラストまで完璧だなんて、なんていい映画なんでしょうか。なかなか隙の無い映画ですが、しいて言えば全体的にちょ~っと編集がヌルめかなと思えました。名手ワイラーも、ヘップバーンの魅力に客観的な判断力を微妙に狂わされたでしょうか。編集というのは重要な部分なのでちょっぴり辛めに7点です。む、我ながらこれはちょっと辛すぎかな~?でもまあ限りなく8点に近い7点という事で…。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-09-04 19:02:35) 419.《ネタバレ》 「不朽の名作」とは、この作品の為にある言葉だろう。 「色褪せる事の無い」も。まあ、もともとセピアだけども。 オードリーの茶目っ気、グレゴリーの品の良さ、 ロマンス、コメディ、冒険…、それら全てのサジ加減が絶妙。 何より、単純なハッピーエンドではないラストが残す余韻が実に素晴らしい。 ラストの記者会見の際、ライター型カメラの秘密をバラすのだが この時代だからこそ「あら!それで撮ってたのね!もう!」で済む。 超望遠レンズで英王室キャサリン妃のプライバシーを侵害しまくっている 下品な現代においては「ステキなタネ明かし」にならないだろう。 お金になるだろうけどバラさない記者とカメラマン。 ずっと秘密にしましょう…という大人の判断。 洒落た言い回しで「安心して」と伝える彼の優しさ。 パパラッチのクズは、この映画を観て心を洗い直したらどう?。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-02 05:10:00) 418.《ネタバレ》 名作再上演企画で劇場鑑賞してきました。惚れてまうやろって感じ、責務を果たすと決めた後のアン王女のオーラ感が素敵でした。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-04-20 22:26:41) 417.テンポの良い萌え映画。単純ながら飽きさせない構成、印象的なセリフの数々、キャラの立った登場人物たちに引っ張られて、いつの間にか見終えている。ヘプバーンの美しさばかりが語られ、そして実際に彼女は美しいのだが、映画としての骨組も非常によく出来た作品。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-29 07:27:12)
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