みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
108.奇天烈な種明かしには恐れ入る。 【TERU】さん [DVD(吹替)] 7点(2024-06-23 19:50:37) 107.《ネタバレ》 2度目の鑑賞を終えて投稿します。 この作品も、テネットなどと同様にもう一度見たくなる映画になっています。 一度見ただけではモヤモヤしていた部分が、二度見ることで、様々な伏線が見つかり、そのほとんどがすっきりと回収されました。 ただ、気になる点が2つ。 1つ目は、当時の警察捜査の実際を知らないので何とも言えませんが、ロバート・アンジャーの妻が脱出に失敗した原因は、明らかにアルフレッド・ボーデンが結んだロープの結び方にあるにも関わらず、「覚えていない」で済まされてしまうのが、人が一人死んでいるにも関わらずあまりにも杜撰だと感じました。(もちろん、覚えていないのは、もうひとりの彼が結んだため) もう一つは、二人の確執です。ヒュー・ジャックマン演じるロバート・アンジャーがクリスチャン・ベール演じるアルフレッド・ボーデンを恨む気持ちは分かりますが、その逆がよく分かりませんでした。もしかしたらまだ見落としている部分があるのかもしれませんが。 おもしろかったです。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-19 23:42:57) 106.《ネタバレ》 作品としては佳作だと思った。 コンセプトは良いと思った。奇術師にとってタネは命そのものであることはよく伝わった。アンジャーとボーデンの命を 削る攻防は狂気に見えたが、なんでお互いに足を引っ張ることしか考え無いのかなぁと。対立のきっかけにもなったボー デンがアンジャーの妻を紐で縛る時に、なんで二重結びに変更したのか理由が語られていないのがとにかく最後まで気に なった。映像ではアンジャーの妻も結びかえに了承してるような演出だった。ボーデンが「わからない」と答える理由が 全く意味がわからない。ここがずっと引っかかった。ボーデンのプロ意識なんてもので予定外の事をされて妻を殺された ら誰だって怒り狂うでしょ。当時なら復讐するのもわかる。 また時系列をかなりの頻度入れ替えて、敢えてわかりづらくしてるのは良くないかな。 そうそう詳しくは書かないが、奇術考案者のカッターも一体どうしたかったのかよくわからなかった。 アンジャーはボーデンを殺人犯に陥れたわけですが、最終的にはもうひとりのボーデンが子どもと共に平穏を手に入れる のは気分が良くなかった。それくらいボーデンは酷い男だと思うぞ。まぁただ男諸君に好評なように20歳(21?)のスカー レット・ヨハンソンはとても色気ムンムンでした。その一方でテスラの装置はワクワクしなかった。「なんか違う」って 感じで空回りしてる。 総評として、命のかけ方が双方気に入らない。またボーデンの妻への愛情がなんとも気味悪くて受け入れられない。 無垢な子どもがダシに使われてるようでやっぱり気分悪い。 【hibari_21st】さん [インターネット(吹替)] 5点(2021-05-17 15:15:33)(良:1票) 105.《ネタバレ》 両主人公(正確には3人?)に共感がしにくいのと、時系列がわかりにくいのと、細かな伏線が多すぎて・・・もう疲れた。 鑑賞中になかなか面白いと感じられなかったのは、これらが原因か。 あまり気持ちのいい映画ではなかった。 未だに腑に落ちない点が何点か。 例えば、途中でもう一人のボーデンが棺に埋められた(殺されかけた)ところで、アンジャーはボーデンが替え玉役含めて2人いることに気づいていると思っていたので、最後もう一人のボーデンに無防備に殺されたところがよく分からない。 あと、ボーデンがテスラの情報をアンジャーに提供したが、テスラが複製装置を完成させるとは予想だにしていなかったのか・・・など。 ただ、これらを差し引いても、大筋はよくできている、と思えてしまうのは、 練られた作品を得意とする監督の力量だろうか。 ちなみに3人のヒロインの中で、一番好みだったのはオリヴィアです。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-08 10:11:19) 104.《ネタバレ》 そっかぁ、SFかぁ。 考え見れば、ノーランって「インセプション」「インターステラー」「メメント」「バッドマン・リターンズ」そして「テネット」…って、基本的にSF要素がないと撮る気が乗らない監督なのかも。 でもそれより、え?そもそも、この二人の憎しみ合いの発端って、ボーデンがプロ意識強すぎて、カッターの反対を押し切って、助手でアンジャーのワイフの両手を二重結びにしたせいでしょ? 助手はマジシャンじゃない。 万が一のことだってあるのに、100%安全じゃない状態で助手の両手を二重結びしてる時点で、これって事故も承知の上での殺人ですよね。 悪いのはボーデンなのに、なんで最後の最後で勝つのはボーデンなの? 後味悪すぎ。 アンジャーは仕返しに、ボーデンの左手に銃を発砲したことと、アンジャーの瞬間移動をパクっただけ。 一方ボーデンは、アンジャーのワイフを死なせてそもそもの発端を作った張本人のくせに、さらにアンジャーの舞台で小鳥のマジックを失敗させて観客に返り血を浴びせるわ、瞬間移動のマジックを舞台上で邪魔して大恥かかせるわ、舞台下にあったクッションを隠して左足に大けがを負わせるわ…ほんと極悪非道なクズ男。 (小鳥マジックの妨害なんて、なんの関わりもない観客の女性を私情に巻き込んで洋服や顔を血だらけにさせてトラウマにさせたあたりが本当に本当に頭にきた。 舞台上で営業妨害っていうのだって、アンジャーは1回だけなのに、ボーデンは2回もやってる。なんで?悪いのはそもそもボーデンだったでしょ。 私でさえ、ボーデンに激しい殺意を覚えた。) アンジャーはワイフを殺された恨みを晴らそうとがんばったのに、結局相手に仇討できず、相手に殺されるって何この救いようのない物語。 ボーデンが、自己犠牲払ってでもマジックが大事とかいうきれいごと言ってましたが、いやいや、あんたひとりが偽の人生歩いてるならいいですけど、それなら結婚もしちゃだめだし、子供も作っちゃだめでしょ。 誰にも迷惑かけないように一生ひとりぼっちで生きるべき。 中途半端に人生を楽しんで、あげくに自分が原因でアンジャーのワイフを死なせてるくせいに逆恨みして最終的にアンジャーを銃殺ってどういうこと? それで気付いた。 これって、悪魔VSエクソシストの映画ですね。 悪魔がボーデン。アンジャーがエクソシスト。 悪魔のしでかしたことを、エクソシストが必死で悪魔を祓おう(滅亡させよう)とするが、悪魔のほうが強すぎて、エクソシストのほうが殺られる(あるいは負けて終わる)っていうバッドエンドは、悪魔映画の王道ですからね。 (スカヨハがどの場面でもどの角度から見てもお顔とオッパイが美しいところだけ悪魔映画ぽくなかった。) 【フィンセント】さん [インターネット(字幕)] 2点(2020-09-23 00:51:13) 103.《ネタバレ》 二人のマジックへの情熱や憎悪、復讐、顕示欲にイマイチ共感が出来ず、ストーリーが進んでいってしまう ラストのタネは完全にSFでなんでもありの状態に・・・ 伏線の張り方は流石でした。 ただ、必要な伏線だけを見事に張り切っているため、そこまでの驚きがなかった もっと、回収しない伏線があってもいいのではとは思いました。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-09-05 00:20:58) 102.《ネタバレ》 雰囲気はいいし狂気じみた話で面白かったのですが 他の方が書いている通り突然のSF要素に違和感があります。 他にもいくつかご都合過ぎませんかという展開があったし もうちょっと自然にできたと思う。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-08-03 22:22:57) 101.《ネタバレ》 名優2人によるいがみ合いが面白い。ダブル主演の場合、仲間関係で協力し合うパターンはよくあります。あるいは敵対関係でも、正義と悪にはっきり色分けされたり、スポ根もののように競い合って高め合うのが一般的じゃないかと思います。しかしこの作品では、傷つけ合い、探り合い、足を引っ張り合うばかり。映画としては斬新でしたが、現実世界には美しいスポ根よりこういうドロドロのほうが多いので、幸か不幸かある種の〝共感〟を禁じ得ません。 それはともかく、他の方も指摘されていますが、やはりオチとなるSF設定に萎えました。映画というもの自体が1つのマジックショーのようなものなので、何でもありといえばそれまでですが、それに乗じてネタが荒唐無稽であるほど期待感は裏切られます。比較になるかどうかはわかりませんが、同じ瞬間移動モノなら「ザ・フライ」のほうがよほどリアルで期待以上だったかなと。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-07-11 02:26:13) ★100.《ネタバレ》 ドロドロとした人間関係をベースに物語は進み、中盤までは引き込まれるように見ていたのですが、、、どうにもオチが弱い。 さらに最後に最後に銃ってのもちょっと安易だったな、、、ってのが最初の印象。 この映画の本当の面白さは伏線で、「死ぬ鳩」「娘に動物園」「マジックのために日常生活を犠牲」「本当の日と嘘の日」などなど、 2回目を見れば、あーーなるほどと思わせてくれるが、これら伏線に気が付きにくく映画の良さが伝わりにくいのかもしれない。 最後に「観客には分からない、騙されていたいのだ」というナレーション。これって視聴者への皮肉なのかもしれない。 【Keytus】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-07-15 22:11:17)(良:1票) 99.《ネタバレ》 瞬間移動マジックのタネに期待していると、肩透かしを食らう。謎マシーンで自分のコピーを作ったり、替え玉を使ったりとスッキリしないものばかり。命や人生を賭したマジックだというのは理解出来るが。ただし、クリストファー・ノーラン監督の作品らしく、伏線の張り方は素晴らしい。 【アクアマリン】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-01-20 18:13:23) 98.《ネタバレ》 面白い。ただ、原作の方がもっと面白い。ヨハンソンが、可愛くて清純な頃 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-31 14:39:55) 97.《ネタバレ》 面白く見ることはできたけど、好きにはなれない映画でした。 鳥を使うマジックで以前はカゴの鳥を殺していたんだと知って驚きました。 どこまでいっても復讐の連鎖みたいで見ていて嫌な気持ちになってしまいます。 チャン・リン・スー、テスラ・コイル、エジソンの話など、調べてみたくなることが多くて、そこは楽しめました。 世紀末のロンドンの雰囲気も良かったです。 【omut】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-04 08:50:13) 96.《ネタバレ》 最後の瞬間移動のショーは、はじめにそっくりさんを探してやっていたのと同じように、1人だけコピーして2人でやれば良いのに・・・と思ってしまいましたが・・・「2人目」がトラブルのたねになるからでしょうか。怪しい感じをふくめて手品とか奇術とか好きなので、世紀末的なダークな雰囲気はとっても良かったのですが、ミステリー的なトリックの面白さ以上の何かを感じられることはできませんでした。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-06-01 16:31:26) 95.《ネタバレ》 大オチでは「おお!」とはなったけど、そこに至る描写がテンポが悪いし、何をメインテーマにしてるかが何か掴みづらくてちょっと。豪華な出演陣だし演技雰囲気は十分楽しめたんだけど。終始、マジシャンがトリックに魅せられて堕ちてしまう「木乃伊取りが木乃伊になる」がテーマかなと思っていたんだけど、ちょっとばかし深かった。こっちは19世紀風を楽しんでいたのに、最後の最後でSFをぶち込んできたのにはビックリ! 【タッチッチ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-10-15 18:10:47) 94.復讐合戦は悪くないんだが、もうちょっと仕事のために偽りの生活をする事の苦悩みたいなものにフォーカスして欲しかった。それにしてもネタバレ的ドンデン返し系ってリスクが大きいな。作品そのものがマジックに失敗してるというか、背負い投げに失敗して自ら倒れるというか。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-07-29 10:15:31) 93.《ネタバレ》 デヴィッド・ボウイに似た俳優さんだなあ、と思っていたら本人でびっくり。珍しく役になじんでましたね。SF、というかファンタジー設定よりも双子オチにずっこけたのは私だけ? 【Gioachino】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-02 15:22:56) 92.《ネタバレ》 全く予備知識なしで観ました。まずキャスティングが魅力的で、デヴィッド・ボウイが登場した時はなんかうれしかったです、相変わらずミステリアスで人間ぽくない人ですね。 観終わって思ったことは早い段階でアンジャーの瞬間移動のタネあかしをしてたんだってことです。 ああまでして知りたかったボーデンの瞬間移動のタネが。。。実はシロウトでも思いつくような単純なものだったんですが、アンジャーは人が思いつかないことにちがいないと思い込んでるし、「なあんだ~そうだったのかぁ~~ま、そんなとこだわなぁ」なんて言われることがわかってるからか、頑なにタネあかししないし。 意地と執念の極地、行き着いた先はなにかやるせなく、むなしさを感じるラストでした。 19世紀にクローンが登場するのはいかがなものかとは思ったけど、ダークでミステリアスな見せ方や映像がよかったです。飽きないしテンポはいいしなかなか見応えありました。 発想着想が面白い映画だと思いました。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-29 21:18:16) 91.さすがにノーラン。期待を裏切りません。SF的なのが納得いかない人もいるようですが、そんなことはどうでも良く、純粋に面白いか面白くないかでいえば、派手さはありませんが間違いなく面白い映画です。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-10 15:53:38) 90.《ネタバレ》 アンジャーとボーデンという二人の手品師が不幸な出来事から不和となり、お互いに敵愾心を燃やして、妨害や盗みをして相手に打ち勝とうとする物語。主に瞬間移動術について争う。 最後のおちにはがっかりさせられたが、手品好きには面白い作品だった。時間軸をばらして再構築して見せる手腕は洗練されており、ねたの興味で、最後まで期待感、緊張感が持続した。おちの伏線はあちこちに張り巡らされており、再見すれば綿密に練られた脚本ということが分かるだろう。 映画はいくらでも編集が利くので、手品は画面切替なしで見せないと真実味が出ない。それが判っていながら拘泥しないのは、監督に手品に対する愛情が所為だろう。役者の技術も素人の域を出ない。 籠の鳥消失術は一世を風靡した手品で、実際に鳥を圧死させていたが、後に改良された。これは映画の通り。中国の老奇術師チャン・リン・スーが登場するが、実在の人物で、弾丸受け止め術で命を落としたことで有名だ。実際は中国人に扮したアメリカ人で、テスラ・コイルが発明された頃にはまだ二十代の若者だった。この改変の意図は不明。 テスラ・コイルは現在でも不明な部分があり、似非科学でよく言及される。だから採用したのだろうが、“人間消失”ならともかくも、”人間複製”は許容値を超える。まして、複製人間を殺すなどは言語同断である。殺す理由は皆無で、二人で協力して瞬間移動術を演じればよい。もっともその前に、普通の人ならせっせと金貨などを複製すると思うが。双子おちは安意過ぎる。すぐにばれてしまう。エジソンの手下が登場する。テスラはエジソンの元で働いていたが、金銭と直流・交流議論で関係がこじれた。エジソンはテスラ潰しの為に誹謗中傷や非人道的行為をくり返して攻撃している。テスラの実験屋敷の警戒が厳重なのもその為で、最後は爆発したようになっていたが、エジソンの手下の仕業だった可能性がある。 目立たないが、アンジャーからボーデンに乗り換えた女もひどい。 尚、イギリスの裁判では、裁判官や検事、弁護士はかつらを正装として着用する。古来、虱対策で短髪にしていたことに由来する。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-02 02:13:19)(良:1票) 89.《ネタバレ》 ○演者のやり取りや雰囲気など素晴らしいのに、最後の最後でSFとは。がっかりさせられた。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-11-17 22:40:56)
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