みんなのシネマレビュー

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

EVANGELION:3.0+1.0 Thrice Upon A Time
2020年【日】 上映時間:155分
アクションSFアニメシリーズもの青春ものTVの映画化
[シンエヴァンゲリオンゲキジョウバン]
新規登録(2020-04-16)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-07-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(2021-03-08)
公開終了日(2021-07-21)


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監督鶴巻和哉
中山勝一
前田真宏
庵野秀明(総監督)
助監督轟木一騎(総監督助手)
緒方恵美碇シンジ
林原めぐみアヤナミレイ(仮称)/綾波レイ/碇ユイ
宮村優子【声優】式波・アスカ・ラングレー
坂本真綾真希波・マリ・イラストリアス
三石琴乃葛城ミサト
山口由里子赤木リツコ
石田彰渚カヲル
立木文彦碇ゲンドウ
清川元夢冬月コウゾウ
関智一鈴原トウジ
岩永哲哉相田ケンスケ
岩男潤子鈴原ヒカリ
長沢美樹伊吹マヤ
子安武人青葉シゲル
結城比呂日向マコト
大塚明夫高雄コウジ
沢城みゆき鈴原サクラ
大原さやか長良スミレ
伊瀬茉莉也北上ミドリ
勝杏里多摩ヒデキ
山寺宏一加持リョウジ
内山昂輝加持リョウジ(少年)
神木隆之介碇シンジ(大人)
斎藤千和
川田紳司
興津和幸
星野充昭
さとうあい
滝沢ロコ
堀越真己
原作庵野秀明
脚本庵野秀明
榎戸洋司(脚本協力)
音楽鷺巣詩郎
作詞宇多田ヒカル「One Last Kiss」「Beautiful World (Da Capo Version)」
星野哲郎「真実一路のマーチ」
山上路夫「世界は二人のために」
吉田拓郎「人生を語らず」
松任谷由実「VOYAGER〜日付のない墓標」
作曲宇多田ヒカル「One Last Kiss」「Beautiful World (Da Capo Version)」
米山正夫「真実一路のマーチ」
いずみたく「世界は二人のために」
吉田拓郎「人生を語らず」
松任谷由実「VOYAGER〜日付のない墓標」
津島利章「激突!轟天対大魔艦」(「惑星大戦争」)
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス(まことのおからだ)」
主題歌宇多田ヒカル「One Last Kiss」「Beautiful World (Da Capo Version)」
挿入曲坂本真綾「真実一路のマーチ」/「世界は二人のために」
関智一「人生を語らず」
林原めぐみ「VOYAGER〜日付のない墓標」
撮影奥井敦(セル画アナログ撮影)
製作スタジオカラー
企画庵野秀明
プロデューサー庵野秀明(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作スタジオカラー
配給東宝
東映
スタジオカラー
特撮摩砂雪(プリヴィズヴァーチャルカメラマン/アクションパートヴァーチャルカメラマン)
増尾昭一(名誉特技監督)
三池敏夫(特殊技術素材/パネル美術撮影/プリヴィズ制作協力)
尾上克郎(特殊技術素材/パネル美術撮影/プリヴィズ制作協力)
作画錦織敦史(総作画監督/キャラクターデザイン)
田中将賀(作画監督)
山下いくと(主・メカニックデザイン)
安野モヨコ(デザインワークス/キャラクターデザイン)
渡部隆(メカニックデザイン)
前田真宏(コンセプトアートディレクター/画コンテ)
鶴巻和哉(画コンテ)
庵野秀明(画コンテ)
松原秀典(キャラクターデザイン)
貞本義行(キャラクターデザイン原案)
本田雄(キャラクターデザイン原案)
亀田祥倫(メカ作画監督補佐)
橋本敬史(原画)
摩砂雪(画コンテ案/イメージボード/原画)
樋口真嗣(画コンテ案/イメージボード)
今石洋之(原画)
吉成曜(原画)
美術前田真宏(美術設定)
宮村優子【声優】(筆記協力)
坂本真綾(筆記協力)
関智一(筆記協力)
内山昂輝(筆記協力)
編集上野聡一(編集助手)
録音山田陽(台詞演出)
その他スタジオカラー(宣伝)
東映(宣伝)
鈴木敏夫(協力)
スタジオジブリ(画面協力「となりのトトロ」)
円谷プロダクション(画面協力)
摩砂雪(画面協力「水中映像」)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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34.《ネタバレ》 確かに映像はすごいです。頭の中のカンバスが3次元。
この映像感覚があれば立体3Dも大爆死しなかったものを。
他の監督の脳みそが2Dのままだからせっかくの3Dも全くだめだった。
庵野監督に3D映画を作ってもらいたくなった。

しかし内容は。。。なんですか?これ。
まったく評価できません。
これならTV版から作り直す必要なかったんじゃあ?
登場人物みんなにご挨拶。くどくどと長ったらしい説明。
いろんなものを削ぎ落とすと、結局監督と奥さんの出会いと結婚ののろけ話でした。

あと映像に比べて音楽のダサさ、古臭さ。入れるタイミングのダメダメさ。
竜とそばかすの姫のセンスの足元にも及ばないです。 うさぎさん [インターネット(邦画)] 2点(2021-08-13 20:03:19)

33.《ネタバレ》 虚構だけどさまざまなオマージュ(おまじない)を重ねることでリアル現実を浮き立たせる。物語の中で【マイナス宇宙】とは現実世界の事らしい。Qとシンは一本の映画と見ると2009年破公開から本作2021年まで12年。この長い間隔も演出意図か。物語中でも14年経過し出演キャラクターみんな「大人」にしてみたらシンジも大人になる事ができ、成長譚として完結をみた。ユーミンはさよならジュピターの時に知って以来好きなアーチスト。当時和製2001として頑張ったんだけど・・。今回でシアターミュージックVOYAGERはリベンジできたのでは。 stratosさん [映画館(邦画)] 9点(2021-07-30 14:15:24)

32.《ネタバレ》 25年分の全てに蹴りをつけた、それだけで感慨深い。
ストーリーの結末に関しては言うことはない。なんやかんや親子の話だ。
初号機と13号機、それ使って親子喧嘩するシーンはバキの親子喧嘩に見えたり。
密着ドキュメンタリ内でも父親の話をしていて製作の根底に影響している。
キャラのカップリングこれには各々の思い入れがあったり
考察の関係で一言物申す、な人が多かったのではなかろうか。実際、賛否両論だとは思う。
ただ話の流れだったり消去法だったり、様々な点からまぁこれが正解かなーと理解はできる。
旧劇アスカ推しなれば、ラストにシンジの告白で顔を赤らめる彼女を見て念願叶い救われたような気がしないでもない。
新劇になってから昔からの熱は冷めていたが終わってみればやっぱり寂しいものだ。 HIGEニズムさん [映画館(邦画)] 7点(2021-06-18 23:53:31)

31.《ネタバレ》 他の最終回とあまり変わらず、最後は取り残された感がありました。やはりよく分からない…。
一部のアクションシーンは良かったですが、単純に初号機が暴れまわるのが見たかったですね。
懐かしキャラが沢山出てきたのはワクワクしました。 とむさん [映画館(邦画)] 4点(2021-04-26 00:06:10)

30.《ネタバレ》 「残酷な天使のテーゼ」をラジオで聞いて、今度始まるアニメの主題歌はなんてカッコいい曲なんだ!と思ってから25年。
よくぞ長生きした作品です。そして、この度は少々強引な感もありますが、見事なフィナーレ。
25年も経つと、人間は丸くなるものですね。作り手も、見る方も。
そんな事をしみじみ感じたのでした。 こんさん99さん [映画館(邦画)] 6点(2021-04-24 09:56:40)

29.正直に言うと、この映画の良さがよくわからない。村のシーンでは、なにを見させられているのかわからなくてイライラした。後半は、なんとなくゲンドウがやりたかったこととか結末のおさまりかたがわかった気がするけど、2時間半かけてやることじゃねーなと思ってしまった。とはいえ、多くの人たちの20年以上続くもやもやを解消しただろうということで、6点にしておきます。 センブリーヌさん [映画館(邦画)] 6点(2021-04-17 22:30:41)

28.《ネタバレ》 本作の率直な感想は「庵野監督がTVシリーズの最終2話で本当に描きたかったのはこれだったんだ!」である。

主人公・碇シンジの心の決着、そのために必要不可欠な通過儀礼となる父ゲンドウとの、互いの心を包み隠さない摯実な対話。そしてシンジの周りの主要キャラの生と死。
失礼ながら、TVシリーズ製作当時の監督には、これらを描ききるだけの力量はなかったのではないか。当時は製作スケジュールの破綻から最終2話があのようになったと記憶している。派手なメカアクションを伴う総力戦を描くだけの作画スケジュールが無かったことももちろん大きな理由だっただろう。だが今の視点からは、監督自身の人間的な深みが今ほど熟成されていなかったことも大きかったのだろうと推測できる。
その後の、旧劇場版製作の過程で受けたバッシング、様々なアニメや実写映画の製作、結婚など、監督のその後の人生経験が、本作を描き切る糧となったのだろう(これまでの版権などで獲得した資産や、そこから得られる潤沢な時間も大きい)。シンジやアヤナミレイ(仮称)に注がれるトウジやヒカリ、ケンスケの人間的深味と優しさは、監督がその半生で得たものがそのまま反映されているに違いない。

後半に畳み掛けるように頻出する専門用語のため、詳細な状況把握が出来ないのはいささか残念だが――そのため10点満点には出来ない――、25年越しに実現した正式な物語の完結、それによって心の平穏を獲得したであろう監督への祝福の気持ち。映画の観方としては若干いびつかもしれないが、こういった様々な要素が混じりあってじんわりと僕の心も救ってくれたし、監督を祝福したい気持ちにもなった。だから、感謝の意を持って、上映後の映画館で大きな拍手がしたかった。だが、10数人しかいない観客が静かに椅子から立ち上がって去っていく、静寂に包まれた環境下――ちなみに観たのは4月5日(月)の夜――では恥ずかしくてとても出来なかった。そこで、手のひらの力を抜いて、聞こえるか聞こえないかくらいの大きさで8回拍手したのだった。
おめでとう、そしてありがとう、エヴァンゲリオン。

追記:本作と新劇場版Qは、本来間隔を開けずに公開されるべきだった。それが実現していれば、世間の、そして僕個人のQへの観方や評価は今よりも好意的になっていたはずだ。仕方のないこととはいえ、勿体無い話だと思う。 はあさん [映画館(邦画)] 9点(2021-04-12 12:24:33)(良:1票)

27.《ネタバレ》 1995年にTV放送が始まって,26年.長かったけど,やっと終わり,ホッとしました.
しっちゃかめっちゃかのTV版25話・最終話の決着を付けたかのかな? 庵野監督は.
ただ,新劇場版Qは何だったのか,小一時間問い詰めたい気もします.
恐らくTV版を観ていた人の大部分は納得できるエンディングだと思います.新劇場版から見た人は「ハァ?」って感じなのかもしれません. あきぴー@武蔵国さん [映画館(邦画)] 8点(2021-04-10 21:36:36)

26.《ネタバレ》 ほんとに終わったのね。
序盤の鬱シンジ、もう笑えたわ、なんか。
あと中身28歳見た目14歳アスカって、男性の理想像なんやろなあと思った。笑 ギニュー隊長★さん [映画館(吹替)] 8点(2021-03-26 23:16:18)(笑:2票)

25.《ネタバレ》 綺麗に終わると聞いてそれならと観に行った。
結論は観に行って良かった。
旧版のラストはまったく意味分からん状態だったけど
今作のラストは良く分からんがこういうことかな?位には分かったような気にさせてくれた。
なにより大きかったのはその後の世界が描かれて幸せにやってる事が分かったこと。
しかしなぜシンジ×マリなのか。
理由が思いつかないので綺麗に終わらせたい製作者側による消去法でカップリングが決まったのかもしれない。

意味分からん部分に拍車をかけているのが意味分からん単語が多すぎる。
俺が頭悪すぎるのか業界人が難しい専門用語使ってテキパキ働いてる様子を観てかっこええと感じる場面なのか。
少なくとも鑑賞中は頭パニックになって話が入ってこなかった。
それでも解説セリフが多く視聴者への配慮は多いなという印象。
普通なら解説セリフなしでも作品が理解出来る方が良いし言葉でなく場面で表現すべきと思うがこの作品に限ってはありがたいと感じた。

ただ25年前テレビアニメ版を観て興奮してたあの頃。
敵の正体が判明し数々の経験で成長した主人公が仲間達と熱い大きな戦いを経て勝利する。
そこまでセオリー通りではなくてもそんなラストに期待していたはず。
25年前の自分に言いたい。
テレビ版ラスト2話以降は観てはダメだと。 Dry-manさん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-20 07:54:07)

24.子供たちに誘われて一家総出で見に行ったんですけどね。こんなの見終わってから家族でどういう会話を交わせ、ってんですかね、もう。息子は開口一番、「長かった・・・」と非常に真っ当なコメント、それでも何がしか、彼なりに楽しんだ様子も。
私は、というと、エヴァなんて序破Qに軽く触れた程度の免疫の無さ、終盤の「崩れ具合」にそれはそれは戸惑いつつも、どこか、記憶の奥に刺さった棘に触れられたような感覚も。
前半はまだ、大きな波乱も破綻もなく、そういう感じは無かったんですけどね。シンジ君はひたすら他者を拒絶(?)するばかり。さらに、画面外の人物がセリフをしゃべる、いわゆる「オフの音声」がしばしば使用されてたりするもんで、よそよそしい雰囲気が漂っている。だけど舞台はあくまで、穏やかな農村、友人たちは一人を除いて(?)優しいし、アヤナミ(?)は他者との交流を模索する(←こうやって「?」を連発しているあたりに、エヴァ初心者の戸惑いを感じていただけたら幸いです)。
後半、物語は大きく動き始めるけれど、物語ばかりではなく、映画の構成自体が揺らぎ始めて。あんなにコワかったゲンドウ氏が、ひたすら矮小化されていき、ただの妄想炸裂オヤジと化して。肥大化し続ける妄想のイメージ。シンジと繰り広げるのは、単なる親子喧嘩に過ぎなく、それは、チャチなセットやらお茶の間やらで行われる(それともこれら自体がシンジの妄想なのか?)。
だいたい、「父親の幼少時代」を息子が知る訳が無いのだけど、、、
と、壮大な物語がただの親子喧嘩と化す中で、冒頭における農村の光景から、映画の随所に工場地帯のイメージが挿入され、ラストはリアルな地方都市の風景で締めくくられる。
何なんだろう、これは。
アニメーションの限界に挑戦するような技巧の限りを尽くして描かれる未来戦争が、セットの中の親子喧嘩という茶番にまで矮小化され、浄化として描かれるはずのラストも、結局は「今の我々の日常」でしかない、ということ。農村が徐々に失われ、工業化が進んだ、普通の日常。
いや、それすらも今や失われつつある、という危機感、あるいはオジサンたちのノスタルジーなのか。記憶の奥の棘。 鱗歌さん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-20 05:55:03)

23.《ネタバレ》 エヴァは昔から見てるんだけど、イマイチ、よくわかんないとゆーか、だからこれまでに色んな人の解説とか聞いたり読んだりしてきたんだけど、そん中で今年の1月くらいに、山田玲司さんの解説を聞いて、はじめて一番ピンときたとゆーか、今まで、そんな視点でエヴァを見た事なかったから、なるほどねーとなりまして、で、その「破」の解説でマリの正体をちゃんと説明してくれてたんですけど、え?そうなの?っと納得半分、疑い半分で、この映画、観てきました。いやー、びくっり。やっぱ、そーだったやん。モヨコさんやん。背筋がゾクゾクしちゃいました。それに、あの解説聞いてからだと、映画を見る視点が今までの自分から完全に変化していて、そんな風に映画を楽しんでる自分にも驚きでした。なんか、より深く楽しめた気がします。でも、そんな解説知らない、嫁さんも息子も、面白かったって言ってるから、普通の物語としても十分、面白いんだと思います。ラストの宇多田ヒカルさんの歌もとっても良かったです。 なにわ君さん [映画館(邦画)] 10点(2021-03-19 19:00:44)

22.《ネタバレ》  IMAXで視聴。

 映像は、相変わらずのクオリティで、アクション・見せ場もあり、話のオチもきちんとケリが付いて、まあ順当なところに落ち着いて(コミックス版に近いか)、良かったかなという感じでした。それぞれのキャラの見せ場が個々にちゃんと描かれて、終わりも割とそれぞれ納得できる形に落ち着いたのは、最終話として良かったかと。

 最後がアクションでなく観念オチ(心情吐露の辺)なのは、まあ、元々そういう話だし、オチはそんなに目新しさはなくて、それ系の話としてはごく普通のオチと思うんですけど、その普通のオチ(しかし、ちゃんとした)を、技巧や演出でうやむやにごまかさず、シンプルに吐露するのに、これだけの年月がかかったかー、そうかー、お疲れさまー、という感じでした。よかったよかった。

 個人的には、元々のTV版が、エンタメ的に期待を抱きそうになるたび叩きつけられるように心を折られるのが、それを観た当時の自身の心境にシンクロして、すごい刺さって、そんな絶望的な状況に叩き落されても、それを乗り越えてやってくるものすごい希望的決着にたどりつくか!? と思ったら、力尽きて、叩き落されたまま終わってしまったので、それが長年の時を経てやっとまっとうな希望を抱かせる結末にたどり着けるまでに人間性を回復できたか、て感じですか。

 あとまあ、いろいろ価値観的にかなり古めかしいところが多々あるなあとは思ったのですが(自分は好きではあるけど)、あの、3本の槍の話が、ヒロインの関係の話と同期してると考えると、前世紀的価値観的にかなりゲスい話だなあと、しみじみ思ってしまったのですが、ちょっと考えすぎかもしれません。

 そんなところです。 simさん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-17 02:36:13)


21.《ネタバレ》 いやー 難しい。正直分からない。だけどこれがエヴァンゲリオンであって、難解じゃないとそれはそれで期待外れではある。
Qで発散してしまった地獄のような状況から、一つ一つ落とし前をつけて、なんだかよくわからないけど結末はつけてくれた。
途中や経緯は確かによくわからない(解説サイトを見ても理解が追い付かない)。だけど最後に残るモヤモヤはないじゃないか。
レイもアスカもちゃんと結末を迎えた。そこの結末は文句のつけようもない出来じゃないか。感動したし熱かった。愛もあった。

これで終わってしまって残念な気持ちはあるけど、すっきりしましたよ。私はこれでいいと思う。十分に満足しました。
監督の苦悩とプレッシャーの日々はものすごかったと思うよ。でもね、ちゃんと受け取りました。ありがとうございました。
Keytusさん [映画館(邦画)] 8点(2021-03-16 01:09:30)

20.《ネタバレ》 平均的を下げてしまい、申し訳ありません。
結論から書くと、私に取ってはとんでもない駄作です。
26年もの歳月と莫大な費用を掛けて、あの滅茶苦茶な
TVシリーズ最終回をそのまま作り直しただけとしか私には思えませんでした。
お断りしておきますが、私は一連のエヴァシリーズのコアなファンでは有りません。
TVシリーズを観て、途中迄は表現するのが難しい位の高揚感を感じました。
「これはとんでも無い展開になる、どの様な幕引きをするのか?」と。
...見事に裏切られました。
新たに劇場版として新作が制作される、今回はキチンと幕引きする様だ、と言う話を聞き期待して見た新劇場版。
あのTVシリーズ途中までに感じた高揚感にケジメを付けてくれるのか?
その思いは前作「Q」でものの見事に裏切られました。
それでも私は、本作に僅かでも期待していたのですが…
理解出来ない、整理が付かない事ばかりです。
意味が判らない台詞・専門用語のオンパレード。
まるで仮想世界で繰り広げられているかの様な戦闘シーン。
前作までの戦闘シーンは一体何だったのか?
何故、何処かの撮影スタジオで戦う?
何故、教室やアパートの一室で戦う?
全ては主人公の脳内妄想なのか?
ニアサードインパクトって本当に起こった事なのか?
百歩譲って終盤一連の戦闘シーンが異次元か何処かで繰り広げられていたとして、
最後の戦いが終わり、あの村の人々はどうなったのか?
何故、前作や本作の途中で絶命した人達が何も無かったかの様に駅のホームで談笑しているのか?
主人公は声変わりしてスーツにネクタイ、駅前のロータリーを楽しげに走り去って行くが、
何がどうしてこの様な展開になったのか?
仮に、終盤に主人公が口にする「Neon Genesis」が具現化したのだとしても、全てが余りにも説明不足過ぎる。
また、人智を超えた存在が人類を巻き込み戦わせ、最終的に新たな生命・世界創造の起源となる、
即ち、人類補完計画の原案はイデオンで既に見させて貰っています。
アプローチは違えど、「2001年宇宙の旅」「2010年」もエヴァンゲリオン=モノリスと捉えれば、同じ類の作品だと思えます。
私の様な一般の映画ファンに取っては、大変申し訳無いのですがこの点数です。 たくわんさん [映画館(邦画)] 0点(2021-03-14 23:04:46)(良:5票)

19.Qの混乱から9年。無事完走していただいて、まずは庵野監督はじめスタッフの皆さんに御礼。(ニア)サードインパクトから突然の14年後の世界を提示され、シンジ君と共に放り込まれた世界を理解できぬままに過ごした95分は、完結編「シン・エヴァンゲリオン」の為のQ(Question)だけの物語でした。そりゃ意味不明です。
 一方でTV版、旧劇場版をREBUILDするという目論見は見事に達成されることになりました。「―破」の後半からの展開で、まったく違う物語になるのかという懸念は、これまた裏切られつつも、「涼宮ハルヒ」の「エンドレスエイト」のように正解に向かって作られた物語でした。
 26年という年月は、創作者である庵野監督の心境の変化の為に必要だった。ヤマアラシのジレンマを抱え、LCLの海を至上とした世界から、他者の存在を認め、自分の立ち位置を確認し肯定していく。
 エヴァンゲリオンは見事に完結しました。
 一方で1本の映画としてみた場合、TV版、旧劇場版、新劇場版を見ていないと、登場人物の関係性や世界観がわからず、相変わらずの”一見さんお断り”の作品ですので、点数はこれくらいかと。 heeさん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-14 19:50:38)

18.《ネタバレ》 最終作にしてやっと分かりやすく、締まりました。
その他大勢の悲しみが足りなかったので▲1点。
でも、やっぱり終わってみると切ないなあ。
無敵のゲンドウに笑w すたーちゃいるどさん [映画館(邦画)] 9点(2021-03-14 01:01:13)

17.《ネタバレ》 約9か月ぶり2度目観賞。シリーズ第4弾、最終章。結局、シンジと一緒になったのはあのメガネっ娘かよ。テーマソングの宇多田ヒカル、エモーショナル。映像もきれい。だけど理屈っぽさ、クセの強さ、何と戦ってるのか分からねえ…相変わらずやな。場面が次々と切り替わって、「???」な結末…。最後まで観衆を置き去りにしてんじゃねえよ。駄作は免れたけど、高評価はできねえな。 獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 6点(2021-03-14 00:44:37)

16.思えば「ブルーシード」が好きで観始めたテレ東アニメ。その並びでエヴァに出会ったのがシンジと同じ中学時代だったと思います。
四捨五入して40になる歳に私もなってしまいましたが、全てに落とし前を付けるこれ以上無い最終回になっていたかと思います。我々は観客の一人ではなく、エヴァの登場人物の一人になっていたのですね。
本作はエンタメに振り切ったヒーローロボットアニメになるのでは、と予想しておりましたがそんな薄っぺらい作品になる筈もなく、現代社会にアジャストした最後までしっかりエヴァンゲリオンでした。
素晴らしかったです。寂しくなりますが私も前を向いて進んで行こうと思います。ありがとうございました。 Kの紅茶さん [映画館(邦画)] 9点(2021-03-13 23:18:27)

15.庵野監督。長らくお疲れ様でした。もう、エヴァンゲリオンの事は忘れて結構です。新作に邁進ください。
・・・と言っても「シン・ゴジラ」とか「シン・ウルトラマン」とかオリジナルを作る意欲はもうないみたいですが。 ぴのづかさん [映画館(邦画)] 6点(2021-03-13 15:47:40)

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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 6.74点
011.85% line
100.00% line
223.70% line
323.70% line
423.70% line
535.56% line
61222.22% line
71120.37% line
81120.37% line
9611.11% line
1047.41% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.40点 Review5人
2 ストーリー評価 6.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.37点 Review8人
4 音楽評価 6.37点 Review8人
5 感泣評価 5.80点 Review5人

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