みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
69.読了後鑑賞。この映画をみて日本橋七福神巡りをしました。 【TERU】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-12-08 20:40:27) 68.《ネタバレ》 東野圭吾はクエスチョンの出し方は上手くて興味を引かれるのですが、それに対するアンサーはたいしたことがない、ってのが多い気がします。 鶴、水泳、工場でのワンシーン、ネカフェの会員証、麒麟の像を見上げる婦人、張り紙、などなど、ヒントの出し方が小出しで断片的。でもあからさまに伏線ですよってわかりやすくしてくれている。でもどーつながっていくのかが予想できない。だから興味を引かれる。よーできてます。刑事もの、ミステリーものとしては見ごたえがあります。 こんな感じで東野圭吾の小説はそのプロセスを楽しむものが多い。もちろん物語の9割はプロセスなんだからそれは小説が、ドラマが、映画が面白いということと直結します。でも最後まで見てしまうと火曜サスペンス劇場とスケール的には大差ないというのが正直な感想。まあ、火サス好きなんで別に良いんですけど・・・。 キャストは凄く豪華なので、そこはザ・映画って感じがします。ただ、一部の大根のせいで全体が安っぽい印象に。青柳家の娘や八島の工場友達などは特にひどい。ガッキーもこの作品はなんかいまいち。脇役も大事ですねー。 この映画で一番緊張感あって盛り上がるシーンが、『加賀ぁ!捜査を振り出しに戻して!お前はどの線を追っているんだ!』って警察本部長が恫喝するシーンですからね。ベテラン俳優は凄いです。若い役者さんたちにも頑張ってもらいたいものです。 それにしても、結局青柳家は父が殺され、社会的には父の汚名もそそがれないまま映画は終了。なのに晴れ晴れとした顔をしている、この事件の発端となった青柳家長男。八島だって本当は死ぬ運命じゃなかったかもしれないのに。なんかちょっと良い雰囲気で終わっていますが、切ないうえに決して後味の良い作品だとは思えないんですけどね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-06-19 16:26:22) 67.《ネタバレ》 シリーズものは、可能な限り絶対に順番に見ると決めています。この作品は見ていると勘違いして先週「祈りの幕・・」を見まして号泣しました。 その後、この作品を見ていないと気づき見ました。ただ残念ながらほぼ全ての展開に対してもの足りなさを感じてしまいました。 カバンを探ったところまでは理解できるが、死にそうな人をほったらかして その人のカバンを持っていく? 記念日で気合い入っていた日に?? 諸悪の根源となった後輩の殺人未遂を起こした三人のうち、残り二人はこの後どうなるの? 罰は受けないの? 当時中学3年生だから? お母さんは東京のハナコさんが犯人だと分かったら・・どうなるのだろう? 労災隠しの真実は世間に伝わるのか? お父さん救急車求めたら、動かなかったら・・多量出血せずに助かった? ような気がしました。なので、麒麟に行ってメッセージを残すことより、まず生き残ることを・・ お父さんがそれを諦める描写が欲しかった。 また、父子関係が濃密だった頃のエピソードを入れていたら、もっと感情移入出来たかもしれない。 【yoshi1900ololol】さん [インターネット(邦画)] 4点(2021-05-12 23:30:40)(良:1票) 66.一直線に進む脚本で最後まで飽きさせずに見せてくれる。ただ、ネタ明しが少々詰め込み過ぎ。もうちょっと強力な伏線が欲しい。ミステリー謎解きとしてはいまいち。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-07-06 16:04:49) 65.《ネタバレ》 原作未読。連続ドラマもたまに見てた程度。東野作品は旧作はけっこう読んでいたのですが、たぶん原作に忠実なんだろうなあと思わせる、序盤のミスリードをさそう展開で、終盤まで「真犯人」は本当に誰かわからないまま、宙ぶらりん状態を楽しむことはできました。映画的なスケール感と対照的なテーマの地味さは、ある意味「東野印」の1つでもあるとは思うので、これはこれでよし。ただ、平板な演出と本作にあってるのかどうか微妙なBGMの出来もあってか、「映画」としては退屈で冗長でした。公開から6年たった今見れば、その後映画で主演を張る若手俳優が続々出てくる豪華さはちょっとわくわくするけど、今作ではそれぞれに見るべき所があるわけでもない(たとえば、物語を左右する重要人物の松坂君はもっと「できる」と思うけど、「この程度」でよしとしたのは演出側の責任だと思う)。 【ころりさん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-09-22 09:06:59)(良:1票) 64.東野圭吾の加賀シリーズは読んだことも、見たことなかったですが、まぁまぁ・・・楽しめました。 犯人だれだ〜って考えながら観てましたけど、まったく予想つかずでした。。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-06-10 11:42:44) ★63.《ネタバレ》 東野圭吾の文庫(加賀恭一郎シリーズ)は好きで何冊か読んでいるが、本作は未読で映画で初鑑賞。素晴らしいミステリー。 伏線が大量に散りばめられ、終焉で一気に収束する気持ちよさ。予想できない犯人像。心温まる人間模様のドラマ。そして、阿部寛と中井貴一の傑出した演技。 それらも相まって、飽きない満足度の高い2時間を味わうことができた。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-02-08 08:08:19) 62.《ネタバレ》 こじつけすぎませんか?ちょっと許せないな、これ、もっと学校側や教育委員会、政治家が隠蔽にかかわり、戦うとかさ、してほしかったな。あと、看護師のおせっかいにもほどがあるよ。。。 【HRM36】さん [地上波(邦画)] 3点(2015-08-18 09:52:39) 61.《ネタバレ》 予想よりもかなり軽い映画だった。最後に誰も幸せにならないのは原作者の他の著作にもあることだが、全体がお手軽なTVドラマにしか見えないために、例えば死んだ男の娘が最後に少し救われたような場面がないことがかえって理不尽に感じられる(あれだけ泣かせておいて放置か)。また死んだ男が日本橋まで歩いて行く動機が全く納得できないため、「メッセージを受け止めるのは生きてる者の義務」という台詞との関係が形だけのものにしか感じられず、中学教員がやらかしたこととの対比も明瞭になっていない。ただし、中学教員に対して言うべきことをはっきり言ってやったのは大変結構なことだった。 以上が映画を見た際の感想だが、その後に原作を読むとかなり忠実に映像化していたことがわかり、どうも原作自体がTVドラマ向きの軽い話だったということらしい。ただし映画では原作にあった最後の場面を省略して映画独自の盛り上げを優先したために、残った少年らがその後にどこに何をしに行ったか不明瞭になっているのは非常に問題である。この少年らの覚悟の程度(と中学教員のその後)をちゃんと示してもらわなければ、死んだ男が浮かばれないだろう。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-06-21 19:20:16) 60.真実を明らかにする事の是非がメインだと思うが、2組の父息子が和解できないまま別離してしまう不幸も隠れたテーマか。そもそも父息子が向き合うってかなり難しいし。 結果的に皆不幸になるだけの相変わらずの救いのなさだが、プール事件の対処をしっかりしておけばこうはならなかったわけで。 世の中隠し事だらけで、それで上手く回っているところもあるのだろうが、時には真実に向き合う事の勇気も必要なのかと。ミステリーとしてはツッコミ所も散見されるが、全体としてはよくできている。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-26 15:00:30) 59.《ネタバレ》 正しいか正しくないかは問題じゃない。何をすべきかが問題ではないでしょうか。結果的に悪い方に転ぶと、あの時の選択は間違っていた。良い方に転べば正しかった。それでしか判別しようがないのが人の世というもの。体育教師が真実を隠蔽したのも、生徒たちの将来を考えてだった。しかしそのことによって悲劇が生まれてしまった。結果的に体育教師は責められる側に。だがもし逆だったら。隠蔽によって多くのプラスが生まれていたら。体育教師は正しかった、ということになります。所詮は結果論でしかないということ。しかしこの作品が伝えたいのは多分、立ち向かうこと、向き合うこと、逃げないこと、ではないでしょうか。悪ふざけの事故も、労災も、真正面から受け止める覚悟を持ってほしいというメッセージが込められていた気がしました。たしかに水難事故の母親は真実を知ることになるでしょ。でもそれも、しっかりと受け止めそして向き合って欲しい。そして過ちという負を正の未来にする努力をしてほしい。負の連鎖はどこかで断ち切らないといけないから。難しいと思いますよ。簡単なことじゃないし、生半可な気持ちじゃあ出来ないですよ。でもね、それでも向き合って欲しいんですよ、逃げずにね。様々な意見が飛び交っているようですが、それだけ語るべきもののある作品、ということでしょう。あと申し訳ないですが、劇団ひとりさんはミスキャストだと思います。それと、劇場版らしいスケール感もあったら良かったかな。人生って難しいな~・・・。 【Dream kerokero】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-01-24 15:25:08) 58.《ネタバレ》 完全なる「死人に口なし」状態からの、潔白証明という構成は、 話の組み立てとしては大変良く出来ていると思います。 ただ、なんというか全体的に圧倒的な地味な話。 まぁ、いろいろ伏線を絡めて盛り上げようとはるものの、 話が地味すぎて、この素晴らしい組み立てが薄れがちという点で、本当はもっと評価されてもおかしくない作品ではある。 映画より本で読んだ方が臨場感でたのかも。 原作ファンはやはり失望したのだろうか。 良い点と悪い点が相殺しあってる感は否めないが、個人的にはもう一度このシリーズの劇場版を観て見たい。 【バニーボーイ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-22 22:53:04) 57.2014.11/11 鑑賞。新垣結衣がいい感じ。気楽に楽しんだ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-11-11 21:27:09) 56.東野圭吾原作の作品は期待が裏切られる事が多いように思いますが、この作品は原作に近い共感が得られた映画です。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-24 15:50:04) 55.すばらしい映画だと思う。完成度が高い。無駄なところがほとんどない。み終わった直後はなんとも言えない気分だ。父親になる前に見ていたら、こんな気持にはならなかっただろう。 【センブリーヌ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-10 23:24:47) 54.《ネタバレ》 先に原作を読んでしまっていたので、内容的には特に驚きはない。スムーズなミステリものだが、映像や演出とかは豪華なドラマレベルといったところ。 何故このタイトルなのか?タイトルに込められた意味とは?という面ではどうにも弱すぎる。それは映画ではなく原作の問題なのだが、東野圭吾担当の敏腕編集者が麒麟像を見つけてきて、次作はこれで行きましょうと薦め、作者が乗ったのではないかと勝手に思っている。 それに加えて好きになれないのは、どうにも二人の人物に対しての温かな描き方が気に障るからである。 まず八島。単にその辺に落ちている鞄を拾い逃げたならまだ同情の余地もある。しかし逆恨みの対象とはいえ、自分が知っている人物が非常事態に陥っているのを知りながらその人の鞄を奪い逃げるのは蛮行としか言いようがない。仕事がない、子どもが出来た、そんなもん言い訳になるか。などと怒りを禁じえない。こんな奴のどこに惚れたんだこの彼女は…というのは関係ない。 次、青柳悠人。後輩に対する過失致傷の重さもさることながら、その後輩がどこで何してるかを気にも留めずに平穏に生き、そしてその後輩の姿と母の静かなる怒りを知りながら侘びを入れるでもなく匿名でネット上で罪の意識を軽減させる…そりゃ父親も怒るわ。ちょっと格好いいからっていい気になっているんじゃないか…というのは関係ない。 補足すると、この二人がやらかしたことは人の弱さに起因するものであり、私も当事者になったら同じことをするかもしれない。ただ、それをあたかも悲劇のヒーローであるかのように描かれているのが気に入らないと言っているのである。 で、ここでお願いだが、出来ればミもフタもない続編を作ってほしい。 真実を知った吉永母のマグマのような怒りは正視できるか。微笑から静かに放たれる罵声の数々。私立中学を襲った大スキャンダル。糸川先生に全て押し付ける校長の隠蔽工作。吉永母の代理人となった敏腕弁護士の猛攻撃。青柳家、父の祈りも虚しく一家崩壊。青柳妹、「殺人犯の妹」のレッテルを貼られ再度のリストカット。天空に向けて炎を吐く麒麟像。既に舞台は法廷と家庭に移り、事件は完結しているため手が出せない加賀。その加賀に必要以上に接近してくる看護師・金森との禁断の恋…タイトル「麒麟の復讐」。ま、間違いなく製作されないだろうな。売れないし。 【カツルギ】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-07-19 21:17:06) 53.《ネタバレ》 ストーリーは分かりやすかったのですが、ミステリーとしては浅め。 東野圭吾原作ということでどうしても「意外な結末」を期待していましたが、真犯人がこれではインパクトに欠けました。 (露骨にネタバレできませんので曖昧に書きますが)3人のうち1人があれで2人があああいう感じで終わるのは、どうも釈然としません。 また、終わり方の雰囲気は良かったのですが、会社サイドの顛末、2つの事件の遺族の顛末などは置いてきぼりにせず少しでも触れてほしかったです。 【午の若丸】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-06-08 23:22:05)(良:1票) 52.《ネタバレ》 綺麗に事件は解決して終わったようだが、実は綺麗であるはずがない。 きっとこの日を境に地獄絵図が始まるはずです。 吉永君の母親の怒りたるや計り知れない きっとキリンノツバサが怒り狂うはず。 少年よ 罰を受ける時が来たようだ 逃げるでないぞ 覚悟は出来てるか。 そして今回、青柳の突然の死により思わされたことが一つ、親子とは何なのか、家族とは何なのか それ以前に〝夫婦とは何なのか〟ということを。いつ何時なにが起こるか分からないこの世の中、せめて伴侶である嫁に少し位は今やっている事、その理由、その思いの丈を語り合っておくべきだったんじゃないのかと。だとしたなら、麒麟の像がどうのこうの、日本橋がどうのこうの、息子への無言のメッセージがどうのこうのと何も難しくはなっていなかったであろうはずだ。夫婦間のコミュニケーション不足によって難解事件へと格上げされてゆく様が見ていて腹立たしくもあり、実に滑稽であった。結果、すごく後味の悪い作品、あまり好きではない。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-04-16 21:40:11)(良:3票) 51.TVの3時間SPでエエやん? なんでわざわざ本編に? 【TERRA】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-11 21:45:08) 50.人形町やら日本橋と身近なところが舞台となっているので楽しめました。謎解きも面白かったが、ドラマ未見のためか主人公2人?の人間性がよくわからないというか魅力をあまり感じれなかったのが惜しかったです。 【しっぽり】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-12-30 21:26:35)
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