みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
27.《ネタバレ》 暗い画面で撃ち合ってるばかりで、ちっとも面白くない。 ジョニー・トー監督に対して苦手意識が生まれた。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-05-30 20:53:24) 26.《ネタバレ》 ちょっと説明不足気味の作品。説明しすぎってのも確かに良くないんですけど、説明が全然足りないってのも困ったものです。 『5人は若い頃からの親友』『ウーがボスに何らかの理由で命を狙われている』の2つは、ストーリーの背景として教えといてもらわないと。突然3人が撃ち合って、その後5人で仲良く食事して。『ああ、5人は仲良しだったんだ』って背景は感じ取れるものの、それ以上の感情が湧きません。 どうやら組織を裏切ったらしいウー。粛清か友情か。その狭間でゆれるかつての仲間であり友人たち。それがどうもこの映画の肝らしいですが、それに気付き、そして共感を覚えるのに、結構時間がかかっちゃいます。だから思い入れも中途半端なまま、ウーが殺され4人はあてもなく逃亡。そこから復讐するわけでもなく金塊狙って逃亡資金稼ぎ。確かに5人の絆みたいなものは感じられますが、信念みたいなものは感じられず。だからストーリーが中途半端に感じるし、アクションに至るまでの動機付けも中途半端に感じるし、それがラストのカタルシスにつながらない一番の原因かもしれません。 5人の戦闘力が高いため、アクションは及第点。ウーが殺されるシーンなどは残酷でなかなかショッキング。よって演出面は悪くありません。4人で夢を語り合っていた夜のシーンがあるから、ラストの哀愁が本来であればグッとくるはずだったのに、なんだか惜しい作品です。 ついでに言うと、射撃の上手い警察官や、お金を盗っちゃう商売女にウーの嫁さんとその子供。この辺りの使い方もえらく中途半端だと感じます。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-03-11 04:18:28)(良:1票) ★25.《ネタバレ》 空いたスケジュールの合間合間に撮影し、台詞も基本アドリブ。ほとんどプライベートフィルムに近いのにこの完成度。『ザ・ミッション/非情の掟』の続編意識はあるが、直接的な繋がりはないにせよ、見た方が一段と楽しめる。悪ガキみたいな天真爛漫さと銃を構えた時の男たちの渋さに悶える。仲間の弔い合戦の壮絶さと滅びの美学が光る男のファンタジーだ。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-12-24 21:59:38) 24.とにかくカッコイイ映画。 『男たちの挽歌』みたいな裏社会に生きる男たちの仁義や友情や裏切りといった熱いドラマが展開される。それでいて映像はとにかくスタイリッシュ。終始薄暗いノワール調の色彩に、飛び交う銃弾や薬莢の転がる音が響くリアルさ。静かに盛り上げる音楽も素晴らしく独特の世界観があると思った。 緊張感漂う場面でも、無邪気にふざけ合うシーンがあったり、緩急の付け方も巧い。 この監督の映画は初めて観たので、他の作品も観てみたいと思った。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-12-14 00:29:56) 23.《ネタバレ》 ジョニー・トー監督の作品の中ではノレないほうでした。なぜイマイチかはよくわかんないですけど、主人公たちの過去の関係性があまり描写されないので、お互いに銃撃、その後、銃撃しあった者たちで仲良く食事ってゆう序盤の展開に、オイテケボリになってしまったからかも。金玉を治療する医者とともに治療しながらボスが移動するギャグ的展開とか、シニカルな笑いがあったり、最後の全員でダンスを踊ってるよーな凄まじい銃撃戦とか、面白い箇所もいくつかあるんですが、なんか全体的に淡々としてるように感じて、ちょっと退屈に感じてしまいました。ジャレあったりしてるんですけど、なんか皆が昔から仲のいい奴らたちって感じがあんまりしなかったんですよねー。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-11-04 11:54:45)(良:1票) 22.《ネタバレ》 見始めて、あれ?どこかで見たメンツで既視感があるなと思ったら、ジョニー・トー監督が『ザ・ミッション 非情の掟』のメインキャストをもう一度集めた作品とのこと。 ラストの銃撃戦の幕開けに、キャプテン翼かと思うような連携プレイで高く蹴り返された缶。それが床に落ちるまでにすべてが終わっているというマンガのような演出。もうコントの域に達するくらい、いちいちキザで臭いんだけれど、それをてらいもなくやってのけるのがこの映画。リアリティなんてクソくらえで、あくまでダンディにスーパーカッコよく決める。 香港ノワールは、どこか日本の任侠ものやハリウッドの西部劇に通じるものを感じる。 幼馴染みだった5人の積み重ねた過去がほとんど描かれていなかったので、5人の絆の強さの根拠を実感することができなかったのが残念。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-05-15 00:31:00)(良:1票) 21.《ネタバレ》 返還まじかの香港が舞台、ヤクザ者達が主人公。組織の倫理と、仲間たちとの絆の狭間で揺れ動く男心。言葉で語らずも理解しあえる男達。そして約束を果たすために死地へ飛び込む。漢の美学という一言で片付けられるストーリー、下手したら会話よりも銃撃戦の方が多いかもしれない。超単純な映画だ。でもそれでいいじゃないか 【よいしょ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-15 12:04:27) 20.《ネタバレ》 とっても不思議な映画ですが、好きなシーンがたくさんあります。レッドブルの缶を蹴っ飛ばして始まるラストバトルなんて涙モノです。ジョニー・トー初体験がこの映画だったのは幸せなことだと思います。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-17 19:36:42) 19.最後は敵も味方も皆殺し、香港映画の王道ですね。さっきまで殺しあっていた連中が同じ食卓を囲んで笑って食事をする。子供時代の仲間の絆は大人になってもしっかりと繋がっていて、最後はその絆のために笑いながら死んでいく。好きですね、こういう映画。ツッコミどころはたくさんあるけど、それ以上に男の夢と理想を描いている素晴らしい映画です。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-27 21:19:58) 18.香港ノワールとの出会いは「男たちの挽歌」だったが、何がいいかと言われればストーリーや銃撃戦はもちろんのこと、その画面がなんか小汚くて官能的ないかがわしさを醸し出していることが僕には重要だった。その点この映画はとてもクリアな画面で、我にかえったような物足りなさを感じてしまった。 【kagrik】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-16 11:17:18) 17.《ネタバレ》 これまで『ザ・ミッション』と『PTU』を観ていたので、これもそういうノリの作品だろうと思っていたら、あまりに素直で良くも悪くもひねらないストーリー。そこが味なのかもしれませんが、個人的にはこのあまりなストレートさが、琴線に触れるほどではなかったかな・・・。もう少し自分にドンピシャな何かがあれば「男たちの清々しい友情物語!最高!」となってかもしれませんが、正直その高みにまではいかなかったです。/映像美や人の配置で魅せる感じ、独特の構図は感じられました。特に階段を下りながらの銃撃戦のシーンは新鮮。金を輸送していた人で1人だけ"デキそうなヤツ"が意味ありげに仲間になったけど、あれ必要あったんかな? 【Monochrome Set】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-10-21 14:43:22)(良:1票) 16.《ネタバレ》 あまりに期待しぎたのかな。皆さん凄い高評価ですよね。物語は読み取れるのだが、この脚本の浅さはいかがなものか・・・。それぞれのシーンは物凄くツボをついてくるだけに非常に残念。いや、ほんと好きなんだけどなあ・・・この世界観。青年時代とかちゃんと描いちゃダメなのかなあ。ラストの出口バタンに経緯を表して+1点。 【masaov】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-24 13:12:51) 15.2010年度キネ旬6位を見て、そこまで言うならと先にこれを観てみました。 お、面白い。これこれ、こういうのが観たかったのだ。オープニングから洒落た緊張感、多少の?を残したまま話はどんどん進みこっちが追いついた時には、ドップリ浸かってました。出血のシーンなど結構チープだがそれでも構わず、男達は彷徨い目的が明確になると一気に進む、なせるのは絆・・・うひょーシビレル。 解りやすく張った伏線も全てちゃんと回収して非常に見事。ラストシーンもクサいほど決まる、敵役も、医者も、女も、新しい仲間もキャラ立ちまくり、皆がタバコを吸いまくるのもいい。もうお腹一杯です。 【カーヴ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-31 09:47:34) 14.アートの域まで高められた銃撃戦もさることながら、ワイルドバンチがそうであったように、こちらも全編を通して見られる男達の笑顔が印象的だ。中年男達の無邪気な笑顔やじゃれあいに、かつて少年であった頃の彼らが見えてくる。未だ変わらぬ熱い友情に涙が出てくる。傑作! 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(吹替)] 10点(2010-12-18 19:04:59) 13.《ネタバレ》 どうしても「ワイルドバンチ」の次にこれを観てしまうと、評価は上がらない。面白くないわけではないのだが、あの凄まじいギラギラ感を見せ付けられた後では、どうしても「軽く」感じてしまう。 序盤でいきなり死闘を演じておいてその後すぐに仲直りって言う時点でちょっとしらけたなあ。ラストの証明写真に代表される劇画チックな演出は好みが分かれるところだと思うけど、僕にとってはちょっと余計かも。だから、香港映画はあんまり合わないんだろう。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-21 18:09:50) 12.飽きずに見れた。写真が良かった。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-08 22:24:37) 11.ほとんど銃撃戦で内容はあんまりないけど、香港映画とは思えないほど(失礼)、丁寧で綺麗でカッコいい映像に目が惹きつけられた。何故か霧状の血には多大な違和感を感じたけど。そして、絆という邦題はどこからやってきたんだ。『放逐』のが、インパクトあるのに。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 00:02:05) 10.「漢」映画。 いちいちクサいけど、ハマる人には物凄くツボでしょう。 映画としては、テンポ良く、緊迫感も保てていて、かなり見応えあり。 ドンパチシーンは1シーン1シーンの凄みで、カッコ良さというより美しさすら感じます。 ブレイズの渋い顔!かっこええ~~。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-01 16:56:18) 9.《ネタバレ》 大人になった幼なじみがじゃれ合っている様と、裏社会のハードボイルドが同居している。冒頭、銃で殺しあいを演じた直後に、同じテーブルで仲良く食事をするあたりはまるで「うる星やつら」の世界観。恥ずかしげもなく堂々とそんな世界を見せるところが○。そして、描き方によっては陳腐で見れたもので無くなるところを、上手くまとめているところが◎。こいつら全員、愛しくなってしまった。自分が初めて香港映画に接したのはブルース・リーの時代だけど、随分と進歩したものだと思います。↓香港ノワールですか。確かに! 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-20 23:10:41) 8.《ネタバレ》 冒頭、男たちが黙って適度に配置されていくあたりが、もうこの監督の味。ドンパチよりも、そこに至る静けさの緊張が楽しい。レストランの場もそうだが、ここでは冒頭と違って広さが別の趣向となる。ヤミ医者のとこでのドンパチは滑稽味を加え、その後の悲痛と対照させている。金塊強奪の場に遭遇してのドンパチでは、ただ直立して撃つスタイル、ここも狭いヤミ医者の場の次ということで広さが対比される。繰り返されるドンパチでもいろいろ変化を持たせているわけだ。ここで絶対にドンパチが起こるぞ、と最初に映った段階で見ている者に確信させる吹き抜けのあるホテルで、ちゃんとラストでドンパチになる。ここも実際のドンパチより、その開始を告げる空缶のキックパスがいいわけで、『ザ・ミッション/非情の掟』の紙屑を思い出さずにはいられない。男たちの連帯。これをやるのならその前のちょっとクサい酒びんを渡しあうシーンは必要なかった。香港の密度と比べてマカオはいくぶん空気が拡散的で、話も中盤まとまりがほどけかけたような気がする。そのかわりポルトガルを経由してか中南米的なトーンが入ったのは、新味。ストーリーもややヒロイック度が過ぎてしまったようで、微妙に湿度が高めだ。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 11:55:46)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS