みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★3.《ネタバレ》 オリジナルは未見。 可能な限り、予告編以外の情報はシャットアウトした状態で見た。 50年前の事件が幾度か言及されている通り、本作は続編寄りのリブートということになる。 SNSやスマホ、人気YouTuberによるクラウドファンディング身代金の要素は令和ならではと同時に、 清潔感がありながら上辺だけの虚無的な空気が感じられる。 その象徴が爆弾を仕掛けた犯人で、自らの手柄を吹聴している元警察官の父から虐待されていた女子高生だった。 爆弾の製作を教えた男も前作の犯人の息子というあたり、面子を保つための美談に走る偽善に満ちた現代社会への復讐。 登場人物の悪意ある言動がちらほら見えるも、その犯行動機にリアリティが一気に消失してしまう。 後半の犯人バレから展開が一気にダレたのは残念だ。 不倫した女性政治家が、重大死亡事故を引き起こした観光会社の社長が、引率の女性教師が役割を終えてただの背景と化す。 殺さなければ爆弾が解除されないという、『ダークナイト』ばりの究極の選択を迫られるもそんなことをする勇気もなく、 「お客様の安全を第一に守る」という主人公のモットーと、鉄道仲間のプロフェッショナルな仕事ぶりに、 困難に立ち向かう乗員乗客が一致団結する美点が強調されるため、 JR東日本の特別協力と引き換えに思い切った展開にできず、"お行儀の良い映画"のまま終わってしまった。 本作の死亡者が別件の元警察官だけというのもね……大怪我した後輩が最後まで生きていたのが不思議なレベル。 ツッコミどころ満載はともかく、全員助かるご都合主義の塊が作品の緊張感を削いでしまった感がある。 だからこそ、当時の国鉄から協力を断られた故の制約で、ぶっ飛んだ話を作れたオリジナルに倣って欲しかった。 物語をその日の数時間に絞って、余計なドラマを最小限に抑えたことは評価したい。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 4点(2025-04-23 23:16:37)★《更新》★ 2.《ネタバレ》 能年さんがサニー千葉ばりにガスバーナーとか持ってもっと活躍してくれてたら、9点でした。 また、東映オリジナル作品のリンクとして、丹哲の息子さんが出たとこがめちゃ受けました。 総じて、ウエルメイドなエンターテインメント作品なんですが、 犯人がわかってからが失速しました。 背景説明になると、Change of paceになるのである程度しかたないですが、 9人になってからが少しまだるっこしかったです。 往年のパニック映画を夢見た大スペクタクル巨編としては物足りなさはあったものの、 現場で地味に頑張る職業人たちの矜持が描かれていてぐっときました。 ラスト、「ダイ・ハード」的ロングショットでつよぽんさんや能年さんを鉄道仲間らが ねぎらう大団円シーンに感動しました。 【大通り・ヘップバーン】さん [インターネット(邦画)] 8点(2025-04-23 22:44:38)★《新規》★ 1.最初は良かったんだけど、尻すぼみ。 やっぱ50年前の新幹線大爆破に比べると見劣りしてしまうかな。 1975年版は国鉄協力しなくても、撮影スタッフや脚本を含む製作陣、 高倉健、宇津井健、千葉真一らの重厚な俳優陣がすべてを補っていたかな。 技術は確かに進歩しているけど、大阪万博にも言える、令和がなぜか昭和に 負けている。 人間力とか熱意とかの差かな。 今は月に行けないけど、当時はなぜか行けたもんなーー 新幹線も車両は格段にスタイリッシュになって北海道まで行っているけど… のんと草薙君は頑張っていたのでこの点数です。 【SHOGO】さん [インターネット(邦画)] 6点(2025-04-23 20:08:26)(良:1票) ★《新規》★
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