みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★148.《ネタバレ》 かつてTV放映されていたものが配信で見れるのもあって、懐かしさに再見した。 無駄に人が死ぬし、無駄に爆発するし、無駄にモノが壊されまくるし、なんて頭の悪い映画だろう(誉め言葉)。 確かに面白そうなアイデアを上手く活かし切ってない、設定の詰めの甘さや掘り下げ不足が目立つ。 ただ、王道なヒーロー映画のお約束に、有名映画のオマージュとパロディの数々、 現実と虚構のギャップを活かしたユーモアが心地良い。 1シーンのために大スターたちがわざわざカメオ出演と、当時のハリウッドは元気で明るい時代だったとしみじみ。 (コンプラ的に問題は山積みだったと思うけれど)。 映画では【最後は悪党が倒れて正義が勝つ】という流れだが、現実は厳しく、陰鬱で理不尽な出来事ばかり。 ベネディクトが奪った魔法のチケットで世界を蹂躙しようと企むあたりなんて、 "悪党"には都合の良い、強大な力で社会を意のままに動かしたい実在の権力者そのものだろう。 シュワルツェネッガーも映画と現実では別人で、その役のジャック・スレイターには彼なりの問題を抱えている。 架空の人物だったと受け入れざるを得ない自分自身の存在意義に悩みながらも、 台本に操られない自分の意思で生きていくことを掴み取る。 それはまさに、苦しい時期に映画に救われた、元気付けられた観客と重なるのではないか。 シュワルツェネッガーはあと数年で80歳を迎える。 いつかは彼だけでなく、全ての映画に携わった役者全員もこの世を去っていくだろう。 それでも当時のフィルムにあの時の姿のままでこれからも生き続け、映画を見る人を迎え入れてくれる。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-04-13 23:13:46) 147.《ネタバレ》 「映画の中に入り込む映画」という、非常に夢の有る一品。 といっても、メルヘンな香りは控えめであり、主人公も「白馬の王子に恋する女の子」ではなく「タフガイ刑事に夢中になってる男の子」って辺りが面白いですね。 作中には色んな映画の小ネタが散りばめられているし、それらの元ネタを知った上で鑑賞すると更に楽しめるって辺りも、非常に男の子的で、オタク的。 「強くてカッコいいのに、どこか惚けた魅力が有るし、深刻に悩む姿も似合う」という、アーノルド・シュワルツェネッガーの魅力が存分に描かれているって意味でも、大満足の出来栄えでした。 特に感心させられたのが「映画の世界と現実の世界、二つの世界を舞台にしている」って設定ならではの面白さが、きちんと描かれている点ですね。 主人公のダニー少年が「自分が『ヒーローの味方』なら危険なスタントをしても成功するけど『コメディの脇役』なら失敗してしまう」と、映画世界の法則について考える場面なんかは、特にお気に入り。 こういう映画の場合(主人公は幼い少年なんだから、アクション映画の世界では殺されないはず。つまり、緊迫感が生まれない)って流れになりそうなものなのに、それに関しては「劇中映画の『ジャック・スレイター』にて、ジャックの息子が殺される場面を描く」「つまり、主人公のダニー少年も映画の世界だろうと死んでしまう可能性が有る」と序盤の段階で示し、問題点を解決している辺りなんかも上手い。 悪役のベネディクトが魔法のチケットを使う際に「トワイライト・ゾーン」の音楽を流したりする演出も良いですね 確かにベネディクト目線なら「自分が映画の中の住人だと気付いた男の物語」となる訳で、如何にも「トワイライト・ゾーン」的だなと納得。 終盤、それまでの明るかった映画世界から一転して、暗い現実世界へと舞台転換する訳だけど、その際にベネディクトが「売春する女」「靴を盗む為に人を殺す男達」という現実世界に呆れ、こちらの方が悪人にとって住み心地の良い世界なんだと悟る流れも、皮肉な味が有って良かったです。 難点としては…… クライマックスで登場する黒衣の死神について「皆も『第七の封印』くらいは知ってるよね?」とばかりに、説明不足のまま、さも当然のように描いてる辺りなんかは、流石に気になりましたね。 映画の中で撃たれた際は「防弾チョッキの御蔭で助かった」という描写であったにも関わらず、ダニー少年が「映画の世界に戻れば、撃たれたジャックは助かる」と考え、事実その通りになってしまう辺りも、観客が置いてけぼりな感じ。 後者に関しては特に致命的であり、そういう展開にするのであれば、序盤で撃たれたジャックが助かる理由も「こんなの掠り傷だ」と言ったりして、防弾チョッキなどには頼らず、もっと明確に「映画の世界なら撃たれても平気」と伏線を張っておくべきだったと思います。 そんな具合に、作り込みの甘さも目立つんだけど…… 基本的には好きな映画だし「長所」というよりは「愛嬌」が目立つという、どうにも憎めない作りでしたね。 ラストシーンにて「俺はもう人を撃ったり、家を叩き壊したりするのはゴメンだぜ」「生まれ変わるんだ」とジャックが語っているのも、当時アクション俳優からの脱却を考えていた(その後、結局アクションの世界に戻ってきた)シュワルツェネッガー当人の姿と重なるものが有り、今となっては味わい深いです。 こんな事を考えるのは不謹慎かも知れないけど、いつかシュワルツェネッガーが完全に映画の世界から姿を消した際には、数多の代表作を押し退けて本作を鑑賞し、ラストシーンで去っていく彼の姿を見届けたいなって…… そんな風に考えてしまう、不思議な魅力を秘めた映画でした。 【ゆき】さん [インターネット(吹替)] 7点(2025-04-07 18:29:01)(良:1票) 146.《ネタバレ》 シュワちゃんセルフパロディ、映画の中で簡単にやってのけてる事が現実では無理とかのギャップが面白いですね、本人も含めたカメオ出演も楽しいですね。、ただ設定を完全に生かし切れているかと言うと微妙なので過度な期待はしない方がいいかな。 サントラCD持ってます、いい曲が揃っていて隠れた名盤だと思いますので是非聞いて見て欲しい。 当時ルーツを探るように聞いてたんですが、少し毛色を替えてサントラアルバムから発掘して聞くきっかけにしていて特に気に入った3曲です。 AC/DC 『Big Gun』 デフ・レパード 『Two Steps Behind』 エアロスミス 『Dream On』 番外 空耳アワーでのインパクトのあった楽曲も入ってますよ。 フィッシュボーン 『Swim』 youtube等にも上がってますので「おじいちゃん、ザッポーン」で検索してみてください。 ラジー賞とってるかも?と確認したら受賞はしてないけど7部門でノミネートされていますね、なんか納得ですw まさかBig Gunもノミネートされてたとは。。。 【ないとれいん】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2025-03-07 13:28:20) 145.アーノルド全盛期だからこそ成り立っているわけで幼稚なストーリーだし産業的。 子役も友情出演も微妙で中途半端。 ただ、映画愛は感じる映画。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-07-17 05:08:54) 144.《ネタバレ》 アイデアは悪くないのだが、世界観に引き込まれない駄作。シュワのT2の後だったせいか、調子こいて全体に金かけすぎ。しかもこいつがプロデュースに関わると見事にこけるし、監督も悪いんだろうね。映画好き小僧も役のイメージが合わない。見せ場シーン、予告編で見せすぎ。 期待して映画館に観に行ってしまって失敗した・・・ 【festivaljapan】さん [映画館(字幕)] 0点(2018-05-01 06:40:47) 143.まあ、シュワちゃんだから最後まで見れたけどかなりイマイチ。チケットの使い方とか映画の世界と現実の世界の定義とかがよくわからない。その場その場のアクションシーンは面白いがストーリーとしてはグダグダ。テレビでながら見くらいならちょうどいいんじゃないかな。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 4点(2015-10-25 16:34:38) 142.《ネタバレ》 アクション映画のセオリー、オーバーアクション、大爆発、ツッコミどころ満載な展開。映画、特にシュワの主演映画はいつもそんなんだ、それを思いっきり本人を使ってパロっているのは痛快で爆笑モノ。 しかし映画の中の主人公「ジャック・スレイター」はシュワではない、彼は彼で映画の世界で必死に刑事として、過去に苦悩し生きていていた。そして彼が現実世界で知った喪失感は僕らの知る事の出来ない物だろう。それでも彼は自分がジャック・スレイターであるために今まで無敵だった男がボロボロになりながらも、己の正義のために健気に戦う。なぜなら彼はヒーローだから。そして彼は現実では考えても無駄と思えるまっすぐな考え方と愚直な勇気を身を呈して僕たちに教えてくれたのだ。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-03-29 20:26:33) 141.2014.01/01 鑑賞。子供に戻れればもっと楽しく主人公と一体になれたかも・・。 【ご自由さん】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-01-30 17:57:32) 140.「ラスト・アクション・ヒーロー」という厳ついタイトルは結構滑っていると思いますが、アクション映画の根幹を成すアクションシーンを強調する豪快な編集が、より一層アクションシーンを輝かせており、その点についてはアクション映画として成功していたと思います。映画小ネタもありニヤリとする場面もちらほら。ただ<野蛮>で<荒唐無稽>なアクション映画というものを反省する様な締め括りが寂しいです。ジャック・スレーターⅣ好評につき、ジャック・スレーターⅤ製作決定!!今度は第三次世界大戦だ!!ぐらいの不遜なラストが見たかった 【よいしょ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-06 09:34:21) 139.《ネタバレ》 子供向けなのか、画面に迫力が無く盛り上がりに欠けるが、色々と小ネタがあるので遊び心が解る。斧が飛んでくるのを避けるシーンが印象的。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2013-06-16 20:43:26) 138.《ネタバレ》 スカッと楽しめる映画で見ていて楽しいが、好みではないな~ 【afoijw】さん [映画館(字幕)] 3点(2013-04-16 02:21:54) 137.《ネタバレ》 アクション映画ファンとしては結構好きですねー、この映画。 ジャック・スレーターの活躍と映画少年の掛け合いがおもしろい。 映画としては反則技ともとれる設定ですが、たまにはこんなのがあってもいいでしょう。 そしてこの役柄にシュワちゃんがばっちりハマってました! 2,000円くらい(レンタルなら数百円!)で色々な世界を見せてくれる映画ってのは素晴らしいですね。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-01-22 11:14:00)(良:2票) 136.そこそこのでき。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-08-29 02:48:24) 135.割と好き。自分としてはリアルでの無力的なヒーローをもっと見たかったような気がする。 要するに映画の中の活躍とリアルの無力さの比率が逆だとまた違った味わいが出たのかなと思う。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-29 01:53:10) 134.シュワちゃんが出演しているというだけで、何も考えずに観てしまった。 夢のあるファンタジー物ということで、ストーリーは完全に子供向け。 アクションシーンもあるにはあるのだが、とても自分の嗜好に合うようなジャンルではなく、 まったくついていけなかった。それがすべて。小さなお子さんは喜ぶのかも? 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2011-07-20 05:11:00) 133.お遊びの映画で、アイデアもそう大したものではないが、映画内映画が始まるときはワクワクする。ちゃんとコロンビアのマークが出て「ジャック・スレイターⅣ」となる。これが映画だと納得させようとするあたりがおかしい。街を歩いている人がみんな美人揃いじゃないか、とか、ビデオ屋の受付にこんな美人がいるはずないじゃないか、とか。ターミネーターがスタローンの代表作だったりする。あ、モーツァルト殺した人だ。ドーベルマンが指の合図でピラミッドを組むギャグが好き。最初っからそういう小さな笑い狙いの映画だと納得していれば、それなりに楽しめる。現実のニューヨークが、悪が善に勝つ世界として、反映画的状況として浮かび上がってくる、というテーマもあることはある。俳優と役との関係って、スターが持つジレンマなんでしょう。自分をコケにして立派すぎる役のほうから眺めるおかしみ。「向こう」へ行くと元気になる、ってのに一抹の哀愁があるね。でもこういう映画が作られること自体、アクション映画がこの当時困難になってた、ってことかも。荒唐無稽をそのままスクリーンで展開できず、ひとつ趣向を被せないと観客がシラけるようになってしまっていたのか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-05-30 12:16:36)(良:1票) 132.子供向けに作っているせいか、なにか物足りない感じがしました。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2010-10-09 00:24:28) 131.これぞ米発アクション映画って感じですね。 数々の笑いどころ最高です。 よく出来た映画だと思います。 子供心をくすぐるっていうか。 【タックスマン4】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-06-02 18:32:13) 130.面白い発想で楽しかったです。夢があるし。評価ちょっと低めみたいだけど。。。映画の世界でスタローン演ずるターミネーター2のオブジェの前を通り過ぎながら、ジャック・スレーターが「いい俳優だ」って言うシーンや、シュワちゃん“本人”のお惚けぶりなどがお気に入りです。 【あっかっか】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-04-02 13:09:49) 129.《ネタバレ》 これ大好きです(笑) 質の悪いハリウッドB級ジョークの固まりというか、それもふくめて大好き。 理由もないのに爆発するし、素手でいろんな物壊すし。 話の筋が結構切ないのに、無理矢理刑事物のお涙ちょうだいストーリーに進んでいく映画世界も切ないのに笑える。 チケットで行ったり来たりって言うのもワクワクするし、仲間内で「オイ!手が痛いぞ!!」とか未だに時々言ってますし。 凄くしんみりしているシーンで、少年がそんなことは良いから早く行こうよ的な台詞を吐くのとか大好きなんですよ。 これ以外の刑事物を見たときに凄く面白いんですよね、ダニーがつっこんでいたとおりに真面目に話が 進んでいったりしますし。服の汚れとか平気で減ってったりしますし。 子供の時に初めてみられて良かったなぁ。 字幕だとめんどくさい上にかなり魅力がスポイルされるので、吹き替え(お勧め)か原語でみるといいですよ。 【黒猫クック】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-01-24 18:00:13)(良:1票)
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