みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★21.《ネタバレ》 良くも悪くも、スター・ウォーズオタク目線の映画ですね。 劇中にて「ホバ・フェットの強さ」「ルークはレイア姫を好きだったか」について真剣に言い争っちゃう辺りなんて、実にそれっぽい。 元ネタを知っていればニヤリとするようなパロ台詞も盛り込まれてるし、何より「夢を追い続けるオタクではなく、現実的なサラリーマンの道を選んだ若者」を主人公に据えているのが上手かったと思います。 それによって、オタク気質ではない観客も物語に入り込み易くしているし、その一方で「俺はもう大人になったんだ」と達観するだけの主人公で終わらせず「かつて熱狂していた世界に、再び戻っていく」様を描いているから、オタク映画であるという大前提にも反していない。 自分は熱狂的なスター・ウォーズ好きという訳ではありませんが、大人になりきれないオタク人間である事は間違いないと思いますし、そんな立場から見ても「この主人公の設定は絶妙だな」と、大いに感心させられました。 とはいえ、そんな「オタク」の悪い部分も如実に表れているのがこの映画であり……ちょっと、観ていて辛かったですね。 「スタートレック」のファンを作中で貶したり、エピソードⅠにも文句を付けるような形で終わったりと、やたら攻撃的で排他的。 「ウィリアム・シャトナーを大物っぽく描いているからセーフ」「駄作と断定した訳じゃないからセーフ」という作り手側のフォローというか、最低限の配慮も感じられましたが、ちょっと受け入れ難いです。 そもそも、作り手から「エピソードⅣからⅥまでは好きだけど、エピソードⅠは嫌い」ってメッセージが窺えちゃうんだから、これって「スター・ウォーズ愛を描いた映画」としては致命的な欠点だと思うんですよね。 エピソードⅠのキャラであるジャー・ジャーやらダース・モールやらを「美人局の悪党」「意地の悪い警備員」に仮託させている辺りなんて、非常にやり切れない。 それに対し、ⅣからⅥまでのキャラはレイア姫やランドなどを「良い人達」「主人公の味方側」として出しているんだから、あからさま過ぎてゲンナリです。 主人公の父親に対するコンプレックスを、ダース・ベイダーの存在と重ね合わせておきながら、結局は対話する事無く終わった辺りも残念でしたね。 オタクらしく現実逃避して旅に出る様を描いておきながら、その現実と向き合って乗り越えなきゃいけないという辛い過程は省き、努力も無しに夢を叶えて漫画家になれたという結果だけ見せられても、カタルシスは得られません。 そんな欠点が明らかな作りであるだけに、劇中の「欠点も必要さ」という感動的な台詞も「スター・ウォーズ」を擁護する為の台詞ではなく「ファンボーイズ」に対する自己弁護のように聞こえちゃって、凄く格好悪かったです。 主人公が描いた漫画を「最悪」と酷評する読者に対し、主人公達が「お前はクソッタレだ」と徹底的に馬鹿にして溜飲を下げて終わるのも、これまた酷い。 他の映画やファンを馬鹿にするような作りであるくせに「俺達は他の作品を批判するが、俺達の作品を批判するのは許さない」と主張しているようにも思え、どうにも居心地が悪かったです。 そんなややこしいアレコレを考えず、純粋に青春映画として観れば綺麗に纏まっていたと思いますし、仲の良い友達連中で車に乗り込み、旅する楽しさなどは味わえただけに、非常に勿体無いですね。 ファルコンの模型を人質(?)に取る件や「右手をレイア姫と呼ぶ」件は笑っちゃったし、予想以上にスカイウォーカーランチの壁が低くて「侵入する為のフックって、別に要らなかったじゃん」とツッコまされる辺りも面白かったです。 何より、エピソードⅠ公開当日の「皆でワイワイ集まって、お祭り気分で騒ぐ」雰囲気は凄く心地良くて、そこの場面だけでも(観て良かったな……)と思えたくらい。 それだけに、余計なオチなどは付けず、あの楽しい盛り上がりのまま、亡き友に乾杯し、待ちに待った新作映画が上映される場面にて、ハッピーエンドを迎えて欲しかったところです。 作中にて「6デイズ/7ナイツ」(1998年)が失敗作じゃないかと揶揄されていましたが、自分としては、その「6デイズ/7ナイツ」に付けたのと同じ点数を、この映画に進呈したいと思います。 【ゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-05-15 16:01:23) 20.《ネタバレ》 3歳からスターウォーズに親しみ親はトレッキーで思春期にEP1への期待に胸を膨らませまくって、劇中のクイズは全て正解してしまったレベルなのでこの点数。スターウォーズだけじゃなくてTHX1138やウィローを取り上げてくれたのが嬉しかった。この映画はEP1が映画としてさほど面白くなかったからこそ成立する。ガンの彼のEP1を観たあとのなんともいえない表情もラストのオチもその厳しい現実だから感動するし笑えるわけやね。純粋なロードムービーとして面白いかというとちょっと微妙。もっとスターウォーズネタぶっこめた気がする。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-05 10:58:10) 19.《ネタバレ》 なんて気持ちの良い連中なんだろう。 高校の親友4人組のスターウォーズ狂いのオタク達、そんな彼らも歳を取り大人になって行く。 ルーカスフィルムでEP1のフィルムを盗みに行くのが目的だが、それは彼らの冒険の終着点に過ぎない。 彼らはその長い道のりの間に悩み、決意し、恋をする。様々な出会いでハチャメチャな騒動になったり、トレッキーとぶつかり合ったり、どうみてもこちらが悪い事をしたりもする。だけど彼らにとってはスターウォーズより大事な思い出になったに違いない。 スターウォーズの役者本人も出たり、なぜかカーク船長まで登場しちゃうどこか豪華でちょっと切ないロードムービーでした。 彼らにもフォースの導きがあらんことを。 あと背中にジャージャーの入れを墨彫ってしまった人。御愁傷様です。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-09-18 00:58:31) 18.各々が悩みを抱えた青春群像劇で、死期迫るの友人の為に冒険旅行に出かける。いい話でキレイにまとまってはいるけれど、ドタバタコメディーにしてしまった為内容的な深みに欠けるかな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-11 09:27:28) 17.これは愛すべきバカ映画だね。 スター・ウォーズに限らず、色々と小ネタをぶっ込んでくるので油断できない。 つまんなそうと思ってスルーしてた6デイズ/7ナイツも見なくちゃいけなくなってしまった。 ここまでの大冒険はしなかったけど、僕も友達と映画館に足を運んだことを懐かしく思い出した。 ファントム・メナスは糞だったけど、見ておいて良かったと思わせてくれたことに感謝です。 そして、こんなバカ映画なのにラストでほろっとさせるのがずるいね。 何度も言うけど、ファントム・メナスが糞だったことでラストの哀愁が増幅されているような気がして、涙が溢れそうになる。 あと、ゾーイ役のクリスティン・ベルがエロくていい女だった。 おっぱいは見せないけど、尻は見せてもいいという基準は理解に苦しむけど。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-01-06 19:12:55) 16.くだらなくてストーリーはつまらない。 だがこの映画はそれが良い! 最後少しほろりとさせられた。 【miso】さん [地上波(字幕)] 4点(2014-06-26 01:26:57) 15.これはロードムービーです。 スターウォーズとかおたくとか、気にせずにロードムービーが好きな人には、十分おすすめできる映画だと思います。もちろん、スターウォーズファンにもお勧めですが、私としては、十分ロードムービーとして楽しめました。 ばかばかしさはもちろん、最後がちょっとほろっとする映画ですので、そういう映画が好きな人にはぜひお勧めです。 【シネマファン55号】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-03 16:13:38) 14.クスクスと笑えるポイントがところどころにあってそれなりに面白かった。尺的にも長くないのでちょうどいい。「スタートレック」オタクとのいざこざが、いちいち面白かった。この作品は、「スター・ウォーズ」を好きな度合いが強い人ほど、面白く見ることができるかもしれない。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-03 22:07:26) 13.深夜にCSで放送してたので2012年一発目の映画として鑑賞。かなり睡魔に襲われてる状態で見始めたのにもかかわらず最初っから最後までテンポよく進んでいくので途中リタイヤすることなく見れました。笑いの質も一定以上キープしつつ、ラストはホロりとさせられる展開でなかなか満足度の高い作品でした。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-02 03:21:07) 12.《ネタバレ》 スター・ウォーズシリーズを最後に観たのは随分昔で、観る前はこの映画をきちんと理解できるか不安だった。案の定、理解できないオチも多かったが、オタクの友情モノとしては上出来で、最後まで全く退屈せずに観られた。「スーパーバッド」よりマニアックなネタ使いだが、こっちのほうが面白かった。スターウォーズに限らず何かの作品に対する愛って、こういう風に盲目的になっちゃうからなあ。分かる分かる。 演技ではハッチ役のダン・フォグラーが面白すぎで、だいたい何やっても笑ってしまった。自分はこういうデブのコメディ俳優に弱いようだ。ジョナ・ヒルもザック・ガリフィナーキスも大好きだもんなあ。 これはこれで面白かったが本当はスターウォーズシリーズを少なくとも10回くらい見てから観るべき映画なのだろう。本当の面白さの半分も理解できていないかも。スターウォーズ好きなら絶対に観たほうがいい作品だ。逆にスタートレックマニアは絶対観ちゃいけないけど(笑)。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-10 19:19:37) 11.《ネタバレ》 「SW」にそれなりのお思い入れはありますが劇中のクイズに答えられる程オタクでは、ありません。『「BRボックス」発売決定・予約記念』で鑑賞してみました・・・それなりに楽しんで観られましたが映画としての点数は、やはりこの程度でしょうか。 【より】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-01-23 15:48:50) 10.ぼくのSWオタの友達みたいなヤツばっか出ててビックリした。そして、彼らはガチだった。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-01 20:49:22) 9.オタクのバカでちょっといい話。こんな仲間がいるって最高だろう。 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-12-16 15:45:59) 8.《ネタバレ》 SWはイチ映画としてまぁ好きかな程度、そこまで思い入れはありません。 雰囲気的には『ギャグ多め、ヒューマン少なめな大人版スタンドバイミー』と言った感じ。 ギャグが全体的に下ネタ寄りだがそこまで下品に感じず丁度笑えるあんばいで、途中入るスター・トレックファンとの争いは正に子供の喧嘩。 パロネタはあまり分からなかったですが、SWを『知って』さえいれば単純に映画としても楽しめる出来です。 ただ難点を言えば、友人の病気の設定が旅の目的だけで、イマイチ話に活かされていなかった。この程度の絡みならもうチョイライトな理由で旅に出るようにすれば良かった気がします。 【ムラン】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-09-23 20:13:37) 7.《ネタバレ》 非常につまらなかったです。そもそもエピソードⅠに対する期待はリアル世代の人には勝てないでしょう。大体肝心のエピソードⅠの話題に全然触れていないのが極めて不自然です。新作に期待してるのなら、もっと積極的に会話に入れるべきではないでしょうか。あのベガスでのコール・ガールのブローカーの人のように、ジャージャーはこうだ、とかあるのが必然。カルリシアン男爵の登場にはさすがに笑いました。そうそうダース・モールの人も警備員でいたので可笑しかったです。興味を惹いたのは、あれが本当にスカイウォーカー・ランチなのだろうか?って所でした。最後に20世紀FOXのファンファーレが鳴るシーンはドキッと来ますが。う~ん、コメディではなくシリアスに作った方が良かったんじゃないかと。正直、下品なシーンばっかりでうんざり。自分の中にあるスター・ウォーズと言う映画に対する思い入れは全く感じませんでした。何も考えずに普通に見て本当につまらない作品です。私的な見解ですが、真面目なファンの人は見ない方がよろしいかと。 【エラリイ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-09-17 22:12:09)(良:1票) 6.SWファンは見た方がいいのでは☆ SWパロディは「スペースボール」「親指スター・ウォーズ」等ありますけど、これは1本シリアスなストーリーを通してしかもベタになっていないのがいいです。 「スーパーマン リターンズ」でジミー・オルセン役だったサム・ハンティントンが主人公エリック。 あちこちにSWネタをちりばめる(埋めこむ?)だけでなく、STのアノ人も! ビリー・ディー・ウィリアムス(ジャッジ・ラインホールドって名前の俳優さんいましたよね)はわかったけど、キャリー・フィッシャーは気づかず… トレッキーたち(オタク度はこっちが上)との衝突が一番面白いかな。 SW・ST両方とも好きなので悪口合戦が面白くって、それぞれ別な王様に忠誠を誓う家来たちのようです。 仲良くすればいいのにと思いつつ、本人たちもいがみ合ってるのが楽しいのかもしれず。 合言葉「不潔なオタンコナス」(SCRUFFY NERF HERDER)は「帝国の逆襲」でレイアがハン・ソロにいう憎まれ口をちょっと短くしただけ。 最後「エピソード1/ファントム・メナス」の真夜中の封切りにつめかけたファンの上映前の熱狂ぶりには胸が熱くなります。 SF映画に愛を捧げる作品として「ギャラクシー・クエスト」よりは小粒ですが、いい映画。 【レイン】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-08 00:00:05) 5.スターウォーズのファンなら鑑賞しても損はしません。 他レビュアー諸氏の書かれている通り、決して偏愛では無い、普遍的なスターウォーズへの愛が感じられる良い青春映画だと思います。 それにしても、こういう作品を作る事が出来るアメリカ映画界の懐の深さは本当に侮れない。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-30 13:20:12) 4.《ネタバレ》 ちょっと感動した。いい話だ。 スタートレックに少し拒否反応があり、スターウォーズが好きな私は30秒ごとに笑うことができた。不覚にもカメオ出演者たちには大喜びしてしまうが、なかでもウィリアム・シャトナーが出てきたときに笑ってしまわないスターウォーズファンは居ないはず、とウレシくなった。 あきらめないで何もかも突っ込めばきっと良い体験ができる。もしかしたら嘘かもしれないけど、そうだろうと思わせる熱意がこの映画にはある。ふと惹かれる物があって借りたけど、凄く良い気持ちにさせられた。 推せ推せで棚一つヅゴーンとファンボーイズを並べ、あまつさえ専用の大型POPまで用意されたいた。ツタヤめ、なんて良い仕事しやがるんだ。 しかし、最後の台詞。「なぁ、駄作だったらどうする?」にはニヤリと来た。ただの礼賛映画ではない、分かってやがる。 【黒猫クック】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-08-23 17:03:20) 3.それほど遠くない昔、遥か銀河の彼方ではない地球の片隅では、「エピソードⅠ」公開を半年先に控えていた。 “スターウォーズオタク”の4人組は、がんに冒され余命3ヶ月の仲間のために、最新作を盗み見るための旅に出掛ける。 ファンしか分からない内輪ネタ満載の珍道中を描いたロードムービーで、「スター・ウォーズ」好き以外は観てくれるな!と言わんばかりの様相であるけれど、どっこい意外と心に染み入る「感動」を備えた映画だと思う。 もちろん、「スター・ウォーズ」ファンであれば共感は必至であろうが、決してそうでなくても、何かとても“大好きなもの”がある人であれば、その熱中ぶりに共感出来、彼らの歓びと哀しみを理解出来るはず。 9割近くは”ふざけた”映画であることは間違いないけれど、自分の好きなものに対する「愛」を真っ向から貫くファンボーイズたちの姿を否定出来るわけがない。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-02 14:33:54)(良:2票) 2.《ネタバレ》 ドタバタ青春ものにちょっぴり切ない要素が混ざるってのはやはり良いもんだな~。主人公の境遇が自分と被ってしまった。本当に大切なものや熱中したものってのは、振り返って恥ずかしく感じるものでも簡単に消えてしまうわけないんだよね。久々に旧友達に会いたくなりましたとさ。トレッキーとのバトルは必見ですよ。笑 【HIRABAYASHI】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-06-08 00:43:14)
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