みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 基本的に関係者は(肝心のモンスターの演者も含めて)だいたいプロレスラー・プロレス関係者のよーで、要はコスプレプロレス、とゆーのが最も的確な表現だと思う。実際の格闘技のテレビ中継よろしく、出場選手の紹介(この場面で若干のホラー演出もみられるが、如何せんかなり適当だったり)→本チャンの試合という流れで5試合を進めていく。 しかも、サイクロプスが眼からビーム出したりスワンプガットが毒霧噴いたりもするが、基本的には試合はほぼ肉弾戦で、この意味でもホラーよりもプロレスの方に寄りまくっている。しかし、モンスターがそんなに高度なプロレス技を極め出したらそれこそ99%のプロレスになってしまうので、繰り出される技はボディプレス・エルボードロップ・四の字固め程度であとは単純な打撃技(これもガチではない感じ)。その意味では普通のプロレスよりも格闘技的には面白さは確実に劣る、というか。 要するに、ちょっと中途半端なのだよね。普通のプロレスでは絶対観られない激しい人体破壊だとか(関節へし折ったり腕が千切れたり目玉飛び出たりハラワタ引き摺りながらも闘い続ける、とか)が観れるワケでもないし、だったらそれこそ一流のプロレスラーで本気のプロレスを(コスプレして)やってやれば何か違う世界への扉が開かれる…という方面にも突き抜け切れてはいないし。そもそも、プロレスラーとしても大したことない連中でやってないですかコレ?とりあえずサイズが規格外なフランケンはともかく、残り全員束になってもゾンビのセコンドのケビン・ナッシュに指先ひとつで捻り潰されそーな気がするんですけど。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 3点(2020-10-19 19:23:19) ★4.《ネタバレ》 プロレス映画だなぁ、というのが率直な感想。 一応、ゾンビが肉を食い千切ったり、サイクロプスが目からビームを出したりもする訳ですが、そういった非現実的な描写はオマケという感じで、あくまで「モンスター達にリング上でプロレスをやってもらう」というのが目的だったみたいですね。 基本的な戦い方も、トップロープから飛び掛かったり、ドロップキックをかましたりで、如何にもプロレス的。 それを象徴しているのがウィッチ・ビッチの扱いで、魔術の類は使わずに素手で戦い、ようやく道具を使ったかと思えば包丁だったりして「魔女である必要ないじゃん!」とツッコませてくれます。 試合前にトレーナーから「魔女として虐げられ続けた怒りをぶつけろ」「呪いも黒魔術も全て忘れて戦士になれ」と言われ、素手で戦う特訓を続けてきた訳だから、魔術を使わないのは納得なのですが、それなら包丁も使わないで欲しかったし、何だか中途半端なのですよね。 優勝者となったフランケンシュタインの扱いに関しても同じ事が言えて、彼のストーリーとしては「父と呼び慕っていたイゴール博士が殺されてしまい、その仇であるクロックシャンク大佐と戦う事になる」という流れな訳ですが、その博士が殺された理由も「セコンドであるにも関わらず、乱入してフランケンシュタインを助けるという反則を行ったから」なので「それって博士が悪いのでは?」と思えてしまい、どうも筋が通っていない感じ。 にも拘らずフランケンシュタインが殺された博士に手を伸ばす描写は、如何にも同情を誘うような描き方だし、オマケにフランケンシュタインVS大佐が始まるところで映画が終わってしまうしで、最後まで消化不良。 世界中からモンスターを集めて、誰が一番強いのかリングで決めるという浪漫溢れる設定に関しては、文句無しで好きです。 その馬鹿々々しいノリならではの面白さは伝わってきたし「放送事故」の演出や「ハデス、次はお前だ!」という台詞には、クスッとさせられるものがあったのも確か。 それでも、全体的には退屈に感じる時間の方が長かったので…… 多分、もっとプロレスを愛する人こそが観賞すべき映画だったのでしょうね。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 4点(2016-11-17 14:46:41)(良:2票) 3.注意事項として、格闘技に興味の無い向きには全く引っかからない出来だということを申し上げておきましょう。出てるのが怪物だってだけで、ガチの格闘技でした。怪物としてのアイデンティティ、ポケモンで例えるなら火タイプとか水タイプとか、そういう個性を発揮して闘うわけでもない超ユルユルのB級作品です。上記の理由から、残念ながらワタシはこの映画の客ではありませんでした。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-04-29 23:57:57)(良:1票) 2.《ネタバレ》 まず、この映画はコメディ(パロディ)だということを念頭に置いた上で、 次の条件に二つ以上当てはまる人には面白い映画です。 1)昔々の怪奇映画が好きな人。 2)アメリカン・プロレスが好きな人。 3)アメリカンなパロディ映画に対して寛大な態度で接することが出来る人。 この映画のプロデューサーと監督は、怪奇映画に対する愛情は深いと思います。 その上で… ■もっとやって欲しかったこと… 「サイクロプスがミドル級ってないわー…」 「魔女は結局、黒魔術も箒も使わないのかよ…」 「マミー倒すなら、絶対に包帯クルクル解きはやるべき」 「吸血鬼ならノスフェラトゥだろう!?」 「スワンプの戦いにブロブの要素がないのが残念…」 「ゾンビマンはゾンビ三原則に従うべき」 「雷鳴が轟いてるのに、フランケンに絡まないのは何事だ!」 「雷鳴が鳴り響いて、雲が満月を隠す…ってのがあれば、狼男はもっと面白くなる」 怪奇映画好きなら、わかってくれると思うんだけどなあ。 【伊達邦彦】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-19 01:45:44) 1.《ネタバレ》 そんなわけで選手8名、一応ご紹介させていただきます。 ①白コーナー 一つ目言うても、二つを一つに慌てて縫合してただけのような ‥ すごく縫合感バレバレの一つ目怪物 :サイクロプスさん。 ②黒コーナー 魔女のくせして魔術使わずして何使う? 己の拳のみで勝負なんですってさ :魔女のウィッチ・ビッチさん。 ③赤コーナー 筋骨隆々、色気を捨て 女であり続けることも捨ててしまったのでしょうか 女吸血鬼 :レディ・ヴァンパイアさん。 ④青コーナー 人気と実力は反比例 :アタック・ザ・マミーさん。 ⑤黄コーナー まるで恐さがない 俺でも勝てるんちゃうか的な小兵 :狼男さん。 ⑥緑コーナー あんた一番気色悪いのに、見掛け倒しに終わってしまった緑沼の怪物 :スワンプ・ガットさん。 ⑦橙コーナー 別に普通でつっこむところさえ見つからなかった コメディセンスがまるでナッシングだった :フランケンシュタインさん。 ⑧桃コーナー ゾンビいうたらゾンビでしょ モンスターって言わんでしょうよ ゾンビ言うたらゾンビでしょーの :ゾンビさん とまあ、、とにかくタイトルに一目惚れ。 DVDジャケットに一目惚れ。 モンスター同士をリングの上で戦わせるというアホのような夢のような設定に一目惚れ。 しかもですよ 世界なんですよ 最強なんですよ 怪物なんですよ 決定戦なんですよ たかだか日本的レベルじゃなくって、とりあえず強い者決めとこうってわけでもなくって、人間でもなければ、犬でもなければ、 しかもその怪物たちの決定戦なんですよ 恐ろしいんですよ ってか (^w^) まあ、アクションという部門においては、合格点。 ツッコミ部門においては及第点。 お色気部門においてはマイナス点。 とまあ、話まとめて言うなら 良く出来た死霊の盆踊りかな?という感じ?? 【3737】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-11 17:55:31)(良:2票)
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