みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
23.隊長ならみんなを無事に帰さなあかんやないかーい。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-07-15 23:00:10) 22.《ネタバレ》 ロブを中心に進んできた話と思いきや、終幕近くにベックの奇跡の救出劇。おいしいところ持っていかれた上に、ロブはエベレストの雲の上。ダグの登頂を許したロブの一番やっちゃいけない判断ミス。誰もそこにはツッコまないのだな、実話だし。…などと、地上でゴタク並べているのが申し訳なくなるような、雪山のリアルでした。エベレストでは、体力を温存するために「動くな」ではなく、「動け」なのですね。動かないと死ぬ。面白いです。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-03 12:16:24) 21.孤高のクライマーの話かと思いきや、クライマーに率いられる団体ツアーの話。あちらでああいうビジネスが成立してるのを初めて知りました。「〇〇万ドルも払ったんだぞ、こんな所で待たせるな!」のセリフの金額にビックリ。セレブの究極のレジャーなんですかね。 従って「登山もの」というより「集団パニックもの」的な面白さ。下手すると誰が誰だかわからない(特に重装備だし吹雪だし)状況に陥ってしまいそうな所、ちゃんと一人一人に感情移入できる判りやすい演出・脚本でした。絵面は大自然を満喫できるようでとても気持ちいい。入山するまでの山麓のチベット村の風俗や儀式も興味深かったです。 せっかくCG駆使して?色んな角度からエベレストの山容を描写しているのだから、もう少し「今どの辺に居るのか」が判りやすいともっと良かったと思います。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-21 21:21:08) 20.《ネタバレ》 エベレスト登山に至るまで。ベースキャンプでの人間模様。隊員達の今回のチャレンジに参加するまでの事情も様々。 まるでピクニックの前の晩のような明るい表情の面々。それだけに後半の絶望的な状況が非常に辛い。 それにしても、ベースキャンプの人ごみが信じられなかった。あんなにエベレストを目指す人でごったがえしているなんて。 プロの登山家なら、またチャレンジも出来よう。瞬時にシビアな決断を下し、登頂目前でも身の危険を感じれば断念することもあるだろう。 しかし、仕事を掛け持ちして必死に資金を貯めて、2度とチャレンジ出来ないかもしれない隊員が頂上までもう少しの所まで来ている。 そこで瞬時にシビアな決断を下せなかった隊長。それが取り返しの付かない悲劇を招く。 こうした山と人間を描いた映画としては、嵐の中1箇所にとどまりひたすら耐えている時間が長く動きは少なく、 それぞれの位置関係なども分かりづらい面もありましたが、命の危険と隣り合わせのエベレスト商業登山への問題提起としては十分すぎるほど辛い映画でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-17 23:27:48) ★19.《ネタバレ》 「実話もの」であるのだから、最後は何だかんだで主人公は助かるのだろうな……と考えながら観賞していたもので、まさかの展開には本当に驚かされました。 全滅では無かった事が「救い」を感じさせてくれますが、やはりコレはハッピーエンドとは言い難いでしょうね。 雪原に倒れ込んだままの死体の描写や、凍傷の表現なども衝撃的で、中々頭から離れない。 観賞後は、非常に重苦しい気分を味わう事となりました。 中盤にて登頂に成功したシーンで盛り上げて、その後に遭難してしまうという展開の緩急などは、映画としての巧みさもを感じさせてくれます。 その一方で「実話だから仕方ない」とばかりに、ベックのキャンプ地への生還に明確な理由付けが窺えない辺りは、気になってしまいましたね。 実話を題材にしていたとしても、映画として観る以上「何故、彼は助かったのか?」という根拠を求めてしまう訳で、それが明かされないまま結末を迎えた事は、どうにも消化不良に思えてなりませんでした。 物語ではなく、再現映像による一種のドキュメンタリーとして観賞するのが正しい品なのかも知れません。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-06-05 01:11:31) 18.実話だからストーリー的に優れている訳も無く、本来3Dで観るべきものを2Dで観たので迫力もそれほどではない。 商業登山は如何なものかと思ってしまう。ヒマラヤはやっぱりアルパインスタイルでやってこそ価値がある。もちろん、やる気もないが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-05-28 23:08:41) 17.頂上付近で一人残されて誰も助けにこれないってある意味「火星ひとりぼっち」にも匹敵する絶望さだよな。等と考えてしまった。この映画を観たら絶対エベレストには登りたくないと思った。いや、観なくても登る事はなさそうだが。 それでも登る人達には凄いとしか言いようがない。実話を基にしているだけあって、大仰な演出とか無く、ただただリアルに描いている所が良いと思った。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-05-11 23:30:17) 16.《ネタバレ》 嫁さんが妊娠中の状態でエベレスト登山とか、死亡フラグたってますや〜ん!て最初に思ってしまった。 というか、普通の感覚でいったらまずそんな時にエベレストに登ろうとするなよって思うのですが、 やっぱり一流冒険家というのは、ある意味ではアブノーマルなところがないといかんのだろうな、という気もします。 一般人の私からすると、なぜ登山するのだろう、という素朴な疑問が終始付きまとうのですが、もちろん死ぬとわかってたら誰も登らないはず。 「冒険とは生きて帰ること」と、あの植村直己も言っていた。ただ唯一の救いは、登頂に成功出来たということかな。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-05-08 21:25:13) 15.《ネタバレ》 自分は、登山をやる(冬山も少し)ので、この映画の本当の恐怖がとても良く伝わってきました。強風の中でのテントの中の様子や、悪天候になってしまった時の、困難な気持ち等とてもリアルに表現出来ていたと思います。最後も、ハッピーエンドにならなかったところが、まさに実話というか自然界の厳しさなのだと思います。 【ソウリ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-05-05 06:53:17) 14.3Dで見ました、エベレスト登山の怖さは伝わってきました。 【fujicccoo】さん [映画館(字幕)] 5点(2016-04-20 01:01:35) 13.《ネタバレ》 IMAX3Dでドーン!と立体感溢れる峰々が、って、どうして大ロングの景色に立体感付けちゃうとミニチュアにしか見えないってのが判らないかなぁ。遠くの景色ってのは左右の視差なんて殆ど生じないわさ。 映画自体は「撮るの大変でしたね」って状態は伝わってくるのですが、地理が明確じゃないの。一体それはどの部分なの?っていうのがまるで判らない、っていうかそもそも判るように描かれてないんです。 その上、みんな似たような風貌になっちゃうので「誰が誰やら」って事になって、エベレストのあちこちに大変な事になってる人が散りばめてあります、って状況ばかりがあって、物語としての流れは諦めちゃってる感じ。実際に何があったのかはネットで調べないとちゃんと見えてこないっていう。 災難に遭った人達に寄りそう事で「臨場感こそが大切、状況の把握なんて出来ないからこその恐怖なんです」とでも言いたいのかな? でも特定の人とポイントの間でシーンがポンポンと飛ぶのでエベレスト全体が大して広くも高くもない、ごくごく限定された空間に映ってしまって、それは大きな間違いなんじゃないかなぁ。 そこにある筈の大自然に対する畏怖とか人間の非力さとか、そういうのは案外伝わってこない、だけどそここそがこの映画では大切なんじゃない? いや、最大の問題点は見終わって結局人は何故山に登るのか?って事に対してなんの答えも見いだせなかったところですか。利己的な人達が他人を巻き込んで自滅しました、っていう状況ばかりが見えてきて。それじゃ実際に亡くなった人達が浮かばれないわ。 それでも難波康子さんのエピソードはやはり日本人として胸に迫ってきました。でも、最終キャンプ地からわずか300メートルのところで亡くなったっていうのは映画じゃ判らないんですよね・・・。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2016-04-07 20:55:26)(良:1票) 12.《ネタバレ》 約7ヶ月ぶり2度目観賞。世界最高峰エベレストを舞台にした山岳サバイバル・アドベンチャー。真実の物語。てっぺん獲った後に容赦なく襲うブリザード。次々と雪床に埋もれるツワモノたち。犠牲者に日本人女性の名も。雪に焼けた痛々しい生存者の姿。山岳の3D映像が美しいだけに牙を剥かれると、より恐ろしく感じる。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-12-13 22:53:48) 11.《ネタバレ》 「なぜ登るのか?」この問いかけを登山者同士が語り合うシーンが非常に印象的であった。 後半過酷なシーンが続くにつけ、登山をした事が無い私は本当に何故こんな危険な事を自ら希望して行うのかが分からず「何故だ..何故...」 と頭の中でこの問いが駆け巡り、息が詰まりそうになりながら観ていた。 登山家それぞれに答えがあるのだろうが、私はふと先日亡くなられた水木しげるさんの言葉を思い出した。 水木さんの遺された幸せになるための条件だったかの中に「しないでいられないことをし続けなさい。」という言葉がある。 放っておいても心の底から沸き上がってくる欲求・情熱...それらを無視する事は自分を裏切る事..いつまでも自分を裏切り続ける事はできない... 結局、登山家というのは、登山をしないではいられないのであろう。登らずにはいられないから登るのだろう。 自らの情熱に従った故の結果であれば、本人達にしてみれば幸せだったという事なのだろうか。 素晴らしく迫力のある映像と音響に驚愕する一方、非常に切ない気持ちで劇場を後にした。 【rain on me】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-12-10 17:58:51) 10.《ネタバレ》 「下山するまでが登山」決してサミット(山頂)がゴールではない。 民放TVが登頂生中継をしたり、三浦さんが集団登頂生中継をしたり、身近になった錯覚を持ちますが、やはり怖いです。 ヒラリーステップが、あんな感じなのかって、改めて映像を観て感じました。標高8,000m超えるデスゾーンで、 あの段差・標高差は絶望的にきついと思いました。ベンガル湾にモンスーンが発生し、強烈な嵐が山頂に吹き荒れてシーズンが終わる、 まさにシーズン最後のタイミングだったのかと。亡くなった皆さんの冥福をお祈りします。高山の恐怖を強く感じました。 【CMKll】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-12-01 21:45:33) 9.前半は凄く退屈。3D映画初体験だったが、多分これは3D生かせてないな、と既に分かるレベル。登頂後のパニックはかなり見応えあり、息苦しくなった。もっとパースをしっかり撮ってドキドキする映像なら楽しめたのかなぁ。とにかく山はなめてはいかん、て事ですな。 【◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆】さん [映画館(吹替)] 6点(2015-12-01 18:18:09) 8.《ネタバレ》 IMAX3Dにて鑑賞。素晴らしい山の映像と音響は凄かったです。さて、ストーリーは最初は割りとテンポ良く進み、登場人物の背景も淡々と語られていき、そしてトラブルがあるものの意外とあっさり頂上に着きます。でも暗示的な酸素ボンベやガイドの性格の話から、登頂後は嵐に飲み込まれます。嵐になってから誰がどこにいてどうなっているのかが、仕方ないとはいえ分かりにくかったです。 映像的にはどうやって撮ったのだろうというショットが沢山あり、スタッフの苦労が伺われます。日本人の隊員が助からなかったのは実話とはいえ残念でした。 【Banjojo】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-11-22 22:08:39) 7.《ネタバレ》 かつて本多勝一氏が指摘したマロリーの「because,it is there.」が相も変わらず劇中で「そこに山があるから」などと日本語訳されている。 これはエベレストの映画ではないのか。何故に最高峰エベレスト(it)に登るのか、を語らう会話のシーンで字幕は「山があるから。」 頓珍漢な翻訳センスに頭が痛くなる。 映画とは関係ないが。 『エベレスト3D』だが、望遠のパノラマショットの3D効果は案の定、実に薄い。飛び出す絵本レベルで、平板さこそが際立つ。 断崖からの俯瞰の数ショットのみに効果を発揮し、遠近感の失せる嵐のシーン以降は有害でしかない。 深度の浅く薄暗い屋内シーン、人物はアップ中心でその顔貌の凹凸ばかりを3Dで見せつけられても苦痛なだけである。 サテライト電話の用法・見せ方も巧くない。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-11-10 23:52:32) 6.《ネタバレ》 はじめて映画館でチラシを目撃した時の印象は「なんだか地味な映画そう」→「いや待てよ、3Dってことはクリフハンガーとかバーティカル・リミットみたいなハラハラドキドキの映像が?」→「きっとそうに違いない、公開されたら観に行こう!」というものでした。 で、そういうものを期待し過ぎた私が喜んだのは登山が始まってわりと最初の方だけでした。登山状況の過酷さはしっかり伝わってくる出来でしたが、その過酷さというのは「足場がおぼつかない高所のトラブル(あるにはある)」「いきなりクレバスにストーン」みたいなものではなく、「酸素がなくて体が動かない」「体が凍って動かない」というものがメイン。なので、わざわざ3Dで楽しむというほどの映画ではなかったかな〜と。 でもエピソードは印象的なものがありました。郵便配達員のエピソードは、よくある試合を止めようとしているセコンドに「戦わせてくれ」と言うボクサーの話ぽい匂いがありますが、経済と時間と体力と精神あらゆるものを注ぎ込んで、目の前にある頂上を諦めるのが如何に困難なことであるかがよーく伝わってきました。彼には登り切らねばならない目的があって、それを達した場面は嬉しかったけれど、結局のところ他人の命を振り回す結果に。ギャンブルで「勝っていたのに〜!」「いっぱい注ぎ込んだのに〜!」「あともう少しでツキが戻ってくるはず」と引き際を決められないのにも似てるなーなんて思いました。 他の人が助けられて下山していくのに、倒れて動けない自分は置いていかれてしまうジョシュ・ブローリンの場面もきっと忘れられないと思います。 その後、普通の映画だったら「うそやろ〜」と突っ込みたくなりそうなことが。それが事実なのだからアンビリーバボー! 【だみお】さん [映画館(吹替)] 6点(2015-11-10 20:07:29) 5.IMAX3Dにて鑑賞。 邦題に3Dを冠した作品だけあって3D効果には素晴らしいものがあって、エベレストの美しさと恐ろしさを存分に味わわせてくれます。急斜面から下を見下ろすショットが何度か出てくるのですが、これが高所恐怖症ではない私でも脇汗をかかされるほどのド迫力であり、『ゼロ・グラビティ』にも匹敵するライド映画となっています。その視覚効果の凄さは、設備の整った映画館で見なければまったく無意味と断言できるほどであり、もし迷っているならすぐに映画館へ足を運ばれることをオススメします。 他方、ドラマの方はかなり淡泊です。比較的最近の事故であるため存命中の関係者が多く、さらには生存者間でも事実認識が割れている点がいくつかあることから、脚色にあたって相当な制約を受けたことがその原因のようで、いろいろと無難に収められています。登山ガイドの隊長、顧客の医師、なけなしの金を持って参加した郵便局員の3名が物語の中心となるのですが、これら中心人物達ですら背景の描写は最小限にとどめられており、その豪華キャストから『ポセイドン・アドベンチャー』のような濃いドラマを期待すると、少なからずガッカリさせられます。 また、登場人物が多いことに加えて、吹雪の中では顔の判別が付きづらいこと、途中からパーティーがいくつにも分割してそれぞれの位置関係の把握が難しいこともあって、誰が何をやっているのかの把握が非常に困難であり、内容を正確に理解しようとするとかなり混乱します。ラスト30分で突如救助隊の中心人物となるサム・ワーシントンなんて、「あなた、いましたっけ?」と言いたくなるほどの唐突感だったし、総じて登場人物の交通整理はうまくいっていません。「少々のことはわからなくても大丈夫」と早めに割り切り、登山の追体験に専念することが正しい鑑賞姿勢だったのかもしれません。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-11-09 15:34:13) 4.《ネタバレ》 登場人物たちのキャラクターが意図的に掘り下げられておらず、物語は淡々と進行する。 この、観客をエベレスト登頂チームの一員として参加させるかのような映画の意図に、まんまとハメられましたよ、はい。 けど、史実を基にしているとはいえ「優しさが招いた悲劇」ってのは、ホントにやり切れないよなぁ。 最後に一言。 B級感を大幅に増幅させる邦題の「3D」の2文字、この映画には絶対必要ないでしょ? 【チャップリ君】さん [映画館(吹替)] 7点(2015-11-09 10:39:56)
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