みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.《ネタバレ》 紳士的で善良なカウボーイの御一行を使った西部劇風少女漫画。主人公たちが善良な人たちであることがこれでもかと繰り返され流石に閉口。役者たちの台詞だけで雰囲気を醸し出すシーンが多めで動きが少なめ。展開がスローで耐え難い。善良御一行に対比させてこれまたステレオタイプのストーカー風味の悪人御一行。いやはや。 【ほとはら】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-06-12 15:19:56) 11.《ネタバレ》 ウォルターヒルは西部劇が好きというが、 これはテレビ映画ながら、彼の味が素直にストレートに出てる。 ウォルター節に出てくる喧嘩は、アメリカ人の西部劇時代に培われたものだろうか? 何せあの広大な土地をわずか何世紀か前に開拓してた連中だ。 その中でも人間らしさを忘れずにやってのけた人々に、彼は最大限の敬意を表している。 それが喧嘩に現れるのだ。 この映画でも、ラスト悪党がロバートデュバルを締めあげる場面で、 「男」を失う直前でも、ハートの部分ではこの男は物おじしない。 幸い、相棒が現れて、ハッピーエンドだったが、この場面をつきつめたのが 最新作「レディガイ」であろう。 何はともあれ、国境を超えて、男と女が敬意を示し合う、とても素敵なテレビ映画だった。 語り出すと色々言えてしまうくらい、芳醇な作品だった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-03-25 11:22:25) ★10.雄大で美しい大地と、数百頭の馬を引き連れていく姿は美しい! 地味に進んでいきますけど、ラストの主人公がかっこよかったです。 8点か、7点か迷って、7点! (ダンス・ウィズ・ウルブズのほうが好きなので) 【へまち】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-05 22:29:51) 9.TV用に製作された作品ですが、これは映画館で見たらいいだろうな。 雄大な西部を行く500頭の馬と、遥かなる旅路の様々な人間模様を大らかに描く。 叔父と甥、そして序盤にもう1人、音楽家を志す若者が仲間に加わる。 いい具合に不器用で強く、いい具合に優しく紳士であるこの男達が実にいい。 売り飛ばされようとしていた所を彼らが助けた中国娘達が旅に加わり、更に他の町でも仲間が増える。 仲間が増える出来事の度に彼らの魅力が増す。最初は彼らにも怯えていた中国娘達が次第に綺麗に見えてくる。 その旅の道程は現代が舞台のロードムービーと比べるとテンポは良くありませんが、ゆったりとした3時間が実に心地いい。 しかし、西部開拓の時代も現代も、全く変わることの無いアメリカン・ロードムービーの風景がある。 それはアメリカン・ロードムービーの、僕の好きな風景である夜の焚き火とその語らい。 音楽家を志す若者のフィドルに合わせて皆で踊るシーンは特にお気に入りのシーンです。 こんな平和な風景だけではなく、この時代ならではの悪者も出てくる。そのクズっぷりも良かったと思う。 旅の仲間の中には命を落とす者もいる。ウォルター・ヒルらしいハードさも加わります。 本作は何と言っても主演ロバート・デュバルの映画。 「あなたは不幸よりも幸せになることの方が怖いのね。」この終盤の台詞を見事に体現していました。 いかにも不器用そうな甥役のトーマス・ヘイデン・チャーチも良かった。ささやかに挿入される叔父と甥、それぞれのロマンスも。 久しぶりにグレタ・スカッキが見られたことも嬉しかったです。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-02 23:47:05)(良:1票) 8.ずいぶんとノンビリした(よく言えば雄大な)西部劇で、中身もありきたりな勧善懲悪。中国人の人身売買や娼婦など、虐げられる女の不幸がアクセントにはなっているが。ペリー来航で文明開化を迫った張本人の地元の文化レベルはこの程度だったのかと思うと感慨深い。老年の悲哀が感じられるヒーローモノとして見れば悪くはないのかも。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-11-25 12:06:28) 7.《ネタバレ》 要するに、大量の馬の群れが大自然の中を駆け抜ける重厚なシーンを撮りたかったんだろうな~。そこは気合が入っているだけあって、十分な迫力を感じさせます。それに比べると脚本は何とも弱く、一番の難点は、結局中国人の少女たちに何の変化も見えなかったこと。それから、途中でもっともらしく追加される登場人物たちも、結局ほとんど何もしていません。なので、ドラマとして機能していません。●ただし、ほとんど出ずっぱりのトーマス・ヘイデン・チャーチのひたすら地道なサポートぶりはなかなか見事で、彼によって作品が一本の筋を確保し、またぎりぎりで弛緩に落ちるのを防止しています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-10-21 23:49:08)(良:1票) 6.大自然の中で野宿をしながら五百頭の馬を目的地まで何千キロも運んでいく充実感が伝わってくる。甥っ子の存在なしには成し得ないこの寡黙でクールなヒーローにしびれる。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-10-14 23:31:08) 5.前半後半に分かれたトータル3時間ほどのテレビ作品。だもんで、やや薄味で、重厚感のようなものは感じられず、もう少しうまく撮れないものかと思うシーンもありますが(夜の場面のたき火の照り返し、さすがにライト当て過ぎでは)、それでもなおここでは、雄大な自然と、穏やかな時間の流れを味わうことができます。馬の群れを連れ、草原を旅する爺さんとその甥。道中、さまざまな出会いがあり、さまざま事件に遭遇し、旅のメンバーも増えていく、そしてラストは悪漢どもとの対決、という訳で、観るものを飽きさせないようには作られているのですが、それでも魅力はやっぱりこのゆったりとした流れですね(爺さんと未亡人が心を通わせるシーンが川のほとりであるのも象徴的)。この作品を一言で言うなら、「ザ・野宿」。焚き火の横で過ごす、夜の草原。やがて寒々とした夜明けがやってくる。その繰り返し。それが何ともいいんですね。登場人物のキャラもあまり突出した者はおらず、あくまで人間関係の描き方も穏やか。無口で武骨な甥が、爺さんに付き従いつつも徐々に自分の意見をそれとなく言うようになったり、爺さんと未亡人の関係を「つかず離れず」のまま微妙な深まりとして描いたり。ロバート・デュヴァルの達観したような表情が何とも言えず、また劇中で何度も帽子をとる仕草が印象的。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-10-11 09:49:50) 4.何かわからんけど惹かれる映画、そんな感じ。途中のハプニングはどうでもよくて、すべては中国人とのコミニュケーションが肝です。中国人の子たち、みんないい表情でした。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-05-16 16:23:16) 3.ラストの方で沢山の馬が柵の中に吸い込まれていくのを見て、生まれて初めてカウボーイってカッコいいと感動しました。 【はに丸】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-01-12 02:31:30) 2.ロバート・デュヴァルが出ていた「ワイルド・レンジ/最後の銃撃」を想いだす。20世紀を前にした、本当の“カウボーイ?”の生活が滲み出ている。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-27 18:15:14) 1.いや~ 観る前から、渋い作品だろうと思っていましたが..正にその通り..地味ではありますが、なかなかの良作..とても真面目に創られていて、 当時の暮らしや時代背景など細かいところまで手を抜かず、丁寧に描かれています..物語は単純でオーソドックスですが、興味を削がれることはなく..最後まで堪能出来ます..ラストあたりの盛り上がりがもう少し劇的かつ感動的であれば、映画として10点満点でしたね~.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-14 16:55:36)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS