みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
112.《ネタバレ》 ”特に何も起こらないお話”というのが嫌いではありません。好感を抱くその手の話は愛すべきキャラクターがいたり、人物らに共感できて分かるわあー、となったりします。 本作は愛すべきキャラとしてラーメン大好き隊長のきたろうがその役を担っていて、まあ彼とラーメンエピソードのとこぐらいでした良かったのは。 どうも細部のところどころが、個人的に監督のセンスと合わなかった。日本で待ってる人たちって、あんなに冷たいもんかな。国内の単身赴任とだいぶ違いませんか南極に家族がいるってのは。普通にもっと心配してそうなものだけど。隊員たちのごはんの食べ方もがっついていて「食べることだけが楽しみ」な演技をさせられているみたいで稚拙な演出に感じる。 宇梶さんのくだりは笑うとこなんだろうか。あまりに可哀想であんな風にさらっと流せなかった。 極めつけは西村くんの娘。お父さんを足で蹴るなんて何事ですか。これはだめです。作品としても役者にそんなことをさせるのも。 まったりとしてシュールな作風で雰囲気は良いんだけど、引っかかるとこが多すぎました。 【tottoko】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-04-26 23:29:09) 111.《ネタバレ》 厨房の扉には鍵を掛けておきましょう。 【たくわん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-03-25 17:55:09) 110.《ネタバレ》 ずっと気になっていて巡り合わせが悪く見ていなかったタイトルです。なんとなくこれまではずっと、南極基地という資源も食材も限られてるようなところで面白い料理を作る料理人の話なのかなぁと思っていたら、まあそういう面もあったんですが、基本的にそこで暮らすおっさん八人の話でしたね(笑) 南極という文字通りの極地にて欧米のパニック映画のように、突如として死の危険と向き合うようなシーンは、、、ありません。いきなり施設の設備が破損して、電気が使えないとか水が出ないとか食料が失われてあとは死を待つのみとか、そういうことはいっっっっっっさいありません。ありませんが、やはり閉鎖空間に長期間閉じ込められるストレスはこんなコメディタッチの作風でも感じました。一人なら逆に何とかなるかなぁとか思うんですが、まったく知らないおじさんたちと集団生活とか想像したらなかなかキツい。性格合えばまだいいですが、8人もいれば絶対合わない人も出てくるし、そんな人と逃げ場もないところで年単位で過ごせる自信はない。 極端な話サボろうと思えばいくらでもサボれそうな環境の中、閉鎖空間で少し精神も病みながら過ごすおっさんたちのブラックジョークコメディって感じでした。そんな中でも料理のシーンは面白くまた美味しそうで、もし自分も南極派遣されたら料理番で行きたいと思いました。 ラストの食堂でのワンシーンは、南極派遣隊が一つの家族のようになっていてなんだか和むシーンでした。堺さん=母、生瀬さん=父、きたろうさん=祖父、その他=子どもたちみたいな(笑) 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-01-19 15:18:01) 109.いろんな色男をたっぷりと堪能できる色欲を満たしつつ食欲も満たせる 堺雅人(35歳?)の顔面どアップは見ながらでも飯を食えるし酒も飲める が、私が好きなのは豊原君と生瀬君であるたいへんセクスィーでよい 個人的にはコンコルゲンの気持ちは解る 【ムーンナイトロンリー】さん [DVD(邦画)] 6点(2022-08-29 00:02:11) 108.何となく観始めて、のほほんと熱中できて、最後まで楽しめました。 俳優陣のバランスが微妙に抜群で、飽きさせなかったように思います。 主人公の家族の、奥さんと娘さんの存在感が妙にリアルで活きていたのも魅力でした。 閉鎖された空間、職務を抱えた男どもの共同生活、そこで食べる楽しみにこだわった映画…ですが、でも、トイレがアレは本当!? だとしたらかなりキツイなー。 あそこだけでも施設の改善を要求したいところです。 何となく、また観る映画だと思います。 【マロペン】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-01 04:48:32) 107.原作未読だが、コメディタッチに描いたのは失敗だったように思える。毎日遊んでばかりだし、こんなにバカっぽく描かれたのでは隊員たちも不本意ではないだろうか。実際にはもうちょっとちゃんと仕事しているだろうし、理知的であるように思えるのだが。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-10-08 11:47:36) 106.《ネタバレ》 南極の中でもより中心部に近い南極ドームふじ基地に派遣された隊員たち8人の1年。 毎日の食事がうまそうで食べてみたくなる。 一度くらい南極行ってみたいけど半日で十分だな。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-18 02:11:48) 105.《ネタバレ》 冒頭の逃走シーンで吹雪の中にも係らず、カメラが寄った画で風は全く吹いてなく、とってつけたような眼鏡の雪などを見て、「ディテールも何もあったもんじゃない…ヌルいなあ」とか思いながらも見続けていると「なるほど作品全体がヌルいというか緩いんだ、しかもかなり」という事が分かってきます。どちらかというと、良い意味で。 舞台が南極となれば屋外は極寒。閉鎖空間での話となるのは必然ですが、同じ閉鎖空間の酸素と気圧のない宇宙でのそれとは全然違い、天気の良い日は外で野球をしたり、夜中にパンイチでほっぽり出されたり、みんなで記念撮影等々、我慢しようと思えば我慢できちゃうレベルで、閉塞感も緊張感も殆ど無いです。良い意味で。 このユルユルで緊張感も殆どなくエピソードの羅列とも言える、ほぼ起伏のないドラマから逆に監督の気概が見えてきます。 引き算の演出を全編通してしている結果、余白の多い作品になっていますが、詰め込み過ぎのD難度の技を狙って骨折する様な事は無く、こじんまりと纏まって掴み所は無いのですが分かり易いコメディーに仕上がっている印象に思えました。 屋内では必然的にカメラとの距離が短くなる役者さん達の信頼できる抑えた演技に頼り、屋外では逆に失笑を誘うかの様にロングショットを多用して状況を傍観させています。 俳優陣は全員、間延びした隙だらけの、俳優同士のコンビネーションに重きを置いた演技が心地良く、特に主演の堺さんは勿論ですが、オールラウンダー的に演技の出来る豊原さんが本作でも特出していた様に思えました。 物語は男子校の昼休み的なかなりくだらない男8人の群像劇。 作品の構成上、飲み食いのシーンが多いのですが、そうなると西村くん以外の7人は必然的にオフショットになるので結構なダメ人間に見えてしまいますが、好きで来た人は元よりそうでない人もなんだかんだ言いながら仕事は皆さんちゃんとやっていたと思われます。 そうでなければ極寒の地で必要最低限の人数で構成された隊は生き延びる事は出来ないでしょう。 料理人の仕事は食材に付加価値を付けて食べる人に提供する事です。 そう考えれば西村くんはかなり頑張っていたと思います。 ですが、上手に観測が出来ても褒めてもらえない様に、おいしいゴハンを作っても褒めては貰えません。 「うまい」の一言はラストカットへの伏線として使って無いのですが、その為に作中では少し不自然に映るきらいもありました。 手作りラーメンエピソードでは、やはりタイチョーが1番幸せそうに見えますが、結構頑張って料理を作り、それを食べるみんなのリアクションに目を配っていたそれまでの西村くんを見せられていると、みんなの為にラーメンを作る事が出来るという事自体がタイチョーと同じか、それ以上に幸せだったのではないかと思ってしまいます。 そう思ってあげなければ、ピーナッツの使い方でしか褒めてもらえないのでは少し気の毒です。 観測期間が終了して誰もいなくなった厨房に『ドアの閉め忘れに注意』と書かれた張り紙が、手を離せば勝手に閉まるスウィングドアに最後まで貼られているカットを見てなんとなく本作を象徴していた緩さに感じました。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-04-03 17:02:44)(良:1票) 104.評判が良かったので、ちょっと期待しすぎたかも。 「南極」という舞台設定上仕方ないのかもしれないが、 悪く言えば山も谷もない感じ。 良く言えば「リアル」と言うべきか。 調査隊の仕事の詳細はあまり掘り下げられておらず、 人間ドラマメインなので、見やすくはあり、 所々はクスっとくるものはあった。 「何気ない日常で食べているものがいかに素晴らしいものなのか、見つめ直せる作品」というのが個人的な総括。 【2年で12キロ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-03-27 10:59:28) 103.《ネタバレ》 本作における「南極観測基地」は言わば舞台装置。従って、映画の作りとしては舞台劇仕立てのグルメ系コメディ。だから、極寒の地で生きることの苦しさ、そういうリアリティを求めてはいけません。 そしてもちろん、次から次へと出てくる料理が一層うまそうに感じるのは、食べるしか楽しみがないこのシチュエーションだから。「食」を際立たせるためのロケーション設定、ですかね。堺雅人くん、と言うよりは、フードスタイリストの飯島奈美さん、今回もごちそうさまでした。 そして、観測隊員たち。さすが地球の最果てに左遷されるほどの選ばれし8名だけあって、優秀そうな面々ばかりでした (笑) とにかく、笑いもありますが下ネタがないので、家族そろって安心してみれそう。それって、ありそうで意外と少ないので実は貴重な一作かもしれません。 【タケノコ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-09-17 18:57:49) 102. 南極。料理人。想像もできない世界で、どんなドラマが待っているのだろうと期待して観賞。結果、ドラマなんてありませんでした。 フィクションのドキュメンタリーをコメディテイストで描いただけ。私が期待していたものとは全く違いました。 私は映画に起承転結のはっきりしたドラマを求めています。 ハリウッド映画が凡作と評されながらも、世界中で愛されてやまないのは、私のような凡人の心をぐっと掴んでいるから。 映画を見るほとんどの人は普通の人であって、やはりみんなそこに娯楽を求めていると思うのです。 私は起承転結がはっきりしているハリウッド映画が好き。なぜならエンターテイメントの定石をきっちり守っているから。メッセージ性の強い作品だって、映画というエンターテイメントの中でそのメッセージを伝えています。だから商業主義と言われようが、私はハリウッド映画が好きです。 この映画にはそれがありません。 事実の羅列に終わっています。 もちろん、コメディテイストな演出や、心温まるエピソードで、鑑賞後の後味は良いものに仕上げています。でもそんなことでごまかさないでほしい。 堺雅人という類稀なる天才俳優が主演を務めているからこそまだ見られる作品になっています。裏を返せば演者頼り。 『こーゆーのが良い映画』みたいな邦画のノリ嫌いです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2020-07-30 14:44:16) 101.《ネタバレ》 日本人ならやっぱり「No Life, No ラーメン」なんですよね。 南極での閉ざされた生活の中で、食事がどれだけ大切なものかを知ることができました。 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2019-02-11 01:16:34) 100.《ネタバレ》 せっかくの南極疑似体験がドラマ仕立てのオーバーアクションにちょっと水を差されますが、刺身に天ぷら、伊勢海老、ステーキ、フレンチ、カニと入れ替わり立ち替わりのメニューを見ていると、2、3年は我慢できそうな気がしてきます(料理だけで他の事は無視しちゃってますが)。そして最後にオーロラよりラーメンですか、その気持ち痛いほど分かります。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-04-30 15:09:32) 99.南極を舞台にした物語と言うと、人が遭難したり、犬を置き去りにしたり、エイリアンが人に取り憑いたり、閉鎖空間ならではの緊迫した事件が巻き起こるものだが、この映画はそれらとは対極にある。緊迫感のかけらもない。起こる事件と言えばラーメンが底をついてしまうくらいだ(盗み食いが原因)。 2回目の鑑賞だったが、とにかく腹の減る映画だ。 料理人を主役にした事で、観測活動よりも隊員に振る舞う料理がメインとなっている。 その為映画の大部分が食べて、食べて、食べまくってる。 隊員それぞれのドラマが少々浅い為、全体の雰囲気としてはとにかくゆるい。 狭い空間でおじさん達が他愛もない事でふざけ合っている光景。それを面白いと思える懐の深い人だけが楽しめる映画だと思う。 【ヴレア】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-03-27 20:36:51)(良:1票) ★98.《ネタバレ》 出だしから笑かせてくれます。(麻雀から逃げてる) エビフライも面白かったです。 日本に帰国した時に、オペレータが迎えにきてくれてるってのは、納得できないかな。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-11-30 18:46:17) 97.《ネタバレ》 食事しか楽しみがないのに、食べたいものが手に入らない。それもラーメンを我慢しなければならないなんて、考えただけだその喪失感が恐ろしい。あり得ないし辛すぎる。それもこれも盗み食いしたあんたらのせいだ!と画面に向かって一人文句を言いながら、いつでもラーメンが食べられる幸せを感じながら、ラーメンが食べたくなる映画でした。 【リニア】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-08-12 02:38:26)(良:1票) 96.《ネタバレ》 予備知識なしで見ましたが、意外に前編おもしろくて、好感が持てる映画でした。子どもにも安心して見せられます。宇宙飛行士だと、狭い空間に長期間閉じ込められても精神に変調を来さないメンタル面の訓練をすると思うのですが、本作の料理人の場合、事前訓練なしの突然の辞令で南極に言ったわけですし、たぶんほかのメンバーたちも専門技能ではエキスパートではあっても、そうしたメンタル面の訓練は積んでいないように見えます。そんなメンバーたちが長期間を閉鎖空間の中で、どうやって正気で、できれば雰囲気よく任務を終えることができるのか、各人が時には落ち込んだりもめることがあっても、どうにかこうにかやっていこうとする前向きさがいいと思いました。 南極にいたときに、帰国したらトライアスロンをしたいとか、ビーチバレーをしたいとかの願望を実現しているのもほほえましいですね。南極にいた1年半の間に、やりたいことが自由にできることのありがたさを身に沁みて感じたのでしょうね。これから人生を、南極に行っていない人の何倍も充実してすごせるのではないでしょうか。 在庫も考えずに、夜に隠れてラーメンを食ってしまい、在庫が底を突いて、自分のからだはラーメンでできていると消沈する男の人間くささ。家にいたらこんな豪勢な料理は食えないだろうという立派な料理が三食出てくるのに、それでもラーメンを食いたくなったり、バターを固まりで食いたくなる人間の不思議さ。どうやればありあわせの材料で「かんすい」が作れるか調べる隊長のやさしさ。かんすいが作れると知り、早速ラーメンを作ってみる料理人のプロ意識。どれもよい 【チョコレクター】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-08-11 22:27:53)(良:1票) 95.《ネタバレ》 あまり期待しないで観た分面白かった。極限の状況に閉じ込められた仲間たちが変化のない日々を淡々と過ごす…ってシチュエーションは無人島サバイバルものとよく似てて、ラーメンが底をついた辺りからそういう流れになるのかな、とハラハラしたけど最後までユルい話でほっとした。やっぱり食事の心配がないことと年中行事をキッチリこなすことが心の安定につながっているのかな? 大きな事件は特に起きないけど退屈、というわけではなく、所々笑わせに来たり(伊勢海老のフライとステーキ肉焼くシーンは最高だった)泣かせに来たり(生瀬の誕生日のくだりとか唐揚げ食うシーンとか)とダレることなく観れた。そして何よりシメがいい。自分で作った料理って、自分で食ってもなんか味気ないしね。やっぱり食べてくれる人がいてこその「料理」だよね、ってことで8点。 【池田屋DIY】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-01-15 14:03:41)(良:1票) 94.《ネタバレ》 好きな映画を挙げろと言われたら出てくる筆頭。主役が辞令を譲り受けるシーンも素晴らしいが、KDDインマルサットオペレーターの清水さんの下りは何度も何度も見てしまう。次点でドクター。群像劇なのが良い。 【よこやまゆうき】さん [インターネット(字幕)] 10点(2016-11-06 08:25:27) 93.世紀の大凡作。これをみて一体何を感じろと言うのか。この手の邦画は登場人物の描写がとにかくわざとらしい。「個性豊かな面々」とでも言いたいのだろうがただウザイだけ。そんなヤツいねーよと言いたくなる。まあ、地味なハナシだから少しでもメリハリをつけたいのかもしれないが、もっと別の描き方があると思う。特にきたろうがラーメン食べたいとか言って堺の部屋に来るシーンはもうウザさの極地。それよりラーメンを作るときのようにもっと食事のネタを出した方がよかった。とにかく薄い味つけの映画。 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 2点(2016-08-12 09:09:28)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS