みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★6.《ネタバレ》 文化大革命で妻と娘から引き離された夫が超久しぶりに家に帰ったら妻は記憶喪失になっていた。 基本的に1イッシューの映画だからごたごたした忙しさを感じずにじっくり堪能できたのはよかった。まあその分退屈さもあった訳だが仕方がない。 夫婦愛というより親子愛に打たれた。 ずっと権力を保ち続ける共産党の恐ろしさを感じた。 夫婦は遅かれ早かれどっちかが記憶喪失みたいになるんだよなーとなんか変な感想を持った。 今週の気づいた事:漢字が難しすぎ。私にも書けない。 【ほとはら】さん [DVD(吹替)] 5点(2023-10-31 14:35:05) 5.《ネタバレ》 人間版忠犬ハチ公物語。 だけどハチ公物語ほどには感動できず、コン・リーの老け顔ばかりに意識がいってしまった。 あとストーリーが真面目過ぎてつまらない。 映像や音楽面でも見るべきものはなかった。 チャン・イーモウ監督の最低凡作ではないだろうか。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2023-07-02 20:00:55) 4.チャン・イーモウらしい作品で、基本的には「夫婦愛」の物語なのだろうが、裏には「文革批判」が感じられ、イデオロギー的なものが排除できないのが中国映画の難しいところ。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-03 13:18:16) 3.《ネタバレ》 最初の夫が密かに家に近寄るシークエンスだけで、緊迫感がただごとではないのです。ドア1枚の隔たりという状況をフルに生かした心理の綾の重なり、そして台詞も音楽も排して延々と静寂を引っ張る的確な演出が、震えが来るほどの重量感をもたらしています。また、娘を単なる2人の間の子という存在ではなく、きちんと脇役として絡ませているのが、中盤以降のさらなるドラマを生んでいます(顔を切り取られた写真のくだりの鋭さ!)。そしてラストシーンもやはり、台詞なしの進行が果てしない重量感をもたらしています。欲を言えば、扉の下から差し入れたメモは後半にも何か使い道がなかったかとか、ファンという(謎の?)男の処理ももうちょっと何かあっただろうとかいう気はしますが。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-03 02:11:31) 2.《ネタバレ》 チャン・イーモウが久しぶりにかつてのパートナーであるコン・リーと組んだ作品は、 「活きる」や、前作「サンザシの樹の下で」でも描いてきた、文革を下地にした作品です。 本作では文革の時代そのものは序盤のほんの短いだけで、作品の大半の時間は文革後の家族の物語となっています。 文革の終結が宣言され、名誉を回復すると紙一枚で通知を受けても、多くの家族にとってはそれで終わりではない。 夫の帰りをひたすら待ち続ける妻と、妻の記憶が戻るのをひたすら待ち続ける夫。 そんな両親を傍で見つめる一人娘。まだ文革が終わっていない、あまりにも辛い家族のドラマ。 妻を演じた化粧っけが無いコン・リーは老けて見えますが、大女優の貫禄を随所に感じさせます。 夫を演じたチェン・ダオミンの繊細な演技に、娘役の女優さんの透明感も光ります。 歴史的には文革は過去のこととなり、終結してもう何年も経つというのに、夫婦はまだ駅で夫の帰りを待ち続けている。 この家族にとっては、文革はまだ終わっていないことを思い知らされます。 普遍的な夫婦愛と家族のドラマの形を取りながらも、チャン・イーモウの変わらない批判精神を感じさせます。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-03-30 21:25:09) 1.《ネタバレ》 確かに悲しい話ではあるけど、男と女って案外、こんなもんじゃない?例え、本人であっても、男は本当の夫を求める女に、寄り添うしかない。チャンイーモウは確信犯的に、この寓話を創り上げたんじゃないのか? 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-04 13:30:32)(良:1票)
【点数情報】
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