みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.なかなかの大作で良いんじゃない! ただ,気になったのが次の点です. ・ソウル→ホノルルまでいって,ソウルまでの戻ってこられるの? 悪天候に備えて燃料多く積んでるとはいえ,日本付近で燃料が足りないなんて会話があったような気がしますが? ・成田空港への着陸は拒否するのはわかるのですが,民間機に対する自衛隊機による威嚇射撃はやりすぎじゃない? 燃料の給油のみ許可する等が妥協案じゃない? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(吹替)] 6点(2024-05-30 23:46:44) 5.《ネタバレ》 なかなか傑作。航空機ものはパニック映画の定番としてハズレが少ない気がしますが、これもけっこうアタリだったように思います。特にコロナ禍を思い起こさせるようなお話で(もちろんそれが狙いでしょうが)、最後まで楽しめました。 が、見終わって冷静に反芻してみると、終盤に「?」な点もいくつか。ソン・ガンホが異常にがんばったのは、刑事としての使命感か、それとも乗客に奥さんが含まれたからか。勢いで前者とばかり思って見ていましたが、後者の可能性もあるなと。そうするとちょっとブレるなあと。 それからマジメに考えるのも野暮ですが、アメリカの対応はともかく、日本はさすがにあそこまでしないだろうと。自衛隊発足以来初の実戦による実弾射撃を、こんな場面で行うとは考えにくい。共産国やロシアならやりかねませんが(実際に撃墜しましたが)、威嚇とはいえ一応友好国の民間航空機に向けて発砲などしたら、世界の世論が黙っちゃいないでしょう。 航空機の乗客乗員はそもそも隔離されているようなものなので、むしろどこかに着陸させて給油させ、ついでに完全防護の上で崎陽軒のシウマイ弁当ぐらい提供して、そのまま韓国へ送り出すぐらいが現実的な対応だと思います。これでは映画としてまったく面白みがなくなりますが。「ダイヤモンドプリンセス号」の一件は、かの国ではあまり報じられなかったのかな。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-12-30 02:24:05) ★4.《ネタバレ》 ソン・ガンホ、妻を大事にするいい人だな。そして諦めが悪い。 自ら実験台になって妻、ひいては乗客を救うなんて、あの状況でそんな決断なかなかできないよなあ。自分なら、だめだったか、で諦めてしまいそうなんだけど、まあそれでは映画にならないよね。 そしてイ・ビョンホン。なんだか久しぶりにいい役もらったなあ。機長としてのあのメッセージに胸が詰まってしまった。韓国はこういうパニック映画を作らせたら上手いなあ。ラストもただのハッピーエンドで終わらせない所は、相変わらず容赦がない。それが映画としての凄みを持たせていると思う。いや、見応えがあった。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-12 18:52:41)(良:1票) 3.《ネタバレ》 バイオテロの話。次から次へと話が展開していき全く飽きさせない、最後まで目が離せない演出やカメラワークは見事。惜しいのはハワイ近辺から韓国へ引き返す時にすでに燃料が持たないかもしれないと言っていたのは何だったのかというクライマックス。成田に着陸しようとしたのも燃料が無かったからではないのか、ソウル上空で着陸するしないで揉めててもまだある燃料、燃料ありすぎだろ。飛行機が成田を通過してからソウルに着くまでの2時間で、自らにウイルスを感染させなおかつ治療薬まで打って治療薬の有効性を実証しようとする刑事さん。いや、どう考えたって数日はかかるでしょう。そのへんのツッコミが脳内をぐるぐる駆け巡って話に集中できなくなってしまいました。 日本の自衛隊が韓国の民間機に対して威嚇発砲するシーンはわざとか?そんなに反日感情を煽りたいのか?日本国内で上映することに躊躇してしまうシーンだ。 日本語吹き替え版で見てしまったので、日本国内ニュースは日本語、韓国国内ニュースも日本語になってしまい混乱した。、字幕版で見ることをおすすめします。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2023-11-11 18:29:34) 2.《ネタバレ》 予告編を見たときには、「日本列島七曲がり」(筒井康隆)を思い出しましたが、そんなドタバタコメディではなく、力ずくでゴリゴリと面白い。あんまりこういうアングルで見たことなかったようなシーンが多い(カーチェイス中に事故って横転する車内の様子、きりもみ状態で墜落する飛行機の中の様子とか)。緩急がないとも言えるが、直球派。劇画調のおもしろさなんですよ。ラストであのシーンを見せるのも好き。オラはよかったなあ。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-06-19 17:10:40)(良:1票) 1.航空機パニック×感染パニック×韓国映画、その触れ込みから想像し得る映画の構図は、予告編の段階で極めてエキサイティングで鑑賞意欲を掻き立てられた。 ソン・ガンホ、イ・ビョンホンというもはや国際的映画俳優である2大スターのキャスティングも、古くからオースター映画の代表格だった航空機パニック映画の系譜であり、期待感を煽った。 結果的に、想像通りにエキサイティングな映画であったことは間違いない。 ただし、注意しておくと、本作は決して褒められた仕上がりの映画ではない。 ストーリー展開は、娯楽映画であることを踏まえても、リアリティに乏しく想像以上に破茶滅茶だった。主人公らをはじめ、登場人物たちの言動や心理描写も、割と大雑把でありお粗末。 限りなく“トンデモ映画”に近い映画世界のテンションには、ときに閉口してしてしまうことは避けられないだろう。 が、しかし、それでも成立させてしまうのが、やはり韓国映画の“地力”の強さだ。 強引だろうがなんだろうが、積み重ねられた二重三重の絶望的パニックが、すべての人間が実は孕んでいる悪意と脆さ、そして尊厳をあぶり出している。 タイトルでもある「非常宣言」を発した上で、領空侵犯を犯す韓国の民間機に対する自衛隊機の対応の様など、日本人鑑賞者として色々な感情が渦巻くシーンもあり、文字通り二転三転する不安定なストーリーテリングには、浮遊感と居心地の悪さを存分に感じる。 ただ、その“乗り心地”の悪さこそ、このパニック映画のテーマに相応しいと思った。 往年のハリウッドの航空機パニックとは異なり、ハッピーエンドではありつつも、明確な“傷み”をしっかりと映し出す姿勢も、韓国映画らしく味わい深い。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-01-30 23:10:50)(良:1票)
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