みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 “Mad Heidi”『怒ったハイジ』。 昨年『アルプスの少女ハイジ』のDVD全巻を手に入れ、3か月掛けて全話視聴しました。更に昨年はアニメ版の生誕50周年記念とのことで、大丸デパートで開催されたハイジ展も観にも行きました。そんなワケで、私の中でプチ・ハイジブームのさなか、本作の存在を知りました。 敵のボス・マイリ大統領がスターシップトゥルーパーズのジョニーリコだった!政府の宣伝番組で『 I am doing my part!』ネタが出てきて、あぁ、そっち系の笑いも入れてくるのねって感心したわ。 予告編でかなり期待が膨らんでしまう作品だったけど、アニメにしか出てこないヨーゼフ出てきたり、ハイジとペーターが子供の頃と違って恋人同士になってたり、ペーターが密造に手を染める展開や、予告で観た処刑までのスピード感があって良かったです。クララ(ちょっとイメージと違うが…)やロッテンマイヤー(字幕ではロットワイラーだった)さんもポンポン出てきて、序盤はハイジの世界観を壊す、意外性が楽しめるバイオレンス作品として楽しめました。 だけども、中盤からほとんどハイジ(原作)が関係なくなり、単なるバイオレンス作品になってしまいます。しかもベースとなるものが、なぜかキルビルのパロディで『バイオレンスと言ったらタランティーノだよね』って聞こえてきそうな、何の工夫もない作品にトーンダウンしていきます。 終盤はグラディエーター&バイオハザード系ホラーになってて、もっとハイジハイジしたネタを期待していたので、中盤以降の普通のバイオレンス・コメディは、ちょっと消化不良に感じました。もしかしたら『ハイジ アルプスの物語(2015年)』を観ていたら、もう少し楽しめたかもしれないですね。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2025-01-09 21:47:31)★《更新》★ ★4.《ネタバレ》 いや、「マッド」が足りてないよ。 もっとハチャメチャなハイジを予想していたんだけど、ちょっと暴れっぷりが足りない。 予告編観て期待しすぎた私の責任かもしれないが、もっとマッドに敵をなぎ倒すのかと思ったら、意外に正統派。妙な師匠に弟子入りしちゃったりしたもんだから、少し矛先が鈍った感が否めない。もっと勢いで突っ走る映画を期待していただけに、その点は少し残念。 しかしながら、「アルプスの少女ハイジ」とほぼ同じキャストの登場は、我々世代には間違いなくヒット。ペーターは不憫だけど。 映画館で観ようかどうしようか迷ったんだけど、映画館で観たらまた違った印象だったのかも。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-06 15:32:54) 3.《ネタバレ》 実は私は唯一食べれない食品というぐらいチーズが大嫌いなんです、だからピザなんて産まれてからこの方食べたことがありません、乳糖不耐症というわけではありませんけどね。だからこのおバカ映画を観て震え上がりました、スイスはなんて恐ろしい国なんだ!とね。 クラウドファンディングをしてこの映画を撮りました、って冒頭でアナウンスがあったけど、集めた資金は日本円にして三億円弱だったらしい。これが全製作費だったなら今のご時世では低予算と言わざるを得ないけど、プロデューサーがやはりクラウドファンディングで『アイアン・スカイ』を製作した人だから、二匹目のドジョウを狙ったみたいですね。スイス国内で撮られた初のエクスプロイテーション映画なんだそうだが、衣装デザイナーがスイス伝統衣装協会から追放されたり、アニメ『アルプスの少女ハイジ』の楽曲を使用することを拒否されたり、けっこうトラブルがあったみたいです。でも意外とこの映画には日本要素が紛れ込んでいて、ハイジの盟友クララを紹介するカットではテロップが日本語・カタカナで表示されたりエンディング曲にはヨコハマという歌詞が入っていたりします。撮り方自体は思ったより正統的というかまとも、カット割りや音楽からしてマカロニウエスタンを意識していることが伺えます。でも冒頭のパラマウントのロゴマークのパロディやらけっこう強烈なゴア描写(もっともボカシがきつくてインパクトは少ないけど)などからして、ロバート・ロドリゲスの『グラインド・ハウス』をパクったというかパロった感が強いですね。難点と言うと、やはりハイジやクララを演じる女優が魅力的じゃないことでしょうね、せめて脱ぎぐらい見せろよ。スイスの国民的文学をエログロ満載のダークファンタジーにしちゃったんだから、日本に置き換えると『源氏物語』を元ネタにしてAVを撮っちゃうような感じかもしれないけど、まあスイス人自身がやったことなのでいいのかな。 実にくだらない映画でしたが、思ったより堅実に展開していたストーリーもハイジが暴れ出してからは焼死したはずのおじいさんが唐突に再登場してきて、破綻というかハチャメチャにフルスロットルです。ラストの展開でこれまた続編を撮る気満々みたいなのが判りますが、果たして実現するでしょうかね。しかしながらスイスの国旗が使い方によってはナチのハーケンクロイツと見間違える様な感じになることは、サプライズでした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-06-04 23:05:16) 2.《ネタバレ》 いや~、物足りないぞぉ!! もっと過激なエロ&バイオレンスを期待していたのに・・・ やはりCS放送版故にほとんどのシーンに巨大なボカシが。 多分、オリジナルは画面一杯のグロ描写なのだから仕方ないか。 劇場公開時はボカシなしだったらしく、やっぱり劇場に行けばよかった。 キャスパー・ヴァン・ディーンは「こちら系」で生きていく事にしたんですね。 よくこんな作品(失礼!)の出演を受けたなと思ったけど、物凄く楽しそうに演じていたので安心しました。 続編が有る様で、次は劇場に行きま~す。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-06-04 10:52:45) 1.《ネタバレ》 何やらハイジがバイオレンスなことになってるという情報だけで鑑賞しました。 笑いとバイオレンスのバランスが、そこそこ良くて楽しめました。冒頭のパラマウントを茶化した…じゃなくてリスペクトしたロゴから、終始ニヤニヤしながら観ることができましたね。 ハイジ世界の登場人物の配置も上手くて、ロッテンマイヤーさんについては、なるほどなぁって感心してしまった。 インディーズ映画としては、相当がんばってる方じゃないのかな、 笑いの部分がいくつか滑ってたのと、ハイジが訓練を受ける謎の集団が意味不明だったのが惜しい。みんな分かったのかな? それにしても、おじいさんが格好良すぎ。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 7点(2024-05-31 19:32:37)
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