みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
120.キャットウーマンとの微妙な距離感がなんとも…。 【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-11-13 21:31:09) 119.《ネタバレ》 大ヒット作バットマンの続編なんだけど、今回バットマン=ブルース・ウェインにはあまりスポットが当たっておらず脇役扱い。前作から3年しか経っていないのに、早くもスピン・オフ感が出ています。 じゃあ主役は誰か?キャット・ウーマン?ペンギン?マックス・シュレック?どれも一癖二癖ある悪役だけど、3人もいっぺんに出てしまったため、前作のバットマンにとってジョーカーほど強敵感が出なかったと思う。 キャット・ウーマン単体でも映画になったと思うけど、彼女が徹底した悪じゃないことと、クリスマスにヒーローが女性を痛めつける映画はどうだろう?って感じで。かと言ってマックスは表向き普通の人だし。やはり怪人を出したいってことで、ペンギンをくっつけたのかな? マックスは置いておいて、キャット・ウーマン、ピッタリしたラバースーツはとてもセクシーで魅力的。鞭さばきも華麗で格好良かった。変身前のドテドテ歩く野暮ったいセリーナも可愛くて、ミシェル・ファイファーにピッタリの変身キャラだったと思う。これだけ魅力的なキャラを1回で終わらせるのは惜しい気が…9つの命ももっと掘り下げてほしかったように思う。 ペンギン。手や鼻に限らず、服の下の体型が異形で、幼い頃に捨てられた理由も解る。けど彼がどうやってサーカスギャングを率いたか。また傘のプロペラ飛行装置や、ペンギンミサイルの高度な科学力・財源が不明で突飛だったので、もう少し知りたかった。 勝負はバットマンの圧勝なんだけど、それぞれの物悲しい最後は見事で、こんなクリスマス映画も悪くないなって思った。 しかしゴッサムシティって、あんな変なギャングがウジャウジャいるのが普通なのかな?前作では普通のマフィアがいて、ボスになったジョーカーの趣味に下っ端が付き合わされてた感があったけど、本作はいきなりピエロだもんな。あ、でも犬と御婦人は面白かった。あの時犬が咥えたブーメランが、後のプリンセス誘拐の伏線になってたし。 人間(ペンギン)と意思疎通できるペンギン軍団も、前作の世界観から飛躍していて、最初ちょっとついて行けなかった。でもどれがCGでどれが人形かわからない大量のペンギンは、観ていて癒される。 あとニクソンとかベトナム開戦とか、アメリカの史実が単語として出てきたのも意外だったかな。 前作にあって本作にないもの。プリンス。当時のメディアミックスの成功例だったバットマンが、映画単体になってしまった。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2022-05-30 12:21:00) 118.ペンギンが可愛くて、かわいそうで切なくなりました。ラストは映画史に残る名シーンだと勝手ながら思っています。 ミシェル・ファイファーはめちゃくちゃキレイですね。あんなにキャットウーマンが似合う人もなかなかいないのでは。 バートン監督の造形美もここに極まるって感じで私の中でゴッサムはバートンのものですね。 この時代の映画はいいですね。本当に面白い。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-05-01 07:41:27) 117.《ネタバレ》 まさにティム・バートンならでは。前作のジョーカーもよかったけれど、ペンギンも負けず劣らず魅力的。なんともダークで怪しい雰囲気ながら、アヒル型の乗り物とか、ミサイルを背負った武装ペンギン部隊とかでホッコリさせられます。これほど分裂した世界観は、他ではなかなか味わえません。捨てた親を探して云々というストーリー展開も、最期に川に流されるシーンも泣かせます。 それからクリストファー・ウォーケンもいい。最初のほうで地球温暖化を止めるために原発を建設するとか、実はそれは巨大な蓄電所だとかという話が出てきましたが、なかなか先見の明があるんじゃないでしょうか。悪役風のキャラでしたが、実業家として何が悪いのかわかりません。 対するキャット・ウーマンは、いろいろ活躍していましたが今ひとつ。それからバットマンに至っては、ほとんどゲスト出演の体。別にいてもいなくても、他の「○○マン」でもよかったような気がします。個人的には、ぜひ「ペンギン男リターンズ」を見てみたい。もう時間が経ちすぎてしまいましたが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-10 02:23:00) 116.おそろしく趣味的な作品。前作以上に下品の方向に振り切れている。製作者の心の闇が滲み出ている感じもする。こんな作品なのに名優たちが熱演してくれているのは、やっぱり前作のジャック・ニコルソンに負けじと頑張ったんでしょうね。ほぼ素顔のクリストファー・ウォーケンが一番不気味というか漫画っぽくて笑ってしまう。とても下品な作品だが、ダニー・エルフマンのオーケストラが作品の格を数段上げている。っていうか音楽のおかげでだいぶ間がもっており品格もギリギリ落とさずに済んでいる。個人的には嫌いではないが、高得点はつけられない作品。 【すらりん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-08-22 08:59:47) 115.《ネタバレ》 バットマンの影が薄い。かと言ってペンギンとキャットウーマンが魅力的かと言うと微妙。やっぱりジョーカーがいないと締まらない。ジョーカーが強烈すぎるのかな。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-28 16:34:31) 114.異様な世界。バットマンに合っている。考えてみれば、御伽話のような物語の中で活躍するのがいいのか。 ただし、思ったよりも起伏はない。 【simple】さん [地上波(字幕)] 6点(2019-10-03 21:15:03) ★113.《ネタバレ》 前作に負けず劣らずダークな雰囲気とキャラクター達の良い部分が全開。ペンギンの気味悪さにキャットウーマンのコスチュームのセンスも奇抜でカッコいい!今のバットマンのシリアス路線と比較して観てみるのも楽しいと思います。 【アメコミマン】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-20 22:40:37) 112.《ネタバレ》 ティム・バートンの世界観がふんだんに披露されるので、それが合うか合わないかで分かれる作品。 個人的にはクリスマスに暴れるクレイジーなピエロ、不気味だが愛嬌のあるペンギン、 ツギハギの衣装に謎の魅力を持つキャットウーマン、という時点で惹きこまれた。 ノーマン作品よりティム・バートンのバットマンの方が好き。 ストーリー自体は、悲しみを背負ったペンギンとキャットウーマンという共通項があるものの 三つ巴のような展開に乏しく、二人の悪役によりストーリーがファジーになってしまった印象。 ペンギンとキャットウーマンの目的がいまいち見えないため、 バットマンも「街を守る」という漠然とした存在になり、バットマンの弱点や葛藤はあまりない。 (知人女性がキャットウーマンと発覚してから戦うか戦わないか!?みたいなシーンもほぼないし) ペンギンはたしかに悪いことしたんだけど、境遇が不幸すぎるし 「名前を知りたい」「女を抱きたい」が目的だとしたらちょっとかわいそうすぎる気がする。 面白いのだけど、世界観の勝利みたいなところがあって、脚本自体は普通だったかも。 スーファミのバットマンリターンズは相当に再現度が高かったらしい。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-23 10:56:04) 111.ティムバートンらしい演出に濃すぎる敵味方?キャラ、パッとはしなかった。 しかも、この後駄作の続編2作飛ばしてノーランのバットマン3部作を見たので尚更キャラ以外が印象に残らない 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-07-23 01:24:17) 110.2017.01/17 BS鑑賞。第1作のニコルソンの怪演に続きダニー・デヴィートも怪演。展開、理屈は抜き夢の中と思うべし。 TVの「ゴッサムシティ」の方が筋書きは良い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-17 22:17:51) 109.小さい時に前作を見た時は退屈だった覚えがありますが、本作は当時からも面白かった気がします。大人になって見たところ、思っていた以上に暗いですが、前作同様ティム・バートンワールドしていますし、ペンギン役のダニー・デヴィートやキャットウーマン役のミシェル・ファイファーもキャラ立ちしていて、やっぱり面白いです。 ティム・バートンといえば、「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」の方が代表作にあげる方が多いかと思いますが、僕は「ビートルジュース」と本作の方が好きです。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-08 16:33:36) 108.“バットマン映画”として観るか、“ティム・バートン映画”として観るか、どちらの心構えで観るかで、この映画から受ける“感触”は大いに左右されると思う。 僕は、前作「バットマン」を当然のごとく“バットマン映画”として観てしまったため、その特異な世界観に正直違和感を覚えてしまった。 しかも、クリストファー・ノーランの「ダークナイト」シリーズを観てからの、ティム・バートン版「バットマン」の初鑑賞だったため、両者のギャップを殊更に激しく感じてしまったのだと思う。 というわけで、今回は、初めからちゃんと、ティム・バートン映画として観ることが出来たので、前作よりも随分と楽しむことが出来たのだと思う。 そうして観てみると、このヒーロー映画が、想像以上にティム・バートン色の強い極めて「異質」な映画であることに気付かされた。 数多の論評にあるように、このヒーロー映画には、もはや主人公としてのヒーローは存在しない。 マイケル・キートン演じるバットマンは、一人のメインキャラクターに過ぎず、主人公としてはあまりに存在感が薄いと言わざるをえない。 ただしそれは、決して主演俳優が力量不足なのではなく、風変わりな監督が悪役描写に力を入れ過ぎてしまっているからに他ならない。 監督の興味が、大富豪の蝙蝠男からは早々に外れ、気味の悪いペンギン男と、心を病んだ猫女に集中してしまっていることは明らかだった。 それは、まさに奇異なるものの存在性と生き様を愛するティム・バートン作品に相応しい世界観だった。 善と悪の対立という本来ヒーロー映画にあるべき分かりやすい構図を脇に追いやって、今作はひたすらに孤独な者達の邂逅を描く。 悪役たちは勿論、主人公であるバットマン=ブルース・ウェインも、孤独の中に生きる者の一人だ。 ティム・バートンが、この題材を選んだ理由は明確だろう。 個人的な話をすると、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の鑑賞直後に、今作をまさかの初鑑賞。 映画史の文脈を鑑みると、なかなか稀有な映画体験だったと思う。 マイケル・キートンの俳優人生に乾杯!そして、ダニー・デヴィートとミシェル・ファイファーに拍手! 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-06 17:04:15)(良:1票) 107.《ネタバレ》 ○1作目鑑賞後、ノーランシリーズ鑑賞し、旧シリーズ続編鑑賞。○ノーランシリーズの完成度の高さを感じさせられたとともに、主役の格の違いも痛感。○マイケル・キートンも大抜擢だったろうが、クリスチャン・ベールとは比べ物にならないくらい。ペンギン、キャットウーマンの登場によってさらに地味なキャラ。○バートンの世界観は存分に発揮されているが、バットマンの映画ではない。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-27 00:51:13) 106.《ネタバレ》 不気味さとかそういうやつ、ティムの世界観みたいなの出てる気がした。 こういう奇妙な雰囲気は好き。 キャットウーマンが最後また出てきたの、続編を感じさせるものだった。 【らんまる】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-24 22:57:30) 105.ペンギンとキャットウーマンが主役なんじゃないかと思うほど、バットマンの印象が薄い。 やっぱりティム・バートン監督とは相性が悪いらしい。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-05-05 00:44:57) 104.ただでさえ印象の薄かったバットマンが、より印象が薄くなって帰ってきた!子どもの時は「一作目は面白かったけど二作目は退屈だった」という印象でしたが、大人になって見返してみて、評価が逆転しました。(子どもの時に観たレビュアーさんでも、このもの哀しさを感じとってる人も多いですね。大人だなあ) ジョーカーは「明るい狂気」のキャラでしたが、今回の悪役たちはより情念のこもったドロドロした奴らです。原発問題なども、今観るとハッとしますね。ヒーロー物としても一本の映画としても歪な作品ですが、こういう映画もあっていいよなーと思います。特撮も、前作よりクオリティーアップしてていいですね。バットモービルの変形や、動物園のミニチュアなど、よく出来てます。意外とペンギン(動物のほう)の着ぐるみがよく出来てて笑いました。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 11:29:55) 103.《ネタバレ》 サーカス団に動物園、クリストファー・ウォーケンの丸顔マークに、アヒルの乗り物、ゴシック調と言うにはケバケバしい。ある種のクレイジーな童夢のイメージでは統一されている。かえってもっと支離滅裂にイメージのおもむくままに走れば、傑作になったかもしれない。ペンギンとキャット・ウーマンの来歴が興味深い。けっこうドロリとした湿っぽい怨念のようなものを含んでいて、日本の怪談に近いような存在。親探しとかね。とりわけペンギンのイメージは生きていた。ラストの葬列の脇を勤めるところまで。猫のほうも孤独な秘書の怨念。Hello there が Hell here になって。自分で縫い合わせて衣装作ってる。雪ってのも童夢の背景っぽいところがある。バットマンが活躍したという印象がほとんどないのは、脇が多すぎたせいか。コミックの映画化でスターにこういう脇役をやらせて重みをつける、ってのは『スーパーマン』のM・ブランドがハシリだったかなあ。すっかり定着したが、多けりゃいいってもんじゃなく、監督が仕切りきれなくなるほどは、いらない。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-02-22 10:04:49) 102.猫顔M・ファイファーのキャット・ウーマン、彼女の存在で作品に艶が出た。哀感漂うペンギンと美しい猫女、彼らに比べてバットマンがちと押され気味。もすこしがんばれ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-07 00:52:48) 101.はいこの作品、以前から苦手です。これはさすがに「やり過ぎ」ですね。だいたいこの“ペンギン”というヤツ。口からキタナイ色のヨダレ垂らして、ヒーロー娯楽映画にあるまじき趣味の悪さ。いや、それは良いとしても、そういう露悪趣味の塊りのようなキャラのくせに、我々に媚を売りすぎじゃないか。この映画ではもはやバットマンは成金趣味の中年オヤジ、“かわいそうなペンギン”をいじめる悪いやつ(今作のバットマン、どっちかというとドン臭くて、あまりカッコ良くは描かれてないよね)。いやもう結構。「異形だから哀しいんです」なんて白々しいこと、こんな陳腐な手法で言ってくれるな。“ペンギン”が最後に起こそうとする破壊活動、まさにティル・オイレシュピーゲルの誓う全人類への復讐だけど、これを何の伏線もなくいきなり「はい、妨害電波~」と打ち破ってしまうバットマンとアルフレッド。これはイジメ以外の何物でもないワケで。何もそこまでバットマンを悪人して“ペンギン”を持ち上げんでもいいやんか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-01-29 09:03:42)
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