みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
142.《ネタバレ》 三船の演技は圧巻。 喧嘩で圧勝するシーンは強すぎて盛りすぎと感じたが人間味もあって頼りがいのあるいいキャラ。 加山雄三も良い。 話し方が赤ひげに似てきてるのもお約束だが笑いを誘ういいシーンだった。 しかしちょっと不自然に感じたシーンが気になった。 ひたすら続く不幸話。 貧民ならではの楽しい話も沢山あるはず。 そういうのも入れないと不幸が際立たない。 佐八の嫁さんが自殺する話も急展開すぎてついていけなかった。 単純に好みの問題かもだけど。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-01-30 03:52:13) 141.《ネタバレ》 20歳で初めて見てから、古希にして通算4回目の鑑賞で、ストーリーは知っているので、事務仕事のついでに、ながら見でしたが、どんどん引き込まれ、ついには手をとめて見入ってしまいました。いつもの感動から10点といいたいところですが、今回は以下の2点をマイナスとして、9点にしました。①山崎の回想はいらない。山崎を好きな女がめでたく結婚できたのに、地震のショックで、あまりの幸せなことに不安になり、山崎を捨てて、親が決めていた男の元に走り、子供までもうける。そして山崎に会い、悔いて自殺する。そんな話はありえないと思う。残された夫と子供があまりにもかわいそうです。ここを省けば、やや長い映画も時間的に丁度よくなると思いました。②加山と結婚を約束していた女が、違う男と結婚していたのも、不自然です(もっとも、内藤洋子が可愛いので、むしろ、そっちの方がいいなあとも思いましたが)。三船の重厚な演技、加山の純真の青年ぶり、その他の出演者の演技等は、何回見ても感動させられます。 【黒部の太陽】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2023-12-19 10:51:40) 140.《ネタバレ》 最初、説教臭い内容かなと思わせるが、だんだん黒澤明のヒューマンな世界にハマっていき、最後には涙を流しそうになりジーンとくる。 特に二木てるみのエピソードに入ってから、ぐっと物語に引き込まれる。 3時間近くある長編だが少しも長く感じない。 終盤、三船、加山に加えて笠智衆、田中絹代が勢ぞろいするシーンが豪華すぎて凄い! 三船は流石の貫禄で、彼以上の赤ひげ役は考えられない。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-12-10 22:15:27) 139.七人の侍よりはこっちのほうが面白かったー 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-03-15 01:30:35) 138.赤ひげ先生の頼れる人っぽさは半端じゃありません。3時間もあるのに、もっと見ていたいと感じました。すごい。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 9点(2022-08-11 13:05:54) 137.《ネタバレ》 良くも悪くも際立っているのが、赤ひげがヤクザ者たちをボコボコにする場面。相手が悪者たちとは言え、ここだけは映画としても、医者としての振る舞いとしても、賛否両論あると思います。でもこれは額面通りではなくて、「(治ることがわかってる病気やケガは) 俺の仕事じゃない」と受け取るべき、と思っています。患者の心の傷を癒すこと、そして身寄りのない人の最後を看取ること、、。実際、彼が理想とする医者の使命とは、今で言う精神科医とか、終末期医療 (ターミナルケア) の在り方に近いものでした。 所長である赤ひげの理念通り、舞台である小石川療養所は、全編を通して、不幸な生い立ちの者たちによる駆け込み寺の様相でした。そこに集う面々、赤ひげはもちろんですが、狂女やおとよなど、どこか浮世離れした登場人物たちの描き方、それはこのテーマにしても娯楽映画として譲らない、黒澤明の哲学を見た気がしました。 そして、、加山雄三氏が、若い。きっと、偉大な監督や俳優たちとの仕事に、「ぼかぁ幸せだなあ」だったんじゃなかろうか。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 8点(2021-05-06 20:47:45) 136.《ネタバレ》 黒澤監督のことは尊敬してます。 でもこれは全てにおいて、 メイクも演技も大げさなように感じました。 映画ではなく舞台のような演技ですね。 それでもラストはさわやかな気持ちになりました。 これは原作の力によるところが大きいと思います。 ただ三船敏郎は、「さすが」としか言いようがありません。 【クロリン】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-11-03 23:50:16) ★135.ヒューマニズムに溢れた作品ですね。 日本映画の最高傑作だと思います。 3時間が短く感じられました。 三船の圧倒的な存在感もさることながら、山崎努ら他の俳優陣の演技も素晴らしい。 特に、狂女役の香川京子、当時16歳の二木てるみの熱演は感動を覚えます。 【TerenParen】さん [DVD(字幕)] 10点(2020-08-22 00:05:40) 134.《ネタバレ》 黒澤ヒューマニズムといったとこか。 黒澤監督は、2~3の大きな構成で挑むんだよね。 この映画で言えば、前半は若い医者の赤ひげへの反発から敬意へと変化していく様を、 後半は若い医者の腕の見せどころで少女と向き合う姿を描くと言った感じ。 でも舞台は小石川の療養所から動かない。 ちょろちょろ舞台が変わらないところが黒澤さんの映画の見やすさなんだよなぁ。 凄いです!黒澤監督! 【トント】さん [DVD(邦画)] 9点(2020-08-02 23:09:54) 133.《ネタバレ》 長さを感じさせず、物語に引き込まれた。 保本が酒を飲んでくだを巻いているのに、赤ひげは一切責めない。また、薬を飲まずはねのけてこぼしてしまうおとよにも忍耐強く優しく接する所は、一般的な組織のリーダーに必要な忍耐にも通じるものがあると思う。 長坊を死なせなかったのは、貧困を放置しないヒューマニズムの勝利ではないか。 世の中を救う偉人は、なにか特別な魔法を使っているわけではなく、ただ自分の周りの人に全力で接しているのだ。 【チェブ大王】さん [地上波(邦画)] 9点(2020-07-23 18:40:17) 132.レビュー100作目はこれをセレクト。 【医は仁術】を描きながらも硬派に、そして世の中≒人間の心模様の現実をも描いている作品。舞台だけを現代バージョンにしてリメイクしても思想は十分通じるでしょう。監督や脚本家は実際の患者やヤクザを取材したんだろうなと解る人物描写はお見事。医大生や看護学生や介護福祉士の実習生の教材として見学させても良いかと思われる作品です。映画黄金期の役者さんて子供から老人まで演技上手いですね。当然だけど。ただリメイクするなら内容からいって、一本の映画で終わらせるより連続ドラマにして、いろんな事件に挑む赤ひげ先生プラス若い医師と仲間たちという作りが良いかも。 【役者の魂】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-08-09 10:37:45) 131.力作。長尺だが、飽きることなく最後まで満足。ただ、黒沢映画の悪しき面の説教臭さが少し垣間見える。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-12-29 06:09:31) 130.あっという間の3時間でした。赤ひげ先生の生き様に弟子たちが尊敬して共感してついていく。心洗われる快作です。 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-12-23 18:26:27) 129.《ネタバレ》 「師弟もの」も名作で溢れた今、観てしまうと中盤以降が読めるしダレる感じ。 前半は引き込まれたし、特に狂女の迫力が凄すぎた。 【Nig】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-08-18 03:43:23) 128.《ネタバレ》 思ってたより退屈でした。 赤ひげ先生はかっこいい。 地廻りをボコボコにしたあとの、赤ひげ先生のセリフは笑えた。 「うん。これはひどいこんな乱暴はよくない」「医者ともあろうものがこういうことをしてはいけない」 【へまち】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-04 22:31:33) 127.船越英一郎主演のNHKドラマが始まったので、再度黒沢監督の映画「赤ひげ」を見直した。さすがに赤ひげ三船敏郎は堂々とした貫禄で文句のつけようがないが、ならず者相手に腕をへし折るとは少々行き過ぎかも・・・。加山雄三もこの頃は若大将としてのイメージが強く、演技力はまだまだという感じが強かった。ところがどうしてどうしてこの映画では、三船に決してひけを取っていない。香川京子、山崎努、杉村春子など他の出演陣も超豪華だし、二木てるみはさすがと思う。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-11-28 08:57:36) 126.すっかり赤ひげに感化される主人公。 人の命を扱う医者はこうあるべき。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-08-27 23:09:34) 125.いい話なんでしょうが、大人の童話みたいなエピソードの連続に、退屈しなかったのは半分くらいまででした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-07-03 23:13:39) 124.《ネタバレ》 一つ一つの人情話が庶民の悲哀や貧困の残酷に根ざしていて重い。けれどその重さを中和するのが三船赤ひげ先生の人間の深みであり、人の情けであり。清濁併せ持つ赤ひげ先生の魅力についてはもう言うに及ばず、三船敏郎の分厚さに唸るばかり。一番好きな場面はチンピラを片っ端からのしておいて、「医者がこんなことをやってはいかん」と大真面目に弟子に諭すところ。もう、参っちゃうなあ。 そしてこの映画、画力にも強烈な印象を受けました。山崎勉のエピソードでの風鈴の使い方。軒に並べられたガラスの輝きとその音色、その向こう、坂道で再会する男女。切ない美しさがもう、すべてこの1カットで語りつくされます。脳が痺れました。 子ども二人の話をこっそりと大人二人が盗み聞きするシーンの画も忘れ難い。布団が幾枚も並べ干されて仕切られた、劇場型な効果は抜群で、こちらも話を漏れ聞いた気分になり涙ぐむのでありました。 人物の造形、お話の濃さ、カメラワーク。どれを取っても一級品。ただ、少ーし長い、です。 【tottoko】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-05-13 23:44:44) 123.名作と言われる映画はそれなりに見応えがある。エピソードそれぞれも万人に受けそうだ。 ただし、自分に合うかどうか微妙に違うことも多い。何故かは難しいが、鑑賞する時点での個人的な気持ちの問題かもしれない。今、この作品にのめり込む程には安定した気分ではないと感じた。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-05-05 20:40:21)
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