みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 仕事を断らないケイジ、次々と出まくるもんだから、またしょうもないもんに出ちゃったのかなと思っていたら 本作はそんな悪くない、役者ニコラス・ケイジとしてちゃんと光ってたと思います。 個人的にはレストランでニコラスがシェフを追い詰めるシーンが印象的でした。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-07 15:58:00) ★5.《ネタバレ》 あらすじが「ニコラス・ケイジが豚奪還するクライム・サスペンス」とかあるもんだから、いつものニコラスのおバカ映画だと思って暇つぶしに流しで見ちゃったら 反則でしょお・・・ 重い・・・ 最後きっついし・・・ うちも猫飼ってて溺愛してるし、重ね合わせた後を引いてしまった。 見たあと鬱々してしまう。 最後の歌で寂しさが刺さりまくるし。 つらい。 でもニコラス爺さんすごいよかった。てかニコラスが出てるって知らなかったら自分はわかんなかったかも。 ニコラスですよの主張が消されてて、ストーリーの爺さんのキャラが出てた。 映画としてはすごくいい。 2回見たくはないけど、見てよかった映画。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2024-07-15 16:58:58) 4.ベイブのような映画かと思ったら違った。 【TERU】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2024-02-14 22:03:26) 3.《ネタバレ》 やっぱり、「ニコラスケイジ映画にハズレ無し、はウソでした」はウソでした。ニコラスケイジ映画の佳品が、また一本。 静かな映画。ですが、ニコラス・ケイジ演じる主人公のジイサンが、そろそろどこかでブチ切れるんじゃないか、という不穏な空気が、緊張感をもたらします。いや、ブチ切れたところで、小汚いジイサンだし、強いのかどうかはわからんけれど、とりあえずややこしい事にはなりそうなので、確かにそこには緊張感が。 曲がりなりにも大スター(だった人?)が主演なのですが、ヒゲもじゃで表情が見えづらい上に、映画はことさらにクローズアップで彼の表情を追いかける訳でもない。スター映画の逆を行くようなこの抑制された表現が、上記の緊張感に繋がっています。表情が見えないとは言え、いやむしろ、それ故の、主人公の存在感とでも言いますか。 飼い豚とともにトリュフ採りで生計を立てている世捨て人のようなジイサンが、ある日何者かに襲われ、豚を奪われてしまう。大事な豚を探し出して取り戻すべく、ジイサンは町に出ていく、というオハナシ。しょうがないなあ、という感じで、ジイサンを愛車に乗せて豚探しに付き合うのが、トリュフの買い取りをしてくれていた若造。この二人による、ロードムービーのような構成になってます。 豚探しの行脚において、特に大事件が起きるという訳でもないのですが、時にジイサンはなかなか無謀なことをやります。豚探しのためならどんなことでもやりかねない、この一本気なところが、見た目の小汚さと相俟って、静かな狂気も感じさせます。 という中で、なんとなくこのジイサン、只者ではないな、ということが徐々にわかってくる。一方で彼につきそう若造、偉そうな割に大したヤツじゃないな、ということも。この印象の変化が、特に事件らしい事件が起こらない物語に、緩やかではあっても大きなうねりをもたらします。若造は、クルマの中ではクラシック音楽のラジオをかけていて、そのラジオ番組ではいかにもスノッブな解説が音楽に被さる。ジイサンはウンザリしたようにラジオを消そうとし、それを見る我々は「ジイサンはこういう“高尚ぶった”クラシック音楽なるものが嫌いなんだろう」くらいにしか思わないのですが、物語が進んできてジイサンの印象が変わってくると、このエピソードも「もしかして、ジイサンはクラシック音楽なるものの真価を知るが故に、(音楽ではなく)解説にウンザリしてラジオを切ったのではないか」とも思えてきて。 別に、人を見た目で判断しちゃいけませんよ、という説教臭いオハナシでもなくって、人それぞれ、これまでに経験してきた過去を抱えており、それぞれに内なる想いがある、ということ。 ラストには、一種の対決、実に実に静かな対決が行われます。 それぞれの過去、それぞれの想いがあってこそ、対決を通じて互いが繋がる。 まるで孤独を愛しているかのようなジイサンが、実は誰よりも愛というものに飢えていたのではないか。 ニコラス・ケイジ本人も実はこういう人だった・・・のかどうかはよくわかりませんが。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-29 08:51:44) 2.《ネタバレ》 俺の豚を返せ――。オレゴンの鬱蒼と茂る森の奥深く、たった一人孤独に暮らす男、ロブ。家族も友人もおらず今にも潰れそうな山小屋でただ黙々と生きる彼の唯一の相棒は、高級食材トリュフを探すように訓練された1匹の豚だった。そう、ロブはもう何年もこの森でトリュフを掘り起こし、それを近くの町のバイヤーに売って生計を立てているのだ。そんなある日、信じられないような出来事が起こる。なんと唯一の親友とも呼べるその豚が、突然山小屋へと押し入ってきた強盗集団にさらわれてしまったのだ。酷い暴行を受けながらも、長年の相棒のために謎の強盗団を追い始めるロブ。きっと奴らは俺の豚を町で売り払う気だ。そう判断した彼は、唯一親交のあったトリュフ買付人とともに町へとやってくるのだが……。と、映画の内容はこの髭もじゃニコラス・ケイジさんがひたすら豚を捜して田舎町を彷徨うだけです。余分な味付けは一切なし、まさにシンプル・イズ・ベスト。まるで食材の味を最大限活かした老舗料理店の伝統料理みたいな(笑)。それでも最後まで観客の興味を捉えて離さない、この監督の調理能力の高さは素直に認めざるを得ませんね。極端なまでに無駄を削ぎ落したストーリーはその取捨選択が素晴らしく、最後までちゃんと見応えのある内容となっております。なるほど、これは辛すぎる過去を捨てた男が再び自らの人生と向き合い、そして生きる目的を取り戻すという物語だったのですね。彼が最初に途中で聴くのを止めたカセットテープの声はきっと亡くなった彼の奥さん。主人公が最後の最後でようやく続きを聴くことが出来るようになるのだけど、それが誕生日のサプライズで歌った奥さんの唄だというのも憎い。彼と行動をともにするヘタレなトリュフのバイヤーも、実は町の裏社会の実力者である父と確執を抱えていたというのも物語のいいアクセントとなっている。とは言え、面白かったかと聞かれたら、自分は正直微妙。最後まで余りに淡々としていて、そこが良いという人の気持ちも分かるのだけど、自分は少々退屈に感じてしまいました。画面が終始薄暗くずっと見辛かったのもちょっとマイナス。ニコラス・ケイジがブタを取り戻すためにひたすら頑張るという普通にしたらギャグになりそうなお話を大真面目に描くというこの発想や、料理名を冠したチャプタータイトルなど、監督の我が道をゆくセンスは嫌いじゃないんですけどね。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-19 09:49:49) 1.《ネタバレ》 ネット配信でニコラスが目につき最近見かけないな思いながら観ました(最近は年に数本出演と精力的に活動されており僕が観てないだけでした、最後の記憶がキックアスなので。。。) しっとりとスローな展開で、最近のハリウッド作品は良し悪しは置いといてテンポが良く話を詰め込む傾向があるかと思いますがそれとは真逆ですかね、外国語賞とか獲りそうなイメージの作品でした。なので是非が分かれるかもしれません。ちなみに中国嫁は飽きて?スマホいじり始めました。。。 豚と隠遁生活をしているニコラスが豚を盗まれて取り返しに行くというシンプルなお話(解説ではね)、勝手な想像でランボーの如く怒りの救出作戦と思っていたのだけど全然違いました。 色々良かったところ等を書くとシンプルなお話で即ネタバレになっちゃうので辞めときます。 近頃の作品は忙しいなぁと気が付かされました、怒涛の展開や心地よい伏線回収等を求めると、物足りないと思います。 たまにはこういう行間の長い作品も良いですね。 【追記】wikiによればかなりの浪費家で多くの金銭トラブルを抱えていた模様、稼ぐために作品を選ばずに出演しまくっていたようですね。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-05-01 09:44:28)
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