みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 劇中、一番気になったのは警備員の主人公クリスが「俺は、ちゃんと応戦しましたよ」と上司に話す場面。 実際には、強盗に襲われた際に応戦したのは同僚のトニーであり、クリスは怯えて蹲ってただけなんだと、映画本編にて描かれているんですよね。 つい見栄を張ってしまったという事なのかも知れませんが、何だか「この映画自体、クリスの証言を元に作ってるんだから、当てにならないよ」という、作り手からのメッセージにも思えました。 そもそも本作では「真面目な青年だったクリスが、犯罪に手を染めてしまい悲劇的な末路を辿る」ってストーリーが描かれてる訳だけど、映画本編が終わった後に流れるクリス・ポタミティス本人へのインタビュー映像は、それまでと丸っきり毛色が違っているんです。 明るく笑って犯罪を後悔してる様子なんて無いし、それどころか盗んだ金を隠し持ったままである事を示唆してインタビューが終わるんだから、もう吃驚。 今まで観てきた映画は、あの涙ながらに逮捕された主人公の姿は何だったんだと、映画の終わりに「現実」から冷や水を浴びせられた気分です。 死んだと思われた犬が生きててホッとしてたら「同じように撃たれて死んだと思われたジミーも、実は生きてた」という展開になったりとか、脚本は上手かったし、演者さん達の力量も確かだったんですけどね。 実際は稚拙極まる犯行だったのに、刑事達が勝手に「犯人は頭が良い」「巨大組織の犯行」なんて過大評価しちゃう流れも面白いし、クリス達が逮捕される場面では、金を隠した石像が目の前にあるのに警官達は全く気付かないっていうのも、皮肉なユーモアがあって良い。 刑事目線ではない、犯人目線の映画ならではの魅力が、しっかり描けてたと思います。 だからこそ、もっと堂々とした悪党の主人公として、開き直って描くべきだったというか…… 「主人公を悲劇のヒーローみたいに描くのに無理があった」という、前提を間違えたせいで全てが台無しになっちゃったパターンなんでしょうね。 実話を映画にする難しさを感じた一本でした。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 5点(2023-07-11 01:52:20) ★3.《ネタバレ》 主人公のクリスは両親からたっぷりと愛情を注がれて真面目に警備会社で働きながら暮らしています。同僚が犯罪に巻き添えになり殉職して警備会社から不当な扱いを受けた時は、遺族のために一肌ぬぎます。ここまではクリスは良い奴だったんです。ところが警備会社の倉庫に大量の現金が転がっていることを大バカな友達のエディに話してしまいます。ここからクリスはタダのアホな人間になってしまいます。クリスの醜い行動のために周囲の家族、友人がどんどん不幸になっていきます。全てはクリスの自業自得です。立派なお父さんや素敵なガールフレンドがいるのに何をやっているんでしょうか、、、同情の余地はありませんね。刑事役のドウェイン・ジョンソンは脇役に徹しておりあまり印象は残りません。ガールフレンド役のエマ・ロバーツはとても可愛くもっと出演シーンが多くてもよかったです。最も印象が残ったのは大バカな友人役を演じたマイケル・アンガラノです。最後まで憎たらしい大バカな友人役をみごとに演じきっていました。 【みるちゃん】さん [DVD(邦画)] 4点(2019-09-12 09:04:56)(良:1票) 2.主人公と悪友との関係がどうしてもマット・デイモンのラウンダーズを思い出させる。 【miso】さん [地上波(字幕)] 5点(2019-08-31 01:18:24) 1.《ネタバレ》 それだけの大金を手にしたなら麻薬なんか売っている場合ではないと思うが・・・ マヌケなストーリーではあるが、逮捕されてストーリー自体は終了。結局金は見つからず、像の中に隠しおおせた、とでも言いたいのだろうか?スピロ達の冷血な仕打ちや主人公達のマヌケさからはちょっとそれはないんじゃない?と思う。 そもそも実際にあった事件をもとにしているというのも違和感。 せっかくのドゥエイン・ジョンソンもあまり筋力を発揮できず不完全燃焼だったのでは? 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 4点(2019-08-24 22:42:02)
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