みんなのシネマレビュー

菊次郎の夏

Kikujiro
1999年【日】 上映時間:121分
ドラマコメディロードムービー
[キクジロウノナツ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-06-05)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督北野武
助監督清水浩
キャストビートたけし(男優)菊次郎
岸本加世子(女優)菊次郎の妻
吉行和子(女優)正男のおばあちゃん
大家由祐子(女優)正男のおかあさん
細川ふみえ(女優)車のカップル・女
麿赤児(男優)変態男 / 落武者
井手らっきょ(男優)ハゲのおじちゃん
グレート義太夫(男優)デブのおじちゃん
ビートきよし(男優)バス停の男
小林恵美〔女優・1983年生〕(女優)ホステス
諏訪太朗(男優)テキ屋(射的屋)
田中要次(男優)ヤクザ
アル北郷(男優)
脚本北野武
音楽久石譲(音楽監督)
撮影柳島克己
製作バンダイビジュアル
日本ヘラルド
オフィス北野
プロデューサー森昌行
吉田多喜男
坂上直行(協力プロデューサー)
川城和実(協力プロデューサー)
配給日本ヘラルド
オフィス北野
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
龍田哲児(装飾助手)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集北野武
太田義則
録音堀内戦治
照明高屋齋
舘野秀樹(照明助手)
木村匡博(照明助手)
木村明生(照明助手)
その他吉川威史(キャスティング)
東京現像所(協力/現像)
あらすじ
おばあちゃんと2人で浅草に暮らす小学3年の正男。夏休みになっても友達は家族で出かけ、サッカークラブもお休み。正男は、ふと思い立ち、遠くの町にいると聞いているお母さんに会いに行くことにする。そんな彼を気遣う近所のおばさんは、夫でどうしようもない遊び人の菊次郎を同行させる。正男はお母さんに会えることができたのか・・。

パセリセージ】さん(2012-04-17)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
123456789


177.《ネタバレ》 所々雑なんだけど、後半のたけし軍団のお笑いがクドいんだけど、心に残る映画です。音楽の影響が大きいかな。そして夏の景色。プール、神社祭り、トウモロコシ畑、海、川、キャンプ。日本人にはテッパンの夏の景色が目白押し。公開時は、特にノスタルジックな雰囲気で押してる映画じゃないんだけど、今では'99年の景色さえ、どことなく懐かしくなってしまいました。

私はてっきり、坊主が菊次郎なんだと思っていましたが、映画を観る前に雑誌か何かでおじさんが菊次郎だと知りました。…これって重大なネタバレなような気がしていました。だって最後の「菊次郎だよバカヤロー」って、タイトルのネタバラシですよね?最後の最後で、今まで名前が出なかったおじさん=菊次郎だって解る。観客は子どもの夏の思い出映画だと思って観ていたけど、おじさんが他人の子どもと過ごした夏の映画だったのかぁっ!…って、当初イメージをガラッとひっくり返して、どこか納得する事が出来たんです。
でも、それするにも下校時の友達との会話で、坊主=正男だって解ってしまいます。消去法でおじさん=菊次郎になってしまいます。最後まで徹底して“おじさん”と“坊主”で通していたら、名前を言うときの効果は大きくなっていたかもしれません。公開前にシックス・センスを研究出来ていれば…なんて、鬼の首を取ったように書いた後で、特典映像の劇場版予告を観ると、開始35秒で「おじちゃ~ん、おじちゃんの名前何ていうの?」「菊次郎だよバカヤロー」って言っちゃってる。ネタバラシでもミスリードでもなかったのかぁ~~

正男の行き先が豊橋だと知ったから、菊次郎の母の場所に近いから、妻(岸本加世子)は菊次郎について行かせたのかな。ほとんど母親代わりな奥さん。
この夏、正男と菊次郎は、幼少期に自分を捨てた母親に会いに行きます。声を掛けることもなく、遠くから見つめるだけの再会。悲しい思いを胸に優しいおじさん達とのキャンプ「一緒に遊びましょう?子供が可哀想です。」
結婚して新しい人生を歩いている正男の母親。老人ホームで友達の居ない寂しい老後を送る菊次郎の母親。まさかこの夏、自分が捨てた子供が、遠くから会いに来ていたなんて。もしそれを知ったら、お母さんきっと胸がギュッとなるでしょうね。もし会ってしまったら、きっと謝るしか出来なかったでしょうね。
「またお母さん探しに行こうな!」今回会えなかったから、また次回会いに行ける。
きっと次回なんて無いんだけれど、子供にとって母親は、何年過ぎてもずっと母親。

余談だけど、この子、どことなく安住純一郎アナに似てません?少し前の『情報7daysニュースキャスター』で、後年、滑舌の悪くなったたけしのコメントを、きちんと拾ってフォローする安住アナのコンビネーションが、年老いた菊次郎と成長した正男に観えてしまって… K&Kさん [DVD(邦画)] 6点(2024-08-09 23:15:47)(良:1票)


176.《ネタバレ》 おばあちゃんに預けられたまま育った少年(小三くらい?)が、近所の無職のおじさん(北野武)とともに、母親に会いに行くロードムービー。いい景色を集めてます。特に田舎の寂れたバス停がいいですね。母親の生活する家に到着したところまでは良かったのですが、その後は好みが分かれそうです。グレート義太夫と井手らっきょが出てきて、少年を喜ばせるためにアホなことをやるのが延々と続くのですが、たけしが命令して下っ端にやらせるという、たけし軍団の構図がそのまま持ち込まれていて、身内ノリに汚されたような気分になってしまいました。久石譲の音楽はすばらしいのですが、テーマ曲はあまりに聞き慣れすぎていて、本作のための書き下ろされた音楽という気がしませんでした。岸本加世子は、姉御タイプの役もできるのかと感心。 camusonさん [ビデオ(字幕)] 4点(2023-05-24 19:30:05)(良:2票)

175.《ネタバレ》 「最高の映画」ではないんだが、作った人が天才なので見れないことはないようにできている。
ただ、後に監督がはっきりと言ってるが、端的に言えば「この子役はクソ」である。
いや、それは言い過ぎか、普通の俳優だったら「お前もっとちゃんとやれよ」とか言えるのが
子役にはさすがに言えないから困る、といった感じかな。

それはいいとして、この映画の本編は、母ちゃんを見たあと、やで?
何人かの勘のいい人は気づいているようだけれど。
そう、映画のタイトルにもある「菊次郎にとっての夏」なのである。
あのバカげた遊びを大の大人が楽しげに行い続けるということが、正に
なんだろうな、昇華かな、
結局母親は自分のところには二度と戻ってこないし、
これから家に戻って今までどおりの日常を過ごすしかないのだけれど
今は今だけはそれを忘れてただ遊ぼうと、そういう話。

まぁ、一番痛いのは、この有名なテーマ曲が、あまりに強すぎて
映画自体を潰してしまっているくらいに強いということだ。
多分、このテーマなら宮崎アニメでも潰れていただろう。 にんじんさん [DVD(邦画)] 7点(2021-01-16 02:15:19)

174.《ネタバレ》 ああ、もったいない。前半、お母さんに会いに行くくだりは、もうドキドキしてみていましたよ。地味目な正男が、お母さんに会えて終わるお話だと思っていましたので。バスのこないバス停のシーンとか好き、そこから歩き始めるシーンも好きでした。タケシ、正面から人情ドラマを作るんだと興奮しました。しかし、後半の「東京に帰る編」になってからは、映画の体(テイ)をなしていない。監督は、菊次郎自身も母親に会いに行くという趣向を思いついちゃったもんだから、それに囚われすぎて、照れ隠しが過ぎるんだ。この頃のたけしの照れ隠しは、そういう人だからと、世間も大目に見てたと思うんですけど、照れくさいの我慢してこそ監督でしょ。映画としては破綻しているし、もう一度見ようとは思わないんだけど、この有名なメインテーマを聴くたびに、この夏の中を歩くたけしのシーンは思い出してしまいそう。やっかいな映画です。 なたねさん [DVD(邦画)] 5点(2020-08-07 23:00:29)(良:1票)

173.《ネタバレ》 母を訪ねて三千里…菊次郎おじちゃんとボク、ひと夏の珍道中。愛すべき愉快な人たちと出会い、いろんなコトしてい~っぱい遊んだよ。おバカなオトナたちをじっと見つめるボクの冷ややかな視線が印象的。とにかく、ギャグがクドい。それでも旅を見守る音楽は素敵だな。 獅子-平常心さん [DVD(邦画)] 6点(2019-07-20 03:22:24)

172.《ネタバレ》 最後の悪ふざけは長すぎる笑。義太夫とらっきょは良い味出してた。前半のたけしの酷い振る舞いは後半への傾斜をつけるための上り坂と納得。他の指摘にもあるように、音楽で化けてる作品だとは思う。虫の声がする中、夏の畦道を歩いているシーンだけでグッとくるのは、自分が子供の頃の夏休みに同じシーンがあったからだろう。 なすさん [インターネット(邦画)] 8点(2019-03-19 20:33:39)

171.《ネタバレ》 ある意味で北野映画を象徴する一作だ。
音楽のダサすぎるほどのダサさを除けば、多少のご都合展開を含めても、この映画の色として受け入れられるもののように思う。 浅田荷葉さん [DVD(邦画)] 5点(2019-03-18 02:30:47)

170.『キングスマン:ゴールデン・サークル』を観に行く直前に、たまたま家で観てたのが『菊次郎の夏』で、この2本を続けて観る事には何の必然性もないし、誰かに勧めようとも思わないんですけれど、『キングスマン~』の中に、〇〇器に逆さに突っ込まれて天井に向かって突き出た足、ってのが出てきて、そういや『菊次郎の夏』でも、犬神佐清よろしく水中に頭から突っ込んで逆さになってる場面が出てきて、何だかこんなシーンばかり見る日だな。というか、要するに、人間がサカサマになってる光景ってのは、金のかかった超大作であれ、そうでない作品であれ、いつでもどこでもオモシロいんですね。
むしろ、たまたま続けて観てしまったことで、金をかけず体を張ってそれを見せてくれたコチラの作品に、妙な親しみが湧いてきます。
この作品、監督自身が、ロクでもないオッサンを演じていて、本当にロクでもないんですが、1割くらい、どこか憎めない、いい味を出していて、そのたった1割が、映画が進むに従って輝きをもち、オッサンそのものの印象を変えていく。題材からしたら、本来なら彼とともに旅をする少年の方が主人公となるべき存在なんでしょうけれどね。しかしこの少年にあまり目立った演技をさせず、我々が少年にばかり肩入れしないようにさせることで、あ、これはオッサンの成長物語でもあるのだな、と。何しろ、タイトルが、「菊次郎」の、夏。
マンガのように、シーンの間を飛ばしをブツ切りにしてみせる面白さがあれば、さまざまなバカバカしい小ネタの面白さがあり、思わぬところで思わぬヒトが役者として登場する面白さも。
時にはシンミリしつつも、この遊び心が、何とも楽しいのです。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-31 22:36:53)

169.《ネタバレ》 音楽が頭にこびりついて離れない。武さんは本当の映画を分かってる人だ。寅さんやチャップリンを軽く自分のものにしている。なんか彼の立ってる姿だけで映画だもんね。NHKで武さんのルーツを探る番組があって、お父さんの菊次郎さんのことを描いてる映画かと思って、観た。エピソードは違うもののやはりこの主人公は武さんのお父さんなのだろう。しみじみと武さんの親への想いが伝わった。貧乏でも人として大事なものを武さんは叩き込まれたんだろうな。この人のおかげで芸人のレベルが下がらないのだろうと思う。日本の心柱の一人ですよね。 トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-22 11:13:46)

168.観終わったあとに、あーいい作品観たって思える作品。テンポが非常に遅くて、夏の日の1日をじっくり描いている。子供に対して不器用なたけしが実に上手い。どうしようもない旦那に久しぶりに会って、減らず口をたたいても惚れてるんだなーとおもわせる岸本加世子も良い。オススメです。 SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 8点(2016-09-25 12:37:43)

167.決まってチンピラやヤクザが出てくるロードムービー。
こんな映画をつくれるのは北野武ぐらいだ。久石譲の音楽がまた絶妙。特に際立った。
タイトルのとおり1999年ごろの夏を味わえます。何年か周期の夏に無償に観たくなる・聴きたくなる・戻りたくなる映画。 mighty guardさん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-18 12:37:29)

166.《ネタバレ》 物語を語らない、見せない映画。
菊次郎も正男も自分の思いを語らない。菊次郎が痴漢、トラック運転手を殴る場面も、ヤクザに襲われる場面も、直接的には描かない。菊次郎も正男も、自分の母親に出会うことはない。
観ている側はいつもはぐらかされ、物語に立ち会う瞬間には出来事はすでに終わっている。
共感はできても、共有はさせてくれない。だから寂しく、切ない。夏の乾いた空気も、出会いと別れも全てが刹那的であり、儚い。
それ故に尊く、懐かしく、胸に深く残る。
北野映画を観ると、いつもそんな感覚に襲われる。 ちゃじじさん [DVD(邦画)] 6点(2016-05-06 19:10:53)

165.《ネタバレ》 盗んだとうもろこし並べて 1本200円 2本500円 3本だと800円的な。
買えば買うほど激安でもなんでもなくなってしまってくる的な(笑) 
だいたいそもそも 『おい!(おまえ) 豊橋まで乗せてけ 』とか全ての横着っぷりがおかしい菊次郎さんでした。 
その他、『こどもがいるんだよ もう殴るのやめてくれねぇかぁ』とはまた自分勝手な しかしそれでいてかなり名言だったと思う かなり好きな台詞です。 3737さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-16 15:33:32)(良:1票)

164.暑い日が続くと思い出す一本。日本の夏をくっきりと焼き付けたような降り注ぐ蝉の声と濃い影、緑。男の子が、成長する過程で心の中から母親を切り離さなきゃならないその季節に夏ってのはまたぴったりだったりする。正男くんにとってなかなかキツイ試練だったけれど、誰もが通るその道をダメとデブとハゲが賑やかに彩ってくれる。なんという優しさ。菊次郎の照れ隠しのバカヤローが連発され、でもって観てるこちらは「ばかはあんただよ」と岸本加代子姐さんの気持ちで突っ込みつつ、何かほのぼのしてしまうのだ。
でも、やっぱりたけしを見てきた日本人としては“だるまさんが転んだ”にしても“ターザンごっこ”にしても、次のショットでハゲが絶対全裸で出てくる、と分かっちゃうわけで、このあたりのたけしギャグはもっと新鮮な気持ちで呆れ笑いをしたかったなあとちょっと残念ではある。 tottokoさん [ビデオ(邦画)] 7点(2013-09-19 00:58:58)

163.いい音楽ですね。これはタイトルが全てです。 Balrogさん [DVD(邦画)] 6点(2013-06-16 15:10:28)

162.《ネタバレ》 夏の想い出を呼び覚ます。ただその一点においてこの映画が好きだ。
私とたけし監督とは世代も出身も性格も生活も家庭環境も人間関係も全く違うだろうに
等しく「夏」を共有させる。これって何気にスゴいことだと思う。
正男を通して菊次郎が夏休みに帰ったように視聴者もまた菊次郎を通して帰っていく。
たまーに己と向き合う機会ってのは重要で、それをさらっと与えてくれる作品は得難い。
感じるポイントは人それぞれだろうが、皆どこかしらのシーンに各々の夏を見出せるんじゃないかな。いや、知らんけど。
もっとも、たけし一流の悪ふざけや内輪ネタは好きじゃないし、子役にもいろいろアレだ、思う所はある。
それでもあの、天使の鈴をぶんどるシーンの、トンネルを抜けて青いタイルの公衆トイレに腰掛ける一瞬。
あれを見たくて私はまたこの映画を観ると思う。 昨日が全盛期さん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-05 01:59:14)(良:1票)

161.《ネタバレ》 確かに「バカヤロー」がやたら多い。口癖でもあり、照れ隠し的に使われるので、まねしたくなる衝動を抑えられなくなるじゃないか、バカヤロー。すみません、ついつられて。たけし監督の映画は、日本映画にありがちなしっとり感が無く、外国映画の乾いた感覚がする。外国で好評なのは、日本的なところが評価されているからなのではなく、彼らの感覚に近いからなのかもしれない。この作品でも正男役の少年は演技らしい演技をしないように見える。が、そこが監督の演出のねらいであるふしを感じる。日本的な親子関係の絆や感情の表現を避け、軍団のバカなギャグまで使い、淡々とした雰囲気の中に誰もが目にしている日常の風景のロードムービーにしてしまっている。だからこそ、最後の菊次郎と正男の心のふれあいには、無理の無い満たされた暖かさを感じてしまう。いかん、思い出したら、つい涙が出てきたじゃないか、バカヤロー。 パセリセージさん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-17 22:05:12)(良:2票)

160.やくざな中年男と小学生との、ひと夏の交流を描いたロードムービー。
たけしのキャラは笑えるし、映画全体の雰囲気も悪くはないのだが、ストーリーの中身が薄い。
主人公も小学生も、"母親"が大きなキーポイントになっているにも拘らず、あっさりと素通り。
そのため、「変なおじちゃんと楽しい夏休みを過ごしました」といった、
単なる結果報告になってしまっている。ベタにならない程度にはもう少し掘り下げてくれないと。
その代わりが、たけし軍団の小ギャグ集ではちょっとキツい。
音楽は素晴らしかったが、楽曲の良さに頼っている、といった印象の作品だった。 MAHITOさん [地上波(邦画)] 4点(2011-09-23 10:40:09)

159.《ネタバレ》 北野作品の中で最高傑作は何かと問われれば本作を選びませんが、最も気に入っている作品は何かと問われれば躊躇なしに本作を挙げます。それはひとえに菊次郎と少年の二人旅が、特に帰る前の浜辺のキャンプが、そんなに楽しい遊びをしていないにもかかわらず、終わらないでほしいと思っていた子供の頃の夏休みのような、とてつもなく幸福な空間に見えるからです。 筋書きとしては母親に会いに行くということだけしかありませんが、それでいて母親と会うこと自体は問題ではなく旅をするために設けられた理由付けに過ぎず(つまり目的は何でも良い)、旅の過程こそが重要な物語になっているのが素晴らしいところです。
 井手らっきょとグレート義太夫という映画史上最も美しくない?天使を登場させる妙(背中にはしっかり羽がある)、少年役に可愛らしい子を配役し泣き顔をアップで撮ったりしないあたりにも品性の高さがうかがえます。 ミスター・グレイさん [DVD(邦画)] 10点(2011-08-19 18:46:07)(良:2票)

158.《ネタバレ》 テンポ悪い。演技へたくそ。
なんで、こんなのが海外で喜ばれるん? ひであきさん [ビデオ(邦画)] 3点(2011-07-21 00:06:45)

別のページへ
123456789


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 177人
平均点数 6.34点
010.56% line
163.39% line
242.26% line
3116.21% line
4116.21% line
52312.99% line
62614.69% line
73117.51% line
84022.60% line
9169.04% line
1084.52% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review12人
2 ストーリー評価 7.06点 Review16人
3 鑑賞後の後味 8.12点 Review16人
4 音楽評価 8.56点 Review25人
5 感泣評価 7.27点 Review11人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS