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シチズン・ドッグ

Citizen Dog
(Mah nakorn)
(珠玉のアジアン・ライブラリーVol.2「シチズン・ドッグ」×「ヌーヒン バンコクへ行く」)
2004年【タイ】 上映時間:99分
コメディファンタジーロマンス
[シチズンドッグ]
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キャストぺンエーグ・ラッタナルアーン(男優)
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 大都市バンコクに上京した主人公青年が味わう都市生活の悲喜こもごもを、独特の極彩色とコメディタッチで描いています。雰囲気が中島哲也作品に通じるところがあるかも。万人向け娯楽として、ベッタベタなギャグを折り込みながらも、あり得ない非日常を日常に融和させていく、マジックリアリズム?的手法は面白く感じました。複数のストーリーをつないでいくセンスはなかなかのもの。テーマとしては、ごくありがちなもので、普段見過ごしがちなことに光を当てたり、静かに深く考えさせたりということはまったくなく、ただひたすらわかりやすい象徴的で表層的なものの寄せ集めになっていて、特別心に残るものがないような気がします。タイ映画を見るのは初めてで、そういう意味で十分興味深くはあったのですが。 camusonさん [DVD(字幕)] 4点(2023-12-12 19:10:44)(良:1票)

1.大好きなジャンルの「タイ恋愛映画」。

映像センスと、タイ・バンコクの街を映した映像は抜群に良い。
ヒロインもスレンダーで、腕がすべすべしていて美しい。
これだけで十分なのに、余計なCG効果やコメディ要素が多すぎた。
趣向を凝らしていて、苦労して創り込んでいるのは分かるが、むしろその苦労を、映像や主軸となるロマンス劇の方に更に注ぎ込んでくれたら、タイ映画ならではの完璧なる美しいラブストーリーに仕上がったに違いない。

そう思うと非常に残念ではあるが、タイ映画って、こういうコメディ要素を所々に挿入したりするパターンが多いので、仕方ないかとは思う。
いわゆる映画文化の違いとして、これはこれで楽しく受けれいれるだけの度量が、私に足りなかっただけかもしれない。

ただ、映像センスは抜群に良いので、「珠玉のアジア映画」というフレコミは、十分にクリアーしている。
もう少しクールで、バンコクの街の特徴を活かした様な、美しくストレートなタイ恋愛映画をいつの日か観てみたいものだ。
そんなタイ映画を探すべく、今後もタイ映画をはじめとした、貴重なアジア映画をどんどん観ていきたい。 にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-09 23:50:39)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
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