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【クチコミ・感想】
★2.ロシア映画初のIMAX・3D映画でありロシア映画史上最大のヒット作らしいです。監督のフョードル・ボンダルチュクは名前からわかる通りあのセルゲイ・ボンダルチュクの息子さんらしく親子揃って超大作を任されるポジションにいるみたいです。序盤から水面を歩く兵士だったり火だるまになりながら突撃する兵士だったりリアリティよりも幻想的な絵作りを志向しているのかなという感じです。屋外のシーンでは終始灰が降り続け、屋内では部屋の隅々まで灰が積もっています。爆撃を受けた後は確かにこうなるのでしょうが、数日経過しているはずなのにいつまでも灰が降り続けているので逆に不自然で絵として映えるから作り込んだだけなのかなと思ってしまいます。戦闘シーンではスローモーションが多用され銃を持ってるのにやたら接近して殴りかかっていくので正直馬鹿っぽく見えます。紀里谷和明やザック・スナイダーが戦争映画を撮るとこうなりそうです。5人のソ連の兵士が一軒のアパートを守るために奮闘するというお話ですが、説明不足なところが多くロシア人でないと正直よくわからない部分が多いです。スターリングラード攻防戦の激戦区となったパヴロフの家という史実をベースにしたフィクションのようですが、舞台がほぼアパート一軒のみで進むので単にスケールが小さいだけに感じてしまいます。主人公たちのバックボーンは直接映像としては出てこずナレーションのみで語られるのも不満点です。ロシア人女性を愛人に持つドイツ軍将校はハリウッド映画にも出演するドイツ人俳優トーマス・クレッチマンが演じており、ロシア側だけでなく彼の登場する場面にも結構な尺が割かれております。冒頭がなぜか東日本大震災の際にロシア人がドイツ人の被災者を救出する場面で始まるのも含めてロシア人のドイツ人に対する何らかの感情が描かれてそうですがそこもはっきりとは伝わってこないです。 【Сакурай Тосио】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-08-16 22:32:48)
1.冒頭、なぜか東日本大震災が描かれて、しかもどういう訳か、ロシアの救援隊が瓦礫の中からドイツ人を救出する。で、さらにどういう訳か、「五人の父親」というよくワカラン話を初めて、そこから本編に至るのですが、うん、やっぱりどうしてこんな構成なのか、よくワカラン。 それにしてもこの、デジタル時代に戦争映画をどう撮るか、という難しさ。CGが使える、使ってしまう。 スターリングラードにおける市街戦。映画における市街戦というと、破壊された、あるいは破壊されていく街、という、日常と非日常との接点。はたまた、画面上に配置された建物や瓦礫の中での銃撃における遠近感。とかいったものを、つい見どころとして期待してしまうのですが、それが、CGだと「多少は動く書き割り」みたいになってしまって、どうも雰囲気が出ない。気分が乗らない。 「五人の父親」などという話を冒頭でブチ上げた割には、この五人もさほど際立った印象を残す訳でもなく、少々厭戦的なドイツ側将校のエピソードの方が、むしろ印象的か。あくまで前者に比べれば、ですけれども。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-13 03:24:23)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
5.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 100.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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