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刑事物語

1982年【日】 上映時間:112分
アクションドラマコメディカンフーシリーズもの刑事もの
[ケイジモノガタリ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん


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監督渡邊祐介
助監督杉村六郎(監督補)
キャスト武田鉄矢(男優)片山元
田中邦衛(男優)村上努
樹木希林(女優)矢代スミ
三上真一郎(男優)田沢
岡本富士太(男優)沢木刑事
梅津栄(男優)田中補導係
仲谷昇(男優)九鬼刑事課長
浜田晃(男優)捜査課長
小林昭二(男優)藤堂係長
草薙幸二郎(男優)秋吉一人
河原さぶ(男優)三木本伸吉(クレジット「河原裕昌」)
初井言栄(女優)管理人
室井滋(女優)スナックの女
花沢徳衛(男優)工藤卓
西田敏行(男優)種井
高倉健(男優)三上刑事(ノンクレジット)
飯島大介(男優)
原作武田鉄矢(ペンネーム「片山蒼」)
脚本武田鉄矢
渡邊祐介
音楽吉田拓郎
武田鉄矢
中牟田俊男
千葉和臣
作詞吉田拓郎「唇をかみしめて」
武田鉄矢「陽射しに灼かれて」/「駅におりたら」
作曲吉田拓郎「唇をかみしめて」
主題歌吉田拓郎「唇をかみしめて」
海援隊「駅におりたら」
挿入曲海援隊「陽射しに灼かれて」
撮影矢田行男
製作黒井和男
配給東宝
編集小川信夫
照明大西美津男
高屋齋
豊見山明長
あらすじ
博多。組織売春のガサ入れが失敗し、刑事の片山元(武田鉄矢)は、沼津署へ転属させられてしまう。知り合った聾唖のトルコ嬢・久子の身柄を引き受け、彼は一緒に静岡へ。鈍臭そうな外見、優しい性格とは裏腹に、片山は蟷螂拳の使い手だった。沼津署の威信を回復するため、彼は女性連続殺人の捜査に参加するが……。主演の武田鉄矢が、片山蒼名義で原作・脚本も担当。シリーズ第一作。

円盤人】さん(2004-10-16)
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【クチコミ・感想】

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21.《ネタバレ》 シリーズ第1作。このシリーズは中学の頃によくテレビで見ていてかなり好きだった(今でも武田鉄矢といえば片山刑事のイメージが個人的には強い。)が、なぜかこの1作目だけは全く放送されず見る機会がなかった。それを今回、DVDにてようやく見ることが出来た。約13年ぶりの片山刑事との「再会」だったが、武田鉄矢演じる片山のキャラクターやハンガーアクションはとても懐かしかったし、基本的にシリアスなストーリーながら高倉健ファンの女刑事を演じる樹木希林や、西田敏行とのやりとりなどこの1作目から笑える部分もあり、それでいて、片山とヒロインである聾唖の女性との恋愛エピソードは切なく感動的で、この部分の武田鉄矢の熱演もそうだが、ヒロインを演じる有賀久代の演技が素晴らしく、彼女の演技がこの映画に深みを与えているのだと思う。片山が彼女から田中邦衛扮する恋人を紹介されるラストシーンが特に感動的で片山の涙いっぱいの笑顔が最高に切なく、本当にいいシーンで、以前このシリーズは「男はつらいよ」シリーズを参考にしていると聞いたことがあったが、このラストシーンはまさしく「男はつらいよ」を思わせているし、榊原るみ扮するマドンナが知的障害者という設定だった「男はつらいよ 奮闘篇」で養護教諭を演じていた田中邦衛を起用しているあたりにも「男はつらいよ」シリーズの影響が見られ、やっぱり相当意識して作っているのがよく分かる。全体的に見て映画の完成度自体はそれほど高くないと思うものの、じゅうぶんな佳作といえる映画になっていてとても面白かった。(主題歌の「唇をかみしめて」もやはり名曲。)続編も見直したいが、どうやら本作しかDVDが出ていないのが残念。ぜひ、続編4本もDVD化を願うところだ。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2009-10-22 15:18:39)(良:3票)

20.《ネタバレ》 祝DVD化!
鉄矢のなんちゃってカンフーはそれなりに楽しく、シリアスな鉄矢のせいで一人お笑い担当として活躍する樹木希林は可笑しい。
しかし、いかにも低予算って感じで刑事物なので、派手な銃撃戦やカーチェイス、ましてや爆発なんて全然ないし、ハラハラドキドキするようなところもない。ストーリーは全然面白くない。
しかしラストの素晴らしさと言ったら、もう!
強く優しいのに、報われない。切ない笑顔が素敵な片山さんを誰が嫌いになれるだろうか。いくらショボいからといってこの映画を嫌いになどなれないのだ。
主題歌の「唇をかみしめて」が良いっ!
高倉健より武田鉄矢のがカッコ良いと思うぞ。(この映画では) すべからさん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-21 15:06:54)(良:2票)

19.このシリーズは好きでいくつか見ていますが、どれを見て、どれを見てないかは覚えていませんでした。
たぶんこの1作目は初見です。
何故ハンガーで戦うのかということを僕はようやく理解しました。
クリーニング屋さんだからハンガーなんですね。
そんな整合性のある理由があったなんて知りませんでした。
物語は事件と恋愛の2本立てといった感じで、終盤に彼女が犯人グループに拉致されて1本に繋がる感じですけど、何故彼女が狙われたのかはよくわかりませんでした。
事件の真相もなんだかくだらないというか、そんなに驚くことじゃないような気がしましたね。
まあ、のりピーの事件で感覚が麻痺しちゃってるのかも知れませんが・・・。
逆にこういった内容の作品を1982年に作っていたということは先見性があったというか、今も昔も覚醒剤は深刻な問題で、未だに解決の見込みはないということなんですかね。
物語の恋愛パートに関しては結構感動的というか、哀愁が漂っていて良かったです。
何度か泣きそうになってしまいました。
僕はこういった人情話には弱いんです。
それにしても、キャストが豪華ですね。
端役に主演クラスの俳優を起用するなんて贅沢過ぎます。 もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-11 13:32:36)(良:1票)

18.大昔、子供の頃にTVで放映された際に見て、とても楽しかった記憶があります。このストーリーから、DVD化されないのではと思ってましたが、念願かなってDVDを購入しました。前回見たのがいつだかも分からないくらいですが、結構細かいところまで覚えてました。面白い映画は、一度しか見てなくても、結構記憶に残るものです。登場人物の葛藤が、見ているこちら側にも伝わってきて、とても切なくなります。 shoukanさん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-05 23:40:16)

17.ブサかっこいい フッと猿死体さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-02-14 08:51:41)

16.武田鉄矢という俳優、説教くさかったり、計算高さが透けて見えたりと、鼻につくときがあるものの、私はけっこう好きです。この人は自己プロデュース能力が優れてるんですね。どういう作風なら自分が輝くかということをよくわかっている。これが過ぎて「俺が俺が」になってしまうと失敗するわけですが、この『刑事物語』、障害者問題に対する感動物語をベースに、ハンガーヌンチャクや高倉健のギャグでうまくスパイスを効かせ、エンタメ的に成功しています。確かにどこを切っても武田鉄矢しか出ず、その点アクが強くはあるのですが、ちゃんとわかりやすく面白い映画になってます。屈指の傑作とは言いません。それでも後でふり返ったとき「そういえばあれ結構面白かったよね」と思うような作品、私は好きです。素直にそこを評価したいと思います。 円盤人さん 7点(2004-12-09 23:09:33)(良:4票)

15.この作品、全シリーズで最も武田氏の地が出ていると思う。トルコ嬢のひさ子を抱きたいと言うところ、姫子との濡場、男としての弱さが垣間見える。だからこそ、最後にあんな強い励ましの言葉で二人を送った片山刑事が美しく見えたのだと思う。(決して夕陽のせいではなかったように思う。)  - @さん 9点(2004-06-30 20:25:59)(良:3票)

14.いやー泥臭い!しかし何ででしょう?もうかれこれ3回くらい観てしまいました。そして3回ともなぜかジーンとしてしまいます。このシリーズの武田鉄也はくやしいがかっこいいです。 なったんさん 7点(2004-02-27 22:02:06)

13.中学生くらいの頃、武田鉄矢のアルバムをレンタルショップで借りて、武田鉄矢版の「唇をかみしめて」に巡り会い、以降しばらくこの曲はカラオケでのマニアックな十八番になった。
オリジナルである吉田拓郎版の同曲が、主題歌であることを知ったのは、もうすでにこの刑事映画シリーズのファンになってからだったと思う。

この第一作を観たことがあるかどうかも不確かなくらいに久しぶりに鑑賞した。
そして、ある意味圧倒的な映画世界に文句のつけようがなかった。

実際は、突っ込みどころは満載で、独善的でぐだぐだな映画である。
だけれども、結論として「素晴らしい」としか言いようがない。

すべては主演で原作者の武田鉄矢の“価値観”のみによって映し出される世界観であり、それに対して別の価値観は立ち入る隙がない。
観るのであれば、そのすべてを受け入れて、映画の世界観に包み込まれるしか許されない。
そういう、独善的かつ唯一無二のエンターテイメントが叩き付けられるような映画だと思う。

それはそうと、てっきりこの映画はジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー」の部分的なオマージュが入った作品だとずっと思っていたのだけれど、製作年を確認すると、今作の方が3年も早い。
なんと、ジャッキー・チェンが武田鉄矢をパクったのか…………ってまさかね。

とにかく、単純な点数だけでは表現しきれない問答無用の面白味に溢れた映画だと再確認した。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2003-12-18 17:08:34)

12.派手さはないが、人情味溢れる刑事を武田鉄也が好演。もっとシリーズ化して欲しかったな。 ロカホリさん 6点(2003-09-30 01:36:41)

11.《ネタバレ》 「唇を噛みしめて」という曲が全てを浄化してくれる作品。売春組織としてのクリーニング屋と、ヒロインの因果関係の説明に舌足らずさは残るけれど、シリーズ黎明期としては及第点でしょう。 柿木坂 護さん 8点(2003-09-28 19:12:49)

10.そこそこ好きなシリーズではありますが誉められた作品でもないのも確か。話は取ってつけたようなモノで目新しいものは何もなく、見せ場のハンガーによるカンフーアクションも面白いが何か強引に使っているような感じもしないでもない。武田鉄矢が脚本にまで絡んでるだけあって、思う存分武田鉄矢を味わえるので鉄矢ファンには必見と言っても良いんではないでしょうか。ラストに流れる吉田拓郎の曲が聴いただけで「見て良かった」と思ってしまうくらい絶妙! カズゥー柔術さん 6点(2003-09-10 18:17:35)

9.こってりとんこつ背油ラーメンのようにもたれる。まあ男臭いというか、そんな役者を集めれば勝手にそうなる(笑)のはあたりまえか。お話自体は嫌いじゃない。 恥部@研さん 6点(2002-12-12 15:19:14)(良:1票)


8. エンディングの歌って吉田拓郎さんが歌ってたのね・・・ジャイアンみたい・・・ cccpさん 6点(2002-09-26 11:22:18)(良:1票)

7.主人公・片山元の生立ちが一瞬ですが語られます。実はコレがこのシリーズの縦糸であるのでチェック要。武田鉄矢初の脚本作品(片山蒼名義)ですので、細部にアラはありますが、渡辺監督はキャラクターの心情を見事に繋ぎ、ラストで泣かせます。画面は暗いイメージですが、古き良き映画作りの感が味わえます。 TAKEさん 7点(2002-08-06 07:09:12)

6.武田鉄也は金八先生臭が鼻について好きではないんですが、このシリーズは別。田中邦衛のラストは感動! KENさん 7点(2002-06-23 05:28:16)

5.ええ加減な奴じゃけん~ ほっといてくれんしゃい~ 片山刑事のキャラが最高でした。・・・エンディングの詩も最高でした。 羅人さん 10点(2002-06-08 23:22:09)(良:1票)

4.何故か印象に残るシーンが随所にあります。でも障害者の描き方と受け止め方、特にラストの解釈には少し賛否を投げ掛けたい気も。ハンガーはやり過ぎですが、そうでもしないと映画として成り立たないのかも。主演の不恰好にホント映画として成り立つのか観るまで不安でしたが、案外好感を持って観させてもらいました。シリーズの1作目として、原点の匂いがする良い感じの作品です。 イマジンさん 8点(2002-05-21 12:32:55)

3.ええ加減な奴じゃけん ほっといてくれんさい あんたと一緒に泣きとおはありません  最後に流れるこの曲一番クル ダイナマイトパイパーさん 9点(2002-01-23 23:10:00)(良:1票)

2.田中邦衛には脱帽!涙ボロボロもんじゃった!!。 代打、八木!!さん 8点(2001-12-06 22:20:14)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 6.56点
000.00% line
100.00% line
212.44% line
337.32% line
400.00% line
549.76% line
6717.07% line
71639.02% line
8717.07% line
924.88% line
1012.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review4人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 8.00点 Review2人

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