みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 大陸から香港に出てきて、売春婦としてお金を貯める。 田舎から都会に出てきて、都会になじみつつも、やはりなじみきれず、最終的には故郷に還る。 日本でも同じようなパターンがよくあるだろう。 地方から東京の大学に入って、そのまま東京で就職。 だが、やはり都会は仮の場所であって、本来の自分の姿は発見できない。 それで、田舎へ戻る。 その様な、どこの地域にでもありそうな事の顛末を、けだるくて、きらびやかな香港を舞台に、じっくり描いてみせる。 フルーツ・チャンの魅力は、それなりに感じられたが、東京で生まれ育った私には、等身大では観ることのできない部分があって、それが障壁となってしまった感がある。 一方で、香港映画としての魅力、香港の猥雑でいて、どこか寂しい夜の風景。 そういった、香港映画特有の雰囲気と映像の数々が、印象に残った。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2012-06-17 23:17:27) 5.この映画にはウソがほとんどない。 中国南部、香港、中国東北部の雰囲気を本当にリアルに映し出している。 どの土地も出張でよく行ってたが、その土地の空気まで思い出させる。 主人公の売春婦のような子はモンコックを歩いているといっぱいいた。 【Mazelo Nostra】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2011-07-22 16:45:24) 4.《ネタバレ》 ゆとり世代のお子ちゃま達、団塊世代の変人中高年達に「ズキューン」とお灸をすえてくれるような、心がすがすがしく、晴れやかになるような映画だ。ストーリー的に大陸から香港に売春出稼ぎにきた女性の一時期を淡々と描いている。飽食の日本人、何か忘れていないか?大事なものを。「日々、一生懸命生きる」ってことを。そういった主題を強く感じる。「生きる意味?」そんなこと考えてる暇あれば、一生懸命、一日を生きよう!そういったひたむきさが清々しく感じられる。毎日忙しい日々を過ごしている自分に、そういった一生懸命にひたむきにいきる姿が嬉しかった。何が尊い?何が高尚?そんなこと、他人が勝手に決めること、今の自分には関係ない、大事なことは一生懸命生きること。 だけど、そんな一生懸命生きてる中国の人を「外から」みつめてしまうと、ちょっとなにか寂しく、むなしく感じられてしまうことも事実。一度大陸から出て、香港を知ってしまった主人公の心情がぼんやりと写しだされたラストシーンの雪だった。 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-28 20:49:39) 3.結局なにを伝えたいのか判らないまま終わってしまった。香港での映像は安っぽくて,手ぶれが多いし意味不明のシーンが多い。挿入歌もまるであっていない。イェンとフェンの交流も中途半端だし,ドリアンにどんな意味があったのかも不明。牡丹江に戻ってからのストーリーも意味不明。 【北狐】さん 3点(2003-10-16 11:09:35) ★2.中国本土の映画でのギャルの人物像に共通のものを感じます。日本人では恥ずかしくなってしまうような大袈裟な演出をするのはなぜでしょうか。この前試写にいった「北京バイオリン」でもそうでした。国民性の違いでしょうか。映画の内容は、ドリアンの重要性があまり感じられなかった。それが良かったのかもしれませんが。 【てっつん】さん 5点(2003-04-17 03:38:54) 1.チングーを見たときにCMで紹介されていた映画です。それ以来、気になって気になってついに見てきてしまいました。ストーリーの内容は大体知っていたが、何より驚いたのが、香港にいたときのイェンと牡丹江に戻った後のイェンでは全然雰囲気が違うことにびっくりした。牡丹こうに戻った後のイェンはとても可愛い。本当に田舎っぽい娘です。途中、歌の挿入があるのだが、声が低音で太すぎて余りあってなかったのが玉に傷。あと、少女ファンとの交流があまり描かれてなかったのが残念。そしてこれは大問題だが最後がわけ分からなかった。結局、イェンは牡丹江に残って京劇を再開したのだろうか?こういう女の子の映画は何となく儚いけどかっこよくて、ついつい気になってみてしまう。 【えむおう】さん 8点(2002-06-18 23:35:59)
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