みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
40.とてもいいお話である。中山美穂が二役で、最初これはどっちかなって、考え考え見ていた。酒井美紀ちゃんが初々しくて良かった。トヨエツもなかなか味のある優しい男を演じていた。はるか昔に過ぎ去ってしまった自分の学生時代と重なってしまい、とても懐かしく、映画を見るのと一緒に、自分の記憶の箱の中からよみがえってきて、気づいたら涙がこぼれていた、、。心にじわーっと切ない思いが残る。素直に感動できた。 【fujico】さん 9点(2003-11-29 23:05:41) 39.数年ぶりに「Love Letter」を観て、映画の中の登場人物たちと同様に、記憶が揺り動かされながら、幾度目かの感動に包み込まれた。 中山美穂が一人二役を演じるこの映画は、彼女が演じる二人の女性、渡辺博子と藤井樹が主人公である。 数年ぶりの鑑賞で、この二人の主人公の存在感と、ストーリーにおけるバランスが奇跡的なまでに絶妙であることを改めて感じ入った。 「拝啓、藤井樹様。お元気ですか? 私は元気です。」 という主人公(渡辺博子)が亡き婚約者に送った手紙の一節は、そのままクライマックス(トヨエツが言うところの“いっちゃんええとこ”)におけるエモーショナルな感情表現として使用される。 彼女は、届くはずのなかった手紙のやりとりを通じ、それをきっかけとして、ようやく塞ぎ込まれていた自らの感情を吐露し、解放することができたのだ。 そのクライマックスまでの大筋だけを表面的に捉えると、この映画の主人公は渡辺博子に見えるだろう。 だが、そこに藤井樹というもうひとりの女性の人生と記憶が重なってくることで、この映画はまさに奇跡的な物語を紡ぎ出す。 わけの分からぬ手紙を受け取ったことから、主人公(藤井樹)は、遠い記憶の中の或る男子の眼差しと、自らの人生における「死」にまつわる思い出に再会する。 徐々に蘇っていく記憶は、光となり、熱となり、痛みとなり、彼女を覆い尽くす。 失った大切な人物の記憶を辿る物語から、失ったことすら気付いていなかった記憶を取り戻す物語が、連なり、並走する妙。 普遍的な「死」と、奇跡的な「邂逅」が織りなすその物語は、25年という年月を越えて変わらず僕を包み込んだ。 今の時代に、このストーリーを紡ぎ直そうとも、成立しない要素は多い。 卒業アルバムの住所録も、図書室の貸出カードも、インスタントカメラも、あるいは「手紙」すらも、過ぎ去りし時代に取り残されたエッセンスだろう。 ただ、だからこそ、この映画が描き出しているものはもはや永遠なのだろうと思う。 時の流れの中で埋もれていた記憶は、ふいに顔を出し、感情を揺さぶり、光り輝く。 僕にとってこの映画は、そういう「記憶」そのものだ。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2003-11-18 14:23:45)(良:5票) 38.中山美穂が若い・・。関西弁の明るい豊川悦司は貴重。北海道の雪景色が綺麗。映画の中で使われているワープロがルポというのに泣けてくる。「手紙」をうまく使った、ちょっとしんみりする良い映画。韓国でも大ヒットして、影響を与えたとか。 【ムレネコ】さん 9点(2003-11-15 01:19:24) 37.これを見るまで酒井美紀が好きでなかったが、これで大好きになった。 【jami】さん 9点(2003-11-08 22:39:09) 36.《ネタバレ》 私は最後のシーンでぐっと来ました。 自分のことなんて何とも思っていなかったが 図書カードの裏に彼女の似顔絵・・・ なかなかないですね、こういうのは。 中山美穂ってそんなに好きな女優じゃありませんが このシーンの彼女はとてもいい表情をしていました。 全体的に何か懐かしい気分にさせる映画です。 【RYOU】さん 9点(2003-11-05 12:08:57) 35.酒井美紀チャンが可愛い!!! 日本映画史上屈指の名女優 【モンド】さん 10点(2003-10-25 20:03:01) 34.岩井俊二の映画は本当に「雰囲気」がうまく醸し出されているなあと、彼の映画を見るたびに思うのですが、この映画もやはりそうでした。何でもない普通の町並みが撮られているだけなのに、どこかファンタジックな作品の雰囲気はとても好きです。 【マーチェンカ】さん 7点(2003-10-18 02:14:23) 33.この映画の冬は寒さの中の暖かさを感じるというか、良いですね。何と言うのかこういう奥手な恋愛ものはとても好きです。素敵なものばかりがちりばめられていて、確かにおとぎ話です。「お元気ですかー」は今でもよく突然叫びますが、あそこは泣けました。 【しま】さん 8点(2003-10-17 01:22:09) 32.好きです。ランラン最高 【福助】さん 8点(2003-07-08 15:04:59) 31.《ネタバレ》 とてもよかったです。女性としては少し気掛かりというか、せつないですけど。卒業アルバムをみて嫉妬する彼女に共感できます。冷静に考えると、岩井俊二のその繊細な感じが少し気持ち悪いような気もします。 【tiranoliliteria】さん 10点(2003-07-06 01:03:36) 30.多分一番好きな映画です。ストーリーも映像も音楽もいい。 【ポポ】さん 9点(2003-06-21 23:25:29) 29.岩井俊二の集大成と言える作品。ただ、それは同時に限界とも言えるのではないだろうか。現代のある特定の世代の感性に向けて映画を撮る、ということに関しては、なかなかの力量を持った人だと思う。ただ映画史に残るようなモノ(数十年後に観ても感動し、衝撃を受けるモノ)を撮れる人ではない。 【リンチ】さん 7点(2003-06-03 02:01:32) 28.他の岩井作品と比べると、素直っぽい。 叙情的。 邦画に期待したい方向性の一つです。 ハリウッドには、こういうものは作れないよ。 神戸で雪が降り、小樽で桜が咲きます。 映画だからできる、ってこと、まだまだたくさんありそうですね。 【おばちゃん】さん 8点(2003-06-02 11:54:55) 27.何も知らずに見たところ意外にいい映画で思わず涙がじんわり、なかなか心にしみる映画でした。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-05-28 21:06:39) 26.映像いっぱいの暖かく切ない空気感がイイ。思わず手紙が書きたくなる映画。中山美穂が恋人が死んだ山に向かって問いかけるシーンは涙、涙……。 【スマイル・ペコ】さん 10点(2003-05-25 10:19:33) 25.映像が奇麗だな~という印象があります。ここまで、素直な邦画ってのも珍しいのでは、ないでしょうか。邦画の中では、かなり上位です。 【TINTIN】さん 9点(2003-05-17 02:30:12) 24.観れば観る程に飽きてきた作品。神戸でこんなに雪が降るんかい?とか、4月の小樽で桜は咲かんしこんなピンクじゃありませんぜ!とか、こんなの吹雪じゃないぜ!とか、遭難のシチュエーションが???とか、昔と今の樹の人物像が違い過ぎない?等々、ずっと???だが、良い映画だからいいか。 【じふぶき】さん 6点(2003-04-24 11:53:55) 23.懐かしい学校の机の匂いと甘酸っぱい青春を思い出させてくれました。 【じょん】さん 10点(2003-04-07 10:24:00) ★22.評判の割には楽しめなかったことが記憶に残る。話が類型的すぎると私は思った・・・。昭和40年代の少女マンガのようでした。評価が高いようなので敢えて反対意見も。 【Undead】さん 3点(2003-03-04 00:12:02) 21.岩井監督の作品では3番目に好きです。映像遊びというかなんというか、二役演じさせている岩井監督ナイス。 【try】さん 9点(2003-02-26 06:45:48)
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