みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
18.かなり期待して見ましたが、あれって感じでした。親子二代の愛のない夫婦生活とか、息子の欠点を妻のせいにする気質とか、ステレオタイプばかり。刑務所勤務を辞めてからの落ち着いた演技が光りましたが、かなり涙もろい俺が泣けませんでした。日本中が涙したとか、帯に書いてありましたが、そりゃ嘘でしょう。ハル・ベリーのスタイルの良さに6点。それよりも親子で買ってた売春婦の方が好みのタイプだったな。 【くぼごん】さん 6点(2003-03-19 23:49:51) 17.ハリー・ベリーの体当たりの演技が、主演女優賞に輝いたんでしょうね。どこか差別的なところが多くていまいちでした。 【みどり】さん 5点(2003-03-16 17:02:59) 16.ハナシ自体は凄く良い。でも、ソートンがハル・ベリーを、黒人達をすんなり受け入れ過ぎやしないか!父親もアッサリ捨て過ぎ!葛藤をもっと見せて欲しかったな。ラブシーンの色気のなさが、逆に興奮しますね。 【y/z】さん 7点(2003-03-14 19:58:43) 15.見終わった後も、ずっと余韻に浸っていたい、そう思わせる映画だ。父親譲りの人種差別を持つ看守ハンクと彼が刑を執行した死刑囚ローレンスの妻レティシアの恋はいささか偶然が重なりすぎている感は否めないが、微妙な距離感が見事に描かれていて、それだけでも十分楽しめる。それと議論の的である官能的な場面についてだが、お互い息子を失った孤独感を表現するといった意味でも必要と考える。それとハンクの多くを語らない人物設定が良い、物語に深みを、彼の言葉に重みを増している。だからこそ、レティシアは彼の言葉を信じたんだろうし、最後のシーンでハンクの素性を知っても、笑顔で返すことができたのだろう。 【ゆたKING】さん 9点(2003-03-09 17:34:55) 14.ハル・ベリーがよかった。余韻の残るラストは秀逸でしょう。 【ぜんいち】さん 7点(2003-03-09 02:05:07) 13.う~ん……なんか淡々としているし、ストーリーが調子よく展開されすぎな気がした。ハル・ベリーは頑張ってたけどね。 【キャリオカ】さん 6点(2003-02-27 15:25:50) 12.どうして大ヒットしたのか疑問です。オヤジに受けそうなのは分かりますが。女の人が、ハル・ペリーがイイ!男なら絶対惚れる!!とか言っているのが理解できません。僕は絶対に惚れません。もちろん体に興味ありますが・・。中盤、理解し合えつつあった二人に、男の父親という壁が立ち塞がろうとします。彼女を罵倒する男の父親。そして、男との絶好を誓って飛び出す女。男からもらった車に乗って。本当に「イイ女」なら、男からもらった車には乗らずに、徒歩で立ち去ろうとするはずです。けど、女には「自分のプライド」よりも「車」の方が大切だったみたいです。結局、援助交際となんら変わりないような気がします。もし、男が裕福でなかったら・・。もし、女があんなにセクシーでなかったら・・・。きっと、男の父親も、彼女と一度寝たら、コロッと変わるんだろうな。 【映写坊主】さん 5点(2003-02-26 17:12:55) ★11.深く、余韻の残るラストに、差別や性・家族・人種など本当に沢山の事を考えさせられました。とても良く出来た映画だと思います・・・ただ、息子を失った深い悲しみの中で惹かれあったはずの2人が、あんなにも簡単に、老いた父親を追いやれるは、何故でしょうか?それからレティシアの夫は何故、服役し、死刑になったのでしょう?細かい部分が十分に描けていないように思いました。 【sami】さん 7点(2003-02-25 17:37:29) 10.感情をコントロールしつつ冷静に生きていく後半の主人公が良かった。落ち付いた感じの音楽がいい効果を出していた。争いを求めず自分を求める映画。蛇足ですが、濡れ場はすごい。ちょうどその時に女房が見に来たので、なにも聞かれてないのに「こういう映画ではないよ」と言い訳してしまった。 【チューン】さん 7点(2003-02-25 16:05:27) 9.結末を見せないラストがいい!個人的にはいいと思ったが、人によって評価がわかれる映画かな。 【エアロ】さん 8点(2003-02-23 22:20:32) 8.あまりに都合よくふたりに障害となる人たちがいなくなるので唖然。アメリカのチョコレートはかなり甘いね。 【mimi】さん 5点(2003-02-23 01:42:04) 7.ラストシーン。ハンクが元夫の死刑執行人だったという運命のいたづらに茫然自失のレティシアに、スタンドの看板も超イカしてたよ、とご満悦のハンクが一言「俺たちはうまくいくよ。」思わず爆笑。まぁ・・・うまくいくんじゃいでしょうか。例えば根本敬の漫画で言うところの「吉田佐吉と村田藤吉」的な円満さで。 【まくりざし】さん 6点(2003-01-28 00:05:46) 6.オチなしに近いラストがいい。これからどうなるのかは、観た人が考えればいいってことだな。「俺たちはうまくいくよ」とハンクは言うが、さて?それにしても、親父を簡単に見捨てすぎのような気がしてならない。これも一つの差別感の現われかなあ。 【山岳蘭人】さん 6点(2002-12-08 19:30:11) 5.黒人女性レティシアは死刑囚の夫ローレンスを失い、その悲しみも癒えぬ間に息子タイレルを事故で失うことになる。その事故の現場に通りかかり、彼女の助けになってゆくのが、皮肉にも彼女の夫の刑の立会人で看守のハンクであった。ハンクは差別主義者の元看守の父と、やはり同刑務所で働くソニーと共に暮らしていた。が、ローレンスの刑の当日、ミスを犯した息子と口論になる。ハンクの容赦ない叱責に、ソニーは「父さんは俺が憎いだろう?でも俺は父さんを愛してた」と自分に向け引き金を引いた。人生のすべてを他人の手により消去されたレティシアと、自らの過ちにより大切なものを失ったハンク。黒人女性と白人男性。すべてが正反対の二人は、この不幸な出来事さえなければ惹かれあう事の無かった二人は、悲しみのなか出会うことになる。お互いがお互いの存在を知らぬまま、お互いの人生の最悪の時のなかで・・・。新鋭監督マーク・フォスターは、観客にある一定の距離をつくり、このサディスティックな愛の物語を撮りあげている。観客に涙させるのでなく、冷静に運命の結末を見守らせ、あえてレティシアを孤高の女性に仕立て上げた。だからこそ、運命の残酷さより、彼女の孤独感に感情が震え、失う痛みより、手にする痛みに不安感を抱かせることに成功したのであろう。そして注目すべきは、レティシアに命を与えたハル・ベリーの全身をかけた演技。息子タイレルを失い泣き崩れる彼女の演技には、身体中を電撃ににた衝撃を受けるにとに違いない。これは失う以上の痛みを伴う愛の物語。レティシアが最後に手にするのは果たして幸せなのだろうか?彼女自身は答えを見つけた。あなたはどんな答えを見つけるのであろう。 【L.b.】さん 10点(2002-11-09 23:30:20) 4.蔑んでいるはずの黒人の女に性的欲情をする。つまり感情では嫌っているが、本能は求めていると。そして本作公開時のキャッチコピーは、「たかが愛の代用品」。これがアメリカ南部の白人男の黒人女に対する感情なのだろうか。あれこれ考えてみたが、所詮、生粋の日本人である僕にはアメリカの人種問題など理解できそうにもない。現代アメリカの側面を知ることができる意味でおまけの2点。 【カテキン・スカイウォーカー】さん 2点(2002-10-15 23:10:53) 3.自殺に追い遣ってしまうほど息子を嫌い、自分の幸せの為には父親を施設に放り込んでしまう事も厭わないという、かなり身勝手な人種差別主義の男。その彼が事もあろうに、これまた不幸を絵に描いたような黒人女性を愛してしまう。それはまるで心の空洞を埋め合わせするかのように。果たして彼は本当に彼女の事を愛しているのだろうか。映画はそのあたりの様々な“何故?”の描き込みが不足している為か、なにか釈然としない印象で感動するまでには至らない。しかしその作品的欠陥を主役の二人の熱演が補っているのがなによりの救いだ。男の素性を知ってしまったた彼女が、彼の差し出すスプーンを黙ってそっと口にする幕切れは、静かな余韻を残して秀逸。 【ドラえもん】さん 7点(2002-09-23 18:18:22) 2.普通、邦題について何かしら違っていて「オイ」となるのが定番。原題にも色々含みがあるようだけど、この邦題にもなかなか上手さを感じる。久々に上手い邦題だなと感心した。この映画、人種差別を絡めているが人種差別以外にも小さな差別がチラホラ含まれているようでならない。その差別がまた気がつかれていないようで何だか悲しさを覚える。とにかくこの映画に漂うテーマは「悲しさ」だろう。親が子に与える影響は限りなく大きい。そこら辺は「アメリカン・ヒストリーX」と似た感覚を覚えた。ただ、ありきたりかもしれないが、やはり「愛」が人間を変える。最後のハル・ベリーの表情が全てだろう。最後に一つだけ、非常に気になるのがこの映画は果たして何年なのかという事。電気椅子って事は相当前だとは思うが、ハンクが「’89年型ピックアップ」というセリフがあるので非常に気になる。 【mmm】さん 7点(2002-09-19 23:05:45) 1.解説を読むとビリー・ボブ・ソーントンが主役らしいのですが、後半はハル・ベリーが主役になってしまっているように見える。そのせいかどうか、私には今一つピンと来ない物語となってしまいました(後半のソーントンは唯の脳天気にしか見えない)。原題の「monster's ball」は、死刑執行前に行う看守達の宴の事。だとすれば、この白人男と黒人女の出会いそのものがmonster's ball という解釈で良いのか、それとも息子の死ぬまでが二人にとってのそれだったのか…(しかし最近、息子が死ぬ映画ばっかり観てるような気がする…)。あと、ハル・ベリーのアカデミー賞は「告発の行方」のジョディ・フォスターのように、きっとR指定の強力な濡れ場が評価されたんだと思う。ということで、例によって評価が定まらないので、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2002-08-10 19:39:35)
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