みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★21.実写版「風の又三郎」や高畑の「セロ弾きのゴーシュ」など、映像化された賢治の作品は原作を台無しにしているものが多いけど、このアニメはとても幻想的で素晴らしく表現できていると思います。キャラを時代や流行に左右され安い人間の姿ではなく、猫にすることで、抽象的で永遠的で、不思議な世界観を表現するのに役立っていると思います。宮沢賢治は猫が嫌いだったのにと批判した浅はかな学者もいますが、賢治は「猫の事務所」や「どんぐりと山猫」など、猫を主役や主要キャラとして扱った物語も結構書いてますし、わずか短い1つの詩から賢治は猫嫌いだったなどと判断するのはあまりに短絡的すぎ。ますむらひろしも、そのような反論をしてます。理屈っぽい人にはこの作品の良さは分からない。 【ヨハン】さん 10点(2003-05-11 01:05:27) 20.千と千尋は、この映画を一部ぱくっていませんか?心の中に、深く沈みこんでくる作品です。静謐で美しい。 【山本】さん 9点(2003-05-09 07:09:32) 19. 宮沢賢治の余りにも有名な原作を杉井ギサブロー監督がアニメ化したのが本作。主人公ジョバンニと友達のカムパネルラを猫ファンタジー漫画家である、ますむらひろしにデザインさせた点には賛否両論あるかと思うが、もしも二人が人間になったとしたら「タッチ」みたいになっていた恐れも充分にあった(北の海で溺死した家庭教師と子供たちを観れば歴然!)訳だから個人的にはアレはアレで(一応)正解かな、と思う。何より活字離れの進む今日では、若い世代が氏の原作に触れるキッカケになった(と思う)本作の功績も少しは認められて然るべきかと感じないでもないので…まぁ取り敢えず7点。でも、ちゃんと原作も読もうね。想像力を掻き立てられるコト間違いナシ!! 【へちょちょ】さん 7点(2003-02-27 04:25:43) 18.ヒトが猫になっているのは、ヒトだと私達がそれぞれイメージするジョバンニだとかカンパネルラと絶対違ってしまうからだそうです。(けれども 宮沢賢治は猫が嫌いだったという学者にはかなりたたかれた様です。)宗教的な要素は意図的に排除されているけれども それでも!大好きな作品です。 【里奈】さん 10点(2003-01-16 00:16:54) 17.小学生の時からこの映画を好きだったために愛着がある。今改めて見ても宮沢賢治の作品を相当に研究し煮詰めてできあがった映画なのだろうと感じる。多くの人はこの不思議の世界に愛着を持てるのではないかと思う。 【テントウムシ】さん 10点(2002-12-20 21:58:17) 16.幻想的な映画です。特に音楽は耳に引っかかりました。観れば観るほどハマってゆきました。カムパネルラが去ってしまってから、ジョバンニが大粒の涙をひとつ流すところが好きです。 【りんりん】さん 9点(2002-12-09 16:12:05) 15.地味で、まったりゆったりした映画。でも、重厚な世界が確立されている。一つ一つのエピソードも印象的。音楽と映像の表現力と合わせ、アニメーションの持つ無限の可能性を感じさせた。 【mic550】さん 7点(2002-10-19 23:11:50) 14.なんかたいくつな映画(アニメ?)だった。宮沢賢治の小説を読んでないからかもしれないけれど、どこがいったいこんなに評判になるのか、わからない。猫が主体なのは面白いなと思ったが、猫の特徴や習性が描かれていないことから、別にあれが猫でもクマでもなんでもよかったようだ!? 絵がいまいちかわいくないし、全体的に暗くて、なにを表現したいのかつたわってこなかった。しかし、BGMは幻想的でとってもよかった。 【ノエミ】さん 1点(2002-08-10 18:15:40) 13.最高だと思います。昔から何回も見ているので、私の人生の中で一番印象深いアニメではないだろうか。宮沢賢治の世界をあそこまで忠実に表現できるというのはすごいと思うし、見るたびに新たにものを考えさせられ、新たな発見があります。育ってきた環境上、キリスト教と小さい頃から接しているので、そちらの面から見ても、面白いところがたくさんあると思います。(宮沢賢治は仏教らしいですが・・・。)一貫して、自己犠牲の精神が溢れるこの世界は、本当に美しいと思うのです。でも周りの人には知名度がなぜか低いこの映画。もっとたくさんの人に見てほしいなぁ。 【アルパチ夫】さん 10点(2002-07-02 20:31:59) 12.のんのんさんあの沈んだ客船はタイタニック号なんです、よく聞いていればわかると思いますよ、多分映画としては実在=架空の境界線を付けたかったんでしょうね。まあ、自分も何故、猫にしたのかまでは分かりませんが・・・・とにかくこの映画は原作を読んでいて全然わからんって思ってた自分に大きなヒントを与えてくれました。これがなきゃ未だに、この話の意味わかってなかっただろーなって思ってます。映像的にも綺麗ですしお話も忠実ですね、まだ原作しか読んでない宮沢ファンは見るべきですよっ 【夕焼け人】さん 10点(2002-06-11 14:53:50) 11. 最後にミルク抱えてはしるシーンがすきだな。 【ハマハマ】さん 9点(2002-05-06 13:14:41) 10.めったに泣くことのない私が、珍しく映画館の中で泣いた映画です。個人的には途中の電信技士がいらないなあと思う。それで-1点。音楽は最高です。映画を見た直後にサントラを即買いました。途中の客船が沈むところ。何で人間?とおもいながらも泣きました。最後のほうの電車の中でカムパネルラを追いかけるシーン、ジョバンニが扉を開けると前の扉がすっとしまるところ。切なかったです。 【のんのん】さん 9点(2002-03-27 12:36:03) 9.何故猫なのかようわからん。原作が喚起する無限大の想像力が大きく喪われてしまった。余程の力量がない限り、今後も宮沢賢治の小説の映画化は止めてくれ。 【死亀隆信】さん 1点(2002-03-19 21:54:25) 8.大好きです。映画全体に漂う静かで不思議な雰囲気も、押し付けがましくない深さも本当に素晴らしいです。ラスト近くの場面は、忘れられません。細野晴臣の音楽も印象的です。キャスティングも、文句ありません(田中真弓、坂本千夏の二人は本当に少年役が素晴らしい)。原作の方はもう十年ほど前に読んだきりで、殆ど内容を忘れてしまいましたが、原作の持つ不思議な雰囲気は全く壊していないと思います。 【マーチェンカ】さん 9点(2002-02-26 00:00:32) 7.なんかつまんなかったです。眠くなりました。声が田中真弓だなぁぐらいの映画でした。。。 【バカ王子】さん 3点(2002-02-07 21:21:57) 6.雰囲気よし。 【ooo-oooo-o】さん [映画館(字幕)] 8点(2002-01-31 12:17:02) 5.宮沢賢治の宝石の様な言葉の集まりが見事に、そして忠実に具現化した素晴らしい作品でした。文章を読み、頭の中に描いたぼんやりと描いていた原作の世界がはっきりと視覚に映し出されるような感覚でした。台詞もプロの声優さんが喋るといかにも自然で、また音楽も異国情緒とファンタジーの調和が宮沢賢治の独特の節回しとピッタリ合っていましいた。猫を擬人化していたのも各人が持つイメージを壊さず、しかも違和感が無くスッと入って来て感嘆しました。主人公の声をあてた田中真弓さんの演技力はこの頃から既にあったんですね。静かな物語とほのかに漂う哀愁など文句の付けようがありません。この映画とは関係は無いんですが、吉良吉彦(ZABADAK)の「宮沢賢治の幻燈」というCDもオススメです。まさにジャパニーズファンタジー!おまけに歌詞本のイラストは天野喜孝なのでこれだけでも一見の価値アリです。 【あっちゃん】さん 10点(2002-01-14 01:23:02) 4.哲学的思索にふけり、美しい映像を堪能し、宮沢賢治の浪漫に浸る。細野晴臣の不安げな音楽と、ますむらひろしの独特な解釈が融合し現実が遠く離れていく。あとはもう最高のプラネタリウムに酔いしれるべし。もう、何もいらない。 【うべばんぼー】さん 10点(2002-01-06 23:10:19)(良:1票) 3.雰囲気的に。好きです。 【茶飲】さん 6点(2001-12-25 20:34:45) 2.何気なく、友達に進められてみたんですが、雰囲気が結構好きです。15年ぐらい前の映画らしいですがますむらひろし氏の漫画はよく読むのでそういう意味でも楽しめました。ただ展開はゆっくりでした。そこがいいのかも知れませんが。 【NAL】さん 7点(2001-09-14 23:40:27)
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