みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
84.前半、眠りそうになったし、全く訳のわからん内容だったけど、全体の空気感はさすが岩井監督と思いました。、ストーリーを考えるより空気感を味わう作品。余計な期待をしないで暇なときにゆっくりゴロゴロしながら観たらいい。ピアノの音が綺麗だったし、アカペラの合唱がよかったぁー。あと、ふてくされた女子高生、ああいうのいる。 【レンジ】さん 7点(2003-09-26 18:07:47) 83.観る人を選ぶ映画だと思う。はまる人はどっぷりはまるし、ダメな人はとことんダメ。おそらく映画としてではなく共感できるかどうかの問題。少なくとも僕にとっては音楽も映像もきれいで良かった。そして胸の中がざわざわした。 【sparklecow】さん 9点(2003-09-19 02:36:34) 82.今見終わったばかりでとても不思議な気持ちの中からまだ抜けきれていません。いじめ、万引き、恐喝、売春、レイプ・・・。14歳の少年少女たちってこんなにも残酷なことをするものなんですかね。みなさんがおっしゃる共感の念は私には届かなかったです。しかし、主人公の視点から身の周りに起きている物事を考えれば、リリイの神秘的な音楽に自分の存在を重ねる部分は理解できた気がします。本当に不思議な芸術作品です。岩井監督の世界ですね。キャスティングは「スワロウテイル」に続いて素晴らしいと思いました。やっぱり伊藤歩はいいですねー。存在感抜群です。本当にこの映画は賛否両論だと思う。リリイのかすれ声が耳から離れません。たった2時間程度なのに、水泳した後のようなじっしり疲労感を覚えるのはなぜでしょう。やっぱり岩井監督は底知れない。 【未歩】さん [DVD(邦画)] 9点(2003-09-07 19:03:21) 81.かなりキますね。この映画は。見て鬱になるような人もいるんじゃないかな。でも、すごく内容が濃くて、「久々にこんなに心に残る映画を見たな」と思いました。自分にとって、この映画の内容はリアルではなかったけど、登場人物の心の動きとか、教室に差し込む光、空の色や田園風景などはすごくリアルで、そのため、入りやすかったのだと思います。賛否両論あるけど、私は、「遺作にするならこの映画」と言った岩井俊二の気持ちが分かるような気がします。他の邦画にもこれくらい見応えのあるのを期待したいですね。 【しゃぼんだま】さん 8点(2003-08-06 17:11:34) 80.打率10割の天才打者が、7割5分に下がっただけ。日本の現役監督の中では、引き続きトップを独走中。まだまだついていきやすぜ、カントク! 【水の上のハイウェイ】さん 6点(2003-07-29 20:05:32) 79.ただ一つだけ、掲示板を意識しすぎて何度かスクリーンに文字だけが挿入される部分だけは受け入れられなかったです。それ以外は(うまく言い表せないけど)「リリィ・シュシュのすべて」という映画として素直に見ることが出来ました。エンドロールの映像は美しすぎてずっと見ていたいと思わせてくれた。 【tomomi】さん 7点(2003-07-28 06:19:31) 78.岩井カントクの映画って、『スワロウテイル』でさえ評価してきたんだけど…これは…。破綻を恐れず、「今」の少年少女たちの「闇=病み」と直視しようとした真摯さは、よしとしよう。けれど、それが所詮は未成年者による非行例のサンプリング(!)に終始して、ひとつとして彼らの「闇=病み」を実感させるものではなかった。ただ、不愉快なだけだ。結局、新しいタイプのストーリーテラーである岩井カントクに、この作品のテーマはおよそ不似合いだったと。残念だけど、そう結論せざるを得ない、完全なる不完全作(とは、語義矛盾ですが)。唯一、8ミリビデオで撮った沖縄のシークエンスは、異様な衝撃を持っていたとは思うのだけど…。 【やましんの巻】さん 1点(2003-07-23 13:47:00) 77.岩井俊二くらい有名になると自己満の映画作れますよね。指示されている監督の色をプロデューサーが変えれませんもんね。本当に岩井さんの自己満で面白くない。もう彼自身も何が面白いかとか分からないんでしょうね。 【もちもちば】さん 1点(2003-07-18 01:04:31)(良:1票) 76.確かに、ココに封じ込められているのは一部だ。一般では無い。しかし、「存在しない」と言ってしまえる程、小さい「部分」では無い。実際、綿密な取材に基いて「映像に耐え得る部分のみを描いた」とのこと。無関心、無責任、自発的虚無の嵐。。。ま、確かに「リアル」だ。観て辛く感じる人が多いのは、救われる事実と言えるかもしれない。にしても、殺して終ってしまう(しかもバレない)最後の展開も、無責任だなぁ。ま、唯一の救いのつもりなのかもしれんが。 【ぽろぽろ】さん 6点(2003-07-08 08:57:29) 75.苦しい。とにかく痛い。でもずっと心に残っていく映画だと思う。この映画は、映像も音楽も美しいのに、中身は汚れていて凄くリアルに描いている。そこが物悲しさを強調してるって感じ…。 【キリィ】さん 9点(2003-06-28 23:49:40) 74.今朝観たばっかりで、まだまとまらないですが、良かった。今の14歳かは分からないけど、私の中学時代はあれに近かった。大人は、子どもは毎日学校に行って普通の暮らしをしていると思っているかもしれないけど、子どもにとって学校は毎日が戦いの場で、私はそれを最近忘れてきてたんだなあと思った。私自身、その中で最低限の誇りはなんとか捨てずにやってきた。いや、捨てかけたこともあったかな。星野はきっと、その最低限の誇りを奪われてしまったんだと思った。いじめられて、彼の中で、何かが崩されてしまった。好きだったくのさんの前で、不良たちにあざ笑われるシーンはつらかった。彼の中では構図ができていたんだと思う。不良>自分。自分は、社会で一番劣った人間なんだっていう。その構図から逃げるために、彼は人をいじめるしかなかった。それが、彼が傷つけられたプライドを取り返す、唯一の手段だったのだ。今、若者たちが荒れてるのは、希望がないからだと思う。明確な価値観とか、そういうものが消えて、文化もへったくれもない地方都市の一生徒でしかない自分に、みんなが辟易しているんだと思う。だれでも特別な唯一の自分でいたいのに、そうでない現実がある。だけど、リリイは、それを慰めてくれる存在ではないと思った。絶対に。だって、いくら音楽に没頭したって、自分がその音楽を作っているわけではないし、リリイは、実は彼らの痛みを増幅させているに過ぎないからだ。リリイがウケる時代、というのは分かる。でも、リリイがウケない時代というのを、私は作りたいと思う。14歳の若者に迫ろうとした監督はすごいと思う。迫った、という点では迫真の映画だった。 【雨の日は】さん 8点(2003-06-24 13:55:10)(良:1票) (笑:1票) ★73.うーん・・・嫌いですねぇ最近の岩井俊二。また初期みたいな爽やかなの作ってください。 【mimi】さん 3点(2003-06-17 23:48:56) 72. 観終わった後なんだかよくわからない気持ちになった。今までの岩井作品と違いすぎて混乱する。希望が全くない、救われない。すべての人間が心の中に持っている「悪意のない悪魔」をひたすら垂れ流されて観させられたよう。登場した少年達すべてにみられる「そんなもんだ」という諦めが流れてて、自殺した少女だけが唯一救われた気さえした。 もう二度とみたくないし、誰かに勧めることもはばかれるけど、良い意味も悪い意味も含めて印象に残る作品だった。 名作なのか駄作なのか...ひどく困惑させられる。 観ないですむんだったら観ない方が良かったのかな?でも観ちゃったし..というのが正直な感想 【01】さん 9点(2003-06-17 04:09:21) 71.はっきり言ってあまり言いたいことを理解できませんでした。でも、かなりの衝撃を受けて本まで買ってしまいました。画のキレイさはやはり岩井監督ですね。現実に起こった話かと半信半疑で見てました。 【teatree】さん 9点(2003-06-09 16:05:55) 70.結局私には青猫ってH.Nだった意味がわかんなかったし何を伝えたかったのかもわからなかったけど、こんなに衝撃受けたのは確かに初めてだった。14才のリアルが痛いくらい伝わってきました。私にはあんなに濃かった青春や思い出ないなぁ・・・万引きやいじめの青春をうらやましく思ってしまうのは私だけ? 【青猫】さん 9点(2003-06-01 22:06:19)(笑:1票) 69.僕はこの映画好きです。この映画には全体を覆う虚無感というか、混沌というか、海、というか、なんというか、満たされたエーテルを感じました。僕はこのエーテルという言葉の意味を理解して使っているわけではありません。だが本当にほかのどの言葉よりもしっくりくる言葉だと思いました。それほど、この映画を言葉にするのは難しい。また、僕はこの映画を見終わったとき、何日もこの映画を見ていたような感じがしました。初めての経験。何がよいか悪いかといった批評は僕にはできません。しかし、そんな言葉にはできないような思いが残る作品こそ傑作ではないかとそう思います。最後に二つ。星野が倒れたところで、僕は圧死するのだと思いました。だけど、「刺した」ことがわかったとき、そこだけなにか、NHK教育Chを見ているような印象をうけました。チャットシーンでのリリイのタイトルの連発のところは、最高に好きです。 【透き通るBlue】さん 10点(2003-06-01 19:45:58) 68.岩井俊二映画のファンである。しかし、この映画を観ている途中には他の作品とのギャップに嫌いになりかけたのを覚えている。それくらい残酷で後味も悪く、まさに拷問を受けているようだった。でも、観終わった後によくよく考えてみるとこれほど心に痛いくらいに残る映画もあまりないということに気付いた。そしてこの心の痛さこそが岩井俊二がこの映画で狙ったことなのだろう。 【スマイル・ペコ】さん 8点(2003-05-25 09:46:19) 67.一言でいえば 岩井俊二の自慰映画♪だが?しかし?観終わった後で何か表現できない感情が残る作品。決して、現実のて14歳の現実を描写しているとは思えない。リリィ・シュシュに全く魅力を感じない。映像部分は、『これぞ、岩井だ!観てくれ!』ってカンジのオンパレード。だから音楽と映像の一体感がない。救いようのない登場人物達。それを不快感といえばそれまでだが、何か脅迫観念を抱いてしまう・・・は? もしかして、観たものにそう思わす事が岩井監督の狙いなのか??しかし 決して 傑作とは思わないし、この作品を見て人生観が変わる事はない映画!!! 【ALEX-KID】さん 5点(2003-05-22 04:50:44) 66.傷ましくも輝かしい。憂鬱になってどうしようもない。この手の話は、嫌いな人は嫌いでしょう。僕は、いやだけど好きですね。 【april】さん 7点(2003-05-17 17:47:11) 65.こんな後味の悪い映画はじめてみた。ながすぎ、こんな中学生いない。悪く思うな、この映画好きな人。 【タコ増】さん 0点(2003-05-11 20:32:23)(良:1票)
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