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アメリカ交響楽

Rhapsody in Blue
1945年【米】 上映時間:130分
ドラマモノクロ映画音楽もの伝記もの
[アメリカコウキョウガク]
新規登録(2004-10-12)【元みかん】さん
タイトル情報更新(2014-09-24)【ESPERANZA】さん
公開開始日(1947-03-25)


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監督アーヴィング・ラパー
キャストロバート・アルダ(男優)ジョージ・ガーシュウィン
ジョーン・レスリー(女優)ジュリー・アダムス
アレクシス・スミス〔女優・1921生〕(女優)クリスティン・ギルバート夫人
チャールズ・コバーン(男優)プロデューサー マックス・ドレイファス
オスカー・レヴァント(男優)本人役
アル・ジョルソン(男優)本人役
アルバート・バッサーマン(男優)フランク教授
脚本クリフォード・オデッツ 
音楽レオ・F・フォーブステイン(音楽監督)
マックス・スタイナー(付随音楽)
作詞アイラ・ガーシュウィン挿入歌"The Man I Love"
作曲ジョージ・ガーシュウィン挿入歌"Rhapsody in Blue""Summertime"他
アイラ・ガーシュウィン挿入歌"Embraceable You""Swanee"他
フレデリック・ショパン夜想曲変ホ長調OP9-2/前奏曲イ長調OP28-7
編曲レイ・ハインドーフ
ヒューゴ・フリードホーファー
挿入曲アル・ジョルソン"Swanee"
オスカー・レヴァント"Rhapsody in Blue"他
撮影ソル・ポリト
メリット・B・ガースタッド
アーネスト・ホーラー
製作ジェシー・L・ラスキー
ハル・B・ウォリス
ワーナー・ブラザース
配給セントラル
美術ジョン・ヒューズ〔美術〕(美術監督)
フレッド・M・マクレーン(セット装飾)
衣装ミロ・アンダーソン
ヘアメイクパーク・ウェストモア
編集フォルマー・ブラングステッド
録音ネイサン・レヴィンソン
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【クチコミ・感想】

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5.原題は「ラプソディインブルー」。
ジョージ・ガーシュウィンの言わずと知れた代表曲。
大胆にジャズのイディオムを取り入れたセミクラシック楽曲で今もよく聞かれます。
「のだめカンタービレ」でもサブテーマ曲として使われていましたね。
僕が最初に聞いたバージョンは グレン・ミラーによるスイングアレンジでしたが、これもとても楽しい名曲です。
このアレンジでは原曲の冒頭大胆なクラリネットのグリッサンドがないのがやや寂しいですが。
とはいえこの原曲のオーケストラアレンジはガーシュウィン自身がしたものではないようです。
作曲は巧みでも編曲がやや苦手だったらしく彼のほとんどのオーケストラ曲はグローフェ他の人の手を借りたものだと言います。
その意味ではこの「アメリカ『交響楽』」 というタイトルはいささか的が外れていると言えるかも。
『交響曲』じゃないだけましかな。
物語中で交流があることが描かれているモーリス・ラベルは「オーケストラの魔術師」と呼ばれるほどの人だったのに、ガーシュウィンにオーケストレーションを教えてあげなかったのかな。
食えないじいさんだよね。
まあどちらも多忙な人だったということがあるのでしょう。
ガーシュウィンが亡くなって数年後に作られた映画ということで、生前に交流のあった当人が何人も出演している映像がとても貴重。
特に「スワニー」を歌ったアル・ジョルスンの映像は顔を黒塗りするという芸の性質上現在のアメリカでは事実上見ることが不可能でしょう。
日本のコンプライアンスは健全なのです。
長い指揮棒を振りまくるキングオブジャズ、ポール・ホワイトマンの映像も見られます。これはジャズとクラシックの融合が世に現れた 貴重な瞬間の再現なのです。
ショービジネスの分野から多彩な人材がクラシック音楽の変革を目指していく。
こんな時代がかつてあった。
それを教えてくれる映画です。
現在のクラシック音楽の世界というのがやや硬直し面白くないものに見えるのは何でですかね。 かずくんさん [DVD(字幕)] 7点(2024-02-16 00:57:49)

4.《ネタバレ》 クラシック界で彼の名を殆ど聞かない理由が、この映画でよく説明されている。教授の言う通り。
作品自体は曲と物語が虻蜂取らずで冗長。 ★★★1/2さん [DVD(字幕)] 4点(2023-02-04 20:16:38)

3.ガーシュウィンの楽曲を扱った伝記映画としては良いけれど、映画としてはあまりおもしろくなかった。特に私は現代音楽とかジャズとかは苦手なので、最初の方で出てきた「スワニー」以外は好きでなかった。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-24 19:33:09)

2.終戦の年の映画で「アメリカの声」いうところに力点が置かれていたよう。なぜか演奏時間にこだわり続けるお父さんが面白い。いっぽうコンサートシーンで涙ぐむお母さんはクサい。伝記ものってのは、当人が死んである程度時間が経ってから作ったほうがいいよな(これガーシュインの伝記映画。彼は1937年に死んでる)。どうも生き残ってる関係者に遠慮が出来て、あたりさわりのない人物像しか生れない。キャスティングでもヒムセルフってのが多かった。まあ死者を顕彰するって意味の作品なら仕方がないし、死んであまり時がたってないから、あの大観衆になっちゃうんだろうなあ。ラストで「ラプソディ・イン・ブルー」を繰り返すのは芸がない。小佳曲を置きたいところ。伝記映画は面白く作らないと、映画見てる観客が主人公の早い死を願いだすから、当人に悪いぜ。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-20 09:15:01)

1.♪ぷわぁぁぁぁぁぁぁん、ぷわぁん、ぷわぁん(中略)ぷぁん、ぷぁん、ぷわわぁぁん、ぷわわわぁぁぁん♪(『ラプソディ・イン・ブルー』より)ガーシュウィンの伝記です。恩師から“アメリカの声”になれ!ってさんざん言われ続けたガーシュウィン。ショー音楽で成功する彼をもったいなく思っていた恩師が、とても印象的でした。ショーにかまけてクラシックをやらないガーシュウィンを“アメリカの声”としてやるべきことはあるはずだ、と声をかける。かといって、今のガーシュウィンをまったく認めていないわけではなく、ただ残念に思っているだけで、成功は成功で喜んでいるところがいい。ちなみに、オスカー・レヴァント本人役ででています。 元みかんさん 7点(2004-11-13 22:46:04)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.60点
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【アカデミー賞 情報】

1945年 18回
作曲賞(コメディ)マックス・スタイナー候補(ノミネート)ミュージカル映画音楽賞として
作曲賞(コメディ)レイ・ハインドーフ候補(ノミネート)ミュージカル映画音楽賞として
録音賞ネイサン・レヴィンソン候補(ノミネート) 

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