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ゴッドファーザー

The Godfather
(Mario Puzo's The Godfather)
1972年【米】 上映時間:175分
ドラマシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィア小説の映画化
[ゴッドファーザー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(1972-07-15)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督フランシス・フォード・コッポラ
演出伊達康将(日本語吹き替え版【ソフト/リストア】)
キャストマーロン・ブランド(男優)ドン・ヴィトー・コルレオーネ
アル・パチーノ(男優)マイケル・コルレオーネ
ジェームズ・カーン(男優)サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ
ジョン・カザール(男優)フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ
ダイアン・キートン(女優)ケイ・アダムス・コルレオーネ
ロバート・デュヴァル(男優)トム・ヘイゲン
リチャード・カステラーノ(男優)クレメンザ
タリア・シャイア(女優)コンスタンツァ ・'コニー'・コルレオーネ・リッツィ
スターリング・ヘイドン(男優)汚職警察署長マクラスキー
ジョン・マーレイ〔男優・1907年生〕(男優)ジャック・ウォルツ
リチャード・コンテ(男優)ドン・エミリオ・バルジーニ
アル・レッティエリ(男優)ソロッツォ
フランコ・チッティ(男優)カーロ
レニー・モンタナ(男優)ルカ・ブラージ
カーマイン・コッポラ(男優)モンタージュ場面のピアノ奏者(ノンクレジット)
ジョー・スピネル(男優)ウィリー・チッチ(ノンクレジット)
ソフィア・コッポラ(女優)マイケル・フランシス・リッツィ(ノンクレジット)
ジャン=カルロ・コッポラ(男優)洗礼観察者(ノンクレジット)
ジョン・マルティーノ(男優)ポーリー・ガットー
シモネッタ・ステファネッリ(女優)アポロニア・ヴィテリ
アレックス・ロッコ(男優)モー・グリーン
ルディ・ボンド(男優)オッテリオ・クネオ
エイブ・ヴィゴダ(男優)サル・テッシオ
ジャンニ・ルッソ(男優)カルロ・リッツィ
アンジェロ・インファンティ(男優)ファブリツィオ
トニー・ジョルジオ(男優)ブルーノ・タッタリア
ビクター・レンディナ(男優)フィリップ・タッタリア
リチャード・ブライト(男優)アル・ネリ
ヴィトー・スコッティ(男優)ナゾリーネ
麦人ドン・ヴィトー・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
山路和弘マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
森川智之マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【リストア】)
谷口節サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
牛山茂フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
山像かおりケイ・アダムス・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
田原アルノトム・ヘイゲン(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八クレメンザ(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤哲夫クレメンザ(日本語吹き替え版【リストア】)
仲野裕汚職警察署長マクラスキー/ドン・エミリオ・バルジーニ(日本語吹き替え版【リストア】)
糸博ドン・エミリオ・バルジーニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
渡辺美佐〔声優〕コンスタンツァ ・'コニー'・コルレオーネ・リッツィ(日本語吹き替え版【ソフト】)
銀河万丈ソロッツォ(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典ソロッツォ(日本語吹き替え版【リストア】)
藤本譲ルカ・ブラージ(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿ドン・トマシーノ(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村雅史ドン・トマシーノ(日本語吹き替え版【リストア】)
星野充昭カーロ(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田直哉カルロ・リッツィ(日本語吹き替え版【ソフト】)
桐本琢也カルロ・リッツィ(日本語吹き替え版【リストア】)
水野龍司(日本語吹き替え版【ソフト】)
大川透ジョニー・フォンテーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木梅治モー・グリーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
青山穣モー・グリーン(日本語吹き替え版【リストア】)
稲葉実(日本語吹き替え版【ソフト】)
白熊寛嗣(日本語吹き替え版【リストア】)
島香裕ルカ・ブラージ(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版【ソフト】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【ソフト】)
西村知道(日本語吹き替え版【ソフト】)
鈴木瑞穂ドン・ヴィトー・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
野沢那智マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
穂積隆信サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鈴木弘子ケイ・アダムス・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
富田耕生クレメンザ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
加藤精三ポーリー・ガットー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大塚国夫フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林清志ソロッツォ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
家弓家正モー・グリーン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
青野武カルロ・リッツィ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
上田敏也サル・テッシオ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
納谷六朗カーロ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山内雅人ジョニー・フォンテーン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
今西正男ルカ・ブラージ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
富田仲次郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
伊武雅之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塩見竜介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小川真司〔声優・男優〕(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
斎藤昌(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千葉耕市(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小関一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
冨永みーな(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北川米彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
信沢三恵子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作マリオ・プーゾ
脚本マリオ・プーゾ
フランシス・フォード・コッポラ
音楽ニーノ・ロータ
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト"Non so più cosa son, cosa faccio"他1曲(ノンクレジット)
撮影マイケル・チャップマン(カメラ・オペレーター)
ゴードン・ウィリス
ビル・バトラー〔編集〕(第二班撮影監督〔ノンクレジット〕)
製作ロバート・エヴァンス
アルバート・S・ラディ
パラマウント・ピクチャーズ
制作東北新社(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
配給CIC
特撮ポール・J・ロンバルディ(特殊効果スーパーバイザー〔ノンクレジット〕)
美術ディーン・タヴォウラリス(プロダクション・デザイン)
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
ヘアメイクディック・スミス(メーキャップ)
編集ウィリアム・レイノルズ〔編集〕
ピーター・ジナー
録音クリストファー・ニューマン〔録音〕
リチャード・ポートマン
字幕翻訳高瀬鎮夫
菊地浩司(ソフト/リストア)
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
スタントレイモンド・ハートウィック(ドライバー〔ノンクレジット〕)
その他フレッド・ルース(キャスティング)
ウォルター・マーチ(ポスト・プロダクション・コンサルタント)
フレッド・C・カルーソー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ピーター・ジナー(外国ポスト・プロダクション)
あらすじ
1945年、NY。マフィア・ファミリーの首領ビトー・コルレオーネは「ゴッドファーザー(名付け親)」の尊称で呼ばれ、強大な権力を誇っていた。しかしビトーが銃撃されたことからファミリー間の抗争が勃発。コルレオーネ・ファミリーに危機が迫る。そして家業を嫌う三男マイケルはその意思に反して抗争に巻き込まれていくのだった。

】さん(2004-04-04)
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【クチコミ・感想】

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500.大絶賛の嵐の中、否定的な評価をするのは心苦しいのですが、個人的にはまったく普通の印象でした。確かに俳優陣の強烈な魅力や演技力には脱帽ですし、マフィア同士の抗争を通して、家族愛などの人間ドラマをメインに描くというのもいいと思います。しかし、不遜な言い方をさせてもらえれば、映画にせよ小説にせよ、どんなジャンルでも、人間ドラマを描くことは「当たり前」のことであって、とりわけこの作品が突出して凄いとは思えませんでした。家族愛や人間ドラマがあると言っても、結局はマフィアとしてうまい汁を吸い、非合法なこともしているから命を狙われるのであって、それに対処した事をもって「苦難を乗り越えた勇気や家族愛」と評価するのは少し違うのでは?と思ってしまいます。例えば映画出演をめぐってのエピソードでは、明らかにソニーに非があるのに、堅気であるはずのプロデューサーに対して、愛馬の首を切り落とすような暴力的で残虐な脅しを仕掛けたりするのは、マフィアの仁義には反しないのでしょうか?身内のためなら、そんな卑劣極まる行為すら正当化するのがマフィアの「家族愛」なのでしょうか?私がボスなら、「そんな腐った性根でいい演技が出来るか!」と一喝しますし、それが本当の愛情なのでは?この作品からは「身内だけに注がれる狭い愛情」ばかりで、ヤクザ者として貫き通すべき「仁義」や「義侠心」といったものが感じられません。その際たるものが、マイケルの逃亡先での結婚話でしょう。心通わすイベントも、結婚の必要性も無いのに、まるで「暇つぶし」のような感覚で結婚。結果、あんな目立つことをしたせいで、相手の女性は身代わりになって死ぬことになったのに、その後あっさり昔の女と縒りを戻し、その事に何の痛痒も感じていないマイケルには嫌悪感すら覚えました。ラストにしても、マフィアのボスとしての大きなリターンを考えれば、カッコつけて「闇の世界に身を投じる覚悟」と言う程のものでもないでしょう。下っ端を経ることなく、いきなり組織のトップになれるなら、私だって「やってみようかな」くらいの事は思いますよ。ましてここは自分の「身内の組織」なんですから、なおさらでしょう。どうも、この作品も神格化されすぎているように思いました。 FSSさん 5点(2003-10-13 03:46:54)(良:7票)

499.当時はM・ブランド以外、殆ど無名の俳優たち。今観ると印象が全然ちがいますよね。ところで、これ観るといつも思い出すことわざがあります。「馬の首に念仏」(←意味不明) nizamさん 8点(2003-12-17 12:43:15)(笑:4票)

498.《ネタバレ》 日本のドラマとかに出てくるヤクザとかを見てても思う事なんですが、こういうマフィアやらヤクザみたいなのはどうしてこう他人の命は簡単に奪えるくせに自分やその親族の命には過剰な反応示すんでしょうね。自分の親族が死んだら復讐したくなるくらいの反応をするってことは家族を失う痛みってのもわかってるはずなのに、たかだか勢力争いのために他人の命は奪えるんですもんね。すっげぇ皮肉だなと思って観てました。いかにもマフィアを綺麗に見せようみたいな映画の構成があったように思いましたがオレはこれっぽっちもこういうマフィアが良いもんだとは思いませんでした。もっと言うなら、そんなに続編をポンポン出すほどのもんかと。話のほとんどはドン・コリオーネ(=マーロン・ブランド)とその一家の話に尽きたんですが、逆に言うならそれはその勢力争いの陰で死んでいく人達は全く描かれないで、表面的に感動できる部分だけを映した映画という印象を受けました。マイケル(=アル・パチーノ)の恋人のケイがマイケルと寄りを戻すのを最初嫌がったのもわかる気がします。マイケルと婚約するっていうのは下手をすれば対立勢力に殺される可能性も充分出てくるし、ケイは知りませんがマイケルが隠居生活中に簡単に浮気をしていたりその相手が死んでしまったらすぐにまたケイと寄りを戻そうとするところなんかもう見ていて気分が悪いの何の。本当にこんなマフィアとかヤクザなんて自分勝手な生き方で迷惑以外の何者でもないもんだなというのが感想です。これがかっこいいと思う人達がいるのかねぇ・・・。オレにはわかんないです。 TANTOさん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-17 02:01:24)(良:3票)

497.《ネタバレ》 現代映画の教科書的存在といっても過言ではないでしょう。冒頭から重厚感のある会話劇、ドン・コルレオーネが襲撃されるシーン、マイケルがレストランでソロッツォと警官を射殺するまでのくだり、「俺たちに明日はない」に触発されたというソニーが有料道路で蜂の巣にされるシーン(親父が彼の遺体を見て「こんな姿では母親には見せられない」と言うシーンは感動的という言葉だけでは表せない)、そしてラストの洗礼式と虐殺の見事なカットバック、もっと言えば新たに生を受ける者と死を迎える者の見事なまでのコントラスト等々…全てが美しすぎる。そして本作最大の評価点は、ファミリー(組織)とファミリー(家族)の描写をどちらも怠ることなく最後まで描ききっているところ。恐怖で支配しているのではなく、人柄から人々に慕われるコルレオーネ(親父)、血の気が多くファミリーの敵は皆排除したいが兄弟思いなソニー、以外にヘたれなフレド、ソロッツォを殺る時はまだまだ青二才だったのに対し、様々な経験をつむにつれて次第にドンとしての風格が出てきたマイケル(時に最後のカルロを殺す時の彼は同じ人物とは思えないほど!)と妹のコニー…3時間弱の映画ながら内容が濃厚なため全く長さを感じさせない演出やストーリー展開もまた見事。こうした映画がまた作られることを切に願っています。<追伸>偉大なるドン・コルレオーネことマーロン・ブランド氏に心よりご冥福をお祈りします。 クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 9点(2004-09-06 16:59:03)(良:3票)

496.どう考えても神格化されすぎでしょう。身内(ファミリー)だけに注がれる狭い愛情と保護というのは、そんなに有難がらなくてはいけないものなのでしょうか? この映画で描かれているのは、ひどく身勝手で狭量な人間同士の縄張り争いだけのような気がしますが。 Kさん 5点(2004-04-29 22:09:38)(良:3票)

495.この映画はしびれますねぇ。
見終わってから1週間ほどマイケル・コルレオーネになりきれてしまうのがこわい。
いつの間にか、携帯の着信音がこのテーマとなり、PCの壁紙やらスクリーンセーバーがドン・マイケルになってしまいました。
最終的には自分の結婚式の入場曲に、ずんちゃっちゃ~から始まる「ワルツ」を採用しちゃいました。
なんかファミリーになれた気分になれて最高でした。
結婚式のダンスのシーンが印象的です。最高傑作! にゅうたいぷさん [DVD(字幕)] 10点(2003-12-03 13:32:15)(笑:3票)

494.5回目の視聴でストーリーを知っているのだが、見始めるとやっぱり面白く食い入るように最後まで見てしまい、II とIIIも見てしまった。およそ50年前にこんな重厚でスケールの大きいマフィア映画が作れたのが凄いです。日本のやくざ映画では仁義なき戦いがNO1だと思いますがスケールが全然違います。 黒部の太陽さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2021-01-10 09:57:54)(良:2票)

493.《ネタバレ》 初めに観たのは中学生の頃。15年以上前。当時の感想は「古臭くて長くてハードルが高い割に世間で言われている程特別凄い映画でもない」というもの。30歳を超えた今観直してみた時、印象が変わった点がいくつかありました。画が綺麗で思っていたより古臭くないという事。衣装がおしゃれな事。ビトーは思っていたより身近な存在だという事(困り顔・呆れ顔がお茶目)。逆にマイケルは思っていたよりヤバい奴なんだな、という事。当時は抗争に嫌々巻き込まれてかわいそう…なんて勘違いをしていたんですが、意外と積極的。ノリノリでびっくり。古臭い感と高尚感は今回鑑賞して強く感じる事はありませんでした。むしろ楽しめる方の映画というイメージ。僕自身大人になり、自分の家族の事はとても大切に思う様になりました。今の自分にとってこの映画は家族の映画。自分以外の家族だとしてもその家族の敵は自分の敵。この人達は闇の存在なのでやり方は極端ですが。で、マフィア同士の抗争という要素が加わって3時間でも観る事のできる映画になっている。この映画を表現する時に『叙事詩』という言葉が用いられる事が多いと思います。その言葉良くないと思います。そんなキャッチフレーズと3時間という上映時間だと気軽に観ようと思えない。ともかくイメージより大層な映画じゃないんだな、という感想です。これは良い意味で。 HIRABAYASHIさん [インターネット(吹替)] 7点(2017-12-16 15:18:44)(良:2票)

492.マフィア映画の代表作であり間違いなく映画史に深く刻まれた映画。始まりから終わりまで迫力で押し切っている。そして単なるマフィア映画にとどまらず家族を守ろうとするコルレオーネ一族の愛が深い。愛を守るためであれば血が流れようとも手段を選ばないその姿に興奮を覚えたし、マフィア映画の真髄が前面に出ている。音楽も独特の迫力を出している描写も素晴らしい。エンディングでジーンと鑑賞に浸れる映画でした。僕が映画を見てきた中で一番です。 mighty guardさん [DVD(字幕)] 10点(2008-08-25 22:07:24)(良:2票)

491.初代ゴッドファーザーも2代目のアルパチーノも、どちらも暗い部屋での顔半分が見えないあの迫力、最高です。
【2018/03/04追記】どのシーンも素晴らしいがマイケルが父親の入院先の病院を訪ねる一連のシーンはパン屋のお兄ちゃんの演技も含めて緊迫感があってとても好きです。
【2021/01/29追記】病院でのパン屋の兄ちゃんとのシーン、ブルブル震えるパン屋兄ちゃんとは対照的に落ち着き払ったマイケル、自分としてはこのシーンでマイケルがファミリーのドンとなる「器」の持ち主であることを監督は表現していると思った。ソニーやフレドなどと違う冷静沈着なマイケル、大卒で軍にも行って明るい家庭と子供たちに囲まれた堅気の人生を歩むという道もあったかもしれないが、結果としてゴッドファーザーの道を歩むのはやはりマイケルの運命だったのか。 珈琲時間さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-30 09:20:21)(良:2票)

490.《ネタバレ》 この映画は人生そのものだ。孫と戯れ息を引き取ったビトーは幸せな死に方だったと思う。蜂の巣にされたソニー、身代わりになって殺されたアポロニア…何度観ても胸が締め付けられる。ソニーが死んだのは妹思いの兄だったから。「愛」が「死」を招いたのだ。ビトーは復讐を望まなかったが、マイケルは父の死後、「大掃除」を行う。マイケルの凄いところは「待つ」ことだ。父が死ぬまで数年間、復讐の機会を待っていた。彼らの生き方、死に様を見て、人生の無常を感じる。マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュバル、名優たちの演技に鳥肌が立つ。一秒たりと見逃せない、永遠不滅の名作だ。 フライボーイさん [DVD(字幕)] 10点(2007-09-09 22:48:23)(良:2票)

489.《ネタバレ》 この映画は音楽が少なく、静寂のシーンが多いのである・・・あの静寂・・・・それに加えあの重厚感がこの映画の雰囲気である。 この「静」と「重」がドン・ビト・コルレオーネことマーロン・ブランドの演技を際立たせ、あのとてつもない存在感を生み出したと思う。 例えば冒頭のシーン。マーロン・ブランドは喋ってない上に後頭部しか映ってないのにあのインパクトは何なんだろうか。始まっていきなり引き込まれてしまった。 そして続く会話のシーン。マーロン・ブランドの演技が輝き、なんとなく畏敬の念まで抱いてしまいそうだ。 勿論マーロン・ブランドだけでなく他の役者様が出てくるシーンでも同じような感じで撮られてるシーンはあり、その1つ1つの出来が素晴らしい。演技も良かった。 しかしマーロン・ブランド程の存在感は出せなかった。あれほど存在感のある人物は他の映画で探してみても見つからないしこれからも見つからない・・・気がしてならない。本当に凄い。渋い。 脚本も素晴らしい。いやもう全部素晴らしいのだが・・・ 最初マイケルは笑顔を見られたし、何となくひ弱そうな青年だったがラストの方ではまるで別人。ラストシーンを観た後ドンがマイケルに言った「お前だけは巻き込みたくなかった」みたいなセリフを思い出してしまった。 この時のドンのセリフはPARTⅡでも重要になってくるので観るなら覚えておいてほしい。車爆破のシーンとソニー死亡のシーンは衝撃的だった。死ぬとは思ってなかったし。 こういう事もマイケルを別人に変えた要因なのだろうな。それと映像。ああいう陰影の付け方は好き。陰翳礼賛だね。 「静」と「重」にさらに「闇」までもが加わってしまい、より味わい深いものになった。1回観ただけでは登場人物が多くて混乱するだけなのが唯一の欠点。実際俺も1回目は何が何だか分からないまま終わってこの映画の良さが全く理解できなかったが2回目で理解できたので、こんなに世間の評価が良いのに自分には理解できないなんて残念だ悔しい・・なんて思ってる人は2回目の鑑賞を強く勧める。1回目の鑑賞・・登場人物を覚えられず混乱、2回目の鑑賞・・登場人物を覚え理解、PARTⅡを観た後3回目の鑑賞・・コルレオーネファミリーに愛着が湧く・・とこうなってくる。若いうちに観といて良かった。この映画はこれからじっくり何回も観ていきたい。 好きな映画ベスト3には入る。 上質な娯楽映画。 ケ66軍曹さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-26 01:53:38)(良:2票)

488.《ネタバレ》 コルレオーネ家は、ケネディ家を模していると言われているが、日本人の私は「田中角栄」を連想してしまうのだった。
「フィクサー」とは、「もめ事の調停が得意な人」と私は解釈している。
では、どうすれば「もめ事調停分野」において他人より秀でることができるのだろうか。
角栄の事を書いた本をいろいろ読んでいくと、その道の常道はまずは「懐柔」そして「脅し」であるらしい。角栄の場合は、「懐柔」のほうに力を入れていて、「相手に法外(相場の2倍以上の)に有利な条件を提示する」ところから始めたらしい。これは当然「自分が持ち出す」ことが必須となる。そうすると、「常に自分が豊富なコネや資産を有する」が絶対条件である。そのために金策が欠かせないから無理に無理を重ねていくことになってしまう。しかしこうしてひとつ「貸し」をつくると、次の別件のときに「そうだあいつに貸しがあったから今回利用しよう」となり、「貸し」が増えるほどフィクサー本人はどんどん「ラク」になっていくという構造になっているらしい。
そしてわがドン・コルレオーネ。彼もまた無一文からのスタートであるから角栄とあまり変わらない。
元手となるものがない彼が「元手」とした最初のものが、街のダニであるドン殺しであったことは「Ⅱ」で判明する。彼が仲間に「貸し」を作り、優位に立つための「元手」、それは「人殺し」だった。そして「フィクサー」としての彼の手法は、「金を取らず」「貸し」を無限に積み重ねていくことで営まれてゆく。上記の「どんどんラクになる」の方程式に従って。このへんが、「Ⅱ」でのコロンボ夫人問題の時に如実に描かれていて、ヴィトの「手法」を鮮やかに見せる。しかし、ヴィトはあくまで「古い時代の町の相談者」に甘んじて、それ以上に「儲け」ようなどと思っていない。
ところが、大学出のマイケルは、単なる「もめ事調停人」から脱することを望み、そして「親父の時代のヤクザな仕事」から徐々に手を引いて、まっとうな「ファミリー」へ脱皮しようとしていくのだが…。
ちなみに、マイケルにヴィト譲りの並々ならぬ「ネゴシエーション」能力が引き継がれていることがはっきりと描かれている場面が「Ⅰ」にあります。皆さん、一瞬考えて見てください。
それは、シシリアでアポロニアに一目ぼれした彼が、拒絶する彼女の親父さんを口説いて面会にこぎつける場面です。 パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-25 22:03:47)(良:2票)

487.《ネタバレ》 ゴッドファーザー。。。この神格化された響き。 どこを見ても名作傑作大作と賛辞や賞賛のオンパレード。 気にならないはずは、もちろんない。 「いつか観よう、いつか観よう」とずっと心の中にあった。 しかし、どうもこの映画から漂ってくる陰惨でダークなイメージが俺を寄せ付けずにいた。 きっかけは、レンタルショップでテキトーに借りた「チョー駄作」のせい。 この駄作(しかも2連発)のせいで、俺は決心した。 わけのわからん無名映画に手を出してクソみたいな気分にさせられてるくらいなら、いくら自分の感性に合わなさそうでも世間的評価の高い名作傑作大作と呼ばれる類のものに挑戦してみる方が、圧倒的に有意義な時間を過ごせるのではないかと。 で、3部作を一気に借りてきたのである。 さて、今、パートⅠを観終わった。 正直、困っている。 それは、やっぱり俺にはこの世界が分からんからだ。 もうね、全くわからん。 なぜこれをカッコイイと思えるのか。。。 不思議でたまらん。 「重厚?」 確かに重厚だ。 でも、それだけだ。 いや、むしろ、この重厚さは鈍重にさえ思えてくる。 ひらたく言えば「かったるい」のだ。 ファミリーの為だとかエラそうな大義名分を掲げながら、その実、結局は自分たちが生き残るためだけに、都合よくアッチを殺しコッチを殺し。。。ウソなんぞ平気の平左。 自分の主張もコロコロ変える。 ひたすら保身の為にあたふたしてるだけのこと。 どんなに役者が渋かろうが関係ない。 結局は悪事を働き、善良な市民に多大なる迷惑をかけて、裏社会の甘い汁を吸ってノウノウと生きてるゴロツキの話だ。 こんな輩が何をえらそうにほざいても、何の説得力もない。 コッポラは、本当にこんなつまらんギャングどもをカッコヨク撮ろうとしたのか? 逆じゃないのか? 「表向きはシブく見えてても、本当はこんなにしょーもないヤツラなんだよ」って言いたかったんじゃないのか??? そう思えて仕方がない(それにしたってもっと見せ方があると思うが)。   さてと。。。パートⅡ、パートⅢのDVDが俺の前に並んでいる。 俺は不安だ。 果たして俺はこんな映画を最後まで見届けることができるのだろうか。。。 辛い時間になりそうだよ、オカアチャン。。。 3本一気になんて借りなきゃよかった。。。(T-T) とっすぃさん [DVD(字幕)] 4点(2006-06-02 02:52:46)(良:1票) (笑:1票)

486.役者の演技や音楽は良いと思いますが、それ以外に感じるものはないですね。ヤクザモノにしては「粋」じゃないんだよね。マフィアの現実見せられれても、日本人の私には響くものはあまりないです。別にカッコイイとも思わない。ヤクザモノなら高倉健の任侠モノを観てた方がいいし、「家族愛」に触れたいなら山田洋次でも観てたほうがいいかな?
<追記>17年ぶりに再見。印象は変わらず。昨今の「ジェンダー」的視点から言えば、女性達はかなり蔑ろにされているようには思えた。DVされてたのがロッキー奥さんだった事に今更ながら気が付いた。で、ダイアンキートンはまだ芋ねーちゃんって感じで、年取ってからの方がいいな。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-03 05:24:51)(良:2票)

485.まずは管理人さん、ありがとうございました。
この度、ようやく投稿出来るようになり感謝しています。1番最初に投稿しようと決めていたのがこの映画です。ところで大勢の皆さん絶賛されていますが、私も絶賛させてもらいたいと思います。まずは観終わった後、これぞ映画だあ!というべき、とにかく演出から脚本から演技、音楽、編集と全てにおいて完璧な映画です。三時間という長さが全く感じられないほどのあっという間の三時間でした。今まで沢山の映画を観てきましたが、1本だけ選べと言われたら迷わず「ゴッド・ファーザー」と言います。そのぐらい私にとってこの映画は特別な映画です。 青観さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-28 06:13:45)(良:2票)

484.《ネタバレ》 馬の首だけは勘弁して、せめて馬刺しにしてくれ!!(俺の大好物) 一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-23 16:34:13)(笑:2票)

483.皆さんは苦手な映画のジャンルありませんか?
私にはやくざやマフィアもの。
堅気な親からのすり込み教育もあり、良くない怖い気がしていた。

いつかいつかと思っていた本作、何十年も経ちやっと観られた。
年も取り色々な人生を見聞きした今、この名作を鑑賞して良かったと思う。

人殺しや闘争はいけないことだけれど、そうなってしまう道筋を見せていく。
ゴッドファーザーのオーラとすご味を体感できた。
一族や部下や市民をまとめて、自身は勢力を広げていく。
迫力満点で恐ろしい。

そして正直に言うと。
真に理解したかというと細部は分かっていない所が多い、私。
レビューもなかなか書けず、今も自分の感想に不満。
しかし、素晴らしい作品だと称賛したい。
的を得た話しは出来ませんが、この世界を覗いた事に満足しています。 たんぽぽさん [インターネット(吹替)] 8点(2023-12-03 21:26:49)(良:1票)

482.《ネタバレ》 見直すたびに新たな発見がある。自分の気づきなのだが、見直す事の楽しみになっている。マイケルが一家の家業と距離を置くカレッジボーイから、徐々に、マフィアの世界に足を踏み入れていく過程が丁寧に描かれている。無理のない、納得できるエピソードが要所要所にあるのだが、ポイントは、あの病院のシーンではないかと思えてきた。父が撃たれて入院し、見舞いに行くが仲間の見張りが誰もいない。警察に追っぱらわれたらしい。危機を察知して、とっさに父をベッドごと別室に移し、見舞いに来た男と一緒に病院の入り口に立ち、仲間の応援を待つ。緊張で震える男を鼓舞して、暗殺に来た敵をハッタリで威嚇し、危機を乗り切るマイケル。この後の、レストランでの暗殺のシーンが強烈なだけに、つい印象が薄くなってしまっていたが、この病院での振る舞いが、正に明確な分岐点であり、最後に描かれる、冷酷で情け容赦のない新しいゴッドファーザーの誕生シーンに結びついていると思えた。まあ、また見直した時に、別の事を思うかもしれないけれども、あそこから、マイケルの顔の表情が、アル・パチーノの演技なのだろうが、明らかに変わった。映画としては文句なし、傑作だ。 戸沢一平さん [インターネット(字幕)] 10点(2023-10-30 21:27:13)(良:1票)

481.《ネタバレ》  長いので何回かに分けて見るつもりだったのに、あんまり面白くて一気に見てしまいました。おかげで寝不足の一日になってしまった。
 どーしても古い映画は敬遠しがちだったのです。
 理由➀ 様式美がもてはやされていて、実際の面白さはそーでもなかったりするから。
 理由② 様式美に凝り固まっていて、テンポが遅そーだし、退屈そーだから。
 理由③ 各ジャンルのパイオニアってだけでもてはやされていて、実際の面白さはそーでもなかったりするから。
 そんな自分の浅はかな固定観念をものの見事に粉々にしてくれました。『色褪せない』ってのはこーゆーことなんですねぇ。
 小難しい映画かと思っていたのですが、そーでもなかったのも良かったです。
 確かに人物相関図はやや複雑ですが、中心人物たちだけ押さえておけばストーリーは割とシンプル。実は単純な成り上がり系ストーリー。マフィアのドンの息子でありながら、堅気の主人公マイケルが、運命に翻弄されてマフィアの世界へと否が応にも巻き込まれていく物語。ファミリーのなかでも、一人だけ非マフィアでボンボンな感じのマイケルが、次第に頭角を現していくのはある種痛快でした。危険で予断を許さない状況のなか、マイケルの一挙手一投足に期待せずにはいられません。
 それにしてもアル・パチーノにもこんなに若いときがあったのですねー。最初アル・パチーノだと気づきませんでした。
 兄のソニー、相談役のトム・ヘイゲン、暗殺実行役のクレメンザなど、脇を固める面子も強烈な個性。1人1人に大なり小なりドラマあり。にも関わらず、ファミリーの存亡をかけた駆け引き、闘争、そして世代交代というこの映画の本流も決して見失わない見事なストーリー構成。なんとバランスの良い映画なんでしょう。
 ただひとつ難を言うなら、マイケルとアポロニアのエピソードは個人的には不要でした。
 マイケルには一人の女性を愛し、基本はストイックでいてほしかったものです。アポロニアとのエピソードは、なんだか極上のウイスキーに混ぜられた不純物のようでした。
 それにアポロニアが死ぬやいなや、ケイ・アダムスのところに戻っていって、なんと節操のない。
 マイケルの好感度を下げるだけのこのエピソード、本当に必要だったのでしょうか。
 それにしてもあれだけ事が大きくなるのを避けて慎重に動いていたのに、結局暗殺という力業でカタをつけちゃうんですね~。
 もちろん、偉大なるゴッド・ファーザーの死を待っていたというのが理由なんでしょうけど、・・・・それを踏まえても、だったら状況がこれだけ悪化するまえになんとかなったんじゃないかという気も・・・
 
  たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2023-07-24 00:50:39)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 500人
平均点数 8.55点
000.00% line
140.80% line
210.20% line
330.60% line
4102.00% line
5204.00% line
6265.20% line
7438.60% line
88216.40% line
910320.60% line
1020841.60% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.40点 Review42人
2 ストーリー評価 8.86点 Review68人
3 鑑賞後の後味 8.68点 Review61人
4 音楽評価 9.22点 Review75人
5 感泣評価 7.12点 Review33人

【アカデミー賞 情報】

1972年 45回
作品賞 受賞 
主演男優賞マーロン・ブランド受賞受賞拒否
助演男優賞ロバート・デュヴァル候補(ノミネート) 
助演男優賞アル・パチーノ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェームズ・カーン候補(ノミネート) 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ニーノ・ロータ候補(ノミネート) 
音響賞クリストファー・ニューマン〔録音〕候補(ノミネート) 
音響賞リチャード・ポートマン候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アンナ・ヒル・ジョンストン候補(ノミネート) 
脚色賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
脚色賞マリオ・プーゾ受賞 
編集賞ピーター・ジナー候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・レイノルズ〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1972年 30回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)マーロン・ブランド受賞受賞拒否
主演男優賞(ドラマ部門)アル・パチーノ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェームズ・カーン候補(ノミネート) 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
脚本賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
脚本賞マリオ・プーゾ受賞 
作曲賞ニーノ・ロータ受賞 

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