みんなのシネマレビュー

婚期

1961年【日】 上映時間:98分
ドラマコメディファミリー
[コンキ]
新規登録(2005-10-06)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2014-12-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(1961-01-14)


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監督吉村公三郎
キャスト京マチ子(女優)唐沢静
若尾文子(女優)唐沢波子
野添ひとみ(女優)唐沢鳩子
船越英二(男優)唐沢卓夫
弓恵子(女優)蓮子
三木裕子(女優)雪川マリ
藤間紫(女優)民江
北林谷栄(女優)婆や
高峰三枝子(女優)唐沢冴子
片山明彦(男優)村田
六本木真(男優)唐沢典二郎
杉田康(男優)支配人
田中三津子(女優)雛子
平井岐代子(女優)芳乃
倉田マユミ(女優)玉枝
中條静夫(男優)大薮
市田ひろみ(女優)そよ子
早川雄三(男優)警官
酒井三郎(男優)屑屋
夏木章(男優)怪しい男
横山明(男優)
清川玉枝(女優)宮尾リウ
脚本水木洋子
音楽池野成
撮影宮川一夫
製作永田雅一
企画久保寺生郎
配給大映
美術間野重雄
編集鈴木東陽
録音須田武雄
照明伊藤幸夫
その他東京現像所(現像)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 夫から「(結婚した理由は)見掛け倒しに引っかかったんですよ」と言われ「うふふ」と喜んでしまう京マチ子。若尾文子と野添ひとみはコンビ芸のような掛け合いを見せ、船越英二はお得意の(?)ダメ男ぶりで女のバトルの中で光る。そして影のMVPと言っていいのが北林谷栄で、お手伝いさんという少し引いた立場からこの家庭を見つめ、愚痴をこぼす。この婆やがいるのといないのとでは大違いだろう。こういう面々による一悶着がコミカルに描かれる。いや、もちろん本来これは兄嫁いびりどころの話ではない。次女&三女は本気で兄夫婦を離婚させようとえげつないことをしているのに、それでも確かにコメディに仕上がってるんだよな~。そして少々意外な結末と…。少し変わった作品だけど、なかなか面白かった。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-17 17:37:41)(良:1票)

8.《ネタバレ》 小姑姉妹がなぜ兄嫁をあれほど嫌うのかいまいちよくわからないので、意地悪な行動に説得力がありません。とはいえ、動機づけは映画的には重要ではないのでしょうが(あれこれ言っているけど、本人たちもちゃんとわかっているか疑問)。本作では言葉のやりとりと、そこから来るおかしみがポイントでしょうから。それにしても、いちいち面倒くさい人たちですなぁ。途中で嫌気がさししてきました。しかしその頃には次女の結婚話が持ち上がり、うまく話の方向が変わってうまく最後まで持って行っています。

それにしても最後になると、結局小姑姉妹が同居していたことがすべての元凶のように思えるのですが、それでいいのでしょうか。愛人問題も片付いたのかどうかわかりませんし。どちらにせよ、バカな人間たちがバカやっているのを笑う映画ですが、観ているこちらは笑いながらもだんだんとバカバカしくなってきました。面白いんですが、どうでもいいと言えばどうでもいい。ワイドショーでの芸能ネタがどうでもいいのと同じです。北林谷栄の婆やが一番まともに見えるというのは、皮肉が利いています。 アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-10 14:50:45)

7.コメディーとは言え、これが50年前以上前のリアルなのかはちょっと疑問。当時はどう受け入れられたのだろうか?今見ても会話がヤリスギというか無理があるというか。電話はあるが、テレビはなく、食卓囲んで家族団欒ってのが時代を感じるけど。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-23 10:39:58)

6.《ネタバレ》 登場人物のほとんどが何か性格が歪んでてまともな言動に乏しいのだが、脚本や演技は割とレベルが高いため、さらにモヤモヤ感が増幅されるという、困った作品。大体、若尾文子と野添ひとみを組ませて、あんな最低姉妹コンビをやらせるか。●北林谷栄の婆やの存在感は凄すぎ。あのまま行くと1人で全部持っていってしまうことになるため、後半、その存在意義を孫娘の方にシフトし、かつ出番を削っているのは、正解。●船越英二のダメ夫ぶりもどうしようもないんだが、実は防御力が一番強いのは、こういうタイプだったりして。何を言っても通用しないんだから。●最後、「夫婦は何だかんだあっても、元に戻るものなのだ」という着地も見事(このときの京マチ子の芝居の変化にも注目)。案外、離婚率が増加した現在こそ、こういうテーマが意味を持つんじゃない? Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-24 00:53:46)

5.古い映画ですがセリフとテンポがなかなか良かったです。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-21 17:27:58)

4.しゃべり倒している、という映画。
しかもこれが昭和36年の作品というのも意外だが、結局こういう日常だったのかと納得。この内容なのに飽きが来ないというのがなかなか凄いのかも。 simpleさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-18 21:46:50)

3.《ネタバレ》 これは面白い。女同士の言いたい放題ぶり、それぞれの言い分、言い訳、そのやりとりを面白く見られるのはこれは何と言っても女優陣の顔ぶれの豪華さと上手さ、京マチ子が常にめそめそしている脇で活き活きとしている姉妹、若尾文子と野添ひとみ、野添ひとみは相変わらずまんまだし、若尾文子に至ってはここでもまたなかなか見れない眼鏡姿でこれまた可愛い。そんな若尾文子のお見合いシーンの後の会話がとにかく笑える。毛がないからってそれに対する船越英二の発する台詞がこれまた笑える。船越英二、この俳優のカメレオン俳優ぶり、喜劇役者としての面白さ、笑わそうとしてないのに、笑えるところがこの俳優の凄さである。京マチ子との喧嘩も面白い。そして、みんながみんな自分勝手な中で、ただ一人普通にしている高峰三枝子、そんな高峰三枝子と京マチ子の二人、映画とテレビシリーズでそれぞれ「犬神家の一族」の松子夫人を演じているこの二人が同じ空間にいるというその凄さ、「犬神家の一族」の大ファンとしてはとても嬉しい顔合わせ、そういう楽しみもこの映画にはある。そうそう、忘れちゃならない女性達と言えば北林谷栄の存在も忘れてはならない。女優陣の演技、会話、女と女の男には理解出来ないような戦いなど見所十分!宮川一夫という日本映画史上最高の名カメラマンによる美しい映像も一役買っている。あれだけ喧嘩していて仲の悪い二人、京マチ子と船越英二がラスト、仲良く手を取り合ってのシーンもこの二人、喧嘩してばかりいても本当は仲が良く、喧嘩するほど仲が良いとはよく言ったもんで、なるほどね。この映画は正にそれを証明して見せてくれている。 青観さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-28 21:30:55)

2.《ネタバレ》 高峰三枝子演じる姉に、船越英二と京マチ子の夫婦、婚期を逸し焦っている感じの次女・若尾文子、恋愛と結婚は別と割り切っている妹・野添ひとみ。戦後から立ち直りつつ、ゆとりも出始めた中級階級の家庭が舞台なんですが、うーん、この家族はもう、手を付けられませんな。高峰除くみんなが自己中心的なエゴイストでして・・・それぞれが自分の事しか考えていないので、あらゆる所で衝突が起きる。特に京マチ子 × 若尾・野添姉妹 のいじめ合いは見ごたえ十分ですね。そして、みんなからあれこれ使い回しにされる、先代から遣えてきた女中・北林谷栄婆さん。彼女のドスの効いた台詞回しや、さりげない皮肉がとても面白かった。さすが「婆役の帝王」!どうも、お疲れ様でした(笑)
宮川一夫のカメラも、色んな工夫を凝らしていて面白い。

サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-03 13:11:41)

1.シュールなホームコメディ。京マチ子・若尾文子・野添ひとみがバチバチぶつかる女の戦いの映画。若尾文子ちゃんの三角眼鏡姿がかなりいけてる。目を細めてるとこなんてかわいすぎる。魚の骨を口から出すシーンとか微妙にエロいし、お風呂場でのシーンも必見。お見合いの後の少し脹れた表情もかわいい。ハゲの中条静夫が登場してからは野添ひとみが京マチ子に蜜柑投げたりとかなり面白い。締めがちょっとあまいけどかなり満足でした。 バカ王子さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-10 23:52:10)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
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5111.11% line
6333.33% line
7333.33% line
8111.11% line
9111.11% line
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