みんなのシネマレビュー

鞄を持った女

Girl with a Suitcase
(La ragazza con la valigia)
1961年【伊・仏】 上映時間:111分
ドラマラブストーリーコメディ
[カバンヲモッタオンナ]
新規登録(2005-11-07)【ケース・バイ・ケース】さん
タイトル情報更新(2017-12-23)【S&S】さん
公開開始日(1961-10-24)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ヴァレリオ・ズルリーニ
キャストクラウディア・カルディナーレ(女優)
ジャック・ペラン(男優)
ジャン・マリア・ヴォロンテ(男優)
ロモロ・ヴァッリ(男優)
脚本ヴァレリオ・ズルリーニ
音楽マリオ・ナシンベーネ
編集マリオ・セランドレイ
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


4.《ネタバレ》 クラウディア・カルディナーレ。そうか!この女優か!有名な人だけど、若いころの彼女の映画は初めてだ。薄幸な女性を見事に演じている。悪い男に騙されても、自分をしっかり持っている女性。その男のウブな弟が恋心を抱くも、イタズラ心は起こさず、真摯に向き合う。
彼女の顔にイタズラっぽい笑みは似合わない。
その後、元カレから暴力を受けたり、その上司に口説かれても、決して堕ちていかない。ただ目力がどんどん失われていく様子がしっかり描かれている。
ボロボロの彼女はトボトボと駅を歩いて、FINである。
悪い男がどうなるとかそんな展開はない。ただ観客はボロボロになっていく彼女が悪い女にならぬよう思いながら、スクリーンの手前でじっと観ている。
このような映画は、昔の汚い映画館がよく似合う。鑑賞後、シミのついた映画館の廊下を歩いて、彼女を思いながら帰路につくのが似合っている。
そんな映画でした。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-06 18:52:46)

3.《ネタバレ》 クラウディア・カルディナーレ、何だかとても美味しそうなお名前だな!のこのイタリアを代表する美人女優、勿論、名前は聞いたこともあるし、そういう女優がいたことも知ってはいたけど、今回、この作品で初めて彼女を見ることになる。もう、一発で惚れてしまいました。最愛の夫を失い、別の男には振られるわで散々な目に合いながらもそんな中で出会った自分よりも年下の男とのドラマの中で見せる苦しみ、苦しみに苦しみ抜いた上に出した決断、自分が年上であることの苦しみ、好意を抱いてくれた年下の男のことを思えばこそ自ら別れを告げることの苦しさがあの何ともやりきれない音楽と共に迫ってくる。途中、少しダレル感じがしたり、あの少年以外に出てくる男がどいつもこいつも本当に嫌な奴きりであったりと、色々不満もなくはないが、それでもなかなか見応えのある作品になってはいる。あんな良い女だったら、風呂の水をいっぱいにして零そうが許してしまいたくなる。クラウディア・カルディナーレ、また一人、好みの女優が増えてしまった。これを機に彼女が出ている他の映画も見てみたいと思いました。 青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-06-29 11:56:47)

2.イタリアのこの時代の作品は大好きなので、一つでも多く観ておきたいところだが、中でもこのヴァレリオ・ズルリーニの代表作の一つともいえる『鞄を持った女』は絶対に観てみたかった作品の一つだった。

主演は、“C・C”ことクラウディア・カルディナーレ。

ヴィスコンティ作品で一度観たことのある大女優さんだけど、彼女の代表作といわれるものを観るのは、これが初めて。


そして、監督のヴァレリオ・ズルリーニだが、彼の作品を観るのは『家族日誌』に次いで2作品目。

『家族日誌』はイマイチだっただけに、本作には大きな期待をしていなかったけど、その期待をいい意味で裏切って、十二分に楽しむことができた。


これをきっかけにして、ズルリーニにハマりそうな予感。

なんともいえない、文学的でもの悲しい雰囲気の作品を創る素晴らしい監督だなぁ、と今回見直したわけだ。


ジャック・ペラン演じる16歳の青い青年と、カルディナーレ演じる豊満な大人の女性との、淡くも切ないラブ・ストーリー。

ラブ・ストーリーとはいっても、少年の片想い的な状況なのだが、これが内気な少年の立場から丁寧に描かれており、なかなか引き込まれる。


どうみても不釣合いな二人。

不釣合いどころか、恋が成就する状態になり得ないくらいのギャップがある。

自分も過去に背伸びして、「じゃあ仮に付き合ったとしてどうなるの?」的な女性にゾッコン(笑)だった時代があるだけに、観ていてどうしようもなく辛かった。

逆に、口がうまくて社交的な男や、女性の立場から観たら、どれだけ少年に感情移入できるだろうか。

そういう意味では、観る人を選ぶ作品。


そして、口ベタなクセに何故か、快活で大人な女性に恋をしてしまいがちな男性諸氏には、必ずやハマれる作品ではないだろうか。

ハマり過ぎて、過去の辛い想い出に涙しないように要注意。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-02 11:28:08)

1.《ネタバレ》 BSで放送されていたのを見ました。
クラウディア・カルディナーレが一躍有名になった作品であり、彼女自身も最も思い入れの有る映画だそうです。
夫に先立たれ、愛した男にも捨てられるという酷い目に遭った女性を、その男の弟である少年が一途に思い慕います。
大人の女性と、彼女に恋してしまった純情な少年との交流を描いていますが、二人の心の動きがとても丁寧に描かれていて、見ている内にぐいぐい引き込まれました。
非常に良い作品だと思いますが、残念ながら日本ではビデオ化もDVD化もされていないとの事。
そのせいで、CCの出世作にも関わらず、本作の知名度が低いのは残念です。
是非ともDVD化して欲しいものです。 ケース・バイ・ケースさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-07 01:17:24)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
600.00% line
7375.00% line
800.00% line
9125.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS