みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
17.なじゃこりゃ。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-05 23:38:14) 16.《ネタバレ》 設定にはそそられます。でもちょっと訳がわからなかったです……探偵が自殺したのは彼もレミング病だったからでしょうが、でも彼もあの音楽を聞きましたよね?(そもそも演奏者自体が自殺してますけど…)一時的ってのが本当に一時的だったからなのか、なんだかんだでやっぱり気の持ちよう次第だったのか。 肝心の音楽は、色んなモノから音をサンプリングしているので「どんな曲ができるのかな?」と思っていたのですが、結局のところロック…というかヘビメタでガッカリしました。うるさいのに音量を下げると台詞聞き取れないし… 無音の状態でやたらと長ったらしいシーンを撮るのもなんだか悪い意味で邦画のこだわりみたいだなあ。 設定にはそそられるんだけどなあ… 【えむぁっ。】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-12-15 10:03:23) 15.《ネタバレ》 駄目だーーー!あの音楽が最悪すぎるーーーーーー!救われない。 【まりんこ】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-12-14 15:59:16) 14.冒頭の無造作に死体が転がるどこだかわからない異国感溢れる風景にとんでもなく引きつけられるのだが、そんな終末ワールドとは不似合いなペンションに場を移すと岡田茉莉子が岡田茉莉子としてそこにいるとしか思えないぐらい、ペンション同様にこの映画の世界に溶け込まない存在感を発揮しながらしゃべりかけてくる。コメディか?と思う間もなくコメディでしかあり得ないようなキザな格好をした探偵が現れ、とあるバーにて『ガルシアの首』だったか、聞き込みをしていると女が色仕掛けで寄ってきたかと思うといきなり殴り倒すというシーンをそのまま真似して見せ、やっぱりコメディなのか?と思ってると筒井康隆がなんだか腰を低くしてしゃべり続ける様がどう見てもコメディでしかないと確信を持たせてくれるのだが、こちらがやっとコメディの心構えができ、黒沢清とは全く違う終末ワールドのそのゆるーい感じに浸っているとフラッシュバックで浅野の元カノのビデオ撮影とか自殺とかが映され、せっかくのゆるーい感じを遮断してしまう。いったいなんなんだ。正直、面白くない。のだが、ついていけないから面白くないのだろうから、それじゃ悔しいので、その後、日を置いて2回、つごう3回鑑賞してみたのだがやっぱりよくわからん。ただ、初見時の不快感にも似たイライラはなくなって、むしろこの映画、べつにイヤじゃないって思うようになった。またいずれ見る機会がくるような気がする。というか、見たいかもしれん。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-11 12:26:30) 13.《ネタバレ》 ワンカットが長い。疲れる。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-01-13 14:20:58) 12. いやー、つまらなかったなぁ。何か起こるかと思ったら何も起こらなかったって感じです。いい役者を使ってもつまらないものはつまらないということを実感しました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2008-01-13 10:23:55) 11.青山作品の持つ特有の色合いと、一見なんてことのないように思われる風景描写が素敵な作品。しかしそれ以外にそそられる部分はなし。青山真治は紛れもなく現代日本映画界を代表する監督の一人だが、ここ最近の彼の作品については疑問符の連続である 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-09-04 09:44:57) 10.《ネタバレ》 本来ならこのような作品は大好物なんですが、イマイチ乗り切れませんでした。 その理由を考えていたんですが、 この映画が、いかにも深そうな撮り方をしていながら、 内容としては非常に底の浅いものに感じられてしまったからではないかと思います。 セリフだけなら二三ページに収まるくらいだし、 人によっては騒音とすら思うような音楽が全編流れています。 まぁ自分はあのような音楽はわりと好んで聞くほうなんですが、 それでもこの点数なのは、どうもそれで内容のなさを隠している気がしてしまうからです。 自分の映画の読解力がない、といえばそれまでなんですが、 少しばかりもったいぶった撮り方なのに二回三回見たくなる内容を読み取れませんでした。 【ご乱心 jet city】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-08-20 15:36:10) 9.《ネタバレ》 最初のシーンから引き込まれること間違いない。ワンカットがとても長い場面もあるがそれも良い。独特な雰囲気、空気が心地良い。音も全然不快じゃないし、何かパワーをもらった気がした。これぞ映画という作品でした。 【マサ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-25 21:44:43) 8.《ネタバレ》 未知なウィルスによって自殺してしまうレミング病。ある2人のミュージシャンの曲だけがその病気を阻止してくれる。「心が純粋な人から病気になってしまう。だから私たちは後回しね」みたいなセリフを言った岡田茉莉子のシーンが印象的です。なんとなく面白そうな雰囲気はあるんですが…この浅野忠信の演技というより作り出す曲が、あまりにひどかった。正直言ってこんな曲聴かされたらこっちは病気になりそうです…笑 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-06-24 00:42:22) 7.内容云々以前の問題として、音が不愉快だった。音量を下げてなんとか乗り切ったけど、スピーカーが壊れるかと思った。演出として、そういった音を使うのは仕方ないとしても、ちょっと長過ぎて僕の耳では耐えられなかった。冷静になって内容を評価するにしても、死んでるはずの人間の足がピクピク動いてたり、演技が???だったり、B級っぽい面が目立ってたような気がする。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-03-14 14:03:34) 6.《ネタバレ》 正体不明のウィルスによって自らの意思とは関係なく自殺してしまう"レミング病"が蔓延する近未来のお話。レミング病は視覚映像によって伝染し、確実に死に至るという。まさに死に至る病である。 レミング病とは何か?それは死に至る病である。 死に至る病とは何か?それは絶望である。 作中の浅野忠信演じるミズイが相棒アスハラの自殺を目の当たりにしてつぶやく。 「病気の自殺と本気の自殺とどうやったら区別がつく?」 『死に至る病』の作者キルケゴールによれば、その区別は様々あれど、やはりそれは同じ罪としての絶望である。絶望を知り、それを克服する意思があるとしても、自己自身を抱えている以上、それは同じように絶望なのだと。本当にそうだろうか? ウィルスによる絶望というのは、外敵、非自己による自己化ともういうべき自己の病への囚われ、第5の絶望、現代という無自己を絶望と化した時代のメタファーだろう。『ユリイカ』の監督である青山真治は、この最新作でそういった新しい絶望も含めた全ての「死に至る病」に対する抵抗を試みている。僕にはそう思えた。 アスハラが自転車をこいでミズイに会いに行く短い映像。その音楽。生きること、死ぬことに根源的な意味がある以上、僕らは常に本気でいるべきなのだと。少ないセリフの中にも僕にはそういった輝きを感じることができた。映像の一つ一つに抵抗としての生を感じることができた。 絶望に囚われ、それでも自己自身であり続けようとする。 自らの生を受け入れ、自らで選択する。 恣意的のようでいてとても示唆的な映像。 素晴らしい映画。 絶望につけこまれ、、、腹いっぱいになっても、、、死に至るか。。。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-01-27 01:15:50) 5.んー・・・観た時のコンディションが悪かったのか、単に自分に鑑賞眼がないのか、きっと後者だと思うのだけれど、、観終わって思ったのは「良いのか、これで?」ということ。浅野忠信出して宮崎あおい出して、いかにも「前衛でござい」てなノイズミュージック鳴らして、岡田茉莉子出して往年の日本映画へのオマージュをチラ見させて、不条理で殺伐とした死を描いて、それ「だけ」で良いのか?やっぱ自分に見る目がなかったのか、それとも丁度直前に「父親たちの星条旗」観ちゃってたからなのか、、んー、「ユリイカ」は好きだったんだけどなあ・・・。 【ぐるぐる】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-11-15 18:24:59) 4.これは劇場で観るべきでした。というかウチの地元でこれが確か公開されてなかったような。。。架空の病気を演じた宮崎あおいは、やはり素晴らしい演技を見せたし、中原昌也という特別枠も大変な働きをみせた。浅野さんに関してはもう安心してみていられる感さえある。音楽にノイズというかサウンドコラージュというかを持ってきたのは驚かされる。様々な道具と楽器から掻き鳴らされる音、そして東京節やあの軽快なラジオ。音によって我々に様々な方向に感情を動かすという作業を成した。音に対する考えを変えられた人も少なくないのではないか。といった様々な観ている側への働きかけと挑戦に感服するしかない。 【アンリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-17 19:20:20) 3.久しぶりに、こういう「言葉」で説明するべきではない映画を観たような気がする。数年前までは、こういう映画ばかり観ていたものだが……。 “人を自殺に追い込む”奇病の世界的蔓延。 人類に残された道は、もはや「滅亡」しかない、という無力感から始まるこの物語。 唯一の“救済”の可能性として、僻地にて隠遁生活を送る二人のミュージシャンが放つ「音楽」を求めて、少女がやってくる。 はっきり言って、そのストーリーには、リアリティもなければ説得力もない。非常に脆弱な物語である。 しかし、この映画の「目的」は、ストーリーを繰り広げるというところにない。 “救い”として取りざたされる「音楽」そのものが、この映画の主題であり、主人公である。 その音楽でさえ、造詣のない者にとっては始めのうちは、ただの「騒音」でしかない。 ただただ“騒がしい”だけの爆音に、思わず耳を塞ぎたくなった。 確実に中だるみも、する。 が、非常に不思議なのだが、映画が展開してゆくにつれ、次第に「騒音」が何かしらの意思を持った「音」へと変わっていき、「音楽」となって脳内に染み渡ってくる。 そして、「音楽」はついに神々しいまでの「振動」となって精神を包み込んでくる。ような気がした。 元来得意なタイプの映画ではなかったが、その奇異な新体感と、絶対的に特異な映画世界の中に、ごく自然に息づいてみせた浅野忠信と宮崎あおいの存在感は、価値の高いものだと思う。 人が「生きる」ということに本来意味などない。生きたいから生きる。ただそれだけのことだ。 ならば同様に、「死ぬ」ということにおいても、意味などないのだろう。 すなわち、もしそれらを促したり、抑止したりする「方法」があるとするならば、そこに「理屈」などある筈もない。と、いうこと。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-13 00:06:36) 2.《ネタバレ》 冒頭から「ジェリー」のような横移動。この雰囲気で一気に引き込まれる(でも本当は「風の谷のナウシカ」の冒頭っぽいと思った。ガスマスクもしてるし)。レミング病という死の病、それを薄っぺらく語るラジオの声、何気ない風景に突然出てくる死体など、終末観の語り方が魅力的である。「レミング病という人類に絶滅をもたらす病気が蔓延していて、この病気を防止する為にはある音楽を聴かなければならない。そして、レミング病に感染してしまったある少女がその音楽を演奏するミュージシャンのもとへと向かう」という、この図式も興味深い。主人公が世界を救うという、物語が世界の中心にあるような感覚がこの映画にはある。いや、もちろん正確には違っていて、浅野忠信と中原昌也の音楽は病気を防止するだけで治す事も出来ないし、彼らは救世主というよりは隠遁者で、音を奏でる事だけしか興味がない。でもそういう所が逆に救世主的だったりする。使い古され枯渇したはずのこの構図を再び作り直すようにして、さらにこの映画では爆音という飛び道具を用いる。あの爆音の強度があるから、この映画で規定した中心は揺るがないのだと思った。そしてこの強度と対をなすような中原昌也の微笑や探偵役の戸田昌弘の陰、これがとてもいい。冒頭の砂嵐と対照的な雪のラストシーンも良かった。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-20 12:52:25) 1.大地にドカンと据えられたスピーカーから流れる<音>、マイクスタンドには友の死を弔う黒い帯が喪章として風に揺れており、その黒い帯が目隠しとして少女に装着される。ここで黒い帯は、少女から視覚を奪うと同時に我々観客に<音>が主題であることを駄目押しのように分からせるのですが、さらに喪章という死者への鎮魂機能が目隠し→<音>により死者との再会機能に反転し、またそこに生者でありながら死者である少女の蘇生機能が重なることを悟った時、浅野忠信によって掻き鳴らされる<音>が身体に裕福に沁みていったのであります。 ♪パイノパイノパイ~・・・「東京節」を口ずさみながら劇場を出ましょう。 【彦馬】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-17 23:25:10)
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