みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
53.《ネタバレ》 温暖化防止の宣教師と化したゴアは情報伝達の手段として映画を利用した。そうすることで彼は1000回の講演を行なうよりも、大きな効果を得ることができたと思っている。少なくとも日本人は映画化にしたからこそ、ゴアの話を聞くことができた。聞いてどう思うかは人ぞれぞれだが、「より多くの人に自分の話を聞いてもらう」というゴアの当初の目的は達成された。その話のなかでも「ぬるま湯のかえる」の話は面白い。温暖化問題は今すぐ生活に影響を与えるものではない。だから冷え症の私は、少しぐらい温暖化になってくれたほうが冬は助かるとまで思っている。もし今すぐ私が温暖化でダメージを受けたならば、そういう甘い考えも吹き飛ぶはずだ。だが残念ながら温暖化問題はぬるま湯である。多くの人は当分温暖化によるダメージは受けないだろう。そして気がついたときにはかえるのように破裂している。私は「地球」というのは1つの生命体だと思っている。地球は人間と同様に免疫力を持っている。地球はいま、自身の生命が人間という悪質なウイルスによって脅かされていることに気がついた。いずれ自己防衛本能を発揮し、人間を淘汰しようとするのではないか。たとえばエイズ。あれは性の冒涜に対する神の罰ではない。熱帯雨林を破壊したことによって生まれた環境病である。エボラ、鳥インフルエンザもしかり。野焼きの一番の恐さは未知の病原体の発生である。このように温暖化問題にかかわらず、人類が地球にとって害のある存在である以上は、地球は自身を守るために、あらゆる手段を用いて人類の人口を調整しようと試みるだろう。エイズやエボラは地球の防衛本能なのだ。それが地球の免疫力だ。おそらく温暖化問題はエイズやあらゆるすべての問題と直結しているはずだ。 【花守湖】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-02-25 19:07:19)(良:2票) 52.《ネタバレ》 大統領選で僅差で敗れたゴア氏は、こんなことをやっていたのか。彼は地球温暖化問題、つまりは地球環境問題に長く取り組んできたようで、今は世界中をこの問題の啓蒙のために飛び回っているそうだ。この作品はその講演内容をシンプルに映像化したもの。だから映像的に斬新であるとか目新しいとかいうことはないのだが、今地球に起こっている「不都合」どころではない背筋も凍るような驚愕の真実が、ゴア氏のユーモアを交えた巧みな話術と、豊富なデータによって明らかにされる。皆さん環境問題、地球温暖化と耳タコでしょうけれど、目を背けずにこの現実を見てください。ほんと地球マジヤバイです。しかしこの作品の良いところは、危機を煽るだけ煽って、はいサヨウナラ、ではないところ。アメリカ人らしい、明るさといおうか、前向きさ、といおうか(一番CO2を吐き出しているのは当のアメリカ人なのに・・・)、これだけ絶望的なデータを示しながらもなお「希望を捨てるな、我々は今まで幾多の危機を乗り越えてきたではないか。この人類未曾有の危機も必ず乗り越えられる」と訴える。それは特別なことではない。エアコンの設定温度を上げましょう、公共交通機関を使いましょう、リサイクルしましょう、といったことだ。正直なところ、それも焼け石に水かもしれないと思う。でも、何もしないよりは少なくともましなのだ。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-21 01:51:17)(良:2票) 51.何でしょう、映画としていいものなのかと言うと、多少疑問にも感じてしまいます。 映画館で、この作品見ます?というのはありますが、ドキュメント好きな私としてはメッセージに芯があるいい作品と感じました。 それでも多くの人は、この作品を見たからと言って、表面的な情報しか理解できないでしょうし、一過性の感情しか持たれないだろうと感じます。そういう意味では、ゴアさんにとっては、映画でみせることで終わりにするのではなくて、これからのそれこそゴアさんの行動でしか、この映画で伝えたい温暖化の問題の解決はできないでしょう。 多くの民衆は、温暖化問題にあたる政治家を支持することしかほとんどの人はできないですからね。議会では、議員の心をつかめなかったのだから、民衆の支持を得てという考えがあるのでしょうから、ゴアさんあなたの行動はこれからに期待です。 温暖化の問題の映画ですが、二酸化炭素と地球の平均気温の関係は、何か因果関係があるのでしょうが、地球の平均気温は太陽の活動に大きく影響しているみたいです。ここ数年は、太陽は黒点の数が減って、活動が活発になってるから、平均気温が上がっているという説もあります。実際どれが真実かはわかりません。この映画で示されたものが本当に真実かはわかりませんのよ。 まぁでも、 人類が温暖化なり環境問題で困れば、人や食料の数はおのずと減っていき、人口も大幅に減って、困れば、困るほど戦争なんか起きちゃたりして、自然はおのずと回復してくるので長い目で見れば問題ないんですよね。地球の周りにオゾン層さえあれば、きっと。 二酸化炭素の排出量を規制したりすることは、いいことかもしれませんが、自然をコントロールしようとするのがそもそもの間違いで、人間という動物は自然の中で生きているのです。自然とともに生きてるんじゃなくて、自然の中で生きているんです。 自然を制圧しようとしては、いけません。ただ人間がしなければいけないことは、本当にしないといけないこと、本当の真実を見つけること、そのことを人類は、ずっとし続けなければいけません。 そうしないと、人間という動物は自然淘汰されちゃうからね。 【杉下右京】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-05-07 05:27:00)(笑:1票) 50.《ネタバレ》 初レビューです(^_^;) 初レビューでこんな評価はどうかとも思ったでのですが、「点数配分の参考」をみるとこの点数になってしまいました。 わたしがこの映画を見た感想を端的に表現すると、「なんだ、地球温暖化の問題って、疑似科学だったんだぁ」でした。 映画の中、ゴアさんは、様々なデータで産業革命以降、地球の平均気温が上がってきていること、そして、その結果、様々な問題が引き起こされることをさもセンセーショナルに訴えています。 しかし、CO2排出量と温暖化の「相関関係」を示すデータは提示しても、「因果関係」を示すデータは全く提示されていません。 また、温暖化に伴って起こると予想されている様々事象の中に「多剤耐性菌」の問題があがっていましたが、多剤耐性菌の問題は、「温暖化」ではなく「抗生物質の濫用」のほうが原因では?(^_^;) さらに、温暖化懐疑論者のデータは全く提出されていません。どんな根拠で否定しているかを見せてもらえなかったので全く説得力を感じませんでした。 「温暖化」が起こっていないとする科学者は、懐疑論者の中にもほとんどいないというくだりには、あきれてしまいました。「温暖化」は起こっていると科学者のほとんどは思っているのに、温暖化防止のキャンペーンに賛成しないのは政財界の圧力が原因だと匂わせる結果となっているのですが、「温暖化」が起こっているのは、データから明らかな事実ですので、これを否定する科学者がほとんどいないのは、当たり前でしょう(^_^;)懐疑論者が問題としているのは、温暖化の原因がCO2排出に代表されるような「人間の生産活動に主たる原因があるのかどうか」ということだと思うのですが。 ゴアさんには、この辺のところをプレゼンでしっかりと語っていただきたかったのですが、まったく期待はずれでした。 わたしが「おかしいな」と思う点はこのくらいでしょうか。 きっと、専門の理科系科学者や、専門の気象学者、環境学者がみたらもっとたくさんのおかしな点があったでしょうね(^_^;) 正直、こんな、素人にもつっこみどころ満載の杜撰な内容の映画が、各方面から絶賛を受けてるらしい事には非常に驚きでした。 こんな映画見たら、わたしや「かねたたきさん」のように「地球温暖化防止」のキャンペーン自体に疑問を持ってしまうのが普通なんじゃないでしょうか? 【りけい】さん [映画館(字幕)] 2点(2008-02-17 21:51:47)(良:1票) 49.評価は2分する。先ずドキメンタリー映画としての評価!アル・ゴアが出ていて、現状の地球温暖化に関するデーターをスクリーンに映し出してそれを説明する場面が殆ど、たまに彼の実際に活動しているわざとらしいシーンが織り込まれていているだけ!これってわざわざ映画で上映する必要が有ったのだろうか?と疑問に思う・・・・・が、もう一つの評価としては、ここまで地球を壊してきた人類への警告!そしてこれからの人類がやらなければならない事、自然と人類との共存、これは確かに考えさせられる。・・・・・う~ん。つまりこれはテレビの特番か何かでやってくれれば、10点と言うことだ! 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-02 15:18:50)(良:1票) 48.《ネタバレ》 実によくできたドキュメントであり、老若男女問わずに聞き入れるエンタテイメントな講義であり、そして狡猾とも真っ当とも取れるゴア氏の政治的アピールでもある。姉や子供を襲った悲話や、エコにオヨビゴシな政治家(ブッシュ他)のコメントなどに政治家としてのアザトサなんかも見え隠れしたが、日本のどこかのキレイ事とパッシングしか能のない某政党に比べれば極々真っ当だし、至極フェア。やるなぁ、ゴア。日本の政治家もこういう作品を取ってみるのも一興ではないでしょうか。少なくとも国民の政治離れや投票率の低下に一役は買えるのでは?と考えてみたり。…気にし過ぎなのだろうが、どうも政治的な戦略を深読みしてしまう。しかし、ここは素直に警鐘の鳴りの良さに感心してイイと、思います。冷笑する程度の芸しかないニヒリストや、一部の胡散臭いナチュラリストのウザイ熱意に気後れする必要もないと、思います。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-31 00:06:05)(良:1票) 47.《ネタバレ》 「問題なのは無知ではない、知っているという思い込みだ。」 冒頭に出てくるマーク・トゥエインの言葉が、地球温暖化をはじめとする環境問題を推進する上で認識しておかなければならない事だと感じました。日々のニュース等で出てくるCO2削減等の記事を追っただけで、分かったように思っていないだろうか?現在、何が起こっていて今後どうなるのか少しでも分かっているのか?いろいろな問いが観終わった後に自分の中に出てきました。 ゴアの推測が100%正しいかどうかはわからないし、反論する人も多数いるのでしょうが、とにかく、現在実際に起こっていることを提示してくれただけでも、この作品を観た甲斐があったと思います。 非常に内容もわかりやすいので、環境問題に興味を持たれた方にはお勧めします。なお、衝撃映像集みたいなのを期待される方もいるかと思いますが、基本的にはゴアの講演会に映像をプラスした内容になっていますのでご注意を。実際、私の周りでもイビキをかかれている方がチラホラ見受けられました。) 【TM】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-21 20:16:16)(良:1票) 46.《ネタバレ》 ゴア元米副大統領による地球温暖化問題啓発プレゼンテーションフィルム。素人を対象にしたイメージ的な分かりやすさに重きを置いているものの、思いのほか新しい発見があって有意義でした。千回以上場数を踏んだだけのことはあるのですが、準備が行き届きすぎていて、わざとらしさが鼻につく感も、なくはないですかね。とはいえ、政治家としてライフワークとして一つのテーマを追求し続け、それを発信し続ける姿勢には素直に感心しました。興行場も成功を収めているようで、そちらの方も凄いことです。私の認識として、地球が奇跡的に生物が生息できる環境を保てているのは、絡み合うさまざまな因子の収束性向が発散性向を上回っているためという感覚が、何とはなしにあるのですが、極地の氷が解けて海水になると、氷の時は反射していた日射を吸収するようになるという話は、今まで聞くことの少ない発散性向を持つ因子として興味深いと感じました。それでも発散しかけると、他の因子のより強い収束が働いて、周期運動になるようなイメージがありますが。何の根拠もない感覚的な話ですが。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-08-22 19:18:27) 45.《ネタバレ》 アル・ゴア氏による地球温暖化防止についての講義収録VTRだね。映画としての評価は難しいですよ。私たちが発展するために地球を壊している。まさに自滅しつつあるんですな、我々は。13年前の作品なので、情報は大きく変わっているんでしょうな。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-08-30 00:37:21) 44.アル・ゴア氏の活動の様子も挿入されますが、大半はゴア氏の講演で構成されています。 映画館で上映する作品として、これでいいのだろうか?という思いも本作に関わった人達の間にあっただろうと思います。 映画として趣向を凝らすよりも、ゴア氏のメッセージがストレートにダイレクトに伝わるこのスタイルを選んだ。 時にユーモアを交えながらもスマートに、時には熱く語りかけ問いかける氏の講演に引き込まれました。 僕もそうですが、地球温暖化は重大な問題であると理解していても、講演や勉強会に出かける人は少ないだろうし、 映画だからこそ、アカデミー賞受賞作である本作を通してゴア氏の講演を見た人も多いと思う。 映画だからこそ、TVでも映画の枠で何度も放送されるし、DVDにもなる。人々が問題意識を持つきっかけになっていく。 本作が製作されて早いものでもう10年。多くの人が関心を持ち、当時は随分話題になりました。 これを映画という形で発表したのは正解だったのだと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-17 21:09:51) 43.《ネタバレ》 まず、へ~~あのゴアさんがこんなことしてたんだーー、的感心。地球温暖化についてとてもわかりやすく説明されてるし、とても興味深いがある意味退屈。というかぶっちゃけ映画っていっていいのかなレベルと思うけどコレ。どなたかも書いておられたが、講義ビデオbyゴアさんバージョンでしょ。点数は純粋に映画としては、の点数で、温暖化の問題提議とすれば10点満点。やっぱり子孫にこの美しい地球を残してあげたいから。でも一個人じゃどうしようもない気がするなぁ、やっぱり国レベルでのお話しなんじゃないだろうか。というと政治家の仕事か結局(笑) 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-16 14:22:48) 42.大変わかりやすく説得力のあるプレゼンテーションだろう。地球温暖化はもはや人類だけの問題ではもなく、地球に住むすべての生きものの生存に関する問題とすら言っていいだろう。そして私たちの子どもや孫、そのまた子どもや孫の代まで住みよい地球を守らなければならない。多くの人に見てもらいたい映画だが、問題(ツケ)を先送りし、地球の悲鳴が聞こえない政治家と経済人にまずは見てもらいたいと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-07 20:07:28) 41.《ネタバレ》 言っていることは分かりやすくて説得力がある。しかし、これは当時リアルタイムに見ないと時間と共に情報が陳腐化する内容なのも事実。最後に字幕で「~しましょう」的な文言が並ぶのがちょっと説教臭くて好きになれなかった。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-04-05 14:57:27) 40.《ネタバレ》 内容的には大事なことを言っているとは思いますが・・・ただスタジオの人たちに向かって延々と喋られるのをそのまままとめられても、映画という形では評価のしようがない。これは講義収録ビデオですよね? 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-04 00:46:01) 39.つくづくアメリカ大好きな監督がアメリカ万歳のためにアメリカ好きの元時期大統領が出演した感じ。いまこの時期に日本人がみても、で?ですむドキュメンタリー。それくらい目新しくも何もない。別に言ってることまちがってないと思うけどその本人が未だにベンツ乗ってたり全然エコじゃなくびっくり。資料もどの季節のどの写真なのかって説明もないし。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-03-03 22:56:06) 38.2012.02/29 鑑賞。話題の作品だったが見逃す。製作日より6年たった。以後の状況は如何に? ゴア氏がゴルフのトム・ワトソンに似て、温厚で、優しく、誠意のある紳士の感強く、政治家には向いていないように感じる。大統領選の負け方も陰謀?の匂いが漂っていた。 作品としては映像美を駆使しデータに基づく説明で解かりやすく納得する。でも人間のエゴには負けるのではないかと心配。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-29 16:36:44) 37.あくまでもドキュメンタリーとして淡々と進んでいくので、少し退屈かもしれない。 その後この映画の間違いなども指摘されたが、全てが間違っているわけではないので、一概に切り捨ててしまうのではなく、この映画で少しでも問題意識を持つ人が増えればいいと思う。 【Sugarbetter】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-21 19:58:25) 36.伝染病の部分などやや強引な面はあるけど、地球規模の問題を考えさせるには十分な内容。 【noji】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-07-27 15:59:17) 35.《ネタバレ》 映画ではなく講義。満点を付けることで1人でも多くの方が興味を持って観ていただければそれで良い。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-04-02 22:38:55) 34.映画と言うより大学の講義のような内容。アル・ゴアはさすがに「一瞬大統領になった男」という所か、さすがにプレゼン能力は高い。政治的な主張はそれほど強くは無いのが良かった。映画として評価したり批判したりする部分は無く、要はプレゼンなのでぜひ見て自分で判断して行動してほしい。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-04 06:32:35)
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